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3年越しのフラッグシップ

オリンパスのE-M1はこの秋新型へ?

まだ噂だが…

もう、このオリンパスの次期フラッグシップの話も何度もしてきたが、未だ確定できるような情報が出てこない状況が続くというのも、実にしんどいものである。
私自身、マイクロフォーサーズはフルサイズよりもアマチュアよりのカメラという位置付けと考えている。なので価格はほどほどにしていかないと意味がない、と考えているのだが、期待される性能を考えると、どう考えても高額化していくように思えてならない。
今噂されている機能だけでも、これらを全て実装しようと思うと、相当な価格になるのではないかと思えて仕方が無い。
以下が、デジカメinfoで噂されている機能である。

・ソニー製20MPセンサーまたはオリンパス設計ソニー製造のセンサー
・オリンパス初の4K動画
・デュアルSDカードスロット
・手持ちハイレゾモード
・AF性能の大幅な改善
・新型の高解像度EVF

この他にも噂はあるが、実装される性能という事で絞るとこんなものである。
特に気になるのは、オリンパス設計ソニー製造のセンサーが搭載された場合で、おそらくこうなると像面位相差AFを搭載しフォーサーズ規格のレンズが使えるようなセンサーに確実になってくるという事。
また、手持ちハイレゾモードが搭載されれば、三脚必須だった同機能がより実用的になるばかりか、今後のデジカメ撮影を変えていく可能性が出てくる。
またミラーレスの弱点とも言われているAF性能の改善は、プロスポーツ撮影を可能とするレベルでオリンパスは実装する事を明言していたが、これが現実の物となれば、ミラーレスというカメラの存在を一変する事ができるかもしれない。
こういう機能を盛り込んでいくと、価格が安いわけがない。考えればわかる話である。

それでも…

オリンパスは以前、E-PL8を発表するとしていた。
ところが最近はその噂を全く聞かなくなった。これが何を意味しているのかはハッキリした事はわからないが、オリンパスは製品群を整理し始めているのかも知れない。
高性能PENの存在とOM-D下位モデルの差がなくなり、場合によっては逆転現象も起き始めている。
そしてPEN-Fの存在。これが決定打とも言える。
これら乱立した製品群を再整理し、価格と性能をわかりやすくする…そうする事で必要とする顧客の整理をしつつ、ムダのない製品構成にしていくと考えると、計画を見直す事はメーカーとしてむしろやっていかねばならない事である。
もしそういう事実があるとするなら、多分ソニーの熊本工場問題は、オリンパスにその時間を与えるきっかけになったのではないかと思う。

まぁ、それは売る側の問題で、実の所私はそれによってまた心配をしなければならなくなるのである。
次期E-M1の価格は、初代とあまり大きくは変わらない、という噂が出ていたが、その噂も白紙になる可能性があるからだ。
消費者サイドで考えれば、価格は安い方がいい。これは私が当初から言っていた事であるが、E-M1の存在はフラッグシップでありながら、その製品の手の届きやすさが魅力だったワケである。
だが、次期E-M1はその搭載する機能を考えると、その最大の魅力を失い、よりフラッグシップとしての格を手に入れる可能性がある。
ファンからすれば、実に悩ましい話である。

何はともあれ、まだ噂ではあるものの、9月19日に発表される情報が本当なら、そこで価格も発表される可能性が高い。
あまり高くならない事を祈りつつ、その時を待つことにしよう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. ruser より:

    E-M1mkⅡには大いに期待したいですねー。
    でも、武上さんが危惧してる価格は、かなり高くなるような気がしてます。
    フラッグシップとしては機能全部入りは当然だろうし、PROレンズと同じくm4/3で出せる性能を出し切る設計を目指すんじゃないかと思うからです。
    フォーサーズレンズ群を使えるのが実質E-M1だけと言う現状を引き継ぐなら、OLYMPUS設計のセンサーだろうし。
    E-M1系はプロまたはハイアマチュア用、E-M5系が一般的なミドル機、E-M10系がエントリー向けと、OM-D 内の位置付けを明確化してくるのでは無いでしょうか(今でもそうですが、M5とM10がもやもやしてます)。

    とは言え、私もm4/3機は手の届く価格帯であって欲しいと思います。
    …PROレンズは既に手が届く範囲から外れてますがw

    • アバター画像 武上 より:

      マイクロフォーサーズの価格がフルサイズと変わらなくなったとき、私はほとんどの人はフルサイズ機に移行してしまうんじゃないかと思っています。

      もっとも、小型軽量を目指すならフルサイズだと重くなる…と言われるかも知れませんが、少なくとも小型という面においてはソニーのα7系が小型化には成功していて、フルサイズだから大きいという常識を覆してしまっています。

      だからもし本当の意味でプロ級画質を求めるとなると、私はどうしてもフルサイズに動くと思うんですよね。
      レンズだって昔から比べれば高性能&小型化してるし。

      その時、じゃあマイクロフォーサーズの立ち位置は?となると、やっぱりちょっと立ち位置が揺らぐワケです。
      この辺りは、デジタル世代のカメラとしては、ポジションを確立しにくい状況なんじゃないかと思います。

      私が一つ行き着いた理想の答えとしては、カメラ本体はデジタル技術で低価格化を実現できるとして、メーカーの高付加価値からくる利益はレンズで稼ぐ…そんな構図です。
      光学技術の塊であるレンズは、どうあっても精度を求めると高価格化するのは当たり前なので、デジタル技術で価格を抑えられる本体はそこそこに…この方が、本体普及台数が増えて結果としてシェアを広げられるので、理想的と思うんですけどね。

  2. ruser より:

    なるほど。
    ボディの寿命はレンズに比べてかなり短いし、レンズをそのままにボディだけ買い換えていくのが普通だと考えると、利にかなった売り方ですね。
    そうしてもらえるとホント助かりますw

    m4/3の位置付けですが、機動力を生かせるフィールド(動物写真や山岳写真)か散歩や旅行等の荷物を減らしたいときに重宝すると思います。
    前者がOM-D(E-M1かE-M5シリーズ)で、後者がPENですかね。
    PEN-F は趣味のカメラなので特種として、とにかく機動力が一番の特徴だと思います。
    そこを生かせるカメラなら、需要はあると…思いたいです。

    正直、体力の無い私では鞄と機材で4kgを超える荷物を担いで10kmも歩くと、カメラを構える元気も萎えてしまうんでw

    • アバター画像 武上 より:

      デジタル技術って他に転用する為のコストが光学技術より安く上がるハズで、しかも複数の機種で同じデジタル技術を利用するとさらにコストが安くなるという側面があるから、カメラ本体はレンズよりも価格を下げやすいハズなんですよ。
      もちろん、フラッグシップとして高度な機能を搭載するとなると、その開発費は上がるでしょうから、当然値段は高くなりますが、他機種に転用できる部分で価格を下げられれば、3年前の前機種と同額かほんのわずかな価格アップで製造できるんじゃないかな、と思うワケです。

      なので、基準としてPENは5~7万円、E-M10は7~9万円、E-M5は10~12万円、E-M1は15~17万円…だいたいこれくらいの価格設定にできれば、差別化できるんじゃないかな、と私としては思います。
      PENは入門機と高級機を分けるなら、もうちょっと幅は広がるでしょうが…。

      共有できる技術は上から下まで使い回し、価格を抑えられれば、あとはレンズ次第…そんな感じじゃないでしょうか。

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