やっぱり欲しいこの焦点距離。
ポートレート必須の一本
拘っていると言われればそれまで。
だが、やはりどうしても欲しい焦点距離のレンズとして、85mm付近のレンズが手元に一本欲しいところ。以前から言っている事ではあるが、私にとっては丁度いい焦点距離だったりする。
実際には84mmとか86mmとかでもいい。でも90mmではダメなのだ。
Olympus製のカメラの場合、どうしても焦点距離が半分になる為、85mmという焦点距離にするには42.5mmというレンズになるわけだが、今の所、マトモにコレに合致するレンズというのが、パナソニックから発売されている「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S」しか存在しない。
NOCTICRONは確かに良いレンズなのだが、Olympus製ボディの場合、マニュアルによるピント合わせができない。AFで使えば問題ないのだが、折角マニュアルで合わせられるピントが機能しないというのは、10数万円のレンズを購入する上ではなかなか納得できるものではない。
そういうワケで、E-M1を使っている段階で、35mm判換算85mmというレンズは、現時点で選択肢が極限に少なく、しかもそれは一部機能を殺した状態で使用するしか方法がないのである。
あくまでも85mm近辺の焦点距離に拘った場合ではあるが、選択肢がない以上、残された選択を選ぶか、それがダメなら何かしらの手段で代替方法を考える必要がある。
マウント変換
そこで…先日このBlogでも書いた、KIPON BAVEYES EF-MFT AF 0.7x(OM-D)の登場である。
先日も書いたが、このマウント変換アダプタを使用すれば、キヤノンのEFレンズを使用する事ができる。しかも電子接点を持っているため、恐らくだがAFも動作するし、レンズが機械式であればマニュアルによるピント合わせも可能なハズである。
ではどんなレンズを組み合わせれば良いのか?
いろいろ調べて見たところ、キヤノン純正ではEF-Sマウントに60mmレンズは存在するのだが、EFマウント用というのは見当たらなかった(私の探し方が下手なだけかもしれないが)。
しかしながら、「LAOWA 60mm F2.8 2xUltra-Macro」という社外製マクロレンズが60mmという領域をカバーするレンズとして見つけることができた。
LAOWA 60mm F2.8 2xUltra-Macro
http://www.venuslens.net/laowa60/
このレンズは、倍率を変更する事でマクロレンズとしてだけでなく、標準ポートレートレンズとして使用する事ができるレンズとなっている。
基本は、その名の通りマクロレンズではあるのだが、特性としてAPS-Cサイズのセンサーに対応するレンズである。フルサイズセンサー(35mmセンサー)でも使用する事はできるが、マクロ領域でしか撮影できないという。理由は、レンズ周辺に“けられ”現象が起きるからだ。35mmセンサーだとセンサーが大きすぎてレンズの周辺にできる影が映ってしまうという事だろう。
このレンズそのものは、キヤノンEF、ニコンF、ソニーαおよびペンタックスKマウントのレンズが発売されているのだが、残念ながらm4/3用は発売されていないので、前述の「KIPON BAVEYES EF-MFT AF 0.7x(OM-D)」をアダプタとして介してキヤノンEF用を利用する事になる。
おそらく、電子接点でAFは使えるだろうし、倍率変更したりする用途からマニュアルでのピント合わせなどもできるものと思われる。
このレンズを使えば、計算上は84mmという焦点距離のレンズになる。E-M1で使用する分にはグリップもシッカリしているので、問題なく使えるだろう。
一番良いのは純正
抜け道的な使い方として「KIPON BAVEYES EF-MFT AF 0.7x(OM-D)」を利用した「LAOWA 60mm F2.8 2xUltra-Macro」というレンズを85mmレンズとして検討してみたが、一番良いのはやはり純正、もしくは変換する必要のないマウントでの42.5mmレンズ(m4/3としては1/2になるため)である。
だからこそのNOCTICRONなワケだが、パナソニックのレンズは何故かOlympusボディだと一部機能しないものがある。これが機能してくれれば別に悩む必要などないのだが、Olympusに対応する気がないのならせめて純正で42.5mmレンズを出して欲しいところである。
寄って良し、離れて良しのレンズである為、ポートレートではほぼ標準とも言える焦点距離なだけに、Olympusから発売されていないのが不思議なくらいである。
Proレンズの単焦点レンズとして、ぜひともF1.2くらいの明るさで出してくれればなぁ…と思う。
Voigtlander NOKTON 42.5mmF0.95 があるではありませんかっ!w
AFオンリーとなるとNOCTICLONですが、画質を追及しつつ42.5mmを含む焦点距離をカバーするなら、やはり40-150mmF2.8 PRO が一番良い選択肢な気がします。
レデューサーレンズ入りのアダプターは、焦点距離に合わせた設計がされていないのと、余計な光学系が増える事で必ず画質が劣化するのがネックですね。
程度によりますが、単焦点レンズで考えている場合、折角の高画質を落としてしまう残念な結果になりかねないので、個人的には避けた方が良いかと思います。
ああいうのって、レンズ資産がある人向けなんでしょうね。
E-M10 のキットレンズだった28-42mmパンケーキズームってのもありましたが、普段12-40PRO 使ってる武上さんの目にかなうかどうかは…w
フォーサーズレンズには無いのかな?
あれなら純正アダプターだけで使えるし、E-M1ならAF も問題ないし。
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あ、そう言えばパナソニック製の42.5mmF1.7がありましたね。
あれなら良いのでは?
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パナソニック 42.5mmF1.7 をちょっと調べたら、価格帯は実売で3万前半と非常にリーズナブル。
描写を考えると、コスパの高いレンズみたいですね。
NOCTICLON の1/4の価格で手に入るなら、一考の価値ありかもしれません。
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更に42.5mm F1.7を調べたら、このレンズ31cmまで寄れるんですね。
最大撮影倍率は0.2(m4/3なので0.4)。
換算85mmでこれだけ寄れれば使いやすそうですね。
後ボケの綺麗さは、距離によって暴れる事もあるみたいだけど、大口径なら(スーパーレンズを除いて)普通だし、なかなか良さげじゃないでしょうか?
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あー、パナの4.25mm F1.7がありましたか。忘れてました。
このレンズはコストパフォーマンスが高い一本という話を聞いてますが、コイツもマニュアルはイケないという話なんですよ。価格はNOCTICRONほどじゃないにしても、機能的には同じだったと思います。
どうしても42.5mmを…となれば、選択肢の一つには成り得ますが、ちょっと悩みどころですね。
どっちにしても、Olympusから出てこないというのが解せない(爆)
出さない理由とかあるのかなぁ…。
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噂のF1.2レンズ群、標準広角中望遠の三本は出ると思ってるんですが、PROレンズだったら物凄く高くなりそう…。
換算85mmF1.2 だと、NOCTICLONとモロカブリですが、勝負できる要素があるなら(画質とか価格とか)オリンパスも出して欲しいですね。
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25mm F1.2の写真がリークしましたが…これを見る限り結構ゴツイ感じのレンズです。…高いでしょうw
正直に言うと、42.5mmのマクロレンズとして発売してくれないかなぁ、と思ってたりします。
つまり、標準使用では42.5mmのポートレート、倍率変えて42.5mmのマクロレンズ…そんなレンズです。
60mmのマクロレンズも刷新されていないので、出てくれるといいなぁと期待しているのですが、安価な30mmマクロの話もあるので、この望みは叶わないな、と orz
本格的なマクロレンズも一本ほしいなぁ(-_-;)
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