Monthly Archive: 2月 2017

美しくない!

いや、人それぞれの感性の問題なんだけどさ…。

技術的にはスゴイとは思う

Alphabetという企業、日本ではあまりなじみがないかもしれない。
この企業は2015年にGoogle及びそのグループ企業の持ち株会社として設立された企業で、アメリカの多国籍コングロマリットの事である。
そのAlphabet傘下のロボット開発企業にBoston Dynamicsという企業があるのだが、そのBoston Dynamicsが投資家向け説明会で開発したロボットを公開した。

一目見て「何じゃこりゃ?」と思う映像だと思う。
人馬一体型ロボと形容すれば良いのだろうか…このあたりは命名のしようがないと思うが、四足歩行が出来るだけでなく、二足で立ち上がり車輪で走行できる能力を持つロボットで、そのバランス感覚は素晴らしいものがある事はよく分かる。
しかもこのロボット、ただ走るだけでなく…

ジャンプまで可能というから恐ろしい。
何の為にこのようなロボットを開発したのかはわからない。
“Handle”と名付けられたこのロボットは、説明によると“何らかの道具を運ぶためのロボット”という事らしい。
このBoston Dynamicsという企業は、軍用の四足歩行ロボット“BigDog”や犬型ロボット“Spot”、人型汎用ロボット“Atras”を開発したところで、実用性があるかどうかは別としても技術力だけは間違いなく保有している企業である。
だが、今回の“Handle”はどうみても「美しくない!」と私は思う。これと比較すればHONDAのASIMOが可愛らしく見える。いや、そもそも比較してはいけないのかもしれないが。

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PS4、外付けHDD対応

これで内蔵型はSSDで良いかも。

2.5インチに拘らなくても良い

PS4のファームウェアの次期アップデート「4.50 SASUKE」の内容が公開となった。
いつものアップデートレベルならあまり気にする話でもないのだが、今回のアップデートはちょっと勝手が違うので私的には注目している。外部ストレージ対応が素晴らしいというのもこのアップデートで遂に外付けHDDに対応するのである。しかもその最大容量は8TBとかなり大きい。
この外付けHDDにはアプリやゲームを直接ダウンロードでき、運用上は内蔵HDDと同じ様に使えるが、セーブデータは内蔵HDDにしか保存できない。
こうしたちょっとした癖のある使い方にはなるのだが、外付けHDDは何と言っても2.5インチという壁に悩まなくて良いのがポイントである。

私自身はPS4に2TBのHDDを換装して内蔵させているが、これは当時(というか今でも)最大容量のHDDを選択した結果であり、これは9.5mm厚2.5インチHDDという縛り故の選択肢であった。
私がHDDを換装した当時は、2.5インチのハイブリッドHDDは1TBが最大容量だったため、私的にはこの1TBのハイブリッドHDDを選ぶか、最大容量の2TBのHDDを選ぶかの二択だった。最終的には最大容量を選んだワケだが、それは外付けHDDに対応するなんて考えをこれっぽっちも想定していなかったからである。
だが、次回のアップデートでいよいよ2.5インチという縛りのない外付けHDDに対応する為、今からPS4の内蔵ストレージを換装する人は、容量は小さくても速度的に有利なSSDを選んでおき、ストレージとして外付けHDDを接続すれば、より快適なPS4の動作を得られるようになる。
もっとも、USBでの外付けHDDからの読み出しそのものが高速化するわけではないので、増設する外付けHDDは3.5インチのハイブリッドHDDを使うのが理想になるかもしれない。ここらへんはUSB2.0の通信速度もネックになるため、これが最良解とは言い難いかも知れないが、コストを考えれば高速化を含めた1つの回答になるのではないかと思う。

ホーム画面をよりカスタマイズ

PS4はゲーム中にスクリーンショットを撮ることができるが、このスクリーンショットはSNSなどに公開するのは楽なのだが、その他の使い方が今一つだった。だが、次回のアップデートでホーム画面や機能画面の背景としても利用出来るようになる。
最近はゲームの画面も随分と綺麗になっていて、このシーンが壁紙になったらいいのに…と思えるようなスクリーンショットが撮れたりもする。
それを上手く活用する1つの方法として、ホーム画面等に利用できるというのは、自分のPS4をカスタマイズする上では有効な機能になるのではないかと思う。
テーマなど、結構有料なものが多く、それらは確かに良く出来ていたりするのだが、テーマそのものを購入するのはちょっと…と抵抗感を感じる人も多い。…何より私がその一人だったりするのだが、この機能によってテーマは変えられなくとも、背景だけはゲームの雰囲気をそのまま持ってくる事ができるうようになる。
些細な機能だが、見た目をストレートに変える事が出来る機能だけに、インパクトはあると言える。
というか、今までこの機能が無かった事の方が不思議である。

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JASRACという存在

権利を守る存在と言っているが…

権利と利権

JASRACが音楽教室で使われる楽曲に関しても著作権料を取るという話で話題になっている。JASRACは言うまでもなく作曲家等の著作権を守る為に存在する社団法人で、日本の著作権等管理事業法を根拠にして設立された存在である。
私も何度かこのJASRACに足を運び、権利料を支払うという手続きをしたことがあるのだが、私自身はこのJASRACで行っている権利保護の概念自体を疑問に感じている部分が多少なりあったりする。

そもそも著作権を守らなければならないというのは、とても大切な事であるという事は私も理解している。
だが、問題はその著作が今後の未来に対して業界を存続させるに足るような育成に値する場合、果たして本当に必要以上の著作権を主張してよいものか? という所に疑問を感じずにはいられない。
例えば、日本では以前よりコミケの存在をこの著作権の観点で見たときに疑問として浮上する事が多々ある。
二次創作という言葉の通り、既にある著作を利用した作品が作られるわけだが、そのオリジナルの著作権を侵害しているといえば確かにそうなのだが、この二次創作から新人の作家が生まれる事も多々あり、業界として人材を育成する土台になっている事実があったりする。
もちろん、それで法外な利益を得ていれば問題にもなるのだろうが、ココを必要以上に締め付けたりすると、そもそも新人育成が止まってしまい、業界そのものが廃れていくことになる。
よって、現時点ではコミケの二次創作は著作権侵害という言葉から現在はグレー扱いという状況を貫いている事実がある。
今回、JASRACが音楽教室で使われる楽曲に関して著作権料を徴収するという事は、この業界を今後背負っていくであろう音楽関係者の芽を摘むという事に等しいと私は思っている。
JASRACは自らの未来を切り落とそうとしているようにしか見えないのである。

二重取りの事実

しかも、今回の音楽教室からの徴収という問題に関しては、もう一つ問題があり、音楽教室で習う楽譜は、ほとんどの場合生徒側が購入するのだが、実はこの楽譜購入の金額の中には、既に著作権料が含まれていたりする。
つまり、その楽譜を使用して音楽教室で練習した場合、そこから使用楽曲として著作権料を支払うとなると、JASRAC側としては著作権料を二重取りする事になってしまう。果たしてコレは許される事なのだろうか?
さらに、今回の件でJASRAC側は変な発言をしている。
「音楽教室は教育の一環ではない」
このような発言をしているのである。音楽教室が教育でなくて何だというのだろうか?
この発言を真っ向から受け止めると、珠算教室や書道教室なども教育ではない、という事になる。
授業料を取っているからJASRACに著作権料を支払う必要がある、というのが恐らくJASRACが今回主張したいところなのだろうが、そもそも公衆に聞かせているわけでもないので、対象にもなりにくいハズなのだが、それでも今回このような手段に出てきた。
どう考えても言いがかりとしか思えないが、今までJASRACが裁判に出廷して負けた事がないだけに、今回の騒動は非常に厄介な問題といえる。

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キャンセルされた

販売店側のミスによる問題をどう処理するか?

やはりミスだった

昨日、格安で増設タンクを購入できた話をしたが、やはりあの価格は販売店側のミスであった。
あの後、販売店側からメールが届き、注文自体をキャンセルした旨のメールが届いた。
一応文面では「データ更新ミスによる価格表示ミス」としていたが、対応としては「今後このような事が再発しないようにする」という事のみ記載され、単純にキャンセルしただけの話として処理された。
予測していた事ではあるが、こういうインターネット販売の表示ミスに関しては、消費者側は実に弱い立場である。
価格表示ミスによるキャンセルの場合は、まだ製品を購入する前だからキャンセルだけで済む話なので、被害そのものは出ないが、これが商品紹介におけるスペックの問題だったりすると、非常に厄介な話になる。
消費者側は当然商品紹介を信じて購入するが、届いたモノがその紹介とは違うスペックのものだったりすると、商品自体がムダになる場合がある。
こういう時、メーカー側がどのように対応するかは、それこそメーカーによって異なるのかもしれないが、返品を受け付けないといった可能性もありうる話である。
こういう部分に、インターネット通販の最大の問題が潜んでいると私は思っている。
まぁ、要求仕様の食い違いは消費者側が確認ミスをしなければ確実に販売店側の問題なのだが、その対応が販売店側次第の話になるので、そこら辺は信用できるかどうかの確認をするしかない。
だが、価格表示ミスは間違いなく販売店側のミスである。消費者側ではこの事によるトラブルの防止策は存在しない。

調べるという事

私がネットを利用した買い物をする上で確実に行っているのは、その製品のスペックに関して自分が重視している所は確実に自分で調べてから購入する、という事である。
まぁ、これは実店舗での購入でもそうなのだが、私は基本的にそういうのを調べるのを面倒だとか思う事がない。
以前、とある量販店の店員に商品の説明をしてもらった事があるが、私の方が遙かに詳しく、アテにならなかった経験があるため、それ以降、私は基本的に店員の説明をアテにしない事にしている。
自分が商品に対して詳しくなる事で、スペック違いによるミスは確実に防げるワケで、どうしても調べきれない時を除いて自分で調べてから製品を購入しているのが現状である。
折角ネットがここまで普及し、調べるのが楽になった時代なのだから、製品情報はできればやはり自分でやった方がいい、私はそう思っている。

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