Monthly Archive: 5月 2017

GW最終日

何もできなかったGW…。

FF14づくしでいいのか?

私は5月3日からGWが始まったのだが、3日、4日、5日、6日、そして今日と、ロクな事をしていない。
本当は良い天気に合わせて、E-M1を持ち出して撮影にでも行こうかと考えていたのだが、どうしても仕事の関係で米国からのメールを受け取り、それに対応する必要があったことから、外に出ていいものやらどうしたらいいやらで悩み続け、結局外に出る事もなくムダに日々を過ごしてしまった。
唯一変化が大きくあったのは、FF14を進めるべくインスタンスダンジョンめぐりをしていたぐらいで、その他の事は全くと言っていいほどしなかった。
いや…しなかったのか、それともできなかったのか?
これを「できなかった」と言ってしまったら、多分私は怠惰だと言われてしまうだろう。出来なかったのではない、しなかったのだ。
FF14にしても、メインストーリーを進める事ができず、壁にぶつかった状態に対し、アイテムレベルを上げるべく、伝承装備の為のインスタンスダンジョンめぐりを続けるだけで、それが有意義だったかと聞かれれば、言うまでもない。
また、今年入れ替えたいと考えているメインPCのスペックを吟味すべく、現在の秋葉原での販売価格調査などをネット経由でやったりもしたが、Ryzenといえど絶対価格で行けば結構かかるな、という事が明確になり、そもそもRyzenでいいのか? という、再び前提とも言える問題を掘り起こしたりと、決して自分としては有意義な結果だったとは言い難い。
積み上げては崩す。
こんな事ばかりしていて、一体私は何がしたいのだろうか?

危険信号

最近、自分があまり良い状態ではないな、という実感がある。
健康面ももちろんそうだが、精神衛生上も非常に良くない状態にある。
仕事のストレスが原因だという事は分ってはいるが、全ての流れがマイナスに向かっているように思えてならず、何をやってもダメ、という状況が周囲に根強く回っている。
自分の理解の及ばない事を仕事として取り組まねばならない事は、新しい事をやろうとすれば必ずついて回る事だから、今の仕事としても理解できない事を問題視しているわけではない。
ただ、理解できない事に法的要件がついて回り、常に責任の先端に自分がいるという事を考えた時、今の状態に耐えられない自分がいるように思っている。
覚悟が足りないのか?
いや、そうではない。
全部丸投げされている事が問題なのだ。
責任者と呼ばれる人達が本来責務を全うしなければならないハズなのに、全て任せっきりで私が対処しなければならなくなっている事に、自分の責任を重ね、その重みに耐えられなくなってきている。多分そんなところだろう。
どこの会社に行ってもそんなもんだ、と言われてしまうかもしれないが、私のミスで私でない誰かが責任を問われ、罰せられるという事に、やはり私は耐えられない。
この耐えられない状況に晒されて、既に3年。
もう、神経がいい加減すり切れているのかもしれない。今の私の精神的衰弱状況が危険信号でなくて何だというのか?
前述の米国からのメールを待つというのも、その責任の一端であり、ここまで大げさにメールを待つ必要が無いのにも拘わらず、いても経ってもいられないから、余裕を持てずにひたすらそれだけを待つという状態になってしまっているのである。

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Windows 10 S

新たな市場開拓の刺客か?

Surface Laptopは教育用?

Microsoftが新しいSurfaceシリーズを発表した。Ultrabookとは一線を画すハードウェアの発表と同時にWindows 10 Sという軽量OSを発表、それを搭載した新型である。
感覚的にはUltrabookの感じと似ているのかな、と思っていたのだが、いろんな記事を見ているとそうでもない。
ハードウェアとしては、ちゃんとタッチ対応モジュールが組み込まれていて、ペン入力も可能であり、さらにはSurface dialを組み合わせれば、デスクトップ版のSurfaceと同様なクリエイティブ作業をする事もできるというから、以前のUltrabookとは全く異なる方向性を持つと考えられる。
本体はシンプルなクラムシェル型で、厚さは14.48mm、重量約1.25kgと最近の格安ノートPCとも異なる仕様で、液晶の解像度は2,256×1,504ドットの13.5型のPixelSense液晶を搭載している。
搭載しているCPUは、第7世代のCore i5もしくはi7を搭載し、処理能力はもはやUltrabookとは似ても似つかない。それでいて価格が999ドルからというから、Microsoft製としては価格も安い。
何がここまで変化させたのかが気になるところではあるが、おそらく教育用という市場を狙った戦略なのではないかと思われる。

Windows 10 S

Windowsも今までいろんなシリーズが作られてきたが、今度のWindows 10 Sはある意味今までのWindowsとは全く異なる分類に入るのではないかと思われる。
というのは、基本的に使用できるアプリケーションがWindowsストアからダウンロードしたもののみに限定しており、これによって使用環境そのものをクリーンな状態に維持できる。
このクリーンな環境に維持できるという事が、起動時間の短縮にも貢献するのは言うまでもない。レジストリが汚れないのだから当たり前である。
以前にも、新しいアプリケーションをインストールする事ができなくなる機能を持たせられるアプリケーションなどが出ていたが、今回はMicrosoftがその機能を標準で持たせてきた事に大きな違いがある。
言わば、公式なRead Only Windowsである。
ただ、前述したようにWindowsストアでのアプリは許可されているので、完全なRead Onlyではないし、そもそもいろんな設定などを予めUSBメモリ等に保存しておき、セットアップの途中でそのUSBメモリを読み込ませる事で、共通化したセットアップが簡単にできるような仕組みも持っているので、そこら辺は使用状況を考慮した運用が可能なOSと言えるだろう。
なお、前述のSurface Laptop以外にも、Windows 10 S搭載のノートPCや2 in 1、タブレットも各社から投入される予定のようで、Microsoftが独占しているというわけではない。

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1070を超えるVega

3種のSKUが存在する模様。

まだ基本はNVIDIA優勢か?

AMDの次期ハイエンドグラフィックスアーキテクチャ“Vega”だが、3種類の製品を用意しているようで、Device IDが漏洩したようである。
687F:C1、687F:C2、687F:C3の3種がそのDevice IDで、それぞれ687F:C3が水冷、687F:C2が大型FAN搭載空冷、687F:C1が空冷と目されている。
もしこれらの製品がRadeon R9シリーズと同様の構成を取るならば、687F:C3がRadeon R9 Fury X相当、687F:C2がRadeon R9 Fury相当、687F:C1がRadeon R9 Nano相当になる…と考えられる。
もっとも、AMDがnanoの後継製品を出すかどうかは現時点でまだ分からないが、nanoは比較的人気製品だったため、可能性としてはあり得る話である。
気になるのはその性能だが、今の所Vegaはフルスペックで、32bit時で12.5 TFLOPS、16bit時で25 TFLOPSという性能を持つと言われている。
ただ、実際はどうなのか? という話になると、このAMDの主張を裏付けるものが見えてこないとホントのその性能はわからない。
今回話題となったは、3DMark TimeSpyのスコアで言うと、前述の3種のSKUの中で最下位のSKUであっても、GeForce GTX 1070を超えるものになりそうだという事が見えてきたということである。
絶対性能で言えば、ようやくNVIDIAと並んだか、多少超えてきたかと言えるのかもしれないが、よくよく考えて欲しいのはVegaは8GBのHBM2を搭載した性能だという事である。
今回の3種のSKU全てで8GBのHBM2を搭載しているという事らしいが、要するに広帯域メモリを使ってようやくNVIDIAにちょっとだけ性能を超えてきたというワケで、もしNVIDIAが同じようにHBM2を使用したならば、やはりNVIDIAが優勢になる、という可能性がある。
AMDが当初言っていた優位性から比べると、随分とコンパクトに話が収まってしまったな、という感じがしないでもないが、それだけNVIDIAのアーキテクチャがまだ優位にある、という事なのかもしれない。

あとは価格次第

Vegaの性能はある程度見えてきた。
となると、次に気になるのはその価格ではないだろうか?
GeForce GTX 1080が現在499ドルという価格設定になったワケだが、Vegaはそれと同じかもっと安くならないと、市場に根付くのは難しいように思う。
このGW中では、GeForce GTX 1080がGW特価で60,000円を切る価格で店頭販売されているという事実があるようだが、少なくともそれと同額、あわよくば5万円前後くらいの価格でVegaが発売されないと、結構厳しいのではないかと私は思う。何しろ1070よりは上としながらも、1080との比較においては絶対的に上とは言っていないのだから。
…まぁ、価格については多少私の希望的なところも含めてではあるが、1070の価格などを考えれば、まだ安くても不思議ではない。
第2四半期で発表する、としている事から、そろそろそういったコストの話も含めて情報が流れてくるのではないかと思う。
性能的な部分や製品が少なくとも3種類存在する、という事は間違いなさそうなので、今はその後の続報を待ちたい。
AMDには、CPUに続いてGPUでも業界を引っかき回して欲しいと思う。

アーカイブされる情報

人生、何度目かの誕生日を迎え、何を書いていいのか迷い続ける…。

嬉しくもない誕生日

人間、齢を重ねていくと誕生日が来ても嬉しいという気持ちはなくなっていくように思う。
少なくとも私はそうだし、周辺の人を視ていてもそんな感じがしてならない。
特に私の場合は、ゴールデンウィークの真っ只中という事もあって、昔から誕生日が来てもそれを祝うというイベントはあまり発生しない。
学生時代、平日だったりすると同級生や友人・知人からお祝いの言葉を「形なり」でも聞くことができるが、私の場合、ほぼ間違いなく休日なので当日に同級生や友人・知人からその言葉を聞くことはなかった。
ま、聞きたいとかそういうのもなかったし、今もないので問題はないのだが、とにかくゴールデンウィークの真っ只中のお祝い事は、家族イベントなどが中心な時期だけに、スッと消えていくものという意識しかない。
ま、そんな私の誕生日、昨年は何をネタにしてBlogを書いていたのかを検索してみたところ、自分でもバカだなぁ、と思えるような記事を書いていた。
2016年5月4日「冗談が冗談でなくなった」というタイトルで書いたそのネタは、イグ・ノーベル賞の話題だった。
…もう自分の誕生日である事すら一切記載していないドライな記事である。
2015年5月4日は「年齢予想サービスの信憑性」というタイトルで、井上喜久子17歳のネタだった。同じく、自分の誕生日には一切触れていない記事である。
遡っていくとわかるが、私は自分の誕生日にその話題に触れている事はほとんどなかった。自分の中で「通常の日」と何ら区別がない、と言わんばかりの扱いである。
ま、それぐらいにしか思っていないからこそ、イグ・ノーベル賞の話題だったり、井上喜久子17歳の話題を書いたりしているわけだが。

アーカイブ

自分の誕生日だからこそのネタは、人によっては書くことが沢山あるのかもしれないが、私からするともともと通常の日と変わらないので、ネタがない時などは結構書くのが大変だったりする。
ところが、今のSNS時代は結構便利で、数年前の自分が何を記事にしたのかをサッと呼び出して振り返る事ができる。
相変わらずバカだなぁ…と思えるのも、振り返るのが簡単だからである。
そう、日記サイトと言えども、このアーカイブ記事があるだけで、それが一つのネタとなる時代になったワケである。
こういうのは、毎日分の日記を書き続けているからこそのネタだったりするわけで、飛び飛びでしか記事を書かない人は、振り返っても記事がない、なんて事になったりする。
そういう意味で、毎日分のネタがあるという事の意味を、自分の誕生日に噛み締める事になるワケだが…そう考えると何ともわびしい限りである。
BlogやSNSといった、ネット上で生み出されたいろいろな技術は、こうした過去の情報を格納する上で非常に便利である。
このBlogには、ほぼ10年分の記事が確保されているが、その中から過去10年の日付けで過去日記を振り返る事ができるというのは、やってみると結構面白かったりする。
ま、自分のバカさ加減を改めて知るというのがほとんどの場合だが、数年前の自分が何を考え、何を感じていたのかを振り返る事は簡単にできる。便利ではあるが、何とも複雑な心境である。

さて、来年の私は何を考え、何を思ってネタを書くのだろうか?
明日の事も分からないのに、一年後の事など誰も解りようがないのだが…。

またしても詰まるFF14

多分、簡単にクリアできる人の方が多いんだと思う。

技術的問題で詰まる

本日からGWが始まった私だが、初日から引き籠もり状態でFF14に興じている。何としても「紅蓮のリベレーター」発売前にメインシナリオは追いついておきたい、という思いから、まさに巻き返しの如くプレイしているワケだが、先日からアイテムレベルでドン詰まる事があり、なかなか進めずにいた。
しかし、何とかアイテム枠を広げ、アクセサリー関係からハイレベル品をマーケットで調達する事で、アイテムレベルを引き上げ、現在パッチ3.4を進めていたのだが、メインシナリオ「絡み合う宿命」で、起きるイベントをクリアできないという壁にぶち当たってしまった。
今回の壁は、アイテムレベルとかそういった問題ではなく、純粋に私のプレイ技量の問題なので、ある意味もっと深刻。
多少ネタバレにはなるが、私が戦闘イベントの場を制しきれない事が原因で、イベントをクリアできずにいる。
とにかく、戦闘力もしくは耐久力が足りないのである。アリゼーにエーテルを分け与えるのだアリゼーにエーテルを分け与える必要があるのだが、自分が攻撃されている時はそれができず、とにかく妨害する敵をこまめに排除していく必要があるのだが、私の召喚士としての技量が足りず、敵を倒しきれないのである。
通常、召喚士としてはタイタン・エギを召喚して敵と対峙したならば、タイタン・エギが確実にターゲットを取って1対1ならまず自分は攻撃を受けないのだが、敵の魔剣士が確実に私を狙ってくる事から、ほぼタイタン・エギの意味がなくなってしまっている。
それならばと、イフリート・エギやガルーダ・エギにして、とにかく倒したい敵を集中して倒そうとすると、今度は自分が魔剣士の相手をしながら、召喚獣を適確に倒したい敵に向かわせる事ができずに、結果として攻撃力を完全に分散させてしまい、思ったような戦いができないでいる。
こういう時、自分単体がある一定以上の攻撃力を持つジョブであれば困る事はないのだが、残念な事に召喚士は上手く召喚獣をコントロールできれば抜群の攻撃力を持てるが、そうでなければ一極集中した戦いができない。
自分の技量だけに今までの中で最大の壁の高さといえる問題である。

黒魔導士を育てるか?

現在、この壁を超える為にどうすべきか悩んでいる。
Lv.54の吟遊詩人を育てるか、或いはLv.53である黒魔導士を、今からLv.60にするか、それとも元々のメインジョブだった竜騎士の装備を調えて再戦するか?
一番手っ取り早いのは竜騎士かもしれないが、アイテム枠がまた厳しくなってきているので、召喚士と同じ装備が可能な黒魔導士を育てれば、アイテム枠を心配する必要が無い。
さて…この壁とどう向き合って超えていけばいいのか?
自分の技術を向上させ、召喚士で挑み続けるという手もあるが、不毛に終わりそうな感じがする為、やはりここはレベル上げで確実に経過が残る手法を採るべきかもしれない。

FF14ごときに何を悩む? と思われるかも知れないが、人には人の問題というのがあるのですよ(-_-;)
さて…果たしてGW中にパッチ3.55をクリアする事はできるのか?
道は近いようで遠い…。

NieR:Automata DLC配信

いよいよNieR:AutomataのDLC配信が始まった。

全力の大人の悪ふざけ

NieR:AutomataのDLCが発表されて3週間ほど過ぎたが、いよいよその配信が始まった。今回のDLCは基本「追加衣装」という形態を取っているが、実質上は追加戦闘イベントと言っても過言ではない。そのクリア報酬として衣装が用意されているワケで、衣装が先にあったのか、それともイベントが先にあったのか、という話になると、おそらく衣装が先にあったのだろうと思うが、ただ衣装を用意して終わり、という形にしたくなかった、というだけで、DLCの方向性が大きく変わったと言える。
何しろ、追加衣装は前作「NieR Replicant」のデータをそのまま持ってきて、今のキャラクターのポリゴンにフィットさせただけだから、それで終わりにしたくなかった、という事なのかもしれない。もっとも、そのポリゴンにフィットさせるのが結構大変だったりするのだが。要は予算と人員次第、といったところなのかもしれない。2Bがエロすぎる…DLCの追加場所に関しては、大方の予想通り「あやまりロボ」の所に追加されたワケだが、おそらく「あやまりロボ」自体は開発側の「もしかしたら何かあったときに備えて…」という保険じみた仕掛けをそのまま利用したのではないかと邪推する。
ま、私が開発者だったら、同じような意味のない仕掛けを準備しておいて、もしもに備えたりする事ぐらいはやるだろうと思う。
手に入る衣装は、2B専用の「露出の多い女性の服」と9S専用の「素朴な少年の服」とA2専用の「世界を滅ぼした男の服」の3種だが、それぞれが専用になっているのが残念極まりない。
私的には、基本仕様にも入っている2B専用衣装やA2専用衣装も含めて、全てのキャラでコンパチにして欲しかった。…まぁ、男性用と女性用ぐらいは分けてもいいが、多分9Sだったら女性用の服を着せてキャーキャー騒ぐ腐女子がいても驚かない(爆)
折角、元のキャラが良いデザインなのだから、こういう部分で残念な仕様になってしまうのは、ゲームの本筋とは違うというかも知れないが、キャラクタービジネスを考えると残念としか言いようがない。
ま、いろんな意見が出るだろうが、今回の追加衣装は私的には「全力の大人の悪ふざけ」的な要素に溢れた企画だったように思う。

ホントの意味でのDLCを期待したい

最近、PS4のゲームではDLCが大型化して、追加ストーリーや追加エリアによってゲームそのものが大型化していく流れが非常に多い。
人気作である「DARK SOULS」系などがまさしくソレで、DLCを3つも加えると既にオリジナルのゲームデータに匹敵する大作になったりする。
NieR:Automataもこうした流れに乗れればよかったのだろうが、おそらく当初から100万本も売れるとは予想していなかったのだろう。予算もなければ開発の人員すら確保できない状態らしい(あくまでも噂)。
ただ、最近コーエーなどのゲームでは「シーズンパス」という実に都合の良い予算獲得法が蔓延していて、先にユーザーから予約的な申込を受けて、ある程度の時期になると追加コンテンツを配信する、といった手法を採っている。それで当面の予算確保といった事が可能になるわけだが、NieR:Automataもこうした流れに乗れれば、或いは追加ストーリーなんてのも可能だったのかもしれない。
ただ、メインストーリーを大幅に崩しかねない可能性もあるので、アネモネやA2が経験した「真珠湾降下作戦」をネタにDLC化する…なんてのが良いのかもしれない。
ただ…まぁ今となっては絵空事でしかないワケだが。

でも、まだそういう追加ストーリーは期待していいのだろうか?
100万本売れたし…今回のDLCがどれだけ売れたか?という結果次第では、あり得るのだろうか?
私の様に期待したい人は沢山いると思うのだが。

PLCって規格もありましたね…

一時期期待した事もあった。

無線LANが飛ばない時の一手

通常、PLCというと「プログラマブルロジックコントローラ」という、リレー回線の代替装置として開発された制御装置の事を言うのが一般的なのだが、実はもう一つ「パワーラインコミュニケーション」という呼び方ができる、通称“電力線搬送通信”を意味する言葉でもあったりする。
電力線搬送通信とは、言葉の通り、電力線、つまり電気を送電している配線に通信信号を乗せ、LANのように通信ネットワークを構成する技術の事で、日本では2001年に最初の研究会を総務省が開催し、電柱から建物への屋外PLCを検討していた。
ところが、既存の無線通信、特に短波帯の通信に与える悪影響から、一度この技術に関してはトーンダウンしてしまい、実用化されるまでにその後約5年もかかった。
2006年12月に、屋内に限って2MHzから30MHzの周波数使用を認める項目を追加する省令改正をしたのを受けて、2006年12月製品が流通したワケだが、登場した直後には、コンセントでLANが組めるのか、と個人的には結構期待した技術でもあった。
だが、結局無線LANの方が実用度が高く、その後無線LANの技術向上もあり、その後PLCアダプタを見る事はあまりなくなり、私自身、この製品の存在をすっかり忘れていたのだが、ここに来て、第3世代のHD-PLCアダプタ製品がI-O DATAから発売されたという情報を聞き、非常に懐かしく感じた。

規格値240Mbps

今回I-O DATAから発売された「PLC-HD240E」という製品は、親機と子機の2台セットで価格は14,000円という製品である。アダプタは単品でも販売され、その価格は7,550円になる。無くなって欲しくない技術の一つ通信速度は規格値240Mbpsで、無線LANが届きにくい場所でもネットワークが組めるというのがウリになる。
速度240Mbpsという速度がどれくらいの速度かというと、現在無線LANではGbitを達成している事を考えれば、決して早い速度とは言えない。しかし、無線通信が混線している中でも確実に200Mbps程度の通信ができるという事を考えれば、使い道も見えてくる。
ただ…恐らくその時は普通は有線LANを引いてしまうのが一番の解決策なわけだが、どうしても有線LANが引けず、無線LANも電波が届かないという時には、こうしたPLCが役に立つ、というレベルの製品である。
設定も簡単で、親機と子機をそれぞれコンセントに繋いで、セットアップボタンを押すだけで通信ができ、また子機の増設もできる。
セキュリティに関しても、セットアップした機器間意外では通信ができないAES128bitの暗号化機能も持っているが、そもそもPLCは配電盤で大幅に信号が減衰するため、隣の家などへはほとんど伝送される事はない。
流石に第3世代ともなると、そういったセキュリティ関係もちゃんとした製品が登場してきたワケだが、問題はどれぐらいの需要があるのかが全く分らないという事である。
できれば、こうした技術は消えないで残って欲しいと思うのだが、需要がなくなれば製品も発売されなくなるわけで、結構深刻な問題なのではないかと思う。

I-O DATA PLC-HD240E 製品情報
http://www.iodata.jp/product/lan/plcadapter/plc-hd240e/

せめて1000Base-Tくらいの速度が出ると…もっと利用価値が出てくるんじゃないかと思うが…難しいのかな。

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