Monthly Archive: 3月 2018

Ryzen2000シリーズ

今年もAMDは攻めてくる。

8700Kに対抗

昨年、ようやく発売されたAMDのRyzenは、コンシューマPCのCPUシェア図を大きく塗り替えたような製品だった。
ずっと待たされていたAMDファンからすると、ようやく出たか、という印象であったかもしれないが、それだけにそのマルチスレッド性能は素晴らしいものがあり、Intelのシェアを確実に削り取った製品群である。
ただ、シングルスレッド性能やメモリ周りに多少伸び悩む性能が見え、Intelに最適化されているプログラムを動かす場合に性能が伸び悩む傾向があり、ゲームを主体とした使い方の場合は、未だIntel優勢という状態は変わらなかった。
また、CPUの価格にしても相対的には安いものの、最上位の1800Xに関してはIntelのコンシューマCPU主力の7700Kよりは高めの価格設定であった事で、多少割高感は見え隠れしていた。
しかし、AMDは今年も攻め続け、次のRyzen2000シリーズでは遂にIntelコンシューマCPUの主力である8700Kと同価格帯で最上位と思われるRyzen7 2700Xを発売するというリーク情報が出た。
現在出てきた情報によると、Ryzen7 2700Xは369ドルで4月19日ごろに発売されるとされている。同様に、同2700は299ドル、Ryzen5 2600Xは249ドル、同2600は199ドルという事らしい。
この4月19日という発売日に関して、同様に対応するチップセットであるX470やB450のマザーボードがローンチされる日である事から憶測されている。
この新チップセットは、旧来のX370やB350のチップセットと比較して、単純にXFR2 Enhanced、Precision Boost Over Driveという2つの機能の有無くらいしか違いがないとされていて、従来とI/Oまわりもほとんど変わらないとされている。が、Ryzen2000シリーズは対応メモリがDDR4-2933対応となっているため、マザーボードそのもので言えばそこに違いが出てくると考えられる。

ハイエンドは継続

このRyzen2000シリーズの登場によって、さらに上位に位置するThreadripperも新しくなるのかと思ったら、どうもThreadripperはそのまま継続販売になるようである。
今回のRyzen2000シリーズは、その製造プロセスが14nmから12nmへとシュリンクされるのだが、実際には前モデルの1割程度の性能向上に留まるとされている。
なので、Threadripperという高額商品の場合は、この性能向上に合わせて製造するのは、その製造数から見てコスト的に見合わないと判断しても不思議ではない。
同じくサーバ向けのEPYCも同様に、今回の12nmプロセスの製品はスキップすると考えられる。
ここらへんは社内に製造工場を持たないAMDらしい割り切りではないかと思う。Intelなら、社内工場のラインを稼働させる為に製造しそうな話である。

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今後のミラーレス一眼基準機

今回のCP+2018は、コイツの為の展示会だったようにすら思える。

α7 III、登場

Sonyのα(…個人的にはαといえばMINOLTAと言いたいんだが…)が遂に三代目となり、α7 IIIとなって今回のCP+2018にて大々的にお披露目された。この価格でこの性能…新時代だろ…「フルサイズミラーレスカメラのベーシックモデル」とSonyが呼ぶ新機種だが、その持っているポテンシャルは既に従来のベーシックという枠を超えていて、新時代を象徴するような内容になっている。
フルサイズセンサーは裏面照射型の有効2,420万画素、ISO204800、ボディ内5軸手ブレ補正、連写約10コマ/秒(AF追随)、4K HDR動画記録を持つそのスペックを考えてみても、ベーシックらしいのは画素数ぐらいで、その他は従来の基準を大きく超えてきている。
ボディ内5軸手ブレ補正は、オリンパス機であれば当たり前に思えるかも知れないが、実の所それはオリンパスだけの話であり、他ではそうでもないので、ベーシックでボディ内5軸手ブレ補正が当たり前のように搭載されるというのは、やはり高次元と言わざるを得ない。
また、AFに関しても、693点の像面位相差AFセンサーを搭載していて、これは上位機種のα9と同等の性能である。
Sonyは、これだけの機能を当たり前の機能として、α7 IIIに搭載してきた。
しかもその価格はフルサイズセンサー搭載ながらボディで約23万円と、かなりリーズナブルな設定をしてきている。
これを新時代の幕開けとなる機種と言わずして、何と言おうか。
そんな気がする製品である。

CanonもKissでミラーレス

そしてキヤノンもエントリー機種として設定されているEOS Kissでミラーレスモデルを発売する。
モデル名は「EOS Kiss M」で、有効約2,410万画素のAPS-Cサイズセンサーを搭載する製品で、価格はボディ単体で税別7万3,500円という設定。
もともと、ミラーレスモデルを発売していたキヤノンだが、売れ線モデルに投入する事で、今後はミラーレスモデルも主軸に載せて行くのかもしれない。
エントリーモデルなので、性能的にもその枠を超えないモデルではあるが、デュアルピクセルCMOS AFを搭載するなど、基本的なところはちゃんと押さえてきている。
また「瞳AF」を今回初搭載していて、被写体の中で一番カメラと近い瞳に焦点を合わせる機能を持つ。
連写速度はAF追従で約7.4コマ/秒、AF固定で約10コマ/秒とコチラも決して悪い性能ではない。エントリー機として十二分な性能を持っているのは間違いない。

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人形達ノ記憶

NieR:Automataのコンサート。

Blu-rayを観た

この土日に、2017年5月ごろに開催していたNieR:Automataのコンサートを収録した「NieR:Automata Concert~人形達ノ記憶~」を観る機会に恵まれた。
このコンサートのBDを当初は発売と同時に購入する予定でいたのだが、諸事情により購入に至らず、今になって観る事になったワケだが、実際に観て思ったのは、もっと早くに観ておけばよかった、という事であった。観た者の涙を誘う…このBDを今回観る機会に至ったのは、丁度この土日にニコ生で「NieR:Automata ぶっ通し生放送」というのをやっていて、27時間連続で関係者がNieR:Automataをプレイするという放送を観たからである。
そこで、ゲーム内では語られないエピソードが関係者からイロイロと語られたのだが、そのエピソードの一部は、前述のコンサート内で行われた朗読劇で一般公開された。
このコンサート内の朗読劇は、開催日毎に内容が変わり、その全てを聞く事で語られていなかったエピソードがいろいろと補完される形になっていた。
当然、競争率の高いコンサートの全てを観に行ける人もほとんどいないわけで、秋に発売されたBDに、その台本が収録されたのである。
今まで、その台本を読むことなく、エピソードを知らないままだったのだが、今回BDを観るにあたって初めて台本を読んだが、何とも悲しい、それでいて深い話が書かれていた。
この情報そのものは、2017年5月3日(だったと思う)に行われた、NieR:Automataのネタバレディナーショーでも語られていて、その時には内容は語られてはいなかったものの、ポッド042の声優でもある安元洋貴氏は、絶対にこの台本は見ておくべきと語るほど、内容の気になるものであった。
今回、BDを観るにあたって、その台本を読んだのだが…コレ、ホントにその場で当て込んで作ったシナリオなのか? と衝撃を受けてしまった。

ヨコオタロウ

NieRシリーズのディレクター、ヨコオタロウ氏の独特の世界観もさる事ながら、今回の「人形達ノ記憶」の台本に関しては、特筆すべきその創作テクニックがある。
ヨコオタロウ氏のシナリオは、順番通りに書かれる事があまりなく、演じている声優たちも台本からストーリーを理解する事はなかなかにして難しいという話が、前述のネタバレディナーショーで語られている。
そしてこの「人形達ノ記憶」の台本は、舞台に参加できる声優のスケジュールが全員合っていないので、出演する人で構成した内容にしなければならず、まるで穴埋めするパズルのように登場人物を組合せ、台本にしなけばならないという状態だったそうである。
普通なら、それでシナリオを構成する事など難易度が高すぎて実現不可能な所だが、ヨコオタロウ氏はどうもコノ手の穴埋めが得意らしく、短いスケジュールで書き上げてしまったらしい。
何という恐るべき才能だろうか?
頭からシナリオを書くだけでも大変なのに、既に公開してしまっているストーリーと整合を取りながら、登場するキャラクターを制限され、それでも話として成立させるという芸当は、並の才能ではできないと思う。
その凄さを「人形達ノ記憶」では実感する事ができる。素晴らしい音楽と共に紡がれる悲しきストーリーは、とてもそのような穴埋めで作られたもののようには感じない。

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自作PC、流行ってる?

最近、自分の周りでも自作PCの話を聞く事が…。

偶然ではないのかも

私は自分のPCを自作PCで構成している。
それはこのBlogをよく読んで戴いている人からすればよくわかる話と思うが、昨年12月の頭、まだクリスマス商戦が始まったような時期にパーツを集めて構成した話を、同時期にBlogに記事にしている。
私自身、自分でPCを自作するようになって随分と時間が経ってはいるが、その間、自作PCを辞めていく人もいれば、新たに始めようかという人もいた。
だが、ほとんどの場合において「新たに始めようとした人」は結局始めなかったりする事が多く、私の周辺に関しては自作PC人口は減る一方だった。
だが、世間ではここ最近妙に自作PCを話題にする人が増えているような気がしてならず、よく見ているYouTubeの最近公開された動画でも『自作PC未経験者が自作PC動画を観て自作する動画』なんてのも出てきたりして、自分としても「アレ? 最近自作PCファンが増えている?」という雰囲気がしてきていた。
実際の所はよく分からないが、最近は動画が当たり前にネットにアップされる時代でもある事から、自作している動画などを公開して、自作するハードルが低くなっているのも事実。そんなこんなで、自作に挑戦する人も増えているのかも知れない。
あ、自作するきっかけとしてマイニングを始める為に自作する、という動機もあるのかもしれない。マイニングなどは、機能的に特化したPCなので、お金を掛けるべきところとそうでないところがある事から、自作の方が向いているというのもある。
多分、そうした世間の動きから、自作を始めようという人が増えているのかも知れない。

ワークショップ

そんな流れの中で、PCパーツメーカーがPC自作ワークショップを開催する事もある。
近日中の話であれば、MSIが3月18日に東京秋葉原で、4月1日に大阪でワークショップを開催する。
このワークショップでは最新パーツで一式揃えたキットを購入して自作する事になるのだが、なんでも125,000円相当のキットが税込で99,144円(税込)で購入でき、それでワークショップに参加できる。

MSI ニュースリリース
http://j.mp/2FdCede (現在リンク切れ)

キットの構成を見ると、CPUはIntel Core i3-8100なので、第8世代コアという事もあり、4コアCPUをセレクトしているし、メモリは8GB、ビデオカードにGeForce GTX 150Ti、ストレージにSSD 240GB、電源も80Plus Bronzeの550Wと、構成的には押さえるべきポイントはちゃんと押さえられている。
また、特筆すべきなのは、マザーボードのチップセットがZ370と、パーツ交換で更なる上を狙えるものになっているという事。今はCore i3-8100でも、後々Core i5やCore i7に交換したとしても性能を活かせるマザーボードだという事である。
そのままでも、Minecraftなら高画質設定でプレイできるだろうし、最近価格が落ちてきた4TBのHDDをデータストレージとして追加してやれば、データの保存も問題なくできるくらいのスペックを持っているので、このキットを購入する事を目的としても良いようにすら思える内容である。

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Steamでプレイしてみて

やっぱキーボードとかマウスが邪魔をする…。

NieR:Automata購入

(画像クリックで原寸表示)

昨日の記事の通り、SteamでNieR:Automataを購入した。ついでに唯一のDLC「3C3C1D119440927」も購入した。このDLCは3種類の追加コスチュームとゲームクリア後に追加されるコンテンツ「3つの闘技場」を追加するもので、PS4版でもこのDLCが唯一のDLCだったので、Steam版も導入する事にした。
実際プレイしてみて、PS4版と比較して何か違いがあるかというと、コンテンツそのものに違いはないのだが、Steam独特の違いによって、プレイ感が異なる部分が出ている事に気付いた。
まぁ…Steam版のソフトはすべてこのプレイ感の違いを感じる事になるので、今更のような話でもあるのだが、この違いによって予期せぬプレイ結果を招く事もあり得る。
というのは、Steamでコントローラーを使用する場合、PSコントローラーで言う所の「○ボタン」と「×ボタン」がPlayStationフォーマットとは逆であるという事である。
たったそれだけの事…と思うかも知れないが、これはある意味「OK」と「Cancel」が逆という事でもあり、プレイ中に意図せぬ行為が実行されてしまったりするところに問題がある。
NieR:Automataをプレイした事のある人ならわかるが、NieR:Automataは序盤にチュートリアル的なバトルコンテンツがまず始まるのだが、そのコンテンツを進めていく中で回復アイテムを使用したのだが、1つ使えば良いところを、CancelとOKを間違えて2個使用してしまった。
たったそれだけの事と思うかも知れないが、この誤使用はプレイヤーの意図と異なる動作であるというところが一番の問題である。
おそらく、これはNieR:Automataに限らず、Steamでプレイするキーコンフィグの働かないゲーム全てに言えることであり、ゲームによってはキーコンフィグが可能であっても、起き得る話である。何しろNieR:Automataはキーコンフィグが可能なのに、そのキーコンフィグはアクションシーンのみの適用で、メニュー操作はゲーム内のキーコンフィグが効いていないのである。

Steamのコントローラー設定

Steamは、Steam単体でもコントローラーの設定ができる。
この設定によって、Steamというプラットフォームをコントローラーで操作する時には、その設定したキー割り当てで操作できるようになっている。しかしそのキー割り当てのデフォルトでは、前述のように「○ボタン」で「Cancel」、「×ボタン」で「OK」というPlayStationプラットフォームとは逆の操作方法になっている。
なので、このSteamのコントローラー設定で「○ボタン」と「×ボタン」を入れ替えると、SteamプラットフォームではPlayStationプラットフォームのように「○ボタン」で「OK」、「×ボタン」で「Cancel」というキー割り当てで操作できるようになる。
これでSteam全体の操作がこのコントローラー設定で行えるようになる…わけではなく、あくまでもプラットフォームの操作が切り替わるだけで、基本としての操作方法は何も変わらない。
つまり、このコントローラー設定にしたとしても、Steamを立ち上げてNieR:Automataなどを起動すると、基本的な操作は「○ボタン」で「Cancel」、「×ボタン」で「OK」という事そのものに変化がない。
コレ、何の為のSteamのコントローラー設定なのだろうか?
プラットフォームとしての操作方法を変更できたとするなら、あくまでもSteam上で操作するコントロールの基本操作体系も、Steamのコントローラー設定と同様にするようにしないと、意味がないと思うのだが…。
実は、このゲームの基本操作体系を変える方法があるのだが、Steamでは各ゲーム毎に設定してやる必要があるようで、このSteamのプラットフォームのコントローラー設定ではそうした基本操作体系を変えることができないのである。
何とも分かりづらい設定である。

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Steam版、50% OFF

遂にSteam版のNieR:Automataが50% OFFでセール開始。

一周年記念セール

先日、NieR:AutomataのPS4版が発売一周年記念で50% OFFのセールを実施した、と記事にもしたが、遂にSteam版のセールも本日より始まった。

Steamストア NieR:Automata
http://store.steampowered.com/app/524220/NieRAutomata/

これで価格的には4,000円台で購入できるようになったワケだが、一応3月15日までの期間限定である事に注意が必要である。
Steam版の最大のメリットはMODの導入が可能という事であり、高解像度のテクスチャへと変更できる事である。
PS4よりも性能の高いビデオカード等を使っている場合であれば、そうした高解像度のテクスチャに切り替えるだけでも、よりリッチにプレイできるようになるので、欲しいと思っている人はこのチャンスに購入すべきだろう。
ちなみに50% OFFというのは、今まで実施されてきた割引セールの中でも最安値であるので、そのお得感は言う迄も無い。

60fps問題

ただ、Steam版NieR:Automataには、いくつかプログラム的問題が未だ未解決のまま提供されている事に注意が必要である。
というのは、とてつもないビデオカード性能を要求するような仕様になっていて、GeForce GTX 980Mレベルであっても60fpsでプレイできないという状況が発生していた…いや、現在も多分変わっていない。
発売して一年も経過しているので、その後メーカー側が何か対応したのかとも思っていたのだが、どうも対応はしておらず、有志によるMODで60fps安定動作が実施されているような状況のようである。
これは単純にプログラムの最適化が行われていないという事が原因なのだろうと思うが、具体的な原因はハッキリとしておらず(というかそのあたりはメーカーでないとわからないのが普通だろう)、メーカー側も最終的には30fpsを確保しているというレベルで許容してしまっているようで、未だ改善されていないらしい。が、今時30fpsで出力できているから満足、とする人は皆無だろうし、少なくともアクションゲームでそれはないだろう、と私などは思う。
とりあえず、Fix Automata Resolution(通称:FAR)というMODを導入する事で、それらの問題は解決できそうな感じではあるので、私も購入すれば導入を考えるのだが、本来なら公式で対応すべき問題が放置されているというのは、如何なものかと思う。
ただ、このように公式でも「重量級」という処理の重さを持つタイトルだからこそ、私がSteam版を求めているところもあるので、購入したらRadeon RX Vega64でどのような動作になるのかを検証してみたい。

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5K解像度が11万円

マウスから遂に5Kモニタが発売。

4Kコンテンツの制作に最適

5Kという解像度は今の私にとっては雲の上のような解像度である。
が、世間では既に4Kに手が届いている人もいて、実際の所は雲の上という程の距離ではなくなってきているのかもしれない。
実際、5Kモニタが市場に登場したのは、AppleのiMacからだとする話が一般的だとは思うが、ハイエンドなコンテンツを制作していく現場にしてみれば、この広いデスクトップ環境はもうそんなに未来の話ではないのかもしれない。
そんな5Kモニタをマウスコンピュータが発売する。
3月6日に、iiyamaブランドの製品「ProLite XB2779QQS」として発売するのだが、価格はオープンプライスとしながらも、楽天の直販ページでは109,800円(税込)で予約を受け付けるという。解像度ばかりが広がる…遂に5Kモニタも11万円という価格にまでなったか、と感慨深いものを感じるが、実はこのモニタにしても私の希望を叶えるものではなかったりする。

解像度は高いが…

この5Kモニタ「ProLite XB2779QQS」は、確かに解像度的には5,120×2,880ドットと、凄まじい広さを持つモニタではあるのだが、問題はその色合いである。
具体的なスペックは公開されていなが、パネルの仕様としてはIPSパネルで、表面は光沢のあるグレア処理液晶となっている。
応答速度は4ms(GTG)で、輝度は440cd/m2、コントラスト比は1,200:1で、ARC機能を利用した時に8,000万:1に拡張される。
具体的な仕様がここまでの情報なので、HDRに対応しているのかどうかという所は不明だが、おそらく対応していないものと思われる。
つまり、この「ProLite XB2779QQS」は単純に超高解像度モニタではあるものの、マルチメディア的にはおそらくHDR非対応であり、あくまでも4K解像度のコンテンツ制作をより行いやすくしているモニタ、という位置付けになると考えられる。
価格こそ何とか手の出る価格帯にはあるものの、あくまでもクリエイター向けというポジションからは逸脱していない製品ではないかと思う。
ただ、メーカー側は一応「ProLite XB2779QQS」ではビジネスやホビーなどの用途に合わせたカラーモードを搭載しているとしているので、クリエイターに限定した事は考えていないのかもしれないが。

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