Monthly Archive: 7月 2018

とりあえずモニタアーム

先日購入した液晶モニタに。

クランプ式水平多関節型

先日、Amazonプライムデーで購入したWQHD液晶モニタ「EX-LDQ271DB」だが、固定式のスタンドしか付属しないという事もあって、最終的にモニタアームで使用すればもっと便利になるかもしれないと、その時にも考えたのだが、結局モニタを購入した時はモニタ単品で注文をして、モニタアームを購入しなかった。
だが、やはり運用していく為にはモニターアームは必須だろう、という事で、その翌日、まだAmazonプライムデーが行われている最中に、モニタアームを購入する事に決めた。
その際、あまり価格的に高くないものであり、かつ希望の配置場所にモニタを配置できるものはないかと探し、最終的にBESTEKのクランプ式水平多関節型の「BTSS01BK」というモニタアームを購入した。安いので手は出しやすいこのクランプ式水平多関節型というアームは、高さのあるポールをまず机にクランプで固定して、そのポールの希望の高さの所から、水平にアームを伸ばしてモニタを配置する方式のもの。
よって、ガスショック式のモニタアームよりも価格がぐっと安くなるというのがウリなのだが、欠点は長めのポールが必要になるのでアームが占有する空間が大きくなるという弱点もある。が、アームはほとんどが机の裏側が主体なので、ほとんどのケースであまり邪魔にはならないので、安く仕上げたい人はよくこのクランプ式水平多関節型のモニタアームを使用するらしい。
ま、プライムデー価格で1,822円なので、万が一使えなかったとしてもそんなに痛くないな、と思ったのも事実である。

届いたので試した

で、購入した液晶モニタも届いていたものの、設置するのは休みの日でいいだろうと考えていたので、とりあえずモニタアームだけで試してみた。
組立式だが、組み立てるのはポール部分だけで、水平アーム部分は最初から組み上がっている状態。それで実際に配置したいところまで届くか試してみた。

結論から言おう。
ダメでした(-_-;)
水平距離400mmでは、私の希望の位置まではやはり届かず、結果、大きく配置転換した時まで温存するという結果に。
というか、私が配置したい場所というのは、通常あまりモニタを配置しない場所なので、届かないというのはこの製品が欠陥品だから、というワケではない。
通常、机の裏側にクランプ固定して、机正面側にモニタを持ってくるだけなら、間違いなく届くのだ。私が配置したい場所は、机の裏側付近にクランプ固定して、PCラックの横に貼り出すように配置したかったから届かないだけ。
おそらく、ガスショック式を購入しても、結果からいえば届かなかったかも知れない。
というか、こんなに長く貼り出せるモニタアームって存在するのだろうか…と改めて考え直す必要があるだろう。

というワケで、とりあえず今回はPCを格納している台の上にモニタを置き、そこで使用する事にした。
…多分、この方法しかないかもしれない。
そうなると…やはり高さ調整できるスタンド付のモニタの方が良かったかも知れない…。

電子はかりを購入

格安だが使えると判明。

中華製電子はかり

自宅ではほぼ利用する事がないのだが、仕事でよく郵便物を取り扱う。送るだけなら、会社が契約している「ゆうメール」で事済むのだが、残念ながら役所に手続き等を行うと、その控えを返信してもらう必要がある為、返信用封筒を用意する事が多く、そうなると返信用封筒にいくらの切手を貼ればよいのか等、どうしても郵送物の料金を知る為に“はかり”が必要になる。
こんなの、本来なら会社で用意してくれなければならないものなのだが、郵便物を取り扱うのがほとんど私だけだったり、或いは別の建屋にいる総務部門だけだったりするので、私の所のはかりが会社支給で用意される事はまずない。
なので、郵便物の重さを量れるぐらいの簡単なものでよいので、何かよい“はかり”はないかと物色したところ、先日のAmazonプライムセールで手頃な電子はかりがあったので、それを購入してみた。ちょっと小さいけど十分製造国は中国。いかにも大量生産品ですという雰囲気の電子はかりで、パッケージが特にちゃちな作りなのだが、製品そのものはそこそこ良く出来ていて、天板がステンレスなのはちょっと気に入った部分だったりする。
しかもこの製品、電源がUSB充電によるバッテリー式であるため、電池がない、といった事態にも陥らない。
0.1g単位で3kgまで計れるらしいが、私が計るのはせいぜい重くても500gなので、サイズこそちょっと小さいが、この程度で何ら問題がない。

約1,500円

このはかり、価格からすると約1,500円のものなのだが、ヤフオクなどでは送料込みで1,000円くらいで購入できるものである。
ただ、そこそこ使える機能を説明しているマニュアルが中国語オンリーだったりするので、使いこなしに問題がある。
なのであえて今回はAmazonプライムセールで購入したのだが、機能としては個数計量という総重量から個数を割り出す機能や、容器等予めさっ引いておきたい重さを引いてゼロ重量にする風袋引き機能、オートパワーオフ機能など、そうした機能の設定の仕方や使い方が説明されたマニュアルが付いてきた。
ま、マニュアルなどいらないという人であれば、安く購入する方が良いとは思うが、ちょっとでも使い倒したいという時は、格安品でもマニュアルが付いたモノを選ぶのが賢明かもしれない。

とりあえず、自宅でUSB充電してバッテリーを満タンにして、会社に持っていき、早速使ってみたのだが、私の用途は何ら問題なく使用できた。
ちょっと小さいので、A4をそのまま入れられる定形外サイズの封筒はそのまま置く事はできないが、ちょっと高さのある台を予め天板において、その時点で重量ゼロスイッチを押せば、あとはその台の上に郵便物を置くだけで郵便物の重量がわかる。
単純だが、こういう使い方をしたいが為に環境を整えた。
…なんか、会社の私が使用する備品は私の私物ばかりになっているような気がする。
コレで本当にいいのか?(-_-;)

早まったか…

Amazonプライムデーは罠だったか…。

NTT-X Storeでもセール

16日からAmazonでプライムデーのセールを実施していて、そこでI-O DATA製の27型WQHD液晶モニタが23,800円で販売されているという話をしたが、NTT-X StoreでもI-O DATA製の27型WQHD液晶モニタ「EX-LDGCQ271DB」を7,000円引きとなるクーポンを配布して25,800円で販売開始した。
価格だけ見ると、NTT-X Storeの方が高く見えるが、Amazonプライムセールで扱っていたモニタは「EX-LDQ271DB」という、スタンドがほぼ固定のモデルであり、NTT-X Storeでの「EX-LDGCQ271DB」はVESAマウントに固定されている、上下可動可能なスタンドが付いたモデルになっている。
なので、どちらがお買い得かという話になれば、2,000円高くはなるがNTT-X Storeの方が機能的にお買い得と言える。
パネルの基本的な性能などは両製品とも変わらないものと言えるが、製品として差別化はしているので、より高級と考えられるのはNTT-X Storeの「EX-LDGCQ271DB」なので、今から購入という人はコチラを選択する方が良いかも知れない。

NTT-X Store
http://j.mp/2L53wcZ

もう買っちゃったよ…

で、私はというと…実は既にAmazonプライムデーで「EX-LDQ271DB」を購入してしまっている。やはり価格的に魅力的だったという事と、他にこうしたセールが出てくる事を想定していなかったからなのだが、正直、これは失敗だったなと言わざるを得ない。
というのも「EX-LDGCQ271DB」の方がリモコンが付いていたり、スタンドが豪華だったりするので、VESAマウント対応のモニターアームを使うとしても、それだけでも付加価値があると言えるからだ。
前述したように、おそらくはパネルそのものは「EX-LDGCQ271DB」も「EX-LDQ271DB」も変わらないものと言えるが、付加価値を考えれば「EX-LDGCQ271DB」を選択する方がお得だと私は考える。

実に残念な結果と言えるが…まぁ、これも巡り合わせの問題とも言えるので、諦めるしかないだろう。
後は届いたモニタにドット欠けがない事を祈るのみである。

Amazonプライムデー

今日からセール。

欲しいモノ争奪戦

Amazon.co.jpのプライムデーセールが本日お昼から開始となった。
毎回、あらゆるモノがセール対象となり、かなり格安で購入できるチャンスなのだが、当然良いモノは数量が限られていて、あっという間に売り切れになる。
このあたりは、マウスコンピュータの訳ありセールと同じなのだが、Amazon.co.jpは流石にもっと扱う数量は多いので、まだまだチャンスはあると言える。
今回、私がセールで狙っているのは、液晶モニタで、できれば27型のWQHD解像度を持つ製品である。
さらに言えば、その液晶にインターフェースとしてDisplayPortが入っているのが望ましいのだが、ちょうどその条件に合致するモニタが、プライムデーセールにあった。
それが、I-O DATAの「EX-LDQ271DB」で、2,560×1,440ドット表示対応の27型ADSパネルを採用したモデルである。これが2万円台前半ならお買い得では?通常、WQHD表示対応モデルでの格安品の場合、23.8型とか24型という製品が多いのだが、今回は27型が対象品となっているあたりが珍しい。
約6,000円引きの23,800円で販売しているので、自分的にはかなり魅力的な製品なのだが、このEX-LDQ271DBには一つだけ私としては残念な所がある。
それは、付属のスタンドでは液晶パネルを上下できないという事である。
チルトなどはするものの、スタンドそのものでパネルを上下移動させる事ができないので、モニタの高さはほぼ固定となってしまう。
これが唯一の問題なのだが、価格的にはお得なものなので、さてどうしたものかと悩んでいる。

モニターアームで解決するか?

で、いろいろ考えて見た。
EX-LDQ271DBはVESAマウントに対応した製品なので、モニターアームを使えば好きな位置にモニタを配置する事ができる。
幸いな事に、モニターアームもプライムデーセールの対象品がある為、耐えられる重量を保持できるモニターアームも購入すれば、総額3万円以内で27型WQHDモニタとその配置の為のアイテムを揃える事ができる。
モニターアームであれば、従来よりも使い勝手は向上するハズなので、狙っても良いかもしれない。
ただ、私の環境でモニターアームを使ったとして、狙っている位置にモニタを持ってくれるかの確認をしないと、モニターアームをそもそも使う意味がない。
よって、今はモニターアームを使用した場合の、モニターの位置をスペックから想定して割り出すしか方法がない。

結局、いろいろ考えて見たが、モニターアームはその長さでモニタを配置できる距離が川足りする為、現時点でモニターアームの最適解を割り出す事ができなかった。
周辺環境を再確認したところ、とりあえず最低地上高の443mmで現行システムとの調和は何とかなりそうという判断から、今回はまずモニターだけ購入し、モニターアームはもっとシッカリと検討を推し進めていき判断する事にした。
とりあえず27型WQHDモニターが2万円台前半という価格であれば、お買い得だと思う。
プライム会員は今すぐチェックしてみてはどうだろうか?

Amazon.co.jp EX-LDQ271DB
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0771BM36F/

飽きずにひたすらプレイを続ける

FF14の2ndキャラを育ててて、ふと思った。

長い長いパッチ3.0

現在、FF14の2ndキャラを東の国に向かわせる為、パッチ2.0で止まっていたキャラクターを何とかシナリオ進行させるという事をずっと続けているのだが、思い立ってから既に2ヶ月以上も経過しているのに、まだ3.0が終了しないという状況になっている。
もちろん、毎日プレイできるという環境でもないので、休みの日にドカッとシナリオを進めるというのがいつものパターンなのだが、ここ最近はずっと仕事で休日も潰れていた関係もあってか、その進みは非常に遅い。
その間、公式ではパッチ4.5の話が進んでいて、私のメインキャラはまたしても遅れをとっているという状況なのだが、それでも2ndキャラを何とかクガネに入れない事には、せっかくシロガネに買った個人ハウスを活用しきれない関係から、今の所優先順位は2ndキャラの育成というところは致し方ないところ。
なので、そこまで持っていくためにはまずパッチ3.0、つまり蒼天のイシュガルドをクリアする必要があるワケなのだが、先日までパッチ2.1~2.5までを延々と長い長いと言いながらプレイしていた事もあって、なかなか3.0も終わりが見えてこない。
メインキャラをプレイしていた時はここまで長いという認識はなかったのだが、やはり一度プレイしているという事が、意識的にも2ndキャラの進行を遅く感じさせているという事なのだろうか?

竜詩戦争

蒼天のイシュガルドは、竜詩戦争という人とドラゴンとの千年に渡る戦いの因果関係をベースにしたシナリオが展開されるが、前にもこのBlogに書いたとおり、中々にしてシナリオは重厚で面白い。
個人的にはその後発売されたパッチ4.0の紅蓮のリベレーターよりもずっと面白いと思っているのだが、流石にシナリオ2回目ともなると、その重厚感が逆に重くなり、進みがとても遅く感じられるのかもしれない。
とりあえず、今はまだ1度目のニーズヘッグ戦を超えた辺りまでしか進んでいないが、このあとにまだアバラシア雲海のビスマルク戦やシャーレアンのイデルシャイア近辺のイベント、そしてアラグの魔大陸のイベントが待っていると考えれば、進行率は半分以下ではないかと考えられる。
しかも、パッチ3.0が終わればそこからパッチ3.1~3.4までが続いていくわけで、そう考えればイシュガルド編はまだまだ終わる気配はない。
ま、シナリオを追いかけていると、忘れていた事を思い出す事もあるので、それはそれで面白いんだけどさ…。

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ポタフェス2018

国内最大級のイヤフォン&ヘッドフォン体感イベント。

高級オーディオ目白押し

秋葉原で7月14日、15日にポータブルオーディオフェスティバル2018(以降ポタフェス2018と略)が開催される。
場所はベルサール秋葉原で、入場は無料のイベントだが、実に多くのブランドが出展し、各々の最新機器等を展示している。
展示される機器があまりにも高級で、とても手が届く価格帯の機器ではないというものがほとんどなのだが、現時点でのあらゆる企業の最先端を行く機器を展示しているという事もあって、訪れる人も多い。
今回のポタフェス2018では、個人的にはゼンハイザーのHD820という密閉型ヘッドフォンのハイエンドモデルが最終製品仕様となって展示されるという事で気になっているのだが、当然だがコイツも市場価格は30万円程度と、とても手の出る価格帯のものではない。
もちろん、価格として手の出る価格帯の製品の展示もあるので、今後目ぼしいものを見つけるというのもこのポタフェスの楽しみ方ではあるのだが、個人的にはハイエンドな分野でどういった製品が市場に出てきて、今後それがどのようにして展開していくのか? という動向を見るところにこそ、このポタフェスの意味はあるのではないかと思っている。
その中で、私が特に注目しているのが、KORGのNutubeという、次世代真空管を採用した製品で、最近は入手が困難になってきた真空管の今後を占う意味でも、このNutubeを採用した製品がどんなものであるのかが気になるところである。

N8

次世代真空管Nutubeを採用した製品がそろそろ登場するという話は前から出ていた。
そもそもNutubeが発表されてから結構な時間が経過している事もあり、試作機の話は結構あったものの、そろそろ市場に登場するであろう製品が見えてくる時期でもあった。
今回のポタフェスでは、コペックジャパンのCayinのポータブルオーディオプレーヤー「N8」にNutubeが採用され、参考展示されている。
発売は今年の秋頃を予定しているとの事だが、やはりその価格は高く、30万円台をイメージしているという製品らしい。
Nutubeという、まだ採用例がほとんどないような次世代真空管を使用している事もあって、その性能が気になるところだが、このNutubeは従来の真空管と同じようにアノード・グリッド・フィラメントの構造を持っているので、完全な3極真空管として動作するため、真空管特有の倍音を持ちつつも、次世代らしく省電力化や小型化が特徴となっている。
製品としてのN8は、出力として3.5mmのステレオミニ、4.4mm 5極バランス出力、さらに3.5mmのラインアウトを各1系統搭載し、シングルエンド出力時はNutubeを使用、バランス出力時にはトランジスタを使用するという違いがある。切替はプレーヤーのメニュー画面で設定するが、Nutubeに切り替えると、真空管を予熱するため「3秒待ってください」という表示が出てくる仕様になっている。3秒の予熱でスタンバイできるあたりは、次世代真空管を思わせるものがあるが、これがデジタル世代の機器との大きな違いでもある。
このN8にはDACとして旭化成エレクトロニクスの「AK4497EQ」をデュアルで搭載しているのも特徴で、ストレージとしても128GBのメモリとmicroSDカードスロットも備えている。
USBオーディオのin/outとI2SのmicroHDMI端子も装備しているのが特徴。要するに、N8経由でUSBオーディオとしても使用する事が出来るという事である。
小さな筐体ではあるが、PCのサウンドを次世代真空管で聞く事もできるデバイスという事である。

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4K HDR配信時代へ

オーパーツかと思えてくる…。

4K録画とパススルーに対応

アバーメディア・テクノロジーズから、4K録画とパススルーに対応するゲーマー向けキャプチャカード「Live Gamer 4K(GC573)」が7月20日に発売される。店頭予想価格は36,800円。キャプチャが追いついても表示デバイスがまだまだというのが…PCI Express2.0x4接続の拡張カード型キャプチャカードで、HDMI2.0の入出力を持ち、出力側はHDRパススルーに対応する。
4K HDRの60Hzと、フルHD 240Hzの高リフレッシュレートの録画をサポートし、専用ソフト「RECentral」での録画、Live配信、動画共有に対応する。録画型式はMPEG-4 AVC/H.264+AAC、またはHEVC/H.265+AACで、エンコード方式はソフトウェアとなっている。ソフトウェアでのエンコード出あるため、接続PCの要求スペックはIntel Core i5-6xxx以上、GPUはNVIDIA GeForce GTX 1060以上、メインメモリ8GB(デュアルチャネル動作)以上としている。…Radeonでの対応は?(爆)
他にも、製品には動画編集ソフト「PowerDirector 15 for AVerMedia」のライセンスキーコードが付属し、録画した動画の編集が可能となっている。
また、音声についてもリニアPCM 5.1ch/7.1chのパススルーにも対応しているので、PCにサラウンド機器を接続している人であっても、それら機器への出力が可能である。

問題はPCIe x4接続か

この「Live Gamer 4K(GC573)」の前機種である「Live Gamer HD 2」は、PCI Express x1での接続だったため、増設する際にも拡張スロットの一番小さなスロットでも問題はなかったが、今回はPCIe x4での接続という事で、ほとんどのマザーボードではx16スロットに接続する事になるだろうと想定される。
もっとも、前機種はフルHDでの録画対応までしかサポートしていなかったため、PCIe x1接続でもまだ帯域的に問題はなかったわけだが、流石に4K対応ともなると帯域の問題からPCIe x4の必要性が出てきた為に、接続スロットも変更になったと言える。
なので、ATX基板でPCを運用している人であればまだ問題はないだろうが、microATXマザーでPCを構成している人は、ビデオカードとのバッティングが想定される。マザーボード上に搭載されているx16スロットを2つ使用する場合、ほとんどのケースではビデオカードもx8動作になってしまう事が予想される。
ATXマザーの場合であれば、チップセット側に接続されているPCIeチャネルでの動作で、バッティングせずに使用する事が出来るだろうが、実はここにも一つ問題があり、最近のNVMe接続のSSDをどれだけ接続しているかによっては、帯域が足りずにx16スロットが排他利用になっているケースがある。
このあたりは、使用しているマザーボードの仕様にもよるので、見た目でスロットが空いているからといって全て利用できるわけではないところが注意点と言える。
ちなみに私の場合、ビデオカード以外で使用しているx16スロットは、現在USB3.0の拡張カードがx4接続で使用しているため「Live Gamer 4K(GC573)」を接続するにはこのUSB3.0の拡張カードを取り外して接続するしか方法がない。
昔から比べてPCI Expressのチャネル数も増えているものの、使用するデバイスの帯域幅も増えているため、実際は思ったほど多数の機器を接続できなくなっている為、特に高速アクセスを可能としているデバイスを多数接続している人はより注意が必要である。

時代は4K、そしてHDRへと進んできたワケだが、キャプチャの世界もそれに追従し始めた。その割に対応ディスプレイがまだまだ限られる状況というのも、変な話である。
ディスプレイメーカーはもっと4K HDRを前面に押し出す製品群を展開して欲しいものである。

4年ぶり更新のVOCALOID

声も楽器だと言い切れるレベル。

VOCALOID5

歌詞とメロディを入力すると歌ってくれるVOCALOIDシリーズの最新バージョン「VOCALOID5」が7月12日、つまり本日から発売となる。

前バージョンのVOCALOID4から4年ぶりの更新という事で、今回は大幅にソフトがブラッシュアップされ、よりわかりやすい体系へと進化した。
従来までは歌声ライブラリとVOCALOID Editorなどに分けられていたソフトウェアが一つのソフトウェアに統合され、ライブラリがボイスバンクという扱いで本体内に取り込まれる事となった。
しかも、このVOCALOID5はWindows、Macで動作するほとんど全てのDAWソフトで、ブラグインとして使用する事ができ、当然だがスタンドアローンでも動作する。
普段、Cubaseを使っている人であっても、Logicを使っている人であっても、このあたりは全く気にする事なく使用する事ができる。
さらに、今回のVOCALOID5は従来のVOCALOID3とVOCALOID4で取り扱っていた歌声ライブラリをそのまま読み込む事もできるので、従来のライブラリを資産として使用する事ができる。
今までVOCALOIDで歌わせていた人も、安心して使用する事ができる。

データベース

今回のVOCALOID5の機能の中で、私が「ああ、やはり時代だな」と感じたのは、予めフレーズのデータベースが用意されているというところ。
どういう事かというと、予め決まった言葉を歌わせた2,000以上のフレーズをデータベース内にデータとして持っていて、それをメロディ内に貼り付けるだけでループ音楽のような素材を作成する事ができるという事。
もちろん、自作のメロディ内に貼り付けてバックコーラスの様に使用する事もできるし、貼り付けたボイスフレーズはアレンジする事もできるので、好きなように加工して歌わせる事もできる。
さらに言うと、VOCALOID5ではリードボーカル用、コーラス用とそれぞれのパラメータを別々に保存する事が出来るので、先程のループフレーズをコーラス用として使用する際にもこのパラメータを当ててメインボーカルとは違ったダイナミクスやポルタメントなどの調整の元で歌わせる事もできる。
フレーズがデータベース化され、専用のパラメータを当てる事が出来るという事は、もうほとんどループ音楽を作成する感覚で作曲する事ができるという事。コレはもう知識云々の世界から脱却したと言っていいかもしれない。

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倍率125倍

望遠鏡がいらなくなる領域か?

COOLPIX P1000

ニコンがレンズ一体型デジカメとしてCOOLPIX P1000を9月に海外で発売する。残念ながらまだ国内での発売は発表されていないが、おそらくそう遠くない内に発売されるだろうと思われる。サブ機として欲しい人も多いだろうと思う価格は999.95ドルで国内でもレートに合わせた価格になるのではないかと予想される。
このCOOLPIX P1000は、2015年に発売されたCOOLPIX P900の後継機で、P900の時でも24-2000mm相当F2.8-6.5(35mm判換算)という83倍という倍率を持つカメラだったのだが、今回発売されるP1000はそれを上回る、24-3000mm相当F2.8-8.0(35mm判換算)という125倍のズームレンズを搭載している。
手ブレ補正もシャッタースピード5段分に相当する機構を持ち、広角端ではレンズ前10mmまで寄る事のできる性能を持つ。
映像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーで、これはP900と同じ。最高感度はISO6400で、4K UHD動画記録や、静止画のRAW記録にも対応する。
ファインダーはEVFで約230万ドットのOLEDを搭載。背面モニターはバリアングル式の3.2型92.1万ドットとなっている。
Wi-FiとBluetooth機能も内蔵し、スマートフォンとアプリで連携が可能。また別売りのBluetoothリモコンも用意される。このリモコンでは静止画、動画の撮影やズーム操作が可能となっている。
P900との差として、83倍から125倍のズーム倍率になった事を受けて、重量が899gから1,415gへと増加した。単純に光学部分の増量ではないかもしれないが、大部分はレンズ構成の違いで重量増となったと考えられる。

電子ズームを組み合わせると…

さて…このP1000だが、前述したように光学倍率で125倍ととんでもない倍率を持っているのだが、これはあくまでも光学倍率だけでの話。
もしこれに電子ズームを組み合わせると、それこそ10,000mmの領域に突入するのではないかとさえ思える倍率を可能にする。正確な電子ズーム倍率はまだ不明なので、ホントに10,000mmまで行けるかどうかは分からないが、P900の時点で光学ズームで2,000mm相当、電子ズームだと8,000mm相当にまで伸びるので、単純計算で考えればP1000は12,000mm相当に届く可能性がある。
もしこれをフルサイズセンサー搭載の一眼デジカメで実現しようと考えたなら…そもそもそんなレンズが存在しないだろうと思うが、実現できたとしてその価格はそれこそ一般人の手に負える価格のレンズではない世界になる。
センサーサイズが大きい事は、確かに画質であったりする面で優位である事は間違いないが、それに合わせてレンズも肥大化する事になるが、センサーサイズが小さくなると、焦点距離的にはかなり望遠有利な状況を作る事ができる。
そういう意味では、こうした超々望遠域ではCOOLPIX P1000などのようなカメラの方が、現実的かつ十二分な性能をもった機器という事が言えるのかも知れない。
正直、マイクロフォーサーズでもこんなマネはできないと思う。

超々望遠撮影を現実的な価格で実現したい…そう考えている人は、COOLPIX P1000は選択肢として十分考えられるアイテムだと思う。
国内販売が行われる事を祈りつつ、待ちたいところである。

Surface Go

Microsoftの対iPad戦略デバイス。

399ドルからの刺客

Microsoftが、シリーズ最小最軽量となる2in1 PC「Surface Go」を発表した。
価格は399ドルからで、Wi-Fiモデルを7月10日から北米、欧州の一部地域で予約開始する。出荷は8月2日からで、日本でも数週間以内に受注開始となる予定である。
また、LTEモデルも予定されており、そちらは年内に発売する予定だという。
この「Surface Go」は、基本コンセプトこそ従来のSurfaceシリーズと同じとしているが、画面は10型と従来製品より小型に収められている。小さいのがどういう影響を与えるのか?解像度は1,800×1,200ドットで、ペン入力にも対応できる。キーボード兼カバーを脱着できる2in1タイプではあるが、このあたりは従来品と同じとイメージすれば良いだろう。
搭載するCPUはPentium Gold 4415Y、メモリは4GB~8GB、ストレージは64GB eMMCもしくは128GB SSD、256GB SSDの選択肢があり、OSはWindows10 Home/Proを搭載する。
特筆すべきはその重量で重さは約521gと非常に軽い。この中にIEEE 802.11ac無線LANとBluetooth4.1、500万画素前面カメラ、800万画素背面カメラ、USB Type-C、Surface Connect、microSDカードリーダ、音声出力を装備する。
前述した399ドルのモデルは、メインメモリ4GB、ストレージ64GBのものになり、搭載する装備が豪華になるにつれて価格も上昇する。
オプションのType Coverは99ドルからで、Surface Penは100ドル、同デザインのSurface Mobile Mouseは35ドルで用意される。
装備だけみれば、iPadよりも豪華な感じがあるが、問題はWindowsベースで10型というサイズがどのような影響を与えるか? というところではないかと思う。

個人的には12.9インチ

先日、私は仕事でいろいろやり取りしている人が12.9インチのiPad Proを使用しているところを見た。
何故12.9インチなのか? という事を尋ねたところ、10インチだと持ち運びには良いのだが、実用させようと思った時に、WindowsPCとの親和性があまりよくない、との事であった。
逆に12.9インチにしている事で、iPad ProをWindowsの外部ディスプレイとして利用した時にサイズ感に違和感がなく、使い勝手が良いとの事であった。
しかも12.9インチともなると、そのサイズがA4サイズに近いという事もあって、紙と同サイズで扱う事もできる。
実際にはA4より縦で5mm、横で10mmほど12.9インチiPad Proが大きいのだが、ファイルサイズで考えれば紙と一緒に持ち歩いても違和感はない。
そういう状況だから、今回の「Surface Go」に関しても、10型という本体サイズ245×175×8.3mmというサイズは、若干小さく感じるものではないかと思う。
また、搭載するCPUパフォーマンスだが、Atomコアではないのでアウトオブオーダー型のCPUである事を考えれば、それなりの処理能力は魅せてくれるだろうと思われる。Atomはインオーダー型のCPUだったので、Windowsを動作させるにはちょっと苦しい状況だったが、そういったAtomのような事にはならないと思われる。

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訳ありセール

今年もこの季節がやってきた。

第11回アウトレット

昨年も同時期に開催されていたが、マウスコンピュータの飯山工場でアウトレット品のセールが開催される。
開催日は7月28日で時間は6:30~11:00と結構早い時間帯に実施される。
訳あり品とは、箱が潰れていたり、一般の製品として成立しないものばかりで、中身は正常品というものが大多数なので、そういった実用的な製品が格安で販売されるセールとなっている。
昨年は6時から開催され、350人が順番待ちをし、最終的には428人が来場するというイベントとなった。
どういった製品が販売させれるのかという情報に関しては、何回かに分けて情報公開が行われ、7月9日に第一弾、7月17日に第二弾、7月23日に第三弾の情報公開が行われる。
とりあえず第一弾が公開されたが、通常476,496円(税込)のCore i9搭載PCが200,000円という価格で販売されるという。他にも269,784円(税込)のCore i7-7700K搭載PCが120,000円、150,984円(税込)のCore i7-7700HQ搭載のノートPCが70,000円という価格で提供されるようだ。
もちろん数には限りがあり、2~3台しか弾数がないので、すぐに売り切れてしまうものではあるが、こういった製品が今後他にも多数出てくるという事である。

マウスコンピュータ 訳ありセール
https://www.mouse-jp.co.jp/campaign/1807/wakeari.html

入場予約券

このマウスコンピュータの訳ありセールは、総来場者数こそ500人に満たないイベントではあるが、相当なディスカウントが行われるので、毎回入場権利が争奪戦になる。
そこでこのイベントは“点呼方式”と呼ばれる、事前に数回行われる点呼に参加したものが、優先権を得られる仕組みになっている。
点呼は7月24日から27日まで一日3回実施され、最終的には13回実施される。この13回の点呼を全て受けられれば、かなり優先的に入場できるようになるとは思うが、点呼は連続でチェックを受けなければならず、途中一度でも点呼に参加できなければ、改めて最初から点呼を受け、最終的には13回の点呼を受けられなくなるので優先順位が下がるという仕組みになっている。
この仕組みで考えると、地元民が圧倒的優位と考えられるが、そもそもアウトレット品という格安製品は地元民への還元を想定している可能性があるので、そういう主旨だと考えるしかないように思う。
また、この訳ありセールは直売でもあるので、現金取引しか受け付けないし、1点購入すればまだ並び直しという制限もある。
だが、そうした制限があっても、かなりお買い得品が手に入るという事もあり、PC本体や周辺機器を購入したい人は、参加してみるというのも手だと思う。
ちなみに入場予約券がなくても、当日予約券なしで入場する事はできる。ただ、優先権がないというだけなので、そのあたりを気にしないのであれば、当日参加でも良いのではないかと思う。

今年の夏に買いたい物

スリムな扇風機が欲しいカモ。

場所との戦い

夏場、メインの冷房装置と言えばもちろんクーラーという事になるが、クーラーだけでは当然部屋の中を涼しくするのは不十分で、部屋の中では扇風機も同時に利用している。
あまり広くはない部屋の中で、扇風機がドンとその存在感を示しているわけだが、通常の羽根を持つ扇風機の場合、頭部分が大きいが故に、結構部屋の中で邪魔な存在になる事がある。
もっと広い部屋ならそんなに困る事もないのだろうが、どうにも邪魔な雰囲気は拭えず、どうにかこの存在をもっとスリムにして部屋の中で少なくとも「邪魔」と思えない存在にしたいとずっと思っていた。
この問題を解決するにあたり、一番良い方法はというと、Dysonなどから発売されている、羽根のない扇風機を使用する方法であり、これはDysonがエアマルチプライアーを発売した頃から実は注目していた。
当時は、バルミューダが内側と外側で逆回転する高級扇風機を発売していた時代で、高級家電が徐々に認知されてきた時代でもあり、Dysonのエアマルチプライヤーもその高い価格は高額とされながらも、ライバルとの価格差で認知されてしまえば驚く程ではない、という感じだった。
その頃から数年が経過し、そして今、改めて羽根のない扇風機の必要性を実感しているワケだが、できれば導入したいなぁ…と日中考えていた。

とにかく縦長

Dysonとは言わないが、この羽根のない扇風機を導入したいと考えているもう一つの理由が、その風が吹く場所が縦長で結構な幅で涼しくなる、というものである。
羽根のある扇風機だと、結局羽根の回転に合わせたところしか風が吹かないため、背の高い扇風機を導入しても、頭の部分しか風が吹かない。結局有名なのはダイソンなんだけどさ…ところがDysonを初めとする羽根のない扇風機は、縦長の幅広い部分で一斉に風が吹く事で、椅子に座った状態であれば、頭から足下まで涼しくなる傾向にある。
卓上型のものもあるが、私が狙っているのはタワーファンであり、より広い範囲をカバーできる扇風機という事になる。
想定するに、今までとは全く異なる使用感のものなので、個人的には結構な期待がかかる製品で、導入してみたいという思いがある。

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