押さえ込むしかないのは分かっているが…。
爆笑王、逝く
志村けん氏が亡くなった。
個人的には結構衝撃を受けた。私はひょうきん族派ではなく、ドリフ派だったからだ。
爆笑王と言うと、もっと違う人を当てる人もいるかもしれないが、私からすると爆笑王は一人ではないと思っているし、視聴者に与えてきた影響を考えれば、志村けん氏を爆笑王と表現しても間違っていると言う人はそう多くないと思う。
昭和を代表する芸人なので、その表現が古いというイマドキの人もいるかもしれないが、それはあくまでも世代間ギャップであって、方向性として間違っているとかそういうのとはまた違う。
少なくとも、氏によって人生が大きく変わった人が何人もいる人であり、影響力の強かった人である事は間違いのない事である。
そんな氏もコロナの前に倒れた。
この事で、安倍総理が悪いとかいう話をツイートしている人がいたりもするが、そもそもそれはお門違いな話だと思う。
そもそも、コロナがここまで蔓延しなければよかったわけであり、対応が悪いとかそういうレベルの話ではない。
ただ、今回のコロナに関しては、人災の側面を否定できない話がいくつかあるのも事実で、おそらくその一環として安倍総理が悪い…という話が出ているのだろうが、それを言うなら元々の中国からの情報が遅すぎた事はどう説明するのか? という問題になる。
またWHOからの情報の真偽に関してもいろんな問題があるように思える。
今更何を言っても仕方のない話であり、今はこの現状を粛々と受け止め、最善と思われる対策を進めていくしかない。
受け止める側
志村けん氏が亡くなった事で、コロナに関してより厳粛に受け止め始めた人が現れた事は悪い事ではないのだが、私としてはそもそもコロナが原因で亡くなった人が現れはじめた頃から、その辺りは厳粛に受け止めるべきではないかと思っている。
有名な人が亡くなったから危険、とかそういう話ではないだろうと思うのである。
もっとも、知っている人と知っていない人で重みが違うと言われれば致し方ない話でもあるのだが、伝染病の怖さはどう考えても軽く見積もってはいけない。
人がいつもと同じ生活スタイルを採っている中で、感染のリスクがある場合は、甘く見ているとあっという間に広がっていく。
その怖さは確かに実際に味わってみないと分からない、という事かもしれないが、その怖さを伝えているエンターテイメントがあるのもまた事実であり、人は何故かそういう所から学習する事をあまりしない。
浦沢直樹氏の「20世紀少年」では、生物兵器で確実に死ぬ病気が蔓延し、ワクチンを争奪して殺し合いが始まるという表現がある。
コロナではワクチンがまだないので流石に殺し合いはないだろうが、これだけの人が亡くなっている事を考えると、ワクチンが出来たとき、その争奪戦が起きる可能性は否定できないように思う。
人の倫理観が問われる話ではあるが、理路整然とした対応が行われる事を期待したい。
私は今は実に粛々とした対応を心がけ実施している。
平日は仕事に出てはいるものの、休日は食料調達と燃料調達以外は完全に引き籠もりである。
おそらく、私が考えるに年単位でそうした引き籠もり策を採らねばならないだろうぐらいに考えているので、今後も粛々と大人しく引き籠もるだろう。
…平日も引きこもりたいなぁ(爆)
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