初めてMicrosoft Storeで買い物をした。そして…その買い物は上手く機能していない。
プロダクトキー
先月購入した13インチMacBook Pro 13 2020に、Parallels Desktopをインストールした話を8月11日にBlog記事に書いた。
その際にも、手順ミスでWindowsのインストールに手間取ったが、何とかインストールできたので、今度はそれに対してアクティベートする必要がある。
もちろん、Parallels Desktopに関しても試用期間は14日しかないので、どこかのタイミングで正規版を購入してアクティベートする必要があるワケだが、Amazon.co.jpよりParallels Desktopの通常版パッケージを購入したので、そちらからアクティベートを開始した。
Parallels Desktopに関してはいたって簡単。MacOSでWindows10を起動させる際、Parallels Desktopのキーを購入するか入力するかを促す画面が出てくるので、そこから購入したパッケージに入っていたキーコードを入力するだけで、アクティベート完了。実にシンプルである。
次に、起動したWindows10 Homeは、同じようにアクティベートされていない旨の警告が表示され、Microsoft StoreからWindows10を購入するか、プロダクトキーを入力するかを促される。
この画面から「Windows10 Homeを購入する」あるいは「Windows10 Proを購入する」とすると英語のMicrosoft Storeに繋がってしまうので、そこでは購入せず、日本語サイトのMicrosoft Storeから、Windows10 Proを購入して、そこのプロダクトキーを入力する事にした。
今回、Windows10 Homeでも良かったのだが、リモートデスクトップを使用する可能性を考えてWindows10 Proをインストールする事にした。
で、結論。
Microsoft Storeで購入したWindows10 Proのプロダクトキーを入力したのだが、その後、HomeからProへと機能拡張する必要があると出たので、そちらを選んだところ、今はそれができない、という表示が出て、結局Parallels Desktop上のWindows10のアクティベートは完了せず、しかも再度プロダクトキーを入力したところ、そのプロダクトキーは使用出来ない、と言われてしまった。
コレ、どうするんだよ?(-_-;)
情報が食い違っている
Microsoft StoreのWindows10のページを見ると、ちゃんとWindowsもしくはMac1台にインストールできる、と記載されている。
だから購入したOSをMacで使用する事そのものは問題がないし、Microsoft側もそのような使われ方を想定している。
念の為、Microsoftアカウントのページに行くと、私のアカウントに紐付いた内容で、デバイス管理を見たところ、Macが表示されていて、「Parallels Virtual Platform」という名称で仮想OSとして登録されていた。しかし、そのエディションはHomeになっている。
しかし、実機のMacBook Pro上で動作させているWindowsはHomeでもアクティベートされておらず、Microsoftアカウントの情報とも合致していない状態になっている。
アカウント管理上での情報と、実機での情報で一致しているのは「Parallels Virtual Platform」で登録されているという事のみで、しかし実機ではその登録通りにアクティベートもされておらず、しかも購入したPro版にはなっていない、という、実にMicrosoft側の問題ではないか? とすら思える不具合状態になってしまっている。
ココまで来ると、Microsoft製品そのものに対しての不信感しか生まれてこないのだが…。
自力解決は無理?
Microsoftとしては、このようなトラブルの為に多数のサポートページを用意しているが、正直、今回の件ではどれもあまり役に立たないという感じである。
結局は一度Microsoftサポートセンターに電話するなりして、プロダクトキーのアクティベートからやり直す必要があるように思える。
Microsoft Storeから購入した製品としては、今回のOSが初めて購入した製品だが、それでこんなトラブルが起きてしまうと、OSの問題とは言え、Microsoft製品そのものの不信感から、Microsoft Storeも含めた不信感へと繋がってしまう。正直、次にMicrosoft Storeを使いたいか? と聞かれたら、ちょっとねぇ…と言いたくなってしまう。
私も自作PCなどで利用するのと違い、今回仮想OSとして登録している事そのものが初めての経験でもあり、最終的なトラブル解決の予想が立てられずにいるのだが、だからこそ、一度Microsoftサポートセンターに電話して対応を進めていきたいと思っている。
しかし…HomeからProに切り替わる際に機能拡張のプログラムを適用する必要があるとは思わなかった。
私はもともとOSにはその機能をインストールさせていて、プロダクトキーでそれのON・OFFをしているだけだと思っていた。
この機能拡張のインストールが正しく行われないと、エディション変更が出来ないばかりか、アクティベートすら出来ないという状況になるなど、予想もしなかった事である。
毎回トラブルだらけではあるが、これを解決してMacとWindowsの両環境に対応できるようにしたいと思う。