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日本人だからこそ

戦後教育では、日本の近代史、特に第二次世界大戦あたりの話は事実関係を淡々と説明するのみ、という教育が行われていると思うが、それを別に悪い事とは思わない。何故なら、そこに感情論を含めてしまうと歴史が歪んで見えるから。しかし、それであっても日本人が知らなければならない当時の事実はたくさんあり、それらは戦後の日本人にはあまり知られていない。感情論はいらない。その多くの事実をもっと知った方が良い、と私は思っている。

戦後75年

8月15日。
日本は無条件降伏し、戦争を終結した日である。
8月15日、終戦の新聞何の戦争か? 時に第二次世界大戦と言われ、時に太平洋戦争と言われ、時に大東亜戦争と言われる。
第二次世界大戦となると、欧州の戦争も含めた話になるので、日本が特に関与した太平洋地域の戦争として太平洋戦争と言われる事が多いが、大東亜戦争という言葉は近年になってようやく教科書に記載された呼び名らしい。
そういえば、私の頃は大東亜戦争という言葉は使われていなかったような気がする。
しかし、戦争に深く関係した人達の中には、あの戦争を大東亜戦争としか言わない人もいた、という話を聞いた事もある。
呼び名一つに何を拘っているのかと言われるかも知れないが、大東亜戦争と呼ぶ事の意味はこの戦争の本質を見る上でとても重要だと私は思っている。
戦後75年経った今でも、日本人のほとんどの人はあの戦争で他国を侵略した、という一点の事実を知識として持ち、諸外国から見た日本の姿を知らない人が多い。
何故あの戦争は起き、そして日本が敗戦を受入れた後、世界はどう変わったのか?
そこから見えてくる日本の姿を、もっと日本人は知らなければならない。私はそう思うのである。

Twitterで知る

このような動画を紹介しているツイートがあった。

https://twitter.com/katu178524503/status/1294243395909500929

この動画を見て、どのように考えるだろうか?
少なくとも、このような事を日本の学校教育では教えていないと思う。
もちろん、一方向だけの教育では駄目で、実際に戦争が行われた土地や国からの姿も見る必要はある。
私が言いたいのは、前述した通り、感情論でなく事実を知る、という事である。
そして事実を知った後、なぜその事実が起きてしまったのかの要因を知る事である。
少なくとも、日本人は当時、唯一有色人種の中で白人と戦争をして互角に戦った国民である。
別に戦争を賛美する事はしないし、もってのほかと思うが、それほどまでに当時の白人のアジア植民地政策は酷いものだったという事である。
そして戦後、日本は戦争には敗れたものの、アジア各国で独立の機運が高まり、ほとんどの国が植民地から脱する事となった。これもまた事実である。

誰も知らない偉人伝

このような考えは、実の所私自身、かなり以前から思っていた事で、今の日本の教育の最大の問題だと想い続けていた。
しかし、私自身が一体どれだけの事を知っているのだろうか? と自分自身にも疑問に思う所があり、せめて昔の日本人が何をしてきて、どのような事実になったのか、そういった事を知るだけでも、情報を入れるべきと思い、手始めに読み始めたのがコレである。

勇気をくれる日本史 誰も知らない偉人伝 (角川文庫) [ 白駒 妃登美 ]

内容としては、明治から昭和初期、東京オリンピックぐらいの話である。
戦争の事にも触れているが、どちらかというと日露戦争に寄った感じかと思う。
あえて大東亜戦争(太平洋戦争)ではなく、それ以外の所での日本人と世界との関わりやそこで活躍した人達の話をまとめたもので、私としてはとても読みやすい本である。
この本を読むと、明治から昭和初期の日本人の「公」としての人の動きをよく知る事ができ、このような考え方を持つ日本人が大東亜戦争(太平洋戦争)に突入した時に、戦後教育で受けてきたような侵略の為だけの戦争を本当にするのだろうか? という疑問を感じずにはいられない。
この本を読み終えた時、次は実際に大東亜戦争(太平洋戦争)の本を探してみるつもりだが、おそらく私が学校で習ってきたような話とは違った話になるだろう、という予想は付く。
私は何より、事実が知りたいのであって、日本人は悪くない、というつもりはない。
ただ、今の「日本人だけ悪い事をしてきた」という刷り込みが、今の日本を弱体化させているように思えてならず、当時の日本人が命を賭して成そうとした事を知りたいだけなのである。

このように、侵略戦争を別視点で読み込もうとする行為そのものを右翼的だとか言う人もいるが、私自身、左翼だとか右翼だとかどうでもいい話である。
ただ、その時何が起き、どうなったのか? そしてそれは何が要因だったのかを知りたいだけなのである。
人は歴史に学ぶ事ができるが、その歴史そのものが捻じ曲げられていては、学ぶ事もねじ曲がってしまう。
ただ、私はそれを恐れる。後世に生きる人に歴史から正しい事を学んで欲しいと同時に、私も学びたい、そう思っているに過ぎない。
8月15日の終戦記念日。あえてこの日にこの話を書いてみた。
たまには真面目な話もするのである。

※追記(2020年8月15日)
大東亜戦争に関する書籍で良さそうなのものを見つけた。

大東亜戦争は日本が勝った 英国人ジャーナリストヘンリー・ストークスが語る「世 [ ヘンリー・スコット・ストークス ]

 

 

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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