ゴルベーザ、ようやく討滅

長かった…。いや、倒すのに時間がかかったのでは無く、挑めるまでが長かった。

IL、ようやく到達

介護生活を始めて1年と半年弱が経過した。
その時から、私のFF14のプレイスタイルは大きく変化した。とにかく自分の時間が自由に取れない事から、プレイ時間は激減し、また些細な事かもしれないが、他人とのマッチングも気軽に出来なくなってしまった。
マッチングしている途中で母親からの呼び出しがかかれば、その時点で私はFF14を中断せざるを得なくなり、他のプレイヤーに迷惑を掛けてしまう。だから自然とコンテンツファインダーの利用が少なくなり、結果、マルチプレイはほぼしなくなる。
ストーリーを進める上でどうしてもマッチングしなければならない時は、母親がデイサービスに行っている時を狙うしか無く、それも母親がいない時にしかできない家の仕事を終えてからの話になる。
兎にも角にも、プレイ時間が半端なく少なくなっているので、ゴルベーザの討滅がまだ終わらないままの状態をずっと続けるしか無かった。
そんなプレイできない時間の中を縫うようにして何とかインスタンスダンジョンの最後発ダンジョンを何度か周回して、ILを引き上げる装備を入手、ゴルベーザ討滅戦に挑めるだけのILを稼ぐ事に成功したので、いよいよもって討滅戦に出かけたという次第である。
メインのストーリーを進めるのも限られた時間の中でのプレイになるので、時々ストーリーを忘れてしまったりなんて事もある。
ただ、よく忘れるのはサイドストーリー的なシナリオが多く、メインは何とか覚えていられたので、違和感なくゴルベーザとの戦いに臨む事が出来た。
…あれ、ヒルディ・ブランドのストーリーってどんな流れで進んでたんだっけ?
コッチはまるで覚えていない(爆)

ゴルベーザ討滅

ま、ここからはネタバレを含むかもしれないので、FF14をプレイしていてまだゴルベーザを倒していない人は避けた方がよいだろう。
すぐそこにいるゴルベーザ
ゴルベーザそのものが強いか弱いかと言えば、私からするとそんなに驚く程強くないというのが本音である。
もちろん、極ゴルベーザは強いと言い切る事はできるが、それは既に私のプレイ領域の外の話である。
シナリオ的にゴルベーザ自身が倒れる(倒される)という事は予想できる。問題はその後である。
ゴルベーザが倒された後、あの世界はどうなるのか? そこが予想出来なかった…というより、単純に倒されてよかったよかった、なんてシナリオにはならない事は予測できた。
ではどういったストーリーへと進んで行くのか? これが分からなかった。
いや、FF4をプレイした事のある人なら、ゴルベーザを倒した後の展開は予想できたのかもしれない。何と言ってもゴルベーザはFF4にも敵ボスとして登場していたキャラクターである。世界観が異なるので全く同じではないものの、大凡のストーリーラインはオリジナルに沿った形でFF14の世界観に置き換えられて実装されているはずである。
私はFF5は最後までプレイしたが、FF4は未プレイ。
だから久々に後のストーリーが読めない状態での討滅戦となった。
討滅戦そのものは…まぁ、驚く程のギミックは感じなかったが、ソロで倒せと言われたら絶対に無理と言えるものであった事は明確。
私がマッチングしたプレイヤーは私以外は最低でも一度経験しているプレイヤーばかりのようなので、見よう見まねで切り抜けた。
ま、FF14をフリーカンパニーなど複数メンバーでガチにプレイしている人達でない限りは、ほとんどの場合、私の様なクリアの仕方なのではないかと思う。

ゴルベーザの次

ゴルベーザ討滅戦が終わると、ストーリー的にはゴルベーザはまだ生きていた。
ただ、ゴルベーザ自身は戦える状態ではないというのは分かるが、結局ゴルベーザは守るべきものを守って戦い、守り切ったところで力尽きた、というのがストーリーの解釈として正しいのかもしれない。
そして生まれ出てきたものは…FF4をクリアした人だと「やっぱりね」という感じなのかもしれないが、そういった巨大な存在が新たに生まれた事で、それがパッチ6.5のラスボスになったワケである。
このラスボス、ゼロムスと呼ばれる存在だが、FF4ではゼムスと呼ばれる存在と一致する敵である。ゼムスも残留思念としてゼロムスへと変化するので、FF14ではその変化後の存在を重ねたのかもしれない。ゴルベーザとの戦闘は月で行われるのだが、既にその舞台がFF4のゼムスとの戦いを意識したものと言える。
というのもゼムスはFF4における付きの民の一人で月から思念を送ってゴルベーザを操っていた、というのがFF4のストーリーらしい。
だから、月でゴルベーザと戦うとなった段階でFF4をクリアした事がある人は先が読めている可能性は高い。単に私が知らなかった、というだけの事だったようだ。
FF14は、FFの世界におけるテーマパークと呼ばれているが、それはシリーズ作品をいろんな部分で切り取ってその世界に取り込んでいるからである。
だからFFシリーズをプレイした事のある人だと、気づくオマージュがいろいろあるので、そこも面白さの一つとなっているのかもしれない。

とりあえず、現時点でのメインストーリーのラストであるゴルベーザの討滅までは進める事ができた。
だが、パッチ6.5「光明の起点」は10月上旬に公開される事が予定されている。2部構成なも、過去のパッチx.5と同じなので、年内から来年初めぐらいまでに次の拡張パッケージへと繋がるストーリーが見えてくるだろう。
正直、私はもうストーリーラインを追いかけるだけで精一杯といったプレイの仕方しかできない。それでもやめられないというのが、私にとってのFF14という存在である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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