状況を確認しやすい形にするのも方法である。
CPUクーラーを交換予定
先日から、Ryzen7 7800X3DにCPUを交換する話ばかりしているが、それに合わせ、もう一つ交換しようと思っているものがある。
それがCPUクーラーであり、今回のCPU換装のついでにこちらも交換しようと画策している。
今現在使用しているCPUクーラーは、もともと冷却能力に余裕のあるDEEPCOOL製AK620を使用していたのだが、余裕があるというのはその大きさなどのスペック上での話で、実際のCPUが今どれくらいの温度で動いているのかを知るには、別途CPUサーマルモニタリングソフトなどを介してでないとわからない。
今までそれが当たり前だったので、あまり気にしていなかったのだが、私にとって衝撃的な製品が登場した事で、いつかはそのCPUクーラーにしてやろうという思いがあった。
それが、同じDEEPCOOL製の「AK620 Digital」である。
同じAK620じゃないの? と思うかもしれないが、そのAK620に液晶パネルを搭載したモデルなのである。
この液晶パネルには、CPUの温度やファンの回転速度などを表示する事ができるのだが、昨今の側面がクリアパネルのPCケースだと、その液晶パネルがPCの側面から確認できるので、わざわざサーマルモニタリングソフトをWindows上で表示しなくても動作温度などを確認する事ができるのである。
CPUクーラーとしての性能は既存のAK620と何も変わらないのだが、ステータス液晶パネルという追加要素のためだけに、今回はCPUクーラーを換装したいと思っている。
銅製グリスガード
そしてもう一つ用意しているのが、グリスガードと呼ばれるパーツである。
実は今のRyzen7 7700Xを搭載した時もスポンジに似た素材のグリスガードを取付けたのだが、今回はDEEPCOOL製の銅製グリスガードを準備した。
AM5ソケットに対応したAMD製CPUは、ヒートスプレッダの側面に切り欠きがあり、グリスを大量に付けた場合などにそのグリスが漏れ入る可能性がある。
それを防ぐために、登場当初からグリスガードが各所で作られたのだが、当初はマザーボードに搭載するソケットのメーカーによって微妙に利用できたりできなかったりした問題などがあった。
だが、流石にもうその流れはなくなり、今はどの製品を利用しても問題はないだろう。
今回は銅製という事もあり、排熱に関しても期待できるところがある。…ま、実際にはCPUクーラーに触れるわけではないので、排熱に関しては期待するだけ無駄とは思う。
アップグレードの狙い
とりあえず…今回のパーツ交換で、CPUをRyzen7 7800X3Dに、ビデオカードをGeForce RTX 4070Ti SUPERに変更する事となるわけだが、大凡かなり良い感じで性能アップに繋がったと言えるのではないかと思う。
まず、少なくともPCゲームでは確実にフレームレートは向上する事になるだろうし、より高解像度にも対応できるようになったと言える。
今年の夏頃にはFF14の新拡張パックである黄金のレガシーが発売され、グラフィックアップデートが実施される。
この時、パフォーマンスを落とさずに快適にプレイできるというのが今回のアップグレードの狙いである。
おそらく、夏前には黄金のレガシー対応のベンチマークソフトが公開されると思うので、それが公開されたらすぐにでもテストしてみたいと思う。
今回のアップグレードは、おそらく費用効果はそんなに高くはないと言える。
もともと、性能はそんなに低いわけではなかったところに、ダメ押しのようにさらなる上級パーツを組み込んだ、というのが今回のオチである。
突き進んじゃった以上、仕方がなかったと思うにはあまりにも大きな出費だったかもしれない…。