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Category: AV/PA機器

ボーカル用チューナー

ありそうでなかったボイストレーニング向けチューナー。

KORG VPT-1

KORGから、今までありそうでなかったボーカル用チューナーが発売になった。
正式名称はKORG「VPT-1 Vocal Pitch Trainer」という製品なのだが、声を五線譜表示し、ピッチ(音程)の上下をLED表示、視覚的に歌のピッチを確認することができる。チューニングの厳密さは3段階で調整可能で、ギターなど楽器で使用するチューナーとほぼ同様の事が可能になるものである。
当然、基準音を発振する事もでき、入力した声に近い基準音を発振するサウンド・バック機能も搭載されている。
これでボイストレーニングが今まで以上に正確に捗る事は間違いない。
今までありそうでなかった電源は単4形アルカリ乾電池2本(3V)で駆動し、約300時間使用することが出来る。
価格は3,800円(税別)なので、ちょっとしたボイストレーニングに使うにしても導入しやすい価格ではないかと思う。

KORG VPT-1 Vocal Pitch Trainer
https://www.korg.com/jp/products/tuners/vpt_1/

ま、こういう機器は一般ではあまり使うことはないかもしれないが、声を商売にしている人や一般でも音楽を趣味にしている人で、ボーカルを組み込んでいる人などは、使い道が多分にあるのではないかと思う。
こういう機器を見た時、VOCALOIDとかをやっている人が「これ、ひょっとして使えるかも…」とか思うかも知れないが、VOCALOIDとかは逆にピアノロールで声の音程を入力して出力するという、実際の人間とは逆の音の出し方をしているので、こんな機器などなくても正確に音程やピッチを合せて声出力しているので、全くの無意味である。

声も楽器

このように、KORG「VPT-1 Vocal Pitch Trainer」とVOCALOIDの関係を見たりすると、声はやっぱり楽器の一種だという事を改めて知る事になる。
世の中にはボイスパーカッションなんて特技もあったりするので、これもまさしく声…というか人間が出す音を楽器化している事と同義である。
そういう意味で、VOCALOIDを作り上げたYAMAHAは、その声が楽器になる、という側面をよく分かっていたんだと思う。そういう発想をしないと、VOCALOIDなどというものが生まれるとは考えにくい。
だが、一度VOCALOIDのようなものが広まってしまうと、人々の意識の中では、おそらくそんな小難しい事を考えて使う人などおらず、コレで何ができるのか? という事を追求し始める。それが昨今のVOCALOID人気を支えている根幹にある。
そしてまた、このような事は何もVOCALOIDという単一のプラットフォームで行わなければならない事とは違う、と考える人も出てくる。
そういう流れから出てきたのが、おそらく中国発の「Synthesizer V」ではないかと思う。

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真空管サウンドを聴け

これは気になるポータブルヘッドフォンアンプ。

Nutube

Nutubeという現代版の真空管を知っているだろうか?
過去、当Blogでも取り上げた事があるが、KORGとノリタケが共同開発した新しい真空管である。
真空管特有の豊かな倍音特性を持ちながら、省電力化や小型化を実現したもので、デジタルとアナログの橋渡し的な存在である。
このNutubeを採用した製品が2017年あたりから登場しているのだが、あまり採用されたという話を聞かない。個人的には残念な感じしかしないのだが、ここにきてKORGがポータブルヘッドフォンアンプのキットという形で発売する製品が発表となった。

「Nu:tekt HA-S」と呼ばれるその製品は、2月下旬に発売する予定で、価格は25,000円前後になるという。
ハンダ付けを必要としない組立キットなので、初心者でも簡単に組立てられるというから、期待したい。
もう少しNutubeを説明しておくと、Nutubeは従来の真空管と同様に、アノード、グリッド、フィラメントで構成されている完全な三極管として動作するもので、真空管と同様の非常に豊かな倍音特性をもっている。しかし、通常の真空管はエネルギー効率が悪く、一般的に真空管アンプは消費電力が大きい。しかしNutubeはそうした真空管の弱点を克服、より小型で安定的かつエネルギー効率が高い事が売りとなっている。寿命は約3万時間と言われていて、一日10時間聞いても8年くらいは持つというのがNutubeの特徴である。

2つのモード

「Nu:tekt HA-S」はNFB(負帰還)スイッチを搭載していて、高音質でクリーンなサウンドと温かみのある倍音豊かな真空管サウンドを切り替える事ができる。負帰還スイッチがOFFの時は帰還しない回路を採り三極管の持つ倍音特性がより増強され、負帰還スイッチがONになると歪み率と倍音が低減されたHi-Fiサウンドになる。
このサウンドを切り替えられるという特性から、出力段のオペアンプを2種類搭載していて、一つはJRCの最高峰オペアンプ「MUSES01」が搭載され、もう一つは正統派「NJM4580」が搭載されている。これらオペアンプはソケットで実装されているので、交換も可能。回路図も同梱されているので、知識のある人であればカスタマイズが可能になっている。
組み立てキットで25,000円を高いと見るかどうかは、人によりけりだが、カスタマイズ製を考えたりすると、私的には十分「アリ」な製品ではないかと思う。
ちなみに電源はアルカリ乾電池2本で9時間駆動する。イマドキのUSB充電可能なバッテリーでないというのがマイナス点になるかは人それぞれだが…たしか乾電池型のmicroUSBで充電できる充電池というのがあったかと思うが、それで運用すれば事実上バッテリー駆動も可能ではないかと思う。

個人的には「Nu:tekt HA-S」は面白い製品ではないかと思う。
古き良き真空管アンプの音を手軽に楽しめるという意味では、デジタル漬けの日々を送る人にこそお勧めしたい製品である。

final E500

今日はちょっといつもと違った方向性で。

バイノーラル音源用?

2019年の夏ごろに、コアゲーマーの間で密かに流行となったイヤフォンを2019年内に紹介しておこうと思う。
いつも、私はモニター系のヘッドフォンやイヤフォンを紹介する事が多く、いわゆる一般的な音楽で最適解な音を得られるようなものを紹介する事が多いが、今回紹介したいイヤフォンはそういった一般的なモノというよりは、ものすごく偏った方向性を持つものになる。
しかも、今流行りのワイヤレスとかそういうのでもなく、単純な2ch用の有線イヤフォンである。
何故イマドキ? と思われるかも知れないが、それはこのイヤフォンの用途がほぼ偏った目的に最適化されているからである。
この価格とは思えない性能製品名はfinalの「E500」、VRやASMRに用いられるバイノーラル音源を再生する事に特化したイヤフォンである。
finalというメーカーから出されているイヤフォンとしても、いろんなタイプのイヤフォンがあり、それぞれ特徴があるのだが、今回はEシリーズの最廉価版であるE500をチョイスしているのは、コイツの価格が2,000円台だからである。
この価格でこの性能は正直ぶったまげる製品である。

スペックを見てもわからない

このE500だが、スペックを数値として見ても、そう大したイヤフォンには見えない。
6.4mmダイナミック型ドライバーを持ち、感度は98db、インピーダンス16Ωと、コレといって特別感を感じるスペックではない。
ケーブルはOFCブラックケーブルとなっているが、本体から外せるようになっているワケでもない。なので正直言って、格安イヤフォンの定番的な構成でしかない。
ただ、唯一違うのは、低価格であっても包装はちゃんと丁寧にされていて、そのあたりが一般的な格安イヤフォンとは大きく異なる。メーカーの意地ともとれる要素である。
しかし、このE500をひとたびバイノーラル音源に使ってみると、その価格の安さはぶっとぶ。
音の定位というものがどういうものを言っているのかがよくわかるのである。
音の距離、位置、周囲の材質の硬さ、そういった音の反射など影響を受けるものがどういう状態なのかが耳を通してよく分かるのである。
もちろん、そうしたバイノーラル音源に使わず、普通のオーディオ再生に使ったとしても、この特性が邪魔をする事はない。解像度、分離感なども申し分ないもので、ちょっとモニター系の音に感じる側面すら持ち合わせている。
しかしイヤフォン自体がバイノーラル音源に特化している為、多方向の音が混ざって全体の音が一斉に寄ってくる感覚があるため、それを聞き分けられれば、という条件が付く。
なので本家モニターヘッドフォンと比較すると、本当の意味での解像感は届かない。これはドライバーユニットの差で、E500はイヤフォン内の構造で音を粒だったものにしているからと言えるかも知れない。

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Jabra Elite 75t

名機がアップデート。

NFMI採用ワイヤレス

完全ワイヤレスイヤフォンという製品が世の中に出てきて、数年が経過したが、登場した直後くらいの状況から今の状況は随分と様変わりした。
当初は、独立した左右のイヤフォン間の通信が途切れたり遅れたりする事で、動画などを見ようものなら音ズレが激しく、随分と違和感を感じる製品になったりしたものだが、今では左右それぞれのユニットが各々にBluetoothで接続され、左右間の遅延という問題からはほぼ開放された感じになった。
ただ、一部の製品では未だに左右独立通信という事をしていないメーカーもあるのだが、その中でも抜群に接続性が良い製品が存在する。
それがJabraというメーカーから発売されている製品で、左右ユニット間の通信にNFMI(Near Field Magnetic Induction)という近距離磁気誘導技術を使ったものだった。
もともと医療などで使われる通信技術で、10MHz程度の周波数を使うため人体や水分による吸収が少なく通信が途切れにくいという特性がある。ただ、到達距離が短く、1mほどしか通信距離を取れないため、補聴器などに使われる技術とされていた。
このNFMIが、左右独立イヤフォンにも適しているとして採用したのがJabraで、Jabra Elite 65t、その後発売されたJabra Elite Active 65tは、まさに名機と呼ばれる製品となった。
私もJabra Elite Active 65tを購入し、実際に街中で使ってみたが、左右間で通信が途切れることもなく、実に優秀な左右独立イヤフォンだと感じた。
名機のアップデートそのJabra Elite Active 65tの直系後継機となるJabra Elite 75tが11月末に発売された。

Jabra Elite 75t

今回の新製品の最大の特徴は、4マイク通話テクノロジーを内蔵した事で、周囲のノイズを除去、快適に通話ができるようになったというところと、バッテリーの保ちが5時間から7.5時間に延長され、ケース内充電を併用すると最大28時間の使用が可能になったという点だろう。
また、65tと同じドライバーユニットを採用しているとはいうが、低音が少し強くなった感じのようである。
これは密閉度が上がったことの結果のようだが、ノイズキャンセリング機能がないにも拘わらず、ノイズキャンセリング機能を持つ製品よりもノイズレスに感じる事ができるレベルにフィット感は向上したようである。
物理ボタンを持っているのもメリットの一つで、タッチセンサーよりも確実に「押した」という感触が使い勝手向上に繋がっていると言える。

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コンシューマ機でもワイヤレス

コンシューマ機の音楽をワイヤレスで。

BT-TM700

CIOが、Nintendo SwitchやPlayStation4にも接続できるBluetoothオーディオトランスミッター「BT-TM700」を発売した。
既にAmazon.co.jp等での販売が始まっており、価格はオープンプライスとなっている。
一応、店頭予想価格は2,980円前後で、現在Amazon.co.jpでクーポンコード「BTTM700C」を入力すると、11月19日23時59分までの期間限定で500円引きで購入する事ができる。
もう少し対応コーデックが広ければ…「BT-TM700」は、Bluetooth5.0に対応し、コーデックとしてaptX LLおよびaptXに対応する。珍しくSBCやAACに対応しないトランスミッターなので、スマホなどがAndroidである人には馴染みやすいかもしれないが、iPhone系だと対応機器を持っていない人も多いかも知れない。
aptX Low Latencyもサポートしているので、ワイヤレス時の音ズレを大幅に軽減できているという。
プロファイルとしてはA2DP、AVRCP、AFH、HFP、HSPをサポートし、最大2台のBluetoothデバイスと接続可能、サウンドをシェアする事ができる。
対応機種としてはWindow8以降、MacOS、Nintendo Switch、PlayStation4としており、Nintendo Switchに関してはプラグ&プレイにも対応しているので、携帯モード時にUSB Type-Cポートへ「BT-TM700」を接続するだけで利用できる。
Nintendo SwitchはTVモード時はUSB Type-Cポートが塞がってしまうので、TVモード時に使用する場合は、付属の変換ケーブルでUSB-Aポートに接続して使用できる。
本体には充電ポートも搭載しており、PowerDelivery2.0に対応した機器で急速充電ができる。
PlayStation4への接続もUSB-Aポートなので付属の変換ケーブルで行う事になる。

対応コーデックが…

この「BT-TM700」だが、とても残念なのが対応コーデックがapt系に偏っているという事である。
せめてSBCに対応していれば、もっと使えるワイヤレスイヤフォンも増えるのだが、現時点でaptXやaptX LLにしか対応していないので、使えるデバイスが制限されてしまっている。
もしこれが、AAC、LDACなどに対応すると、かなりハイエンドなワイヤレスイヤフォン、ヘッドフォンに対応できるので、より高音質に使えることになる。
何故このような仕様にしたのかがかなり気になるのだが、ライセンス費用の問題で対応コーデックを絞ったとするなら、とても残念な話である。
我が家では、ソニーのWH-1000XM2は対応しているが、JabraのJabra Elite Active 65tは対応できていない。おそらく、他の人でも対応できない製品がある、という人が多いのではないかと思う。
なので、ぜひSBCやAAC、LDACに対応する製品をお願いしたいところである。
私としては、コンシューマ機をノイズキャンセリングヘッドフォンなどで楽しみたい、という人も結構いるのではないかと思っている。特に外に持ち運べるNintendo Switchなどでは顕著ではないかと。
そういう意味で、次回作に期待したい。
ニッチなアイテムであればあるほど、対応幅を広げないとユーザーは増えないのだから。

WI-1000XM2

ネックバンド型ノイズキャンセルイヤフォンの頂点か。

QN1、再び

ソニーがネックバンド型Bluetoothイヤフォン「WI-1000XM2」を発表した。
欧州での販売発表が先行し来年1月に発売するとしたが、日本国内は発表こそ欧州より遅れたが発売は年内の12月7日となる。
ネックバンド型の利点を理解している人には最適かも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。カラーはブラックとプラチナシルバーの2色展開となる。
密閉型ヘッドフォンである「WH-1000XM3」と同じQN1という高音質ノイズキャンセリングプロセッサを搭載し、イヤフォンに搭載したフィードバックフォワードマイク、フィードバックマイクからの騒音をQN1で処理し、高精度な逆位相の信号を発生させてノイズキャンセルを実現する。
このQN1というプロセッサは実に万能で、音質向上にも使われている。ノイズを分析して逆位相信号を生成し、ノイズキャンセルを実現するだけでなく、その逆位相成分と音楽データをミックスし、32bitで高精細に処理をして音質向上を実現するだけでなく、QN1には低歪率かつ高SN比のDACと高品位なヘッドフォンアンプも内蔵し、それらを組み合わせて利用する事で音質向上を図っている。
また、イヤフォン部は従来モデルと同じHDハイブリッドドライバーを採用し、9mのダイナミック型とバランスド・アーマチュア型を組み合わせたドライバを搭載している。高音はバランスド・アーマチュア型、低音はダイナミック型で再生する事で、高域から低域までをカバーする。
それと、ハイレゾ以外の音楽を再生する土岐も、ハイレゾ相当までアップコンバートして再生する「DSEE HX」機能を従来機器から継承する。
全方位に対して機能を洗練させた製品ではないかと思う。

aptX系には対応しない

「WI-1000XM2」のBluetoothコーデックは、SBC/AAC/LDACに対応し、aptX/aptX HDは非対応となった。何故今回の製品に関してaptX系が非対応になったのかは分からないが、本格的にLDACの普及に踏み切ったのかもしれない。
連続再生時間はNC ON時では最大10時間になる。その時の充電時間は約3.5時間で、10分で80分の利用が可能な急速充電機能を持つ。充電用の端子はイマドキのUSB Type-Cになる。
その他、重量が71gから58gへと軽量化し、ネックバンドはシリコン製に変更された。イヤーピースは角度がついたアングルドイヤーピースとなり、装着性は向上した。
大凡の製品改善は行われているが、やはり一番大きな問題はaptX系コーデックに対応しなくなった点だろう。
スマホとの接続を考えると、iPhone勢には何ら困らない話だが、Android勢はLDACに対応していなければSBCでの接続となるので、ここに難色を示す人が現れる事が予想できる。

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Noble Audioの格安イヤフォン

Noble Audioというメーカーを知っているか?

Wizardが手がける魔法装置?

Noble Audioというハイエンドイヤフォンブランドがある。
高いモノになると数十万円はする高級イヤフォンのブランドで、2013年にジョン・モールトン博士によって設立されたメーカーである。
専門がイヤフォンで、世界的メーカーなのだが、このモールトン博士が実に専門家で、元々聴覚学の博士号を取得していて、聴覚学の講師をしたり、難聴の治療や予防、リハビリ、補聴器の調整などの専門家を経験し、さらに蝸牛インプラントの劇助手としても活動していた人である。
このモールトン博士がタイの補聴器メーカーに努めていた2008年ごろに会社で作ったいくつかのカスタムイヤフォンの写真を米国のヘッドフォン関連コミュニティに投稿し、そこでその技術が話題となりWizardという愛称で呼ばれるようになった。
…コレ、会社としては機密漏洩にならんのか?(爆)
結局その後、自ら独立してNoble Audioを設立するに至った。
そんなモールトン博士が、ワイヤレスイヤフォンを手がけたというから、見逃せない。
まだ商品化していないのだが、クラウドファンディングのMakuakeで「FALCON」と言う名のワイヤレスイヤフォンを公開した。

Makuake -Noble Audio FALCON-
http://j.mp/33vDEvv
お買い得商品だと断言する実際には、このクラウドファンディングは10月14日18:00に終了してしまっているのだが、一般販売は今月末から行われる。
価格は16,800円前後と、高級ブランドとは思えない程リーズナブル。
しかもモールトン博士が調整して形状設計しているものになるので、とても音が良いというのである。
気にならない方がオカシイ。

音質、仕様、全て良し

完全ワイヤレスイヤフォンとして、最近やたらと注目を浴びたのは、ソニーの「WF-1000XM3」であるが、コイツはソニー独特という音質にチューニングされているので、どちらかというと中低域がやや強い傾向にある。しかも防水ではないので、雨の日に使うには多少不安が残る製品なのだが、Noble AudioのFALCONはその上の仕様を行く。
まず基本的にワイヤレスイヤフォンで一番気になるところと言えば、その接続性である。ブツブツ途切れる問題があると、使用する以前の問題になる。
しかしFALCONは最新のQualcomm製のSoC「QCC3020」を採用し、送信側デバイスから親機側イヤフォンを経由して子機側イヤフォンまでデータをブリッジ伝送する「True Wireless Stereo(TWS)」方式を採用し、さらにそれだけでなく左右イヤフォンへそれぞれデータを伝送する「TrueWireless Stereo Plus(TWS+)」にも対応させてある。
残念ながらTWS+に対応したスマートフォンはまだほとんどないので、これからの機器への対応という事になるが、もちろん現行機器で接続しても接続性は相当に高い。
というのも、Bluetoothデバイスとの接続安定性を高めるアンテナ設計技術「High Precision Connect Technology」を搭載していて、さらに多くの機器との評価を行って確認されている。よほどシビアな環境でなければ途切れる事はまずないと言えるぐらいの品質になっているようなので、安心して良いだろう。
また、再生可能コーデックとしてはSBC、AAC、aptXに対応していて、iPhone、Android問わずに使える。
またバッテリーも10時間再生が可能で、左右ユニットのマスタースワップ機能も備えている。マスターとなった方のバッテリーは消費されがちなのだが、電源を入れる度にバッテリー残量の多い方をマスターユニットとして認識し、バッテリーの片減りを防止する事ができる。
付属する充電ケースはFALCONを3回充電できるので、最長40時間の音楽再生ができるので、これで困る事はまずないだろう。
また、この充電ケースは高速充電に対応し、イヤフォン本体は最大でも1時間で満充電となり、充電ケースも1.5時間で満充電になる。ケースで充電された本体は満充電になると自動的にスリープモードになり、過充電を防ぐようになっている。
そして特筆すべき事は、完全防水を実現しているという事である。
IPX7の完全防水設計になっているのだが、ソニーの「WF-1000XM3」ですらそこまでに到達できていないワケで、これは実にスゴイ事である。

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WF-1000XM3

ワイヤレスでノイズキャンセリング。

手軽さがイイ

Sonyから、ノイズキャンセリング付きイヤフォン「WF-1000XM3」が発売された。
前モデルである「WF-1000X」は、独立した左右のイヤフォン間で音切れが頻発するという問題に見舞われ、改善用のファームウェアアップが公開されたものの、ハードウェア的構造問題はどうすることもできず、結果対策としては不十分だったという黒歴史がある。
その後、下位モデルなどではこの問題は改善されたが、ハイエンドモデルの新型がここ2年登場する事はなく、下位モデルに音切れ問題で劣るハイエンドモデルというレッテルを「WF-1000X」は貼られ続けてきた。
しかし、遂に発売された「WF-1000XM3」では、それらの問題を完全に解決し、イヤフォンモデルでは圧倒的なノイズキャンセリング性能を持つモデルとして登場した。イイ感じのワイヤレスイヤフォン価格はオープンプライスになっているが、店頭予想価格は大凡26,000円前後になる。完全クローズドのオーバーヘッドタイプから比べれば安い価格設定ではあるが、激安という程でもない価格だが、それでも性能を考えればこの価格もまだ納得かな、と思えるモデルである。

QN1e

この「WF-1000XM3」には、QN1eというノイズキャンセリングプロセッサが搭載されている。
これはオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM3」に搭載されていたQN1というノイズキャンセリングプロセッサの廉価版のチップで、ノイズ処理を32bitから24bitへと落としたモデルである。なお、チップ内にはDACとアンプも内蔵されている。
本体には2つのマイクが内蔵されており、外音を正確に捉え、反対の位相を持つ音でノイズを打ち消している。
また、搭載しているBluetooth処理が従来のものと異なり、本体左右それぞれが独立して媒体と接続する事で左右間の音切れを低減している。
この左右独立の接続方法は「Qualcomm TWS Plus」というQualcommの技術が有名だが、本機ではQualcommの方式とは異なる方法で実現しているようである。
製造メーカーとSonyが共同開発した新チップを搭載し、媒体からは1つの機器が接続しているように見えるが、スマホアプリなどで確認してみると、2つのBluetooth接続が確認できるので、内部では別々の接続を実現しているようである。

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木の音で聴く夢

有機物で音を聴く。

振動板が木材

私は自分のPCに小型のアンプを接続し、そのアンプにはVictor(現JVC)のウッドコーンスピーカーを接続している。
このBlogでもその時の事を書いた事があるが、当時と違うのは当時はDr.DAC2を接続していたが、今はYAMAHA AG03を接続しているという事である。
多少の違いはあるが、最終的な出音はウッドコーンから出るようにしていてそれはここ7年変わらずである。
スピーカーの材質が木である事で、何が違うのか? という事を語り出したら、いろいろな話が出てくるのだが、全体的に柔らかい感じに聞こえるという事と、ボーカルが艶やかに聞こえるかな? という感じがするとだけ言っておく。
だが、総じて今までのスピーカーよりずっと広がる感じの音に聞こえていて、何を聴いても自然に聞こえるというのは私の感覚として言えること。
このスピーカーを購入した事そのものは、今でも正解だったと思っている。
だが私は普段、ヘッドフォンを試用しているケースが多いので、できればヘッドフォンも振動板の材質が木だったらな…と思う事がある。
実は同じくJVCから、振動板が木で出来ているヘッドフォンというものが発売されている。もちろん当Blogで記事にした事もある。だが、発売された当時は価格が7万円以上するという事で、全く手の届かない製品であった。
ところがふと調べて見たら、今年の3月には35,000円台で販売されていた形跡があり、現在でも最安値が39,800円と値引率が45%くらいになっている事がわかった。
まだ高いという感じはもちろんあるのだが、以前よりは手が届くようになった、というところである。

HA-SW01

2015年に発売されたHA-SW01だが、今更ながらそのスペックを振り返ってみる。
ドライバーUnitは40mm口径のウッドドームユニットで出力音圧レベルは105dB/1mW、再生周波数帯域は8Hz~45,000Hzまでと実にワイド。インピーダンスは56Ωで最大許容量入力は1,500mWになる。
数値だけでみるとハイレゾ対応だという事がハッキリわかるものになっているが、実際に音を聴いてもそのワイドレンジは明らかにハイレゾに届くものと言える。
ケーブルは着脱式で専用のアンプに
バランス接続可能なケーブルにリケーブルする事もできる。
流石に元々7万円以上のプライスを付けている製品である。
試聴した事があるのだが、全体的に柔らかいというか、温かみがあるという表現ができるものだったと記憶している。特に中域の音に強く、ボーカルは艶やかになる感じがする。
苦手なのは電子音で、シンセサイザー系などは籠もった感じがしないでもない。
ただ、そうは言っても全般的に広いレンジで音をちゃんと再現はしているので、籠もった感じだから音が悪いというわけではない。
得手不得手があるとしたら、電子音が不得手だというだけで、音そのものが悪いわけではないので、勘違いシテ貰っては困るのだが、ドライバーユニットの振動板が木なので曲は多少選ぶ傾向にある、という事である。
まぁ…聴いてしまえば案外違和感なく聴けるのだが。

とりあえず何とか3万円台になったHA-SW01なので、気になる人はチェックしてみるいいいだろう。
最近は平面駆動方式とか単純に密閉型だとか開放型だとかそういう方式だけの話ではないので、自分の好みでいろいろ試してみるといいだろう。

Powerbeats Pro

左右分離イヤフォンはまだまだ進化する?

Appleと最高の相性保障

Beats by Dr. Dreが、左右分離イヤフォン「Powerbeats Pro」を5月より発売する。価格は24,800円で、取扱店舗はApple StoreとBeats正規販売店となる。
この「Powerbeats Pro」は、フィットネスイヤフォン「Powerbeats」を左右分離型にしたワイヤレスイヤフォンで、カラーはアイボリー、ブラック、ネイビー、モスグリーンの4色が用意される。耳掛けタイプはちょっとなぁ…Appleが開発したH1チップを搭載しており、iPhoneなどのiOSDeviceとワンステップでBluetooth接続が可能になっている。
クラス1のBluetoothテクノロジーを採用しており、広範囲な通信距離と複数デバイスとの安定接続を可能としていて、音の途切れを抑制しているという。
また、内蔵センサーでイヤフォンと耳の接触を感知できるようになっており、音楽再生と停止の操作が自動で行われる。
本体にはビームフォーミングマイクや直接操作できるハードウェアボタンも備えており、さらに特別な操作なしに「Hey Siri」と呼びかけると、連携しているiOSデバイスのSiriを呼び出すことができるようになっている。
また、耐汗、防沫仕様となっていて、スポーツでの利用も可能となっている。

持続力はある

この「Powerbeats Pro」だが、バッテリーの持続時間は9時間となっている。
マグネット開閉式の充電ケースと組み合わせる事で、最大24時間再生が可能で、さらに急速充電機能も持っている。5分の充電で最大1時間半、15分の充電で最大4時間半の再生が可能なほどの急速充電性能である。
最近のワイヤレスイヤフォンはほとんどのものが結構な持続時間を持つようになった。
充電機能を持つケースと合せれば、それこそ15時間とか24時間とか、ほぼ困る事のない時間の利用が可能になってきている。
それだけに、以前よりはずっと使いやすいといえる。
また、左右分離型という事で気になるのはその左右の通信の途切れだが、ここ最近のものは処理能力が高まっている事もあって、比較的途切れる事がない。
Qualcommのチップを使っているものは、左右それぞれが大元のデバイスと通信する事で途切れがなくなる仕様だし、Appleのものについても、コントローラーとなるチップの新開発品で、そうした途切れに強い性能を持つに至った。
ただ、左右がそれぞれ大元のデバイスと通信するタイプは、大元のデバイスで2つのイヤフォンを認識するので、Bluetoothで通信しているデバイスが2つ登録される事になる。個人的にはちょっと違和感を感じる部分ではある。
AppleのH1チップを搭載したモデルは、どのような認識で動作するかは未確認なのでわからないが、わかりやすい見た目である事を祈りたいところである。
左右の音の途切れに関しては、従来通り片側のユニットが大元のデバイスと通信し、その後もう片方のユニットと通信して音声データを送受信するタイプがもっともスタンダードだが、問題はユニット同士の通信が頭を間に挟んで行われる為、大量の水分によって通信を阻害されるところにある。人間の頭というのは思いのほか水分量が多いのである。
この問題を解決する為に、医療系の通信波であるNFMIを使うという手もあるが、パテントの問題で別方式を探った結果が、Qualcommの方式だと思われる。
ま、使う側からすればどちらでも問題はないのだが、それぞれの技術は一長一短なので、今の所最適解がないのが現状である。

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AG06の必要性

まさかの入力チャンネル不足?

AG03で足りない!

以前、配信等を検討して導入したYAMAHAのAG03だが、その時はマイク入力だけを考えていればいいやぐらいの発想だったため、その時は3チャンネルもあれば十分と思っていた。
実際、PCの音はループバックでそのまま鳴らす事ができるし、入力する他の音といえばマイクからの私の声ぐらいのものなので、十分と思っていたのである。小さくても音は良い感じところが、平時運用して行く中で、PS4の音をスピーカーで鳴らす場合、どうしてもHDMIから抽出した音をPCに接続しているアンプから出力する関係から、HDMIセレクターから出てくるHDMIの音をAG03に入力する必要が出てきて、結局、AG03が持つ3チャンネルの入力はマイクで1チャンネル、HDMIで2チャンネル(Stereo)と全て塞がってしまった。
これだけの入力で運用していくだけであれば、このままAG03を使って行けばよいのだが、昨日の話のようにMIDIモジュールのMU2000を引っ張り出す事を考えると、今度はこのMU2000から出てくる音をどのように扱うかを考えねばならなくなった。
MIDIモジュールは、MIDIモジュールから音が出るだけでその音は何かしらの形でPCに戻したり、或いは別のミキサーに戻したりして、他の音とミックスしてやらないと、単体で音を鳴らすだけになってしまう。
普通に音楽をする分には、単体で鳴らすでも良いのかも知れないが、場合によって配信等を考えている私からすると、このMU2000の音は一度PCに戻す事を考えたいところ。
となると、オーディオインターフェースであるAG03にMU2000の音を取り込むというのが、一番無難な選択になるワケだが、前述したようにチャンネル数が既に埋まってしまっているため、新たに入力できない、という状況が生まれたわけである。

音は取り込めたが

実はAG03には他にAUX入力としてあと2チャンネル同軸の入力もある。
あるのだが、コイツはAG03で入力音声のボリューム調整が出来ないのが難点であり、また3.5mmステレオミニの入力であるため、あくまでも緊急的対応の為の入力手段と私は考えていた。
なので、とりあえず今のままではMU2000の音の取り込みテストもできないので、このAUX端子を使ってMU2000の音を取り込んでみた。

この取り込んだ音の確認に関して、ちょっと話は遡る。
昨日の記事の後にMU2000を久々に電源投入したのだが、無事動作する事は確認できた。
メインPCのUSB端子にMU2000を接続し、YAMAHAから提供されているWindows10対応のUSB-MIDIドライバーをインストールすると、あっけないほど簡単に認識した。
このドライバー、バージョンを確認すると、ほとんど以前のものからアップデートされていない。既に枯れた技術という事なのかもしれないが、完全に安定したもの、という事なのだろう。
そこで手持ちのMIDIデータを再生できるソフト(フリー)で、MIDI出力をMU2000に設定し、MU2000の外部出力をAG03のAUX端子に接続、MIDIデータをロードして音の鳴りを確認する事にした。

取り込んだ音を確認したところ、どうもAUX端子の問題なのか、それともRCAピン端子とステレオミニを変換するケーブルの問題なのか、音が途切れたり、或いは1チャンネルだけしか聞こえなかったり、いろいろ問題が出てしまった。ケーブルを物理的に触ってやると、時々ちゃんと音が鳴るので、ケーブルに問題があるのかもしれない。
音は一応取り込む事はできたが、感覚的にに「今一つ…」という感じがしてならない。

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VT-4、使ってみる

とりあえずボイスチェンジャーやってみる。

マイクとしてのみ使用

先日入手したRoland VT-4だが、日々の忙しさからセッティングできずにいたが、この土曜日にいよいよPCと接続、使用できる状態へとセッティングしてみた。欲しいとは思っていたのだ通常、VT-4だけをPCと接続するのであれば、USBケーブルを使って接続し、ドライバをインストールすればそれで事足りる。電源はバス出力で供給されるので、ホントにケーブル1本で接続すれば完了する。
だが、今回の私の構成は、YAMAHA AG03をメインのオーディオデバイスとして使用し、VT-4はあくまでもマイク入力として使用、但し電源はUSBから供給というスタイルを採る予定である。
問題は電源をUSBから供給するというところにあり、その電源元をPCにせざるを得ない状況があるという事。これは即ち、VT-4もまたPCのオーディオインターフェースになり得る事を意味するので、設定をちゃんとしてやらないといけないという事である。
ま、別段難しい話ではないのだが。
とりあえず、VT-4をPCに接続して電源を入れてみると、早速認識し、ドライバが組み込まれた事を確認。先にVT-4のみを接続して、ファームウェアが最新のものになっているかを確認する。
VT-4は、発売後にファームウェアがver1.02にアップされている。この新しいファームウェアではいくつかの機能が追加実装されているので、便利に使うならアップデートは必須である。
調べてみたら、以前使っていた人がアップデートは済ませているらしい。なので、次はAG03と繋いでみた。
AG03は、通常マイクを接続する部分は1チャンネルの入力を受け持つ仕様になっている。なのでVT-4のラインアウトからフォーン端子ケーブルを引っ張ってそのままAG03に接続する。こうする事でVT-4からの出力をそのままAG03ではマイクからの入力として扱えるので、VT-4でボイスチェンジさせた声をそのまま入力する事ができる。あとはVT-4とAG03の出力ゲインを調整してやればそれで終了である。

リアルタイム

使える状態にしてしまえば、あとは実際に使ってみるだけである。
VT-4は予めプリセットされた設定もあるが、単純にボイスチェンジさせるだけならManualで操作する方法でもいい。
実際にピッチとフォルマントを変化させれば、ソフトウェアの恋声と同じように声が直接変化する。
驚くのはその変化速度。恋声では明らかに遅れて聞こえる自分の声が、ほぼリアルタイムで聞こえてくる。これなら違和感なくボイスチェンジできるというのもうなずける。
VTuberがこぞってVT-4を欲しがるのもよく分かるというものである。
ただ、基本的にピッチとフォルマントを変化させるだけでは、望んだ声にはならないとも言える。そこら辺は要調整を繰り返し、必要なら元々の声に何らかの変化を付けていくしかない。
ただ、その中で気付いたのが「キー」というツマミと「オートピッチ」と呼ばれる真ん中にあるダイヤルである。
「キー」は音の高さとかを表しているのだろうとおもうが「オートピッチ」はダイヤルがピッチ変更の効きぐあいをダイヤルで決めるようである。
つまり、ピッチやフォルマントで変化させた音に対し、さらにキーでもって変化修正を行う様な感じなのかもしれないが、今一つその効果がどのようなもので、どう変わるのかが分からない。
使っても、大きな変化として見られないのも気になる所で、これらは一体どのような変化で使うものなのかが分からないのが問題である。

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