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Category: PC/Digiガジェット

16インチMacBook Pro

ついに来た上位機種のMacBook Pro 16インチ。

15インチの置き換え

AppleがMacBook Proの16インチモデルを発表した。
既に販売は開始されていて、価格は税別直販価格で248,800円から。
第10世代搭載型のエントリーモデルはまだか?従来の15インチモデルを置き換えるモデルで、Retinaディスプレイの解像度は2,880×1,800ドット(220ppi)から3,072×1,920ドット(226ppi)へと向上し、500cd/平方mの高輝度とDCI-P3対応の広色域対応となった。
ディスプレイサイズが大きくなったという事で、本体サイズも大きくなった。
幅で約9mm、奥行で約5mm、厚みで約1mmほど大型化し、重量も170g増量している。
MacBook系として以前から問題が上がっていたキーボードだが、新しいシザー構造のMagic Keyboardが採用されている。1mmというストロークらしいが打鍵感は向上しているそうである。
またファンクションキーはTouch Barになっているものの、Escキーは物理キーとして実装され、矢印キーも以前のT字型へと戻されている。
このような違いを持つ16インチMacBook Proだが、CPUに関しては15インチモデルと同様の第9世代品が搭載される。
8コア/16スレッドのCore i9と6コア/12スレッドのCore i7(どちらも詳細な型番は不明)が設定されている。
ディスクリートGPUはGDDR6メモリを備えたRadeon Pro 5500Mまたは5300Mとなる。
搭載できるメモリは最大64GB、SSDは8TBまで搭載可能になった。ただし、8TBのSSDは相当に高価で、1TB SSD搭載の本体価格と比して税別242,000円が加算されるという。
スピーカーは再設計された6スピーカーハイファイサウンドシステムを採用し、Appleが特許を持っているフォースキャンセリングウーファーがデュアルオポーズドスピーカードライバを使う事で、音を歪ませる振動を低減するらしい。マイクアレイもヒスノイズを40%低減できるようになっていて、プロ仕様のデジタルマイク並のS/N比を実現しているという。
音には随分と自信のある製品になっているようだが、完全にデスクトップ機をリプレースする能力を持たせた、という感じの仕上がりではないかと考えられる。

第10世代は?

この16インチMacBook Proの話を確認していくと、純粋に15インチの用途はもっと大きい筐体でリッチに性能を持たせた方が差別化できる、という感じで設計されているように思えてならない。
おそらく、その判断は間違っていないと思うが、それ故に搭載するCPUとして第10世代CPUの搭載とはならなかったようである。
第10世代の中でもっとも最新CPUと言えるIcelakeは、IPCは高いもののクロックを高く出来ない問題がある。それ故、クロックを引き上げられる第9世代CPUに留めて設計していると考えられる。
もちろん、第10世代のIcelakeという選択肢もなかったわけではないだろうが、総合的に見てクロックを引き上げて性能を保つという方向に持っていったのだろう。
個人的に残念なのは、この16インチMacBook Proと同時に新型のMacBook Airを発表してほしかった。前述の第10世代コアであるIcelake搭載のMacBook Airは、現実味のある話だと思えるだけに、MacBook Airの新型の登場が非常に待ち遠しいと思っている。
ただ、MacBook Airの総合的な性能が引き上がると、他のMacBook Proなどとの製品差別化が難しくなる可能性がある。ただ、消費者サイドとしてはMacBook Airの性能が向上するのは望むところでもあるので、Appleにはぜひ積極的に検討して戴きたい部分である。

16インチはもっと今までとは違うものになるのかと思っていたのだが、思いの外、普通のアップグレードだったように思う。
ひょっとしたら今後革新的な方向にいくのかもしれないが、先の事はまだわからない。
今後の別展開に期待したいところである。

ついに本命モニタ登場か?

43インチ4Kモニタだからこそ、リアル解像度で使う事ができる一品。

4K、HDR、高速駆動を盛り込み

Acerから、43インチの大判ゲーミング液晶モニタ「Predator CG437K P」の発売がアナウンスされた。まだ北米市場でのみの発売なので国内は販売そのものがわからないが、価格は想定額1,499.99ドルで既に販売が始まっているという。
4Kモニタなので解像度は3,840×2,160ドットになるが、43インチあるので密度は102dpiとリアルサイズでの運用(Windows上で文字サイズ変更等不要)が可能。
パネルは高速応答に有利なVAパネルが採用されており、リフレッシュレートは144Hz(Nativeでは120Hz)、応答速度1msの高速描画に対応する。
大きい? それが使ってみるとそうでもないのよ…DCI-P3は90%の広色域表現を持ち、VESAのHDR技術であるDisplayHDR 1000に対応する他、同期技術AdaptiveSyncに対応し、NVIDIA G-Sync compatible認証も取得している。AdaptiveSyncに対応しているので、おそらくFreeSyncも問題ないだろうとは思うが、これが未確認なのが残念なところである。
また、コンソール向け可変リフレッシュレート技術「VRR」もサポートする。大凡、可能なものはほぼ全て盛り込んだスペック、という感じである。
ただ、残念な部分もある。
インターフェースは、DisplayPort1.4が2口、HDMI2.0が3口、USB3.0が2口、USB2.0が2口、USB Type-Cが1口と、HDMIのバージョンが2.0止まりだし、そもそもDisplayPortも1.4ではなく2.0がもう策定されているにもかかわらず、未だ1.4止まり。
これがDisplayPort2.0&HDMI2.1対応だったなら、今の所向かうところ敵なしのモニタになるのだが…。残念なところである。
ちなみにリフレッシュレート144Hzに対応する為には、DisplayPort1.4ケーブルを2本で繋いで可能にするらしい。1本だと120Hzが限界値という事のようだが、正直この部分は120Hzでも十分ではないかと思う。

問題はインターフェースか?

やはり、本製品「Predator CG437K P」の最大の問題は、対応しているインターフェースが最新でないという所。
パネルの素性はDisplayHDR1000対応という所を見ても悪くないのだが、その他が足を引っ張っている感じである。
DisplayPortにしてもHDMIにしても、その対応バージョンが比較的安定している時であれば、ほとんどの製品が横並びで同じスペックを搭載していくが、時代が変わろうとしているタイミングだとどうしても新しい規格で製品構成してくるメーカーは少ない。おそらく、ライセンス料だとか製造費に跳ね返ってくるものがあるのだろうと思うが、普及を促すなら率先して最新技術を搭載しようというメーカーを優遇すべきできないかと思う。
「Predator CG437K P」にしても、インターフェースがDisplayPort2.0やHDMI2.1が搭載されていれば、どれだけ製品としての魅力が向上する事か…。
具体的に、DisplayPort2.0やHDMI2.1に対応させるには、どれだけの事をしなければならないのかは私にはわからないが、もし技術的な問題でないのなら、もともと高額商品でもあるので、あまりコストを気にせずに搭載に踏み切るべきではないかと思う。

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充電できるからこそ気になる

USB充電が当たり前になった事で明らかにしたい事もある。

今何Wで充電してる?

USBという端子で充電する事が当たり前になった今、気がつけば同じUSB充電でも、その電圧や電流などが一定でなく、今目の前につないでいるUSB充電が何V(ボルト)と何A(アンペア)で充電されているのか? が全く分からない状態で運用している人が圧倒的に多いのではないかと思う。
これはある意味とても危険な事で、受け入れる側が充電している性能を許容できる範囲なら問題ないが、許容値を超えて充電していた時、電気ゆえに火災に発展したり、場合によっては過充電でバッテリーそのものに問題が起き、そこから重大事故に繋がったりという問題がなきにしもあらず、というのが、今、日常的に行われているUSB充電ではないかと思う。
もちろん、ある一定の安全装置は存在しているとは思うので、直接事故に繋がるものばかりとは言わないが、モバイルバッテリーから煙りが出て火災発生、という事故は、時々話に聞く事でもあり、モバイルバッテリーを持っている人からしてみれば他人事ではない。
もし、今充電している状況が目視できる充電器があったなら…そう思った事はないだろうか?
少なくとも私はある。
そんな心配をしている人に朗報である。充電中の電力表示が可能なUSB充電器が存在するのである。

中国製品だけど…

製品名は「10W Qi充電+Type-C+LCDディスプレイ画面付きQC3.0&4USBポート充電器(WLX-818F)」というものらしいが、メーカーがよくわからない。
中国製品だけどこういう見える化はありがたいMaid in Chinaと書かれているので、中国製品である事は間違いないが、とりあえずワイヤレス充電にも対応しているUSB充電器で、店頭価格は3,980円(税別)となっている。
秋葉原のイケショップに入荷したもので、現在は売り切れ。再入荷の予定はあるが時期未定という。
充電器前面にディスプレイを搭載していて、そこに充電中の電圧や電流値が表示される。
充電ポートはUSB Type-C×1、USB Type-A×5を備えており、総充電値最大5V/8A(40W)の出力が可能になっている。
各ポートの最大出力はUSB Type-Cが5V/3Aまで、USB Type-Aが5V/2.4Aまでとなっている。なお、USB Type-Aのうち1ポートは急速充電のQuick Charge 3.0をサポートしており、5V/3.4A、9V/2.3A、12V/1.5Aでの充電が行える仕様になっている。
また、機器天板にはワイヤレス充電が組み込まれており、Qi互換のデバイスが充電できる。Qi充電の出力は最大10Wで、使用中はディスプレイに電圧などは表示されないが、天板充電のマークが表示され充電中である事が確認できるようになっている。

ただ、Twitterのコメントにもあるが、製品にPSEマークが見当たらないらしい。
国内で使用できる製品か、ハッキリ分からない部分があるのかもしれないが…
売られてたら使ってしまうよねぇ(-_-;)

Ryzen9 3950X

新型Threadripperも解禁。

11月25日

AMDがメインストリーム向け最上位のCPUとなる16コア/32スレッドの「Ryzen9 3950X」を11月25日に発売すると発表した。価格は749ドルで、日本での販売だと1ドル=110円で換算しても82,390円なので、実売は9万円程度になるのではないかと予想される。
欲しいけど高い…元々は9月中での発売を予定していたのだが、歩留り(だと思われる)の問題から延期されていた。
メインストリームとしては初の16コア/32スレッド製品ではあるが、多コア故にベースクロックは若干低めの3.5GHz、ブーストクロックは4.7GHzと設定されている。また搭載するL2とL3キャッシュの容量は合計72MBに達し、TDP(Thermal Design Power)は105Wになる。
性能指標は、ライバルのIntelコアでいえば対抗馬としてCore i9-9920X(12コア/24スレッド、3.5~4.4GHz)になる。しかしCore i9-9920Xはクロックが低いため、ゲーム性能ではCore i9-9900Kが上回り、クリエイティブアプリケーションが中心の処理性能になる。
Ryzen9 3950Xは、ゲーム性能でCore i9-9900Kと同等でクリエイティブアプリケーション性能でCore i9-9920Xに18~79%高い性能を実現できるとしている。
いいとこ取りをしているような感じの味付けのようだが、AMDのコアはどうもベースクロックなどが高めに設定されている事が多く、熱問題で性能が伸び悩む事があり、意図的にクロックダウンさせてやると上手い具合にブーストクロックがかかり、性能が伸びる傾向がある。
これらは実際にベンチマークを採ってみないことにはわからない話でもある。
また、IntelはもうすぐCascade Lake-Xを投入予定で、価格的にもっとも近いコアとしてCore i9-10940X(14コア/28スレッド、3.3~4.6GHz、価格784ドル)が登場する予定なので、直接のライバルは今後Core i9-10940Xになるものと思われる。

Eco-Mode

Ryzen9 3950Xは、空冷のCPUクーラーを付属しない形で発売される。空冷での運用ができない、という事ではないようだが、メーカーとしては280mm以上のラジエータ付きの一体型簡易水冷クーラーの利用を推奨している。
つまり、かなり発熱する事が予想されるのだが、そこで注目されるのが、新たに搭載される予定となっている「Eco-Mode」という存在である。
このEco-Modeは、消費電力を製品定格の約44%減の65Wにする事で、性能低下を23%減、つまり本来の定格性能の77%にしながら、動作温度を7℃低下させるというモードである。
先程、AMDのCPUはクロックダウンする事で性能が伸びるという事を書いたが、消費電力を抑える事で、より電力当たりの性能を引き上げる事を目的としたモードがEco-Modeになる。
最高性能を引き上げる機能ではないのだが、TDP 65Wレベルの消費電力で8割弱の性能で運用する事ができるので、最高性能は追求しないがハイパフォーマンス性能は欲しい、という人には向いている機能かもしれない。

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このパネルでウルトラワイドを…

多分同じパネルを使ってるんじゃないだろうか?

WQHDでHDR&144Hz

ここ最近、WQHD解像度でHDR対応、リフレッシュレートが144Hzというゲーミングモニタが相次いで登場している。
これはコレで欲しい一品GIGABYTEの「AORUS AD27QD」、BenQの「EX2780Q」、LGの「27GL850-B」と、どれも27インチでIPSパネルを採用し、解像度は2560×1440ドット、リフレッシュレートが144Hzというものである。
搭載している機能に関してはメーカー毎にちょっとずつ異なっているが、そういったところはパネル性能というよりはパネル制御性能なので、メーカーによる違いが出しやすい部分になる。だが、そうなるとパネルは? と考えると、これは恐らく同じパネルを使用しているようにしか思えない。
どこが生産したパネルなのかが気になるところだが、おそらくLG製のパネルをGIGABYTEとBenQで採用して製品化しているのではないかと予想している。
価格的には、5万円半ばから7万円前半という、ちょっとした開きはあるものの、それは持たせている機能による違いで価格に差別化が図られているワケで、満足できる機能でもって製品を選べば良いのではないかと思う。

このパネルの素性

27インチWQHD解像度というモニタは、実はとても使いやすいパネルなのだが、4K解像度ではないので中途半端に感じる人もいるかもしれない。フルHDよりは高解像度で4Kよりは高リフレッシュレートを出しやすい…そんな中間点にあるモニタなので、コンシューマ機よりもPCに向いたモニタであると言えるかも知れない。実際、コンシューマ機ではこの解像度で60Hzを超えるリフレッシュレートを出せるコンシューマ機はまだ存在していないと思う。
PCなら、ハイエンドまでいかなくともミドルハイレンジに入るビデオカードを搭載したPCなら、WQHD解像度で120~90Hzくらいは出せるので、製品レンジに入ってくる。これこそが、使いやすいといえる所以だろう。
ただ、個人的にはこのパネルでもって34インチで3440×1440ドットのモニタ、あわよくば37.5インチで3840×1600ドットのモニタを出してくれれば…と思っている。
一度ウルトラワイド環境を知ると、普通のワイド液晶では物足りなくなるのが常で、2~3枚繋げればいいじゃないかという声すら、耳に入ってこなくなる。
実際、このパネルの素性はとても良いので、何とかウルトラワイド環境で出してくれないかなぁ、と期待している。

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Core i9-9900KS

全コア5GHz動作の8コア/16スレッドCPUがようやく登場。

期間限定のCPU

Intelが10月28日(現地時間)に、第9世代Coffee Lakeプロセッサになる「Core i9-9900KS」を10月30日より発売すると発表した。
現時点でのコンシューマ向け最速価格は513ドルで、1ドル110円換算で56,430円(税別)となるが、おそらくそれよりは高い金額が設定されるだろう。なお、この販売は期間限定になるという事である。
Core i9-9900KSは、今年の5月に年内発売予定としていたもの。通常「年内発売」となるときは大体「年末」を連想するが、それよりは早い発売になった事になる。
Core i7-8086Kと同じように特別版という位置付けで展開されるもので、中身はCore i9-9900Kをベースとしており、当然だが製造プロセスは14nmになる。
ベースクロック4GHz、ターボブーストクロック5GHzと、通常の9900Kよりも高いクロックが設定されているので、おそらくは選別品だろうと思われる。
ただ、9900Kと決定的に違うのは、そのTDP(Thermal Design Power)で、9900Kは95Wのところ、127Wが設定されている。

vs Ryzen9 3950X

だが、このはCore i9-9900KSは登場してまもなく、最大のライバルであるAMDのRyzen9 3950Xと戦う運命を背負わされている。
方や8コア/16スレッド、方や16コア/32スレッドなので、勝負にならないと言われるかも知れないが、Intelはゲーミング向けCPUとしては最高の性能を発揮すると言っている。
ゲーム向けやマルチメディア向けでは、確かにIntelコアの方が有利に働く部分があるのは事実だが、Zen2コアになったRyzenは以前のRyzenと異なり、かなりIPCが高くなったことから、その性能差は僅かと言える。
動作クロックは確かにCore i9-9900KSの方が上ではあるが、Ryzen9 3950Xも動作クロックは低いわけではないので、総合力ではやはり多コアであるRyzen9 3950Xが有利なのではないかと考えられる。
もっとも、ゲーミング性能なので、シングルスレッド性能が極端に要求されるようなタイトルであれば、Core i9-9900KSが依然として有利かもしれない。こればかりはベンチマークを採ってみないと分からない。

ここ最近、IntelのCPUに良いイメージがあまりないのは私だけだろうか?
どうもAMDのRyzenの方が華々しく感じるのだが…。

Intel初のビデオカード

昔、Larrabeeという名のGPUが計画されていてな…。

黒歴史

Intel初の単体グラフィックカードが2020年に向けて順調に進んでいるらしい。
この製品はXe GPUアーキテクチャを採用し、10nmプロセスで製造されると考えられている。
CPUで10nmは随分と苦戦していたにも関わらず、GPUでは問題なく製造ができる、というというのも変な話に聞こえるが、そもそもCPUとGPUでは構造が異なる為、GPUでは製造できる見込みがあるのかもしれない。
今の所、2020年のいつ頃に登場するのかまではわからないが、年内のどこかのタイミングでXeアーキテクチャをベースとした製品が登場する可能性は高そうである。
Intelに期待したいただ、世間では「Intel初の単体グラフィックカードと言われているが、正式な歴史に遡ると、Intel初ではない。
Intel初のGPUは実の所、1998年2月に発表された「i740(Intel 740)という製品である。
これはReal3Dという、ロッキード・マーティン社のグラフィック部門が分社化された会社との共同開発で作られたグラフィックカードで、0.35μmプロセスルールで製造されたGPUである。
コアそのものはパイプライン構成をとっており、ビデオメモリは64bitのメモリバスで接続されSDRAMやSGRAMの8MBまて対応するものだった。特徴として、メインメモリをビデオメモリとして使用する事ができる「Direct Memory Execution」という機能が搭載されていて、より小容量のVRAMしか扱えない製品でも3D描画が可能だった。
このi740の後にはi752やi754が計画されていたが、i752は実際に発売される前にキャンセルとなり、i754は自然消滅してしまった。
これ以降、IntelがGPUを開発するという話は、Larrabeeの情報が出てくるまで出てこなかったが、i740のテクノロジーはその後チップセット内蔵GPUへと引き継がれていく。

Larrabee

Larrabeeは2005年ごろから噂になった半導体で、Intelのメニイコア(多コア)戦略による次世代CPU製品、または汎用処理能力の高いGPU製品として開発を進めていたものである。
従来の半導体と全く異なる考え方から生まれたもので、グラフィック処理用命令セットをプログラマブルシェーダで固定的なパイプラインで実行する代わり、100以上の新規命令で拡張されたx86命令セットを実行する16個、又はそれ以上のCPUコアを一つのダイにまとめてしまう製品として計画された。
GPUは、プログラム実行に際して細かく指示するホスト役のCPUが必要だが、Larrabeeはもともとx86命令を備えている為ホスト役を含めて処理が行えるため、処理データの受け渡し(移動)が避けられるという利点があった。
この考え方と併行して進められていたのが、所謂GPUでデータ並列処理を行うGPGPUというものであるが、両社は全く異なるアプローチで汎用データの並列処理を実行する事を考えている。
Larrabeeはスカラー演算部を得意とする汎用演算用のIA CPUにSIMD型演算機能を取り込んでいく方向に進んだが、GPGPUはプログラマブルシェーダやキャッシュ機構の改良による汎用演算性能の強化を進める方向に進んでいった。
結論から言えばGPGPUの方が効率が良かったのだろうと思われる。何故なら、IntelからLarrabeeが製品化される事はなかったからだ。
このLarrabeeの計画はなくなったと考えられる。
ある意味、これもIntelの黒歴史と言えるかも知れない。

Xeアーキテクチャ

Intelは別にi740やLarrabeeの後にGPU開発を止めてしまったわけではない。
自作PCを長年趣味としている人にはご存じの、チップセット内蔵GPUもその後改良を重ねていたし、CPU内蔵GPUに変わっていっても、EUという小さなStream Processorを束ねて命令セットなども新しくして今に至るまで製造している。
問題は、このEUの命令セット等の進化が他社に比べて遅いという事と、根本的なアーキテクチャの革新が今まであまりなかった事である。
それ故、どうしても外付けGPUメーカーであるNVIDIAの技術や、同じCPU製造メーカーでもGPU製造メーカーを取り込んだAMDの技術と比較すると、GPU性能において一つ性能が落ちる感じがあった。
そこでIntelはAMDの技術者を取り込んだりして(引き抜きとも言う)、GPUの開発に本腰を入れた。その結果として今開発しているのがXeアーキテクチャになる。
このXeアーキテクチャが一番最初にお目見えするのは、おそらく単体グラフィックカードではないかもしれない。2020年に投入予定のTiger Lakeプロセッサの内蔵GPUとして登場する可能性が高い。
このTiger Lakeの内蔵GPUは、Whiskey Lake比で4倍のグラフィックパフォーマンスや動画変換性能が与えられると言われている。
その後、ひょっとしたら単体外付けGPUとして発表される可能性がある、というのが今の段階である。
もちろん、今の段階で言われている事なので、最終的な話はまた別である。ひょっとしたらそれぐらいのパフォーマンスにならない可能性もあるし、予想外に上方修正されるかもしれない。
今、GPU市場はNVIDIAとAMDの2強が争う市場で、他メーカーの入り込む余地が非常に少ない。
Intelの今後の開発次第でこれが3強が争う市場になれば、今より盛況な市場になるように思える。
Intelにはぜひとも頑張ってもらいたいところである。

体内マシンの夢

あとは動力を持つマシンの登場を待つだけか?

世界最小のイメージセンサー

OmniVision Techonologiesという会社が開発したイメージセンサー「OV6948」が商用イメージセンサーで世界最小としてギネス世界記録に登録された。
「OV6948」は内視鏡などの医療用イメージセンサーで、わずか0.575×0.575mmというサイズでありながら、200×200ドット解像度(4万画素)の映像を30fpsでキャプチャできる。このセンサーを搭載したカメラモジュール「OVM6948 CameraCubeChip」も、本体サイズは0.65×1.158×0.65mm(幅×奥行×高さ)というサイズで、相当に小さいと言える。
ここまで小さいと何が何だか…このイメージセンサーは高効率なウェアレベルパッケージング技術によって小型化を実現できるようになった事から可能になり、センサーにはバックサイド光源を備えている。LED光源の発熱を抑えながら、低照度環境下においてもイメージを出力可能にしている。独自技術によって容易にキャリブレーションが可能で、4ピンのインターフェースによってシンプルな接続性を持っているという。

医療で実力を発揮

カメラモジュールとしては、120度の視野角と3mm~30mmのフォーカスレンジを持っていて、アナログ出力は4m超の転送が可能になっている。それで消費電力は25mWであり、省電力かつ超小型かつ広視野角という事もあって、医療においてその実力を遺憾なく発揮する事が期待されている。
主に期待されているのは、神経、眼科、耳鼻咽喉科、心臓、脊髄、泌尿器科、婦人科および関節など、身体の中でも細い血管内の映像を映し出す必要のある環境で、需要が拡大している内視鏡分野のニーズに応える事が期待されている。
コイツに印刷している技術もスゴイと思う…流石にこれだけ小さいと、体内、とくに血管内の撮影に威力を発揮する事であり、また現在大きな設備で映像化している胃カメラなどをより容易に実現できる事が期待されるのではないかと思う。

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ノートPCの世代交代

この話題も以前ちょっと触れたんだけれど…。

Haswellからの乗り換え

私が今持っている自前のノートPCは、VAIO Duo 13という、もう前時代的な2 in 1ノートPCである。
画面をスライドさせてタブレット型にできるという、VAIOの中でも特別変わり種のノートPCだったわけだが、結局このDuoは2世代だけ作られて、後継機は作られなかった。
搭載しているCPUはIntelのHaswell世代のもので、当時としては省電力動作の先駆けとなったコアである。
第10世代は分かりにくいしかし時代は移り変わり、今Intelは第10世代コアへと移り変わってきた。
もう少し詳しく話すと、Intelの第10世代コアにも2種類あり、一つがIce Lake、もう一つがComet Lakeとなる。どちらが製造プロセスとして最新かといえばIce Lakeとなり、Ice Lakeは10nm世代、Comet Lakeは14nm世代という事になる。
当然、製造プロセスがより最新のものの方が高性能と言えるのだが、最近は性能と消費電力、そして発熱量の関係から、単純比較できない状況にある。
ただ、アーキテクチャとして新しいのはIce Lakeなので、第10世代コアとしてより高性能とされるのは、比較的Ice Lakeとされる事が多いのではないかと思う。
と、いつもならノートPCは単純にIntelコアの説明で性能比較が出来たのだが、ここ最近はAMDのRyzenがかなり高性能化しているので、MicrosoftのSurface LaptopシリーズなどはRyzenを搭載したモデルを投入している。
Ryzenは第3世代コアがIntelに切迫する性能を持つようになっているので、場合によってはRyzenを搭載しているモデルという選択肢もある。ただ、Ryzenは今の所省電力コアよりではないコアなので、比較的大がかりなノートPCでないと見かけないかも知れない。

どちらにしても、昔と違って今はかなりの選択肢があり、単純に乗り換えるといっても、何を選んでいいのかが見えにくいかもしれない。

個人的オススメ

私のノートPCを乗り換えるなら…と最近ちょっと考えたりする事があるのだが、その場合、私だったらこの選択肢からどんな構成のノートPCを選ぶだろうか? と考えてみた。
まずIntelコアだったら、間違いなくIce Lakeコアを選択するだろう、という事。
Ice Lakeはその製造プロセスの問題から動作クロックを引き上げられないために、アーキテクチャで高性能を狙ったコアである。ノートPCの場合、動作クロックは低い方がバッテリー消費には有利なので、Ice Lakeのようなコアは比較対象と同じ動作クロックならより高性能になる。
また、Ryzenを選択肢として考えるなら、時期はもう少し待ってもいいかもしれない。
現在AMDはより省電力動作するコアをAPUとして検討しているハズで、さらにCPU内蔵GPUも、RDNAアーキテクチャの新世代型を搭載したRyzenがまだ登場していない。なので、このRDNAアーキテクチャのGPUを搭載した省電力コアが登場した時にようやく選択肢として浮上してくると私は見ている。
なので、今すぐにオススメをといった場合は、Intel第10世代コアのIce Lake搭載のものしか選択肢がない。
最近になってようやくIce Lake搭載のノートPCが出てきているので、今ならそこに注目すれば比較的満足できるノートPCを選ぶ事ができるのではないかと思う。

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Tシリーズ

いよいよ出てきた低電力版。

Core i9 9900T

Intelから一年程前に発表されたCore i9 9900Tだが、長い間製品は流通していなかった。
通常、Intelの低電圧版となるTシリーズは、そのTDP(熱設計電力、Thermal Design Power)は35Wになるが、最近の多コア系CPUでも同じラインで製品化されるかはわからず、どうなるのだろう? と思っていたのだが、肝心の製品が出てこないので、その実体はわからずじまいだった。
ところが、どうもひっそりとTシリーズの販売が始まっているようで、取扱いを開始した店舗があるようである。
低電力シリーズがようやく登場取扱いが始まった製品スペックを見ると、やはりTDPは35Wのようで、8コア/16スレッドが35Wで動作するという、従来と変わらない低電力ぶりである。
但し、動作クロックが遅く、ベースでは2.1GHz、ブースト時で4.4GHzと、実にベースとブーストで動作クロックの差が激しいコアになっているようである。
このようなスペックだと、動作性能の良し悪しは使い方によって大きく変わるとも言えるワケで、個人で使う上では使いにくいCPUになったかな、という気がする。

10nmはモバイルのみ?

このCore i9 9900T以外にも、Core i5 9600T、Core i5 9400T、Core i3 9300Tと、他製品も出回っているようだが、Core i7 9700Tだけはまだ出回っていないようである。
8コア/16スレッドのCore i9 9900Tと、8コア/8スレッドのCore i7 9700Tは、その動作クロックの設定によって、おそらく使い方で性能が逆転する可能性があり、扱いが難しそうな気がする。
効率を良くしたCPUは、見せるパフォーマンスの傾向がちょっと異なるので、読みにくいところがある。
そういう意味では、10nmプロセスのIce Lakeも同じような傾向ではないかと考えられる。結局、Ice Lakeは高クロック動作させられないので、アーキテクチャ的に処理するトランジスタを増やし、絶対性能の低下を防いだ。
しかし、トランジスタの他部分の影響で結局動作クロックを引き上げられない事から、Ice Lakeはどうもデスクトップ版は完全にキャンセルとなり、デスクトップ版の新しい製造プロセスは次の7nmプロセスまで持ち越されるらしい。
つまりそれまでは14nmプロセスの進化型で繋ぐという事らしい。
これではAMDとの差は開く一方になってしまうのではなかろうか?
AMDは既にZen3の設計を完了しており、そのIPC性能はZen2の8%増となる事を公表している。
省電力性と高性能を実現しようとすれば、どうしても製造プロセスの微細化は必要になるので、場合によってはIntelはデスクトップでかなり不利な状況で数年を過ごさねばならない可能性がある。

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低電力Ryzen9 3900

12コア24スレッドでTDPが65Wという魅力。

Ryzen9 3900

AMDが第3世代Ryzenの新たなモデルとして、12コア/24スレッドのRyzen9 3900と6コア/12スレッドのRyzen5 3500Xを追加した。企業向けモデルとして販売される。
低TDPのCPUをもっと開放してくれないかなぁRyzen9 3900は現在のフラッグシップであるRyzen9 3900Xの下に位置するモデルで、周波数が引き下げられてTDP 65Wに収めた製品になる。
当然動作クロックも引き下げられていて、定格で3.1GHz、Boost時で4.3GHzでの動作となるが、もともと多コアで動作する事を想定された環境で使われるものなので、数多いタスクを順当に処理していく用途に使われるコアと考えて良いだろう。
また、Ryzen5 3500Xは、上位にRyzen5 3600というTDP 65Wモデルが存在するが、そこからさらにBoost時の動作クロックを引き下げて製品化されたコアになる。
ただ、3600との違いがBoost時のクロックで、しかも0.1GHzだけ下回るという製品なので、性能差はかなり小さい。それでも基本として10ドル価格が安いというものなので、企業向けとしては少しでもコストを抑えられている分、最適な製品なのかもしれない。

低TDP品

TDP(Thermal Design Power)は、最大必要吸熱量の事を指すが、これが低いほど結果的に省電力になる、という指標である。
なので、省電力PCを作りたいと思ったなら、自然TDPの低いCPUを選択する事になるのだが、残念な事に低TDPのCPUは思った程流通しない。
多くは企業向けに出荷される事になるが、そもそもが選別品であるため、一般人にまで届いてこない事が少なくない。
だが、一般人であっても省電力PCは欲しいわけで、Intelコアなどでは結構な人気になる。
そういう背景からか、Intelでは比較的低TDPコアが一般向けに販売される事も多いのだが、AMDは何故か一般に低TDP品が出回る事が少ない。というか、製品ラインナップに並ぶ事すら珍しいのである。
コレ、AMDが企業に取り入る材料として使われているのかもしれないが、今後生産数が伸びる背景にあるコアは、出来れば低コスト製品として一般にも開放してもらいたいと思う。
折角Intelとの戦いにおいて有利に立っているのだから、今のタイミングで低TDPコアも対応ができるとなれば、市場を有利に展開する事ができる。
それこそ、AMDがIntel越えをする為に必須な条件ではないかと思う。

Intelの生産劣勢はまだ続いていると言われている。
今の内にAMDは市場の盛り上がり方を原則的にAMD側へ引っ張って行くことができるわけで、顧客の封じ込めをどうやって行うかを考えてみてもらいたい。その上で、低TDPコアが一般の人でも入手しやすい状況なら、AMDは今以上に望まれる企業になれるだろう。
そういう未来を私は待っている。

エントリー向けRadeon

1080p環境ならコレで必要十分かも。

Radeon RX 5500

AMDから、エントリー向けのRDNAアーキテクチャ採用のGPU「Radeon RX5500」シリーズが発表された。提供開始が2019年第4四半期なので、10~12月中には登場するものと思われる。
この5500シリーズは、1080p解像度における処理性能に注力したモデルで、主要なゲームタイトルで60fps以上、eスポーツタイトルで90fpsレベルのフレームレートを実現できる性能を持つとされる。
搭載するストリーミングプロセッサは1,408基と上位の5700シリーズの2,304基の約60%に抑えられ、PCI Expressレーン数もx16からx8とする事で低価格化を図ったモデルとなっている。
PCI Expressレーン数が半減している事で性能が頭打ちになる事を気にする人もいるかもしれないが、実は現時点ではPCI Expressのレーン数はx16であってもx8であっても、性能に影響を与えるほどの違いがないのはハイエンドも同じで、もし仮に違いがあっても誤差程度の違いしか出てこない。まぁ、その誤差を嫌ってハイエンド組はx16を採用する事に拘るのだが、ハッキリ言ってコストパフォーマンスとしては最低な選択である。
なお、この5500シリーズは旧製品で同ポジションとなるRX480より性能で約20%向上しており、消費電力は27%低いとされる。ダイサイズあたりの性能を比較すると1.7倍に達し、トータルボードパワー(ビデオカードの消費電力)は150Wとなる。最近、TDP(サーマルデザインパワー)という言葉ではない電力表示がよくなされるが、最近のハードウェアは負荷と出力でバランスをとって省電力機構が働くため、従来のTDPでは表現しきれなくなってきていると考えていいだろう。

周辺で性能の引き上げ

5500シリーズでは、RDNAアーキテクチャ、7nmプロセス、GDDR6メモリ、PCI Express4.0、最新のビデオデコーダ、ビデオエンコーダを上位モデルと同等に継承している。またFreeSyncもサポートされているので、エントリークラスで使用するには十分な機能は持っている。
エントリークラスでもこの性能ちょっと変わったところでは、オープンソースでのゲーム画面の画質を改善するFidelityFXに対応していたりするところもある。基本的には使い勝手の良い製品に構成されていると言える。
ライバルとなるNVIDIA製品は、GeForce GTX1650となり、価格的にも同価格程度(150ドル程度がスタート価格)になると見られ、ライバルに対して最大37%性能が高いとしている。

個人的に気になるのは、RDNAアーキテクチャでFluid Motionが未だ対応されていない事(調べて見たがまだ未対応の様子)。
現在の性能ではGeForce系と互角だから対応しない、という事なのかもしれないが、Radeonの最大の魅力は私にとってはFluid Motionにあると言っても過言ではないので、何とか対応させて欲しい機能なのだが、今後どうなるのだろうか?

とにかく1080p環境であれば、このクラスで十分という製品になってきた。
バカ高いGPUを使っている私が言えた義理ではないが、ようやくエントリークラスの製品に広がりが見えてきた。
いつまでもNVIDIAだけが選択肢ではない、という事をぜひとも見せつけてもらい耐ものである。

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