(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

Category: サイエンス

発電するガラス

再生可能エネルギーを窓からも取り込む試み。

屋根だけでなく窓でも

パナソニックホールディングスが、ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池なるものを使い、窓から太陽光発電をして再生エネルギーを家に取り込むという実証実験を開始したようである。
このガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池は、ガラス基板上に発電層を直接形成するもので、簡単に言うと「発電するガラス」である。
どこからでもエネルギーを得るために窓やバルコニーといった、太陽光は当たるが従来の結晶シリコン系太陽電池を設置するには不向きなところを発電可能にする事を目指して開発されたもので、独自のインクジェット塗布製法とレーザー加工技術とを組み合わせて、ガラスのサイズ、透過度、デザインなどのカスタマイズが可能な製品を作り出した。
これによって得られた発電効率は、従来の結晶シリコン系太陽電池と同等とされており、実用サイズのモジュールとして世界最高レベルの17.9%の効率を生み出している。
これによって、従来は屋根などに設置する結晶シリコン系太陽電池だけでなく、窓や壁といった部分でも発電を可能にし、より多くの再生エネルギーを得られるようになる、というのが、狙いである。

我が家では無関係だが

借家にいる時点で私がこれらのものを使う事はまずないのだが、光熱費がとても気になるので、今回のガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池が目に止まった。
他にも、フィルム型の太陽電池など最近は壁面や窓といったところを発電に使用する事を想定した実証実験は他でも行われており、NTTデータもフィルム型ペロブスカイト太陽電池を建造物壁面に設置した実験を行っている。

実際問題、どの程度の発電が可能で、どの程度の期間使用可能なのかは、これらの実験結果で分かることになるわけだが、これが息の長い再生エネルギー取得の道として確立すると、国内での電気エネルギーの補填としてはかなりのものを得られる可能性がある。
ただ、こうなってくると問題なのは日照権などの権利問題が大きく問題化してこないかという心配もある。
例えば都会では、高層の建物ほど有利になり、その周辺にいる人は太陽光を遮られる事から、得られるエネルギーが少なくなってしまう。
実際問題、日照権で争われているケースはないようだが、損害賠償という形で係争が起きているという話もある。住宅地が密集しているところでは、起こり得る話である。

Continue reading…

真実を知るということ

すべての教育は「洗脳」である…と堀江貴文氏は言った。

私が知りたいこと

今年の夏前くらいからだろうか。
私は今までずっと疑問だった事を調べて見たい、という気持ちで、いろいろな書籍を読もうと考えはじめた。
私がずっと疑問だった事は大きく分けると2つあるのだが、その一つが太平洋戦争の事である。
戦後70年以上が経過した今でも、日本は特亜からいろいろな要求をされ続けているわけだが、歴史を真っ当に事実だけを読み解いていくと、これらの要求はおそらく正しくはないはずなのだが、日本という国はそれでも賠償問題に向き合って対応している。
特に、隣国などは不可逆的な解決を見た条約に基づいたものであってもそれを反故にし、賠償問題へと発展させている事実があるわけだが、彼らからするとその要求は真っ当と一部では信じているわけで、解決の糸口が見えてこない。
これらはすべて反日という教育が引き起こしている問題でもあり、その教育というものが、事実上「洗脳」というものに近いものだから、いつまで経っても民意として反日が残り、国交上での問題として決して小さくない問題を残してしまっている。
そんな問題がいつまで経っても解決しない現状で、私は事実として、太平洋戦争とは何だったのか? という事が常々疑問だった。
日本は確かに米国パールハーバーを奇襲した。これは事実をもってわかっている事である。だが、日本人の多くは何故大日本帝国がパールハーバーを奇襲するに至ったかという事を理解していない人が多い。
最後通牒として突きつけられた「ハルノート」がキッカケになっているという事は学校で習ったかも知れないが、そのハルノートには何が書かれていて、結論として何故日本が米国に攻撃するに至ったかという事をちゃんと理解している人が少ないと私は感じている。
もちろん、私自身も自信をもってコレだ、と言い切れるほど知っているわけではないので、とても気になっていたのである。
なので、いろいろな書籍を読み、太平洋戦争とは何だったのか? という事をもう少し理解できるよう、自分で知識を得る事を考えた。

太平洋戦争の大嘘

藤井厳喜の書籍に「太平洋戦争の大嘘」という本がある。
真実を知りたいだけなんだが…これは元アメリカ大統領ハーバート・フーヴァーが書き残した、出版されるまでに50年も時を要した書籍の情報を元に書かれている本だという。
これによると「太平洋戦争は、日本が始めた戦争じゃない。あのアメリカの『狂人・ルーズベルト』が、日米戦争を起こさせた。気が狂っていると言っても精神異常なんかじゃない、ほんとうに戦争をやりたくてしょうがなかった…その欲望の結果が日米戦争になったんだ」とフーヴァーは言っているようだ。
しかも、フーヴァーのこの言葉に、あのマッカーサーも同意しているという。
あの当時の日本を取り巻く世界情勢が、米国という国として日本をそのままにしておけなかった何かの理由がある…そう感じさせる内容である。
書籍の内容はココでは詳しくは書けないが、太平洋戦争の時の欧米列強は、とにかく植民地政策を推し進め権益を得る為にアジアの国々に進出していた時代である。そこには自国を潤す為にアジアという国々を食い尽くす事を当たり前としていた時代ぶ、日本はその中にあって富国強兵という名の下に、何とか欧米列強と肩を並べるにまで成長した事実がある。
そうした背景の中、アジアに進出したかった米国にとって邪魔だったのが日本である。だが、当時の日本は英国との同盟によってアジアの英国の代理人という立場だった。だから日本の一つ一つの小さなミスを突き、英国との同盟を破棄させ、日本のアジアの影響力を低下させる必要があった。
そうした米国の対日政策が、最終的には日本が米国と戦争せずにはいられない状況を作った、というのが、本書の言い分である。
この本が言っている事が100%正しいのかはわからない。だが、当時の日本の状況やそれを取り巻く世界情勢を調べると、日本という国が戦争を必要とした理由があまり見えてこない。つまり、ここに何かしらの見えざる力が働かない限り、あのような戦争という状況へ進む結果とならないように私は思う。
気になる人は、ぜひ「太平洋戦争の大嘘/藤井厳喜」という書籍を読んでみてもらいたい。

Continue reading…

レジ袋有料化のその後

レジ袋が有料化した事で良かった事より悪くなった事の方が多いように思う。コレって意味があったのか?

環境的には逆効果?

レジ袋が有料化したのが今年の7月1日から。
財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省がこのレジ袋有料化に大きく踏み込み、主として小売り業者を対象に、違反すると行政が韓国や指導、企業名を公表し、悪質な場合は50万円以下の罰金刑が課せられるという法的施行である。
レジ袋有料化は効果があるのか?目的はプラスチックごみ削減や焼却処分時のCO2削減など、環境保護とされ、環境省と経済産業省が主に旗振りしている。
だが、実際にはこのレジ袋を止めたとしても環境が改善される事にはならない。
理由は、レジ袋の多くは家庭用ゴミの廃棄に使われたり、別の利用のされ方をしているもので、レジ袋が有料化してそれらを使わなくなった今、代わりに市販のポリ袋が使われ始め、結果として排出する廃プラごみは減ったわけではないからだ。
しかも、レジ袋は正確にはポリエチレンという物質であり、これは石油精製時に出来てしまう副産物であるポリエチレンの事であり、レジ袋を止めたからといって石油派生のプラスチック生産が減るわけではない。逆にレジ袋という大量需要がなくなった事で、ペットボトルの再生循環を悪化させる恐れがある。
だからレジ袋を有料化して使わないようにしても、結果として何一つ良い事がないのが現実で、有料でレジ袋を買う消費者は消費税以外に別の名目で上乗せ支払いをさせられているだけの状態とも言えるかも知れない。
また、このレジ袋の消費量が減った事で、社会構造や市場が変わってしまった事による経済余波を受けた人もいるのも事実である。コロナ禍で経済が不安定になったところにコレが加わったものだから、場合によってはダブルパンチ以上の被害を受けた人もいたのではないかと思う。

スマートにならない現実

また、そうしたレジ袋生産者だけでなく、一般の消費者も生活スタイルが変わった面も多いと思う。
実際、私もその一人で、コンビニでの買い物の方法が大きく変わり、またレジの混雑にも繋がっている側面がある。
今までレジ袋が有料でなかった頃は、レジでの精算時に店員がレジ袋に購入品を次々と入れていき、精算が終了した時点で次の人がレジで精算を開始する流れがあった。
だが、有料化した事によってこの流れが著しく損なわれている。
マイバッグを持ってきている人は、精算後にマイバッグに購入品を入れるが、これを店員が入れるのか、それとも購入者が入れるのかがハッキリしない事もあったりして、何ともレジがギクシャクする。購入者が自分で入れる場合などは、レジでの精算に係る時間は、従来よりもずっと長くなる。これではキャッシュレスにして精算を手早くしたとしても、かかる時間は逆に増えるのでスマートではなくなってしまう。
今までの流れが崩れ、買いにくくなり、全ての面で不便になってしまっている。
政府は人々に変化を促したいのだろうが、逆にマイナスにさせる事が目的なのだろうか?
たしかにレジ袋そのものはなくなり、一面ではゴミは減ったように見える可も知れないが、それはあくまでも表面的なものであり、代わりになるものが増えて結果は変わっていないというのが、大凡の現実である事を、政府は理解しているのだろうか?

Continue reading…

無線電力転送の夢

地道な基礎技術の開発で、夢はまだまだ広がる。

夢の無線電力転送

Qiという規格が一般的になり、現在では一部のモバイル機器等において、クレードル等に置かずとも充電できる環境が一般にも広がっている。
もちろん、コードを直接挿す方が安全かつ効率的に充電する事は可能だが、Qiを利用する事で置くだけで充電できる手軽さが実現されている事は喜ばしい事と思う。
だが、世の中はそんな置くだけ充電で満足しているわけじゃない。
昔から、電力を無線伝送できないか? と研究を続けている人達がいる。
その夢の行き着く先は、人工衛星で太陽光発電をして、その発電した電力を無線伝送で地上へと送電するという夢である。
これが実現する事で、天候に左右される事なく、大気に邪魔される事なく太陽光を受け続け、発電子続ける事が可能になる。まさに夢の技術である。
だが、当然現時点ではそこまでの技術には至っていない。
ただ、一歩ずつ確実に無線電力転送の技術は積み上がってきていて、このほど、金沢工業大学 工学部 電気電子工学伊東健治教授と坂井尚貴研究員らの研究グループが、マイクロ波(5.8GHz)による無線電力転送に用いる受電レクテナ(整流回路付きアンテナ)において、世界最高の電力変換効率である92.8%(1W入力時)を達成した事を発表した。無線電力伝送

マイクロ波の利用

今回の発表で使われたのは5.8GHzのマイクロ波で、マイクロ波を使う事で遠方に電力を転送可能だという特徴を使ったものになる。
実験では1W入力時で達成したようだが、次は10Wの高効率受電技術の確立に取り組むとしている。
何だ、10Wか、と思う人もいるかも知れないが、これぐらいの出力であっても便利に使えるものがある。
それはドローンである。
先日、当Blogの記事にも書いたが、ドローンはそのバッテリーの重さでドローンそのものの重量の多くを占めている。
もし、10Wクラスでも無線電力転送が可能になったら、プロポ(送信機)でドローンに電力を供給しつつ制御命令を送信してやれば、プロポ側にドローンのバッテリーを置けるので、従来よりずっと長時間の飛行が可能になる。
今までと全く異なるドローン運用が可能になるばかりか、場合によってはスマートフォンなどのアンテナ設備と組み合わせれば、街中で電力供給をしながらモバイル機器の運用も出来る様になるかも知れない。
もちろん、そこには電波の影響などもいろいろ試験をして調べる必要はあるが、5G技術やその次の6G技術と組み合わせてやれば、世界が変わるとすら言えるのではないかと思う。

Continue reading…

夏日まっさかり

梅雨が全く明けないな、と思っていたら、この暑さである。もうね…身体が暑さに慣れるとか神話だから、それ。

急激な気温上昇?

梅雨が明け、ここ数日とんでもない気温の日々が続いている。
夏、終了もともと暑さに弱い私からすると、この暑さで思考は停滞するし、意識は朦朧とするし、身体はだるくなるし、ロクな事がない。
というのも、我が家はとても機密性が低く、夏暑く、冬寒いという旧家のような作りの家だからである。
家は相当に隙間が多いので、クーラーでどれだけ冷やそうが、屋根は焼け、隙間から熱が入ってくるので、夏場の電気代はとんでもなく高く付く。
今日も部屋の温度計を確認してみたが、朝10時の段階で部屋の室温は32度もあり、それがお昼頃になると35度になっていた。もちろん室内でクーラーを付けて(設定温度27度)いて、の話である。
これでも以前はここまで室内温度は上がらなかった。
ここ数年で室温がガンガンと上がるようになった感じで、おそらく実際には1度や2度高くなっただけなのだろうが、体感温度でそれ以上に感じているのだろうと思う。
これを偏に「地球温暖化が原因」と言うのは、あまりにも乱暴だとは思うが、それでも理由の中に含まれる現象ではないか、と思っている。
北極の氷が溶け、ホッキョクグマが生息地を追われている、という話や、エスキモーの生活が豹変してしまっている、という話は、あながち嘘ではないのだろうと思う。

冷感グッズ

そんな世相を表しているのか、ここ最近冷感グッズが多種多様になったように思う。
扇子や団扇などという古典的なものは確かに昔から存在していたが、最近では保冷剤を活用するべく、いろんなグッズが発売されている。
また、当Blogでも紹介したが「着るクーラー」と呼ばれる製品も登場した。
また、最近ではモーター等が小型化した事から、手に持つ小さな扇風機も流行りで、首からかけて両頬を冷やす扇風機なんてのも登場している。
こんな製品が登場する背景には、年々気温が上がっているという事が少なからず関係しているのだろうと思う。

Continue reading…

手相とますかけと私

YouTubeでふと見た動画で気になった。

天下取りの相

手相が当たるかどうかは別として、私は手相というものを一度真剣に見てもらいたいという思いがずっとある。見てもらいたいなら、イマドキはネットでも頼む事ができるのだからさっさとやってしまえばいいだけなのだが、当たるも八卦当たらぬも八卦というように、どこかで疑いの目を持っていて、見てもらいたいといいつつもいざそうなると躊躇してしまう…そんな事がずっと続いている。
だが、おそらく私は手相というものを心のどこかで「信じたい」と思っているんだろうな、と思う時がある。
理由は…私が「ますかけ」と呼ばれる一風変わった手相を左手だけに持っているからだ。
しかも、知能線と感情線が普通に出ていて、それが横から出ている線で繋がって出来ている「変形ますかけ」と呼ばれるものでなく、シッカリ、ハッキリ、クッキリと知能線と感情線が右から左へ真っ直ぐに繋がって伸びている線を持ち合わせているので、誰が見てもハッキリとますかけと分かる相を左手に持っている。
完全ますかけと呼ばれるのは、両手に真っ直ぐの知能線と感情線を持つ相らしいが、そういう人はおそらく100人に1人よりも少ない確率ではないかと思う。
私の場合は、完全な直線の知能線と感情線を持つものの、それが左手だけ、という相になる。
「ますかけ」は天下取りの相とも呼ばれるが、それは徳川家康の手形が残っていて、それを見ると確かに「ますかけ」である事がわかり、そこから「ますかけ」は天下取りの相と呼ばれるようになったらしい。真偽はわからないが、織田信長や豊臣秀吉も「ますかけ」だったという話もあり、こちらは「変形ますかけ」かもしれないし、実際は違うかもしれない。
これが天下取りの相だ!ただ、現存している家康の手形は間違いなく「ますかけ」であり、そこから天下取りの相と呼ばれたという事は間違いない話なのかもしれない。

実はAll or Nothing

この「ますかけ」だが、YouTubeの動画によると、天下取りの相だからといって必ずしも良い、というわけではないという。ま、その話は私も前々から知っていたのだが、とにかく「ますかけ」の相を持つ人は人生が波瀾万丈になると言われていて、安定した人生を歩む人は少ないのだという。

個性が強く、才能もあるのかもしれないがそれ故に努力しないと0の人生を歩む場合があり、努力すれば100の人生を掴む、という事らしい。
つまり「All or Nothing」、全てを得るか、全てを無とするかというのが「ますかけ」の人生らしい。
…私って、ゼロ?(>_<)
また、両手が「ますかけ」な人、左手が「ますかけ」な人、右手が「ますかけ」な人でも違いがあり、一概に「ますかけ」という言葉でひとくくりにはできないらしい。それに前述した「変形ますかけ」が加わるので、自分が「ますかけ」だからといって、一つの答えに行き着くという事はない、という。
そりゃそうだ。
もし本当に天下取りの相だったとしたら、世の中の「ますかけ」の人の数だけ天下がある事になってしまう(爆)
このように、特徴的ではあるものの、結果、他の部分を総合的に見ていかないと判断ができないのが「ますかけ」という手相だというのである。
特徴的な相を持ちながらも、結局他の部分を見てみないとよくわからない、となると、やはり気になってくるのが、人の性である。

Continue reading…

ITデバイスを身に付ける為に

ウェアラブルデバイスで便利な世の中に。

超薄型有機太陽電池

理化学研究所の開拓研究本部染谷薄膜素子研究室および、創発物性科学研究センター創発機能高分子研究チームらの研究グループが、変換効率が高く長期保管でも安定する「超薄型有機太陽電池」の開発に成功した、と発表した。
超薄膜有機太陽電池理化学研究所の発表なので、実際の用途として商品化されるまでにはまだまだ時間が必要ではあるが、まず実現する事が重要であり、こうした発表があったという事は、今後登場する可能性が出てくる事を意味する。
有機太陽電池は、有機半導体を光電変換層として用いた太陽電池の事で、塗布プロセスでの量産ができるだけでなく、従来のシリコン型太陽電池に比べて安価に製造でき、また極めて薄い有機半導体薄膜で形作られるため、柔軟性や軽量性に優れ、ウェアラブルセンサーを長時間安定して駆動する電源などに使用される事が期待されている。
基板を含めた全体の厚さを数μmまで薄型化した超薄型有機太陽電池は、衣服や皮膚に直接貼り付けても違和感なく使用出来るという特徴がある。
しかしながら、超薄型有機太陽電池は基板や封止膜にとても薄い高分子フィルムを使用するため、十分なガスバリア性を確保する事が難しく、安定駆動させるための発電層や電荷注入層の境界面を制御する手法が存在しなかった。この事でエネルギー変換効率と長期保管安定性の両立が不十分で、この事が課題とされていた。
今回の発表では、バルクヘテロ接合構造の素子を新たに作成して高エネルギー変換効率と熱安定性を併せ持つように改良、さらに発電層と正孔輸送層の境界面における電荷輸送効率向上の為に素子に対してポストアニールという加熱処理を施し、13%の高変換効率と大気中保管3,000時間で劣化5%以下という長期保管安定性を両立させた。それでいて厚さが3μmという超薄型有機太陽電池だというからスゴイとしか言いようがない。

変換効率1.2倍

今回、開発された超薄型有機太陽電池は、過去のものと比較してエネルギー変換効率が約1.2倍、長期保管安定性は15倍に改善されているという。
この成果により、超薄型有機太陽電池を長期間安定して大電力を供給できるようになり、今後の衣服等に貼り付けて使用する機器(その多くはセンサーだと考えられる)など、ウェアラブルデバイスへの電源利用に使われる事が期待できる。
さらにいえば、このフィルム基板内にBluetooth等の通信デバイスを組み込む事ができれば、スマホ等と連動させる事でヘルスケア分野での応用はいくらでも考えられるようになる。
さらにヘルスケア分野だけではなく、こうした安定電源が身に付けられるようになると、今度は供給する電力量の改良が進むと考えられる為、IoT、つまり情報デバイスへの応用へと繋がっていく。
場合によってはARグラスやMRグラス、それに代わるものへの電力供給が、この超薄型有機太陽電池で賄えるようになり、完全に身に付けるITデバイスへの道が開く事になる。
まさに夢のような未来生活が待っている…かもしれない。

まずは第一歩という研究発表だが、こうした研究が発表され、実際に使用されていくことでその次のステップへと進むことができる。
何ものも実際に使用して次はどうするか? という課題が見えてきてはじめて進化する。
そういう意味では、今回の発表は実に有意義なものではなかろうか?
身に纏う電子デバイス。夢ではあるが、もう遠い現実という距離感ではなくなってきたのではないだろうか?

理化学研究所 ニュースリリース
https://www.riken.jp/press/2020/20200310_1/

台風19号

超大型台風がやってくる。

雨か風か

現在、日本には台風19号という、超大型台風が関東を直撃するコースで近づいている。
おそらく被害がもっとも大きくなるのは、最接近する今夜21時ごろと見られるが、その6時間前から、既に大雨の被害が各地で起きている。
何事もなく過ぎ去ってくれればいいのだが本日はケータイが避難の連絡をバンバン出してきていて、イキナリ大きな音が出る事で驚く事も多々あったワケだが、それも政府…というか国家が非常事態宣言を出しているような状況だからこそなのかもしれない。
私はケースでは、自分の住んでいる地域で今から9時間ほど前に周辺の国道が規定雨量を超え、通行止めとなった。同時にJRも運休、地元路線バスも運休となり、陸の孤島と化したわけだが、それらは雨による被害でそうなっただけで、風の被害というのは全くなかった。
それもこれも、まだ風の影響が出る位置に台風がいなかったから、という事なのだが、実は私の住んでいる地域は、比較的台風被害が小さい事が多い。
もちろん雨による被害がないわけではない。
都会から見れば山間部に属する場所だし、そうなると土砂災害が出るからだ。
だが、私はその山間部でも主要駅が近くにある場所に住んでいるので、土砂災害がよく起きる場所にいるわけではないので、比較的災害が少ないのである。
何故そうなのかというと、山間部であるため、暴風が周辺の山の尾根によって遮られ、直接の風が街に被害をもたらさないからである。
谷間の方向によっては、暴風がマトモに吹いてくるタイミングもあるのだろうが、その時間が圧倒的に短く、比較的風の被害が出ていないのが通例だったりする。
これはある意味幸運な事で、あとは雨の被害をどうにかできれば、台風はやり過ごせる…そんな感じではないかと思う。

海岸沿い

私は生まれが海岸沿いなので、台風が来るとどうなるかという事は小さい頃から知っている。
私の住んでいたところは、自宅のすぐ後ろが防風林だったため、台風が来るとその防風林が風を防いでくれていたおかげで自宅が守られていた。
しかしそれでもいざ台風が来るとなると、ものすごい風が周囲一帯を吹き荒れ、雨が加わればまさに暴風雨が襲ってきた。
その状況から比べれば、今の状況は恵まれている方かも知れない。
だが、恐らく私は今の海岸沿いの状況を本当の意味では理解していないかもしれない。
それは、純粋に台風の強さが昔と今とでは違うからだ。
最近、特に異常気象が増えてきたな、と感じる今の時代の台風は、その脅威が昔の台風とはレベルが全く異なるほどに脅威化している。
何故そうなのか?
私は会社で環境ISOであるISO14001の環境管理責任者を拝命しているので、環境に配慮する必要のある状況を社員に説明したりしなければならない事があり、調べたりするのだが、やはりこの異常気象の猛威化の背景には、間違いなくCO2増加による地球温暖化が関係している。

Continue reading…

ACアダプタがなくなる日

ホントに来るのか? 来るといいなぁ。

パワー半導体

最近、交流電源から直流の電気を生み出すアダプタが妙に小型化してきている事実を知った。
従来、大きな電力を消費する直流機器に使用するACアダプタは、そのワット数が大きくなればなるほど、アダプタ自体が巨大になり、その重量もとんでもなく重いものがほとんどだった。
しかし、時代はモバイルに優しい時代になり、現在のCPUのなどのシリコン系半導体の消費電力は驚くぐらいに小さくなり、稼働時間10時間というノートPCも珍しくなくなってきた。
だが、このノートPCの消費電力の小ささを実現したのはシリコン系半導体の電力効率を活かした省電力性で獲得した機能だが、前述したようにACアダプタが小型化・軽量化しているのは、そうしたシリコン系半導体の成せる業ではない。
それこそが巷でパワー半導体と呼ばれる、電源の制御や供給を担う半導体の仕事であり、ここ最近、そのパワー半導体に変化が起きている。
主なパワー半導体には「ダイオード」「トランジスタ」「IC(集積回路)」があり、それぞれ「電気の整流化」「電気の増幅・スイッチング」「様々な機能を単独で処理する」という機能がある。

酸化ガリウム

こうした機能から、使われるものとして整流化電源や周波数変換機、レギュレータ、インバータなどに使われる事が多いのだが、従来、そうした機器に使われる各部品を構成するパワー半導体にはシリコンを素材とした半導体を用いてきた。
例えば、鉄道車両でもシリコンを使ってきたのだが、ここ最近、シリコンよりも半導体物質としてパフォーマンスが高い炭化ケイ素や窒化ガリウムを使用する開発が進み、その成果を出してきている。
どれぐらいの成果が出ているかというと、シリコンのパワー半導体を用いたインバータと炭化ケイ素を用いたインバータでは、最大40%の省エネ効果を生む事ができるようになったという。
この成果の為かどうかはわからないが、各業界で炭化ケイ素や窒化ガリウムを使用するパワー半導体を用いる動きが活発化してきて、EVや家電などでも大きな成果が出てくる事が予想できるのだが、ここにきてさらに効率を高める事のできる材質が開発された。
それが酸化ガリウムである。
この酸化ガリウム、何がスゴイかというと、シリコンに対する半導体物質の性能を1とすると、前出の炭化ケイ素が340、窒化ガリウムが870となり、これら2物質の性能が段違いに高いことがわかるのだが、酸化ガリウムはさらにその上を行き、3,444という数値になる。実にシリコンの3,444倍の省エネ効果を酸化ガリウムが持っている事になる。
同じ性能の素子であれば、当然省エネの損失が少ないパワー半導体の方がモノを小さく作る事ができる。ACアダプタなどの小型化が期待できるという話は、まさにこの酸化ガリウムでパワー半導体が実現できれば夢の話ではなくなる、という事なのである。

Continue reading…

台風24号

驚異的な勢力を持つ24号。

縦断する被害台風

2018年は自然災害が非常に多いように思える年でもあるが、台風に限って言えば実は例年と変わらないという話もある。
発生する台風の数や威力、これらは、例年と変わらないというのである。
しかし、実際に起きる災害は昨年よりはずっと大きな爪痕を残しているように思えるし、事実、近隣でも床下浸水したとかいう話は、昨年はなかったにも拘わらず今年は聞くようになったりしているので、これで例年と変わらないと言われても、はて、本当にそうなのか? と疑問を呈してしまう。
私の住んでいる近隣でも、今日は避難所が開放されたりといろいろと話題が多い状況となった。台風ルート強風域の広さと暴風域の強さ、そして何より日本を確実に縦断していくというルートを持つ24号は、間違いなく日本という地に被害をばらまいていく。
私の住環境では非常にこのあたりが不安要素となる状況ではあるが、唯一の救いといえば、冠水する事はまずあり得ないという事である。ま、そのかわり風の影響は心配しなければならないワケだが、今回の台風は風、雨ともに強く、正直不安を感じる要素満載だったワケだが、とりあえずどうすることもできないので、台風が過ぎ去るのをひたすら耐え忍ぶしかない。
と言うわけで、今まさにその風が通過している真っ最中である。

水温が高い

では今年の台風は何故被害が大きいと言えるのかというと、どうも日本近海の水温が例年より高いかららしい。
通常、南の海で発生した台風はそのまま環太平洋の島々の流れに乗って北上し、その北上する中で水温が冷たくなる事で得られる水蒸気量が減り、結果として威力が弱まるそうなのだが、今年は日本近海の水温が高い事が影響し、日本に近づいてきても台風の威力そのものが弱まらず、そのままの強さで日本をかすめて通っていくという現象が起きているらしい。
確かに水温が高いと、上昇する水蒸気量は増えるので台風としてはエネルギーの元を常に供給できるのだから、弱まる事はない。
今年はそんな台風ばかりだから、強さそのものは例年通りでも弱まるところで弱まらないという台風で被害が出ているケースが多いようだ。
この水温が高い、という現象も「地球温暖化」の影響と言えるのだが、ここ100年で上昇した気温はというと、平均して1度だという。
1度でこんな影響が出るの? と思うかも知れないが、これけはあくまでも平均だからであり、部分的にはもっと上昇幅が広いが故に、影響が出ていると言える。
たかが1度、されど1度。
気温上昇はあらゆる所に影響の影を落としている。

Continue reading…

スーパーマーズ

本日は大接近日。

15年ぶりの大接近

2003年、火星が地球に大接近した。
あれから15年の今年、その火星が再び地球に大接近する年だったのだが、本日7月31日、火星がもっとも近づく日だったりする。
その距離5,759万kmと、肉眼でも明るい赤い星が見えるくらいの距離なのだが、元々地球と火星はその公転周期から2年2ヶ月毎に大接近する。その時を会合というのだが、今年の会合はちょっと意味合いが違う。
火星はもともと太陽に対して楕円軌道を取っているため、通常の2年2ヶ月毎の会合では近づくといっても、公転軌道の違いから距離が空いてしまう。その公転軌道を含めた上での大接近は、前述した通り15年に一度であり、今年2018年はスーパーマーズと言われるほど近づく大接近だったりするのである。
この大接近時は、明るさはマイナス2等級を超えるほどの明るさになり、南の空に明るい赤い星を見ることができる。スーパーマーズであってセーラーマーズではない(爆)今の時期だと、南の空に見えるという事らしいが…都会に住んでいると街の明るさでハッキリ見えないかもしれない。

こういう時こそNikonのカメラ

さて…こうした天体観測が話題になると、必ず引っ張られるように話題になるのが、高倍率カメラである。
当Blogでも、先日Nikonの「COOLPIX P1000」の話をしたが、倍率125倍のこのカメラなら、結構な天体撮影ができるのではないだろうか?
というか、最近はセンサーサイズが小さくてもそれなりの写真が撮れる時代なので、昔よりずっと天体撮影がやりやすい状況と言える。
望遠鏡と組み合わせて撮影するスタイルが当たり前だった時代からすると、夢のような時代ではないかと思うが、COOLPIX P1000なら、単体で35mm判換算で3,000mm相当の焦点距離撮影が可能なので、今までよりはずっと天体撮影に向いていると言えるように思う。
もっとも、もちろんこれだけの焦点距離だけでは、まだまだ小さい火星しか撮影できないとは思うが、有利な撮影にはなると思う。
もしこれがフルサイズセンサーのカメラだったら…とか考えると、恐ろしいほどのレンズが必要になるだろうし、現実的な話ではなくなってしまう。
そう思うと、今は良い時代になったな、と思ったりもする。

Continue reading…

逆走する台風12号

逆走事件は高速道路だけではなかった…。

異例な台風逆走

台風12号が、いつもとは異なる西進する台風として報道されている。
事実、台風12号は従来の偏西風の影響で東進する台風と異なる道筋を辿り、関東から関西へと進んでいる。
通常、日本へと向かってくる台風は、まず間違いなく東に向かって進んで行く。仮に東でなくとも、北東に向かって進んでいくのが通例である。逆走する台風何故、今回の台風は西に向かうのか?
気象予報会社は、2つの特別な気象条件が原因で西進すると説明している。
一つは、進路近くの東海沖に寒冷渦が存在している事が理由だという。
これは、台風も寒冷渦も反時計回りの渦を持っているため、相互作用で西に進路を取ってしまうかららしい。寒冷渦とは、中心に寒気を持っていて、上空の鯛所にある低気圧の事を言うのだが、地上では低気圧として解析される事がなく、通常の天気図では登場しない。しないが、夏でも所々で発生しているものらしい。
そして理由のもう一つだが、朝鮮半島から北日本方面を覆っている夏の高気圧が相当に強い勢力を維持していて、これが低気圧の塊である台風の進路を妨害した結果、台風が西に向かって進んでいるという。この朝鮮半島から北日本方面を覆っている高気圧だが、コイツが今年の猛暑を生み出している原因でもあるのだが、同時に台風の進路までをもいつもと違う流れにしてしまっている。
巷では高速道路の逆走事件がいろいろと問題になっているが、まさか台風まで逆走する事になるとは…。
世は正に世紀末…じゃないが、ここ最近のゲリラ豪富含めて、異常気象は異常とは言えない時代に突入したのかもしれない。

他にも問題はある

さらに今回の台風は威力を弱めないという事態も起こしている。
通常台風は海上にいる時は勢力を弱めず、上陸すると威力を弱めると言われている。
それは、海上から水蒸気を吸い上げている事が原因なのだが、今年は海水温が異常に高く、27度以上の水温になっている海域が非常に広い。
これにより、水蒸気化しやすい傾向にあり、海上を通過する台風の成長速度が異常であり、その移動速度も異様なまでに速い。
なので西進する台風がちょっとした水域と重なるだけで、台風は一部上陸していたとしてもその威力を弱める事なく進み、結果、台風の威力が弱まらないまま西進するという状況を生み出している。
Twitterなどでは、気象兵器という言葉まで出る始末で、中には「これから地球の自転の向きが変わるんじゃないか?」などという言葉まで出ている。みんな何かを感じ取っているのだろうが、いかに今回の台風12号が異常かという事をそれらは示しているのかもしれない。

とりあえず、我が家は今まさに台風が風の影響が出まくっている状況で、雨も相当量降っている。
ただ、山間部なので土砂災害さえなければ氾濫するという事は考えにくいので、今は静かに過ぎ去るのを待つ状況にある。
とりあえず、今回の台風の被害が大きくならない事を祈る限りだが、この日本、常に災害と向き合ってきた国ではあるものの、ここ最近はその災害の頻度が異常に多いように思えてならない。
これも地球温暖化の影響なのかもしれない。まさに日本は温暖湿潤気候から、亜熱帯気候へと移り変わっている最中なのかもしれない。

Desktop Version | Switch To Mobile Version