実はまだ購入していない。
全62タイトルの大盤振る舞い
メガドラミニ2がいよいよ発売となった。
当Blogでも、2022年6月6日に記事として書いたが、メガドライブばかりがこうしたミニ筐体で復刻されている現状は、私としてはちょっと悲しいところでもある。
だが、これは逆にいうとセガのゲームだからこそ起きている現象とも言えるワケで、セガらしさが全面に出るビジネスなのかも知れない。
今回のメガドラミニ2は、その収録タイトルが全62タイトルととんでもない数になっていて、しかも当時発売される事のなかったタイトルを新規に収録するという、他メーカーの復刻版ではあまり起きない現象が再び起きている。
以前のメガドライブミニでは、メガドラタワーまで揃えて購入したが、今回はどうしようかと悩んでいたらこの時期になってしまっていて、未だ私は購入していないのだが、シンプルに本体だけでも購入しておきたいという気持ちはある。
特にメガCDタイトルの名作「LUNA」シリーズが収録されているのは私にとっては大きな意味があるし、当時メガドライブに拡大縮小機能が搭載されていたら? というif設定の元で再現されたスペースハリアーが収録されていたり、実際に発売されていなかったファンタジーゾーンが収録されていたりと、サプライズも満載である。
未確認ではあるが、収録されたファンタジーゾーンはX68000で発売されたファンタジーゾーンと同様にスペースハリアーの曲が流れる隠しモードがあるらしいが…それも自分で検証してみたいという気持ちもある。
やはり買うしかないのか? (買えよw)
サイバースティック
今回のメガドラミニ2の展開で一番驚きだったのは、あのサイバースティックが復刻してメガドラミニ2に対応するという話が側面から飛んできた事である。
サイバースティックとは、X68000用にシャープから発売されたアナログスティックコントローラーの事で、X68000用アフターバーナーをプレイする為に作られたとも言われる、知る人ぞ知るデバイスである。
このサイバースティックは発売こそシャープだが、その開発には電波新聞社が絡んでいて、電波新聞社からはその後に発売されたカブトガニのような形のアナログジョイパッド「XE-1AP」がメガドライブに対応した。しかし、オリジナルであるサイバースティックはメガドライブには対応しなかったのである。
今回はそれがUSB端子で復刻し、メガドライブミニ2やPCで扱えるアナログスティックコントローラーとして再販した。
当然、メガドライブミニ2に収録されたいくつかのタイトルでこのアナログスティックは対応していて、収録タイトルのアフターバーナーIIなどのタイトルや前述した幻のスペースハリアーをアナログスティックで遊ぶ事ができる。
PCで利用する事ができる…となると、マイクロソフトフライトシミュレータなどでも使えたりするととても有用なスティックとなるのだが…実際はどうなんだろうか?
メガドラミニ2の復刻に合わせて、とんでもないものまで復刻してきたな、と発表があったときに思ったが、それも当時X68000とオリジナルのサイバースティックを持っていた私だからこそ…とまでは言わないが、持っていた人はよりそう感じるのではないかと思う。
ちなみにこの復刻版サイバースティック、大好評という事で増産が決定しているという。欲しいけど手に入れられなかった、という人は次ロットの出荷を待つのが良いだろう。
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