ヨコオタロウの世界が次々と終わっていく?
SINoALICEも終わったばかりなのに
本日、スクウェア・エニックスから「NieR Re[in]carnation」が4月30日にサービスを終了するという発表があった。
「NieR Re[in]carnation」はNieRシリーズの一作で、言わずとも知れたヨコオタロウ氏が構築した世界のタイトルである。
ヨコオタロウ氏の作品といえば、SINoALICEも今年1月15日でサービスを終了している。
急激にヨコオタロウ氏が関係するタイトルが終了を迎えている事に、ちょとした違和感を感じているのだが、何かあったのだろうか?
SINoALICEがサービス終了を迎えるという事に関しては、実はあまり違和感をもたなかった。
というのも、SINoALICEはサービス開始が2017年からで、既に6年は経過したサービスだったからだ。ソーシャルゲームで5年もサービスを継続できれば万々歳だろうと思う反面、もっと続けて行けたようにも思ってはいたが、それでも違和感までは感じなかった。
しかし、今日は「NieR Re[in]carnation」までもがサービス終了となった。
NieR Re[in]carnationはサービス開始が2021年の2月だったわけで、3年でサービス終了という事になる。
まぁ、それでも3年続いたと考えれば続いた方なのかもしれないが、あの大ヒットしたNieR Automataと同じシリーズと考えれば、そのサービス終了は早いと言わざるを得ない。
ちゃんと終わる世界
SINoALICEの時に思ったのだが、終わらせ方がちゃんとしていたな、というのが印象的だった。
ストーリーは最後まで用意され、終幕を飾って終わるという、ちゃんとした体で進行した。
私は実の所途中からプレイできなかった事で、結局最後までストーリーを進められなかったので、そこは残念だったのだが、NieR Re[in]carnationもちゃんとストーリーは最後まで語られ、それで終幕となる。
ヨコオタロウ氏の作品としては、ある種滅びの美学といおうか、終末感がある作品が多く、決して大団円で終わらない物語が多いが、それでも終わり方としてはちゃんと幕を閉じるという印象がある。
ソーシャルゲームであっても、その美学を貫いているようで、そこはヨコオタロウ氏の拘りだったのかな、とも思わなくもない。
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