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生体認証でログイン

紹介はしたものの、ちょっと心配だったので自分で買って試してみた。

心配は的中した

先日、当Blogで指紋認証のデバイスを紹介したが、その商品ページの画像を見ると、なんだかUSBのBluetoothドングルのような感じで、マニュアルなどが同梱されているような感じがなかったのが気になっていた。
製品としてはちゃんと売られてはいるものの「ドライバやマニュアルはダウンロードしてください」という製品が最近は多く、そのような売り方そのものには問題はないものの、厄介なのはパッケージ等が英語を中心としたマルチ言語で書かれていて、その中に日本語が含まれていない場合だったりする。
そういう場合、ロクに説明もされておらず、どうやって使ったらいいのかわからないという製品も少なくない。
で、その心配を感じたというのもあり、これは自分で試した方がいいな、と思い、製品を買って実際に試してみることにした。
で、その製品が届いたのだが…予想は悪い方向に的中していた。
私が購入したのは、先日の紹介したものとは明確に言えば違うのだが、おそらく製造元は同じで販売元が異なるという製品。パッケージにしても同じで、単に製品にプリントされているブランド名が異なるだけの製品である。
簡易パッケージはいいとしても、URLくらいは記載しようよ…見よ、この簡易パッケージを(爆)
ブリスターパッケージに製品説明が書かれていて、裏面にはマルチ言語で製品説明が書かれているのみ。メーカーのURLすら記載されていないというものである。
先日私が紹介した製品は、日本語パッケージなのでもう少しマシかもしれないし、ちゃんとマニュアルのダウンロードページなどの記載があるかもしれない。
ただ…この手の製品は結局販売元も大した説明をしないので、おそらくトラブルが発生する事を前提としない説明しかしていない可能性がある。
念の為、先日紹介した製品のメーカーサイトを確認してみた。

TEC TE-FPA2
http://tecnosite.co.jp/ja/usb/193-te-fpa2.html

マニュアルは確認できたが…ドライバが用意されていない。Windows10の標準Driverを利用する事を前提にした製品という事だろう。
だが、もし製品が認識しなかったなら、どうすればいいかという説明が「再起動しろ」としか書かれていない。
コレ、初心者ならこの時点で詰む可能性があるという事が、メーカーにはわからないのだろうか?

あくまでも一例

というわけで、私が購入した製品で実際にやってみた。
私はWindows10の最新アップデートを適用させているので、Windowsバージョンも20H2となっている。
購入した製品も、Windowsバージョンが1607以降はWindowsの標準ドライバで認識する、と記載されている。
が…実際にPCのUSBポートに製品を差し込んだところ…
マニュアルは信じてはいけないという好例認識してないじゃん(爆)
赤で囲ったデバイスがこの指紋認証デバイスなのだが、黄色い三角の注意マークが見えるだろうか?
デバイスが認識していないのである。
Windowsの設定のアカウントの中にある、サインインオプションを見ても、Windows Helloの所はデバイスが存在しないと表示されていた。
これは間違いなくWindows10の標準ドライバでは認識しないという事である。
で、メーカーサイトに行ってみたところ、Windows7&8用のドライバがあったので、とりあえずコレで試してみることにした。

ARCANITE
https://www.arcanite.jp/sfsd

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もう一度指紋認証を

以前、指紋認証を使っていたのだが、再度検討したくなった。

パスワードからの解放

PCを使っていて一番面倒なのは、パスワードの入力である。
以前、REALFORCEにキーボードを替えた時の話、黒のREALFORCEを購入したのだが、キートップに書かれているキーの文字も黒だった事から、特定のキーを押す必要が出た時、どのキーを押していいのかわからなくなった事があった。
この状況、実は今も全く同じなのだが、今はWindowsのログインに関してはPIN入力をしている事から、以前よりはログインは楽になったものの、未だにことある毎にパスワードを要求されていて非常に鬱陶しいという思いもあり、最近になってこれを何か便利な方法で解決できないか? と考えるようになった。
というのも、併用しているMacBook ProにはTouch IDが付いているため、認証が必要になればそこで指紋認証している事から、その便利さがすぐ目の前にあるわけである。
Macはできて何故Windowsはできない?
いや、できる事は知っているが、私が以前利用していたのは2014年の話
その時は、便利に使えていたが、指紋認証ユニットにお茶だったかをこぼした事で壊してしまい、結果その後は使っていない。
当時利用していた指紋認証ユニットは、USB接続ではあるが、ケーブルを利用して本体は離れた場所に固定して使用するタイプだった。
慣れるとものすごく便利もしそれがUSB接続コネクタにそのまま指紋認証ユニットが取り付くタイプだったなら、濡れて壊れるといった事もないワケで、そうした指紋認証ユニットが便利に使えるなら、もう一度そうした環境を手に入れるものもよいかもしれない…そう思うようになった。

Windows Hello対応がマスト

Windows10でこうしたパスワードやPIN以外の認証でログインするには、Windows Helloに対応する必要がある。
Windows Helloとは、Windows10で導入された生体認証機能で、瞳の虹彩による認証や指紋認証などを利用する事になる。当然だが、利用するにはWindows Helloに対応した機器が必要になる。
対応機器さえあれば、Windowsの設定→アカウント→サインインオプションから設定する事ができる。トラブル回避の為に、こうした生体認証を登録すると同時にPINの登録も必要になるが、一度設定してしまえば、Windowsのログインはその後指紋認証でできるようになる。
一度コレになれてしまうと、パスワード入力してたのがバカバカしく思えてくるから不思議。
昔はWindows Hello対応の指紋リーダーは最低でも4,000円近くはしたのだが、今や2,000円台でも購入できるようなので、ログインが面倒と思う人は使ってみると良いかも知れない。

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