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PS5対応テレビがSonyから登場

4K120p+HDRが可能になった新型BRAVIAが6月に発売される。

倍速駆動パネルで実現

Sonyから、4K液晶BRAVIAの新製品「X85J」シリーズが発売となる。他にも「X80J」シリーズも発売されるが、PS5の映像品質に完全対応するのは「X85J」シリーズとなる。
「X85J」シリーズは、映像プロセッサ「HDR X1」を搭載、120Hzでの倍速駆動パネルを採用する。また、HDMI2.1を搭載し、PS5の4K120p映像にも対応し、可変リフレッシュレートのVRR、自動低遅延モードのALLMにも対応するが、VRRは後日のソフトウェアアップデートにての対応となる。
前述したように映像プロセッサとして標準の「HDR X1」を搭載し、ゲーム、ネット動画など様々な素材をデータベース型超解像処理で4K化する専用エンジンである「4K X-Reality PRO」も搭載する。
HDR方式はHDR10、HLG、Dolby Visionに対応し、これでPS5が要求する4K120p+HDRを実現する事になる。
X85Jシリーズのラインナップと価格だが、75型が33万円前後、65型が25万3,000円前後、55型が19万8,000円前後、50型が17万6,000円前後、43型が16万5,000円前後となる。
43型が一般家庭には最適ではないかと思う個人的には43型があってよかったと感じている。というのは、50型は狭額縁とはいえ、横幅が1119mmと1mを超えるので、家庭によっては置けない家もあるだろう。
43型なら、横幅は964mmと1mを下回るので、何とか収まる、という家庭も多いのではないかと思う。

搭載OSはGoogle TVへ

X85J、X80Jシリーズともに、搭載するOSは従来のAndroid TVからGoogle TVへと進化した。
レコメンド機能を強化しており、これまでのサービス毎に表示されていたUIから、コンテンツを軸として、それが楽しめるサービスが並ぶようなUIへと変化した。
なお、Sony独自に動画配信サービスである「BRAVIA CORE」は利用できないので注意である。
また、新4K衛星放送が受信できるBS4Kチューナーと、地上/BS/110度CSデジタルチューナーをそれぞれ3基搭載している。別売りのUSB HDDを接続することで、裏番組の録画もできるので、使い方によっては別途レコーダーを購入する必要がない。
最近はテレビに直接USB HDDを接続する事で裏番組を録画してタイムシフトするというのが流行りなのか、こうした機能は標準的になってきているのは、ある意味ありがたい話である。テレビというコンテンツを有効に使おうと思えば、こうしたタイムシフト機能は今や必須と言えるだろう。

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