省電力が叫ばれる今にこんな大電力を消費するPCパーツが出てくるとは…。
マウントを取りに来た?
当Blogでも以前に記事にしたが、発売日が4月5日と決まったので、再度取り上げる。
IntelがCore i9 12900KSという従来のハイエンドCPUの強化版を発表した。
第12世代のAlder Lake-Sの最上位に位置するCPUで、従来の最上位であったCore i9 12900Kよりさらに動作クロックが上がったCPUである。
最大クロックは5.5GHzに達するとし、Pコア(高性能コア)でベースクロック3.4GHz/5.2Hz、Eコア(高効率コア)でベースクロック2.5GHz/4GHzとなり、ターボブースト時に5.5GHzとなる。
クロックが向上しているので、単純に性能がその分引き上がる、というワケで、性能が上がっている事は間違いないのだが、その見返りとしてベースの消費電力PBPは150Wに到達する。ちなみにCore i9 12900Kは125Wなので、PBPとしては20%ほど上昇した事になるが、性能が20%向上しているかといえば、おそらくそこまでの上昇率はないと考えられる。
ライバルであるAMDが、L3キャッシュを積層させて3倍にしたRyzen7 5800X3Dを発売し、Core i9 12900Kを超えるCPUを発売する事から、それに対抗してトップの座を死守する為に投入された…と考えても差し支えない存在ではないかと思う。
大電力消費によって性能向上させるという、単純な話でもあるので、ワットパフォーマンスはどこいった? とも思えるのだが、こうしたメーカーからすると、とりあえず性能でトップである、という印象が全てとでも言いたいような感じにしか見えない。
ま、そういうのを求めている人も多いという事なのだろう。
NVIDIAもそれに続く…
そしてGPUの世界も似たようなものである。
NVIDIAの従来のハイエンドであるGeForce RTX 3090のさらなる上位機種として、GeForce RTX 3090Tiを発表した。
使用するアーキテクチャは同じではあるものの、CUDAコア数が10,496基から10,752基へと増加、Tensorコアが328基から336基へと増加させたもので、あとは動作クロックがベース、ブースト共に上昇している。
メモリ速度にしても19.5Gbpsから21Gbpsへと上昇しており、このクロック上昇からメモリ帯域幅が936GB/sから1,008GB/sへと上昇している。
叩き入れる電力が上昇した事でTGP(消費電力)は350Wから450Wへと上昇したワケだが、こちらも上昇した消費電力分だけの性能向上になったかといえば、そんな事はない。
性能第一という、消費電力比など意にも介さない人には最適な答えが示された、と言える。
あと、このGeForce RTX 3090Tiの補助電源は、従来の8pinがいくつ…というものではなく、新規格の12VHPWR(12ボルトハイパワー)という規格になっている。
これは次世代のATX3.0の電源ユニットとある意味親和性のある話で、4pinの信号を使って、予め150/300/450/600Wの4モードを電源ユニットに知らせる事で、GPUが最大どの程度の電力を消費するかを選択できるモードを搭載した補助電源仕様になっている。で、ATX3.0電源は、瞬間的であれば定格出力の2倍の電力供給が可能になっていて、実際GPUも瞬間的に必要とする電力が跳ね上がる事があるので、次世代規格ではそうしたものに対応した、という事である。
というか、GPU単体で450Wとかが当たり前の時代になったのかと考えると、前述のCore i9 12900KSの消費電力と合わせて使用すると、宅内のブレーカーが落ちまくるんじゃないかと心配になる。
恐ろしい時代になったものである。
ずっとこのように言い続けてきたが、私と同様に考えている人を見つけた。
ハイエンドクラスのGPUの価格が、例年の2倍以上の価格で販売され、しかも品薄だからその価格になっていた事に便乗したのか、メーカー側の設定価格もいつの間にか2倍以上の価格になってしまった。
導入してから、既に2年半程度経過しているのだが、Vega系のコンシューマ向けGPUとしては最後のdGPUだからなのか、未だに人気が高いビデオカードである。
ただ、Radeon RX 500系は、マイニングの影響か、弾数は多いようなので、価格は安いものはないが選択肢は多い。
今まで発表されていた一つ上位のRadeon RX 6700 XTは1440pを対象とした製品だったが、実は世界的にはまだ全体の60%程度は1080pである事を考えると、本当の意味での普及製品はRadeon RX 6600 XTになると言えるのかも知れない。
まだ予断は許されないが、価格が安定さえしてくれば、入手性のみならず、購入価格も適正へと進む可能性がある。
処理は大きく分けて2つの段階があり、ユーザーが選択したプリセットに応じたスケーリングでターゲット出力より低解像度にレンダリングしたソースデータを用意し、このデータに対して画像分析、エッジ再構成を行う独自アルゴリズムを適用したり補完の処理をしてアップスケールを行う。この事で、画像処理の負荷低減、画質低下の抑制を行う事で、高品質な映像を保ちながら性能の向上を図れるとしている。
また、一つ下のモデルになるRadeon RX6800XTは、2020年11月20日には国内の店頭でも販売が開始されていて、その時の価格は87,980円(税込)~94,380円(税込)、という価格だった。
そして、その後、私はRadeon VIIが発売された後にはそちらに乗り換え、今現在もRadeon VIIを使っている。
そして新たに、マイニング専用のビデオ出力端子が搭載されていないGPU「CMP HX」というGPUカードを発売し、マイニング用と向けとグラフィック用で分ける戦略を発表した。

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