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再び左手デバイスを

以前から気になっていたLoupedeck Liveを今更欲しいと思い始めた。

LIVEとLIVE Sの違い

まずLoupedeckというデバイスが何かというと、いわゆる左手デバイスとよばれる、PC等の操作においてキーボードとマウス以外から入力情報をインプットするためのデバイスの事である。
従来は、いわゆるテンキーパッドみたいな製品が普通だったのだが、Loupedeckシリーズのすごいところは、主要なボタンのキートップには液晶が仕組まれていて、ボタンの表示そのものを変更できるというところにある。
これによって、いろいろな機能を割り当てたあと、そのバタンを見ただけで何の機能を割り当てたかが視覚的にわかるので、とても使いやすくなっている。
初代が作られたあと、キー周りや大きさなどいろいろ検討を重ねた結果、新たにLoupedeck Liveという製品が生まれ、2023年1月には、ついにLIVE Sという更にコンパクトになった新型が登場し、現在に至っている。
よくできたデバイスだが高いのがね…Loupedeck LiveとLoupedeck Live Sの違いは大きさだけでなく、回して使用するツマミの数が減っているということ、タッチパネルのボタンが増やされていること、物理ボタンが減っていることなどあるが、総じて特殊な使い方よりもより汎用的な使い方を追求した結果、LIVE Sでは物理的なツマミやボタンが削減され、切替可能なタッチパネルの数が増やされているので、よりボタン操作に適したスタイルへと変わったといえる。
なので、動画編集や音楽編集など、可変的数値を扱うことに関しては、LIVE Sでは逆にやりづらくなったとも言えるが、実のところツマミに関しても複数の割当ページを切り替えて使えるので、同時に扱える数が減ったという感じで、機能として減ったというわけではないので、できることできないことという意味では変化はあまりない。
ただ、使用者の意見として動画編集や音楽編集などを頻繁に行う人の意見としては、やはりLIVEとLIVE SであればLIVEの方が使い勝手が良い、という話が出やすい。
ひとえに回して使うツマミの数が多いほうが、これらの作業に適しているということだろう。

私が使うなら…

今回、私が左手デバイスとしてLoupedeck Liveシリーズが欲しいと思ったのは、とにかく複雑化した操作の一部をワンタッチにしたいと考えた結果である。
Windows11になって、よく使うコマンドはコンテキストメニューに残ったがそれらは全てアイコン表示になってしまい、今一つ使い勝手がよくなくなった。
なので、やりたい事をこうした左手デバイスにショートカットとして登録しておくと、基本操作ですら扱いやすくなるので、それで使ってみたいと思うようになった。
それに加え、キートップのアイコンが変えられるという事もあり、それならばFF14のショートカットも割り当てられるだろうし、しかもその機能にはFF14のアイコンデータを表示させれば、よりわかりやすくつ買えるのではないかと考えた。
しかも最近、ちょっと始めたのが、セミナー動画などを録画して編集するという事で、DaVinc Resolveを使い始めたのだが、動画編集でちょっと使えればとも思っていて、そこに回転式ツマミデバイスが使えれば、それはそれで使い勝手がよくなるなと考えた。
当初は、Brain MagicのOrbital2の導入を考えていたのだが、スティックタイプよりもショートカットキータイブの方が使い道は多いと考えて、Loupedeckシリーズに再注目した。

おそらく、ビジネスで使用する場合はツマミデバイスの方が使い勝手が多いケースが考えられる。一番面倒なのは、一定の範囲で調整する項目をマウスを使って調整する時が一番面倒な部分なので、それをツマミを回して調整できるという事が、作業効率全体を効率化する一番の手段と考えられる。
だが、そこまでビジネス用途と考えない場合だと、キー1つで何かを起動したり、機能を切替えたりといった事が主用途となるので、回す動作は極端に多くなくても問題はない。
そう考えた時、Orbital2がよいのか、それともLoupedeckが良いのかとなると、結果的にLoupedeckシリーズが今の私には向いているのかな、と考えた。

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