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X68000Z、登場

Limited Editionと銘打たれているのには何の意味があるのだろうか?

SHARPのお墨付き

株式会社瑞起から、以前Twitterでその影が見られたX68000のミニ版が発表された。
名称は「X68000Z」とアルファベットのラストナンバーを付けた製品として発表されたワケだが、今の所具体的な情報は出ておらず、東京ゲームショウ2022の4Gamer.netブースにてモックの展示が行われるぐらいしか情報がない。
いや、もう一つ情報があるとすると、10月8日に改めて発表する、としている事から、おそらく中身に関しての情報はその時に発表されるものと思われる。

Twitterの投稿のコメントでは、期待するいろんな人から、様々なコメントが寄せられている。
かつてX68000で発売された名作を収録して欲しい、という要望がほとんどだが、それだけX68000には名作が多かったという証みたいなものであり、要望を聞き始めると尽きる事のないコメントで溢れる事になるだろう。
かくいう私も、以前当Blogで記事にした際に要望は書いた(https://blog.angel-halo.com/2022/08/x68000%e3%83%9f%e3%83%8b%ef%bc%9f/)が、普通のゲームエミュレータではなく、X68000のエミュレータとして動作してくれる事を強く望んでいる。
瑞起によると、今回の「X68000Z」はSHARPの許諾を得ているものという事で、ロゴは公式のものを使用していると考えられる。そこにアルファベットのラストナンバー「Z」を書き加えているところから、いろいろな邪推が行われていたりするのも面白い所である。

形は初代X68000

今回のX68000Zの筐体デザインは、初代X68000のスタイルを踏襲している。
なので本体はグレー、つまりCZ-600Cという型番のものをモチーフとしたものになっているが、写真を見ると、5インチドライブのスロットがSDカードらしきスロットになっているように見える。
それが2ドライブあるので、ひょっとしたらSDカードスロットを2基搭載した製品になるのではないか、と考えられる。
白色筐体はおそらく塗装されていないものだと思うまた、別のツイートを見ると、キーボードやマウスも再現しているようで、もしそれらが通常の使用に耐えるものであるならば、単にゲームが出来る製品に留まらない可能性がある。
個人的には完全なエミュレータを望んではいるのだが、それだと一体いくらになるんだ? という問題にもなるので、この辺りはホントに詳細を待つしかない。
また、筐体デザインは、初代と同じツインタワーだけでなくできればX68000 XVIのスタイルも欲しい所である。
昔、X68000 Expert(CZ-602C)を持っていて、その2年後に発売されたX68000 XVIを見た時、あの角張ったスタイルに猛烈に憧れたものである。
とりあえず、まだ詳細情報が発表されていない中で、別バリエーションの話をしても仕方が無いのだが、今回の発表で気になるのは転売に関してである。

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