久々にFF14をガッツリと

昨日、土曜出勤だったがその夜からは時間がそれなりに取れた為、FF14をガッツリとやってみた。

ガッツリやってふと思う

FF14で1サーバーに3キャラ投入している私だが、それらを全て育成していくとなると、実は結構時間がかかる。
FF14は基本的に1キャラで全てのクラス・ジョブを扱う事が出来る為、選んだ種族に問題がなれれば1キャラだけを育成する方がFF14というサービスを隅々まで楽しむ事ができる時間的余裕が生まれる。
ま、最初から解っていた事だが、違う種族で楽しみたいという欲望さえなければ、この問題にぶつかる事などないのである。
ところが、初期の頃から私のように多種族で楽しみたい、と思い始めると、そこから時間との闘いが始まる。
何しろ、1キャラしかプレイしない人と比較して、時間が3倍必要になる。実際には3倍も時間がかけられない為、結果としてプレイできる幅が3分の1になるワケである。
なので、進んでいる人からすると、既に高レベルコンテンツに突入していても不思議ではないにもかかわらず、私は未だにメインクエストすら完遂していない。
それでも、3キャラともメインクラスをLv45以上にまで引き上げられている現状は、自分としてはよくやった、と言える事である。

そして、それだけの時間をFF14に費やしていると、結構な時間でPCを起動している事に気づく。
いや、起動しているだけなら、最近のPCはかなり省電力化しているために問題はないのだが、FF14を起動し続けているという事は、GPUをかなりの時間でフルに回している事になり、結果として電力を大量消費している事になる。
このGPUの電力消費は、高負荷コンテンツを稼働させれば当たり前の事なのだが、かなりの電力消費になる。おそらく…私のPCの総消費電力の40%~50%がGPUの消費分ではないかと考えられる。
というか、ある一定の処理能力を持つGPUを搭載している人は、おそらく私とほぼ同等かそれ以上の比率をGPUが占めるのではないかと思う。
今の時代は、そういう時代になったという事だ。

GPUの消費電力を下げるには

このような消費電力の比率を崩し、GPU率を下げるには、GPUそのものが省電力化しないと意味がない。
ここ最近のGPUはワットパフォーマンスが高いため、GPU率が徐々に低くなってきているが、一定以上の処理能力を持つGPUだとまだまだGPUの消費電力はCPUの消費電力の2倍以上消費している。
そのバランスは、おそらく今世代か次世代のGPUを搭載する頃に多少崩れ始める。もっとも、今以上の処理能力を求めれば、バランスそのものは変わらない事にはなるが。

そんなハイパフォーマンス型のGPUに、NVIDIAのMaxwellがある。
その前のKeplerの頃から省電力化は進んではいるが、より進化させたのがMaxwellで、今発売されているGPUカードでいうなら、GeForce GTX 750 Ti / GTX 750がソレに当たる。
これらはハイエンドGPUではなくミドルレンジに属するものだが、今年もしくは来年初めにはMaxwellのハイエンドカードが登場するだろう。
今まで、ミドルレンジのGPUは確実に補助電源として6ピンくらいは必要だったが、日本のビデオカードメーカーであるELSAから、非常に興味深い話が出ている。

ELSA Japan 公式Twitter
https://twitter.com/ELSA_JAPAN/status/456710673339129856

この情報によると、ELSAから補助(外部)電源なし、1スロットという構成でビデオカードを開発しているという。
ELSAという時点で、おそらく使われるコアはNVIDIA製である事はほぼ間違いない。それでいて、1スロットに収められそうなコアを考えると、Maxwellアーキテクチャを採用したGeForce GTX 750 Ti / GTX 750ではないかと考えられ、その中でも他社では補助電源アリで発売されているGeForce GTX 750 Tiで、ELSAでは補助電源なし、1スロットというカードを出してくるのではないかと予想される。
もっとも、予想を反してGeForce GTX 750という可能性もあるにはあるが、ELSAの公式Twitterが報告している以上、ありきたりなものが出てくるとは考えにくい。
もしGeForce GTX 750 Tiが補助電源なし1スロット製品として発売されると、それはかなりインパクトのある製品になるのではないかと考えられる。

FF14に限定すれば…

変な話だが、FF14に限定するならば、実はPS4が最もワットパフォーマンスに優れているのではないかと思われる。
もちろん、Windows版でハイエンドGPUを使用したものはPS4より綺麗な画質を得られる事は得られるが、それに対する消費電力は莫大なものであり、対消費電力比で考えれば、PS4はとても綺麗な画質かつ省電力という設定で動作している。
しかもPS4は統一ハードであるため、スクウェアエニックスで細部まで調整を入れている。これが美しい映像に直結しているため、Windows版より遙かに効率が良く、美しい映像が得られている原因である。
Windows版も、DirectX11版が出てくるとまた話は変わるだろうが、少なくとも今の段階では最もPS4版が電力対映像美が優れていると言えよう。
だが、そのPS4版といえども、実は完全な統一から出来上がった最適化とは言えない。
何故なら、各家庭にあるモニターが違うからだ。
映像というものの捉え方の難しさは、この家庭にあるテレビやモニターが統一できないという所に集約される。
最終的に人の目に触れる映像は、テレビやモニターが出力する。そして最近のテレビやモニターは、それ単体で映像に手を入れている事が多く、それによって確実に見えるものが同じとは言えないのである。
ま、それは最終映像美の話であり、あくまでもテレビやモニターへ映像を出力する機器の話ではないから、ココで論じる話としては行きすぎているのかもしれないが、真実を語ればこういう事になる。

それでも前述したようにPS4版は再生ハードが統一されているという事は間違いが無く、その上で調整が行われている事は間違いない。
その時点でWindows版とは異なるわけで、FF14で限られた消費電力で美しい映像を得たいと考えるなら、PS4が絶対的にオススメである。

ん~、PS4はどうしようかなぁ。
こういう話を考えると実に欲しいワケだが…他のソフトがねぇ。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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