トルクレンチ、購入

ねんがんのトルクレンチをてにいれたぞ!

結局買ったのはTONE

先日、雪が降るという事で準備もままならないまま、スタッドレスタイヤに交換してしまったワケだが、本来ならちゃんとした設定値でナットを締め付ける為に、トルクレンチを買ってから作業するつもりだった。
私の車、N BOXのホイールは、規定値によると108N・mにて締め付ける必要があるのだが、それを図るためにトルクレンチは必須である。
Amazon.co.jpで買おうか、どうしようかといろいろと検討したのだが、ちょっとしたところからの情報で、中古ながら校正に出す事のできる逸品を手に入れる事ができるチャンスに恵まれた。
そのトルクレンチというのがコレ。T4MN140Hは校正にも対応するプロツールTONEのT4MN140Hというトルクレンチである。
私がAmazon.co.jpで見ていた製品は、T4HC140と言う製品型番で、こちらはホームセンターなどで購入できる一般品である。
それでも価格は9,000円とかするので、もちろん立派なトルクレンチではあるのだが、私が入手したT4MN140Hは、校正メーカーがちゃんと校正を引き受けてくれるレンチ。
今回、これを新品ではないにしても1万円ほどで譲ってくれるという人が現れたため、こちらを購入する事にした。

ダイヤル式で一発設定

このT4MN140Hの一番嬉しいところは、何と言ってもトルクの設定がダイヤル式でメモリを指定トルクに合わせるだけで設定できるところである。ダイヤル式はわかりやすい数字で見えるのがとても有り難い。
今現在、108N・mに合わせてあるのだが、コイツに19mmのソケットを取付ければ、ホイールの締め付けは完璧である。
譲ってくれる人に聞いた所、校正証明書が見当たらないとの事で、買った時に付いてこなかったのだが、現時点では買った時から2年未満だというので、もうしばらくは多分問題ないハズ。
もしどうしても気になるようなら、校正メーカーに校正に出せば、ちゃんとした証明書を出してくれる、との事なので、まぁ気が向いたら校正に出すことにしようかと思う。
使用頻度もそんなに多くないとの事で、非常に綺麗な状態であり、これを定価の約30%ぐらいの価格で購入できたのは非常にラッキーだったと言える。

ソケットもちゃんとしたものを

今回、このような逸品を手に入れることができたので、これに取付けるソケットも、ちゃんとしたものにしようと考えた。
19mmでタイヤなどアルミホイールから距離を取らないと作業がしづらい事から、ロングソケットを選択する事になるのだが、どうせなら…という事で、精度もちゃんとしている同じTONE製の4S-19Lという6角のソケットを購入した。
ホントは12角で作業性を向上させる手も考えたのだが、元々ラチェット機構があるので6角であっても問題ないだろうと、ナットとの接地圧力が高い6角ソケットを選択した。
まぁ…プロから言わせると6角も12角も変わらないらしいが、もともとプロのように何台もの車のタイヤ交換をするわけでもないので6角でも問題はない。
…なんか、急に本格的になってきたな(爆)

校正

トルクレンチなどの校正というのは、どういった所に出せば良いのか、ちょっと調べて見た。
まぁ…ほとんどが企業向けサービスなので、個人での依頼を受け付けてくれるのかどうかという所から始まるのだが、大体校正は5,000~20,000円くらいの価格になるようだ。
…個人なので5,000円くらいの校正で十二分なワケだが、直接メーカーに依頼すると比較的価格は高いようである。
まぁ…実際個人で使う上ではほとんど校正の必要はないと思われるが、現時点での基準が何も残っていないので、一度はしてみたいなと思っている。
ただ、信頼できる人から購入しているので、今しばらくは必要なしとも思っているので、一年後くらいにどうするか検討したい。

とりあえず今回はラッキーだったなと。
新品で買えばどんなに安くても25,000円を下回る事のないものなので、自分には宝の持ち腐れとも言えるアイテムかもしれないが、これで適正値に近いカタチで作業できる環境は整ったと言えるだろう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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6 Responses

  1. ruser より:

    おー、私が持ってる不便きわまりない安物とは違って使いやすそうw

    私は結構いい加減なので、ホイールのナットはテキトーに締め付けてました。
    緩んだら増し締めすれば良いよね!(良いわけない)

    なので、ドレンとかタワーバーとかにしか使ったことなかったりします。
    もし、そう言うのにも使う事があったら、エクステンションがあると便利かも。
    トルクレンチってゴツイので、狭い場所で使えない可能性あるので。
    あぁ、なんか私もメカモノいぢりたい欲が湧いてきましたw

    • アバター画像 武上 より:

      トルクレンチ、たしかにゴツイですなw
      というか、実物を初めて見た時、そのデカさに驚いた(爆)

      コイツは30~140N・mの設定値なので、実はドレンボルトなどの締め付けには使えなかったりします。
      もっと弱いトルクレンチなら使えるでしょうが…。

      ただ、エクステンションがあると便利なのもよく分かるので、そういうのは追々追加していこうかと思ってます。

      メカモノ…って言っても、最近は車しか触ってない。ホントはKSRのメンテもしなきゃいけないんだけど、実はメンテできる場所がなくなってしまって。
      数年放置してる現状があるので、所有している意味がなくなっている現状がとても悲しい…(>_<)

  2. うめー より:

    お~良いモノが入手できて羨ましい。

    工具は少しづつ集めていくものです
    最初から全部入りのセットで買ってしまう財力はないし
    工具を一つづつ吟味して集めていくのも楽しいですよねー。

    • アバター画像 武上 より:

      とりあえず、今日、増し締めしてみたところ…全てが規定トルク以上で締め付けられておりました。
      自分ではキツク締めた感じはなかったんだけどな…。

      工具を1つずつ集めていくのも良いのだけれど、工具箱もちゃんとしたものを考えないとダメかも。
      私の場合、そこからなんだろうな、きっと。

      でもとりあえず次に欲しいのは…コンプレッサーとインパクトレンチかも。
      コンプレッサーは他にもいろいろ利用できるし…。

  3. うめー より:

     コンプレッサーを買ったらエアチャックガンとエアインパクトレンチ
    エアダスター辺りは基本工具かな~
    頑張れ~。

    • アバター画像 武上 より:

      コンプレッサーを買えば買ったでまた必要になる工具が増えるんですよね(-_-;)

      そんなに金ないっての(爆)
      でも、エアガンは欲しいと思っていたし、自分の所で車のタイヤの空気圧を調整できたらなぁ…とか考えていたりするので、やはり1つあると便利とも思ってる。
      うーん、今のウチに候補をいろいろと考えておくか…。

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