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mixiが正しいのか、それとも…

 IT Mediaのねとらぼにこんなニュースが載っていた。
 内容は、岡田斗司夫氏のプロフィールが何者かに頻繁に改竄され、mixi運営事務局に理由説明や対処を求めたそうだが、その対応が不十分であったため事務局を信頼できなくなり、退会を決めた、と言うものである。
 mixi側が何も対応していなかったワケではない。
 mixi広報の話だと、共有のPCでログアウトし忘れていないか、パスワードは変更してみたか、等の案内をしたそうだが、岡田斗司夫氏の話ではパスワードを変更しても結果として何も変わらないという事であった。
 このような状況で、岡田斗司夫氏はmixiを退会したワケだが、この事に関し、mixi広報は『不正アクセスなどの痕跡はなく、当社からのIDやパスワードの流出はない。正規のIDやパスワードでログインした人が誰かを特定することはできない』とコメントしている。
 さて、この場合どちらが正しいのだろうか?


 mixi側は『IDやパスワードの流出はない』と言っている。
 つまり、サーバ側のアクセスを調査した結果は何も問題がなかったという事になる。
 正しいIDやパスワードでログインしての事であれば、運営側としては打つ手がないという事だが、この事自体は至極真っ当な話である。
 では岡田斗司夫氏が嘘を言っているのか?
 私はそれはあり得ないと思っている。
 岡田斗司夫氏が嘘を言って何か得することがあるのかと言えば、全くないだろう。逆にクレームを付けるヤツという看板が一人歩きする事になる。
 むしろデメリットしかない。
 ではmixi側に問題がやはりあるのか?
 問題そのものはハッキリとどちらが悪いという答えを今の段階で出すのは難しい。
 ただ、私は今回のこの件においてmixi側はやってはいけない対応をしたと思っている。
 それは岡田斗司夫氏が事務局に対応を求めた際「対処や理由説明もなく、突っ込んだ質問をしたところ返信そのものがなくなった。『原因は分からない』『調べようがない』という答えしかなかった」という事である。
 つまり、サーバ側のアクセスログを見て『調べようがない』と早々に結論づけた事に一つの問題があると思っている。
 mixi側のシステムは万全だったのか?
 まずそれを疑ったのか?
 他のユーザーに同じ事例が無かったとしても、そこに何かしらの原因があると考えるべきではないのか?
 まして岡田斗司夫氏は著名人である。問題が露呈し、その対応がマズイ対応であれば、それがネットを駆け巡る可能性は高い。
 そしてそれは実際起きた。
 もちろん、著名人でなくても結論を急ぐような対応をするのはマズイのではないかと思う。
 サポート側からすると、問題は早々に解決してしまいたい気持ちはよく分かる。サポート業をしている人なら、誰もがそう思うはずである。私もかつて同じようにユーザーサポートで問題に巻き込まれる事の辛さは知っている。
 だが、起きてしまった問題をどこまで丁寧に対応するかでサービスの本当の価値が決まる。
 問題が起きても、その対応サポートの良さで逆に評価が上がる事もあるのがサポート業である。
 今回のmixi側のサポートは、その点においてやってはいけない対応をしたように思う。
 何故このような問題が起きたのか。
 多分、岡田斗司夫氏の退会によって問題は解決される事はないだろう。
 原因が岡田斗司夫氏側にあったのか、それともmixi側にあったのか。
 特定できない問題はネットの闇に消えていく事になる。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    事実は分かりませんが、セキュリティ関連は敏感になっている時代にしては杜撰な対応ですね。
    「調べました」「わかりません」までは普通の対応なのに、それで終わりにしたらユーザーが納得するはずが無いですね。せめてログインのログを通知すればユーザー側で意図していないログインが無いか調べられたのに。
    クレーム対応のプロはクレームはチャンスだと受け取るそうです。無料で欠点や足りない部分を指摘してくれる有り難い存在で、そこに新しいサービス等のビジネスチャンスやクチコミ等の評判につながるのだと。
    クレームをいれた人でその対応に納得した場合は高確率でリピーターになると言う統計データもあるそうです。
    ちなみに、クレーム対応の基本は相手が納得行くまで話を聞くことだそうです。その時点でmixiの対応はNGでしょうね、勿体ない。

  2. 武上 より:

    何となく、mixiのサーバシステムに何かしらの抜け穴があるんじゃないかとか思ったりします。
    しかし、扱うユーザーが増えると、そうした所に目がいかず、結果今のシステムを完全と盲信してしまい、システム上では問題がないという事が大前提となっているのではないかと…。
    まぁ、事実はわかりませんけどね。
    クレーム対応というのは、サービスの基本中の基本であり、答えは一つしかない…と私は思っています。
    その答えこそ、ユーザーが納得する、というタダそれだけの事だったりします。
    欠陥があったとしても、ユーザーが納得するのであれば、それは正解であり、そしてサービス側はその欠陥を徐々に克服していけばいい、タダそれだけです。
    mixiは今回それを怠ったなと思います。
    私は元々mixiはただの看板に過ぎないので、そのまま登録してるだけで何もしてません。
    もともと出会い系の進化版としか思ってないので、私のmixiの扱いは今も今後も変わらないでしょう。
    コミュニティでいろいろやってる人は、mixiが一度はこういう対応をしたという事を覚えておいた方がいいかもしれません。
    まぁ、無料サービスに文句言っても仕方ないのかもしれませんがw

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