Monthly Archive: 6月 2010

影に隠れたFF14

先日から行われているE3 2010で、ニンテンドー3DSが圧倒的な話題に上り、またMicrosoftは新型Xbox360とKinectを大々的に発表、SCEもそれに追従するようにPlayStation Moveを発表し、各社次世代を見据えた話題を大きく展開した。

 そんな派手な動きばかりが表面に出てしまったため、本来ならもっと話題に上るはずのものが結構地味に展開している。
 それはファイナルファンタジーシリーズの事。ならば、確かにもっと話題にならないといけないハズだ。
 まぁ、そのFFシリーズが地味に見えるほど、今年のE3 2010は次世代を見据えたものが目白押しという事なのだが。
 で、そのFFシリーズ最新作である、MMORPG「FINAL FANTASY XIV」のベンチマークソフトが地味に公開中だ。
FINAL FANTASY XIV Benchmark ダウンロードサイト
 いつもなら、公開間際にダウンロードしようとするとなかなか接続する事も難しいのだが、今回は簡単にダウンロードが完了。ほんとに地味に展開中なのかもしれない。
 で、早速試してみた。
 ミコッテがこんなにも高精細に!

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ニンテンドー3DSが3Dの起爆剤

 ニンテンドー3DSの発表以降、その反響はスゴイものがあるように思う。

 さすが全世界で最も普及したハード…かどうかは分からないが、そう言っても過言ではないハードではないかと思う。
 それだけに、今回の3DSの存在は現行のNDSに置き換わるハードという運命を持っていたと言えるが、この反響を見ればすでにその座は間違いないと確信できる。
 発表されたソフトもいろいろあるが、私的になんといってもゼルダの伝説~時のオカリナ~がリメイクされるという情報は嬉しい限りだ。
 N64で発売されてから、すでに12年という月日が経過しているが、その存在は未だに私の中に息づいている。あのソフトを超える作品はそうそう見つからない。
 これだけ話題が集まるニンテンドー3DSだが、私はこの3DSの存在が“立体視”というジャンルを確立する存在だと思っている。

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発表されたニンテンドー3DS

 先日、リーク画像が出回ったニンテンドー3DSの正式発表が行われた。
 リーク画像とは結構違いが出ている為、リーク画像はガセだったのかもしれない。
 大きさはNDSiよりちょっと小さく、ちょっと厚くなった程度のサイズ。表面から劇的変化が起きたようには見えないが、360度のアナログ入力対応のスライドパッドを装備し、モーションセンサーやジャイロセンサーを内蔵、そしてDSiと同じくカメラによる画像認識などの入力にも対応する。
 また外側カメラが2個に増え、立体視対応の写真が撮影可能になった点も大きな変更点と言える。
 そして肝心の3D機能だが、上画面の解像度が800×240ドットとなり、この横800ドットを左目400ドット、右目400ドットに割り当て、立体表現を可能にし、3Dボリュームスイッチによって立体深度を変更する事ができる。

 また対応ソフトだが、現時点ではニンテンドー3DS専用ソフトのみとなっている。
 既存のDSソフトが使えない事をどう評価するかが難しいところだが、画面解像度も違うため、あえて非対応にしたのかもしれない。
 ちなみに今回スペックが発表された際、各ゲームクリエイターからのビデオメッセージが公開されたのだが、コナミの小島秀夫監督が3DS用メタルギアソリッドの話を出しているらしい。
 その一点で私的にはもう興味津々だったりするが、期待のその発売日だが2010年度内との事。
 2010年度という事は、来年1月~3月までも含むという事だから、発売日は来年ではないかと勝手に思ってたりする。
 何はともあれ、今回発表されたものからまた仕様が変更になる可能性もある。
 あと半年もすれば情報もより正確なものになっていくだろう。

やはり出た新型Xbox360

 先日のリーク情報通り、新型のXbox360の発売が発表された。
 薄型…でなく小型という所が違うが、それでもWi-Fi(IEEE802.11n)と250GBのHDDを搭載している。正式名称はXbox360 Sと言うらしい。

 リークした基盤でも判明していた事だが、CPUとGPUは相当にシュリンクされているようで、45nmプロセスのコアを搭載しているとの事。但し、Microsoft側は“CPUとGPUが1コアになっている”事は明言していない。
 それでもかなりの省電力化にはなっている事は間違いない。
 米国では本日発売のようだが、日本では6月24日に発売される。
 価格は…もうPS3を意識しまくりの29,800円である。
 また、Microsoftは“KINECT”というコントローラレス環境を発表している(画像の手前に写っている横長のモノ)。
 これはWiiのリモコンコントローラーのような人間の動きを検知してそれを操作情報に置き換えるシステムだが、Wiiのようにリモコンそのものを必要としないシステム。
 PS3にも似たようなシステムが発売予定となっているが、PS3はコントローラレスとまでは行っていない。
 まぁ、コントローラーがあった方がいいのか、それともない方がいいのかは人それぞれのような気もするが、個人的には何か握ってないと落ち着かないような気がしている。
 今回の新型Xbox360 Sは、当然この“KINECT”との組み合わせを計算されている。
 というのは、本体色が黒のみの発売で、KINECTも今のところ発表された筐体が黒筐体になっている。
 また、このKINECTが登場するタイミングでOSが新OSへと移行する事も発表されている。
 この新OSはKINECT対応のみならず、立体視への対応が行われる。但し、HDMI端子を持つXbox360に限られるとの事で、旧型を持っている人にとっては暗に「新型に買い換えてくれ」と言っているような感じを受けなくもない。
 どちらにしてもXbox360もようやく買い時かな? と言えるような感じになってきた。
 日本国内ではPS3の伸びに押され気味だったが、本格的な巻き返しとなるか?
 かなり興味深いところである。

iPhone 4の価格が決定

 iPhone 4の価格が決定した。
 端末の価格は32GB版が5万7600円、16GB版が4万6080円とされ、16GB版の場合、頭金0円で24回払いをバリュープランで構成すると、基本的に0円で手に入る。
 ただ、個人的には32GB版を推奨したい。
 スマートフォンの場合、とにかくいろんなアプリを使う事になるだろうし、何より、iPhone 4は画面解像度も従来機種の4倍、つまり画像データ量もそれに応じて大きくなる事を考えると、容量は多くて困ることはない。

 どの道私は買っても使える環境にない端末。欲しくてもどうにもならないのだが、できればSIMロックフリー版の登場を願いたい。
 Appleもソフトバンク以上にシェアを伸ばしたいなら、いつまでもソフトバンクにこだわらない方がいいだろうに…何かしらソフトバンク側との契約に問題があるのだろうか?
 あと、今回の価格決定で思ったのは、ソフトバンクの料金設定が意外にも複雑だと感じた事。
 ホワイトプランがあって他にもバリュープランや標準プライスプランがあり、どうもそれを組み合わせるような料金設定。最終的にいくらなのよ?的な事がわかりにくいように感じた。
 既存の期間縛りプランとの兼ね合いや、端末価格などの問題からどうしても価格が複雑になりがちなのかもしれないが、もうちょっと何とかして欲しいところである。
 ま、私はソフトバンク回線使ってないので、複雑でも問題はないのだが。
 しかし、Docomo版がでないかなぁ…。

今度の噂は新型のXbox360?

 E3 2010が近いせいか、ここのところ新型ハードの情報流出が多い。
 PSP2、ニンテンドー3DSに続き、今度はXbox360である。
 何でも従来機よりも薄型でWi-Fi搭載、それに加え250GBのHDDを搭載したものらしい。
 今年の3月には、新型のXbox360のものではないか? とする基板画像が流出した。
 このblogでも記事にした事がある。

 その時の流出画像がコレ。
 異様に部品点数が少ないと感じた基板である。
 ファンの下にどれだけの集積回路が隠されているのかが問題だが、少なくともCPUとGPUが統合された1チップ構成ではないかと考えられる。
 この画像が流出した3月の時点で薄型版のXbox360が登場か? と噂されていた事を考えると、薄型の新Xbox360が登場するという今回の噂の信憑性は高いように思われる。
 どちらにしても、あとわずかでE3 2010が開催となる。
 その時、真実は明らかになる。
 今回のXbox360しかり、昨日のニンテンドー3DSしかり、である。

ニンテンドー3DSの写真が流出?

 とある中華系サイトでニンテンドー3DSの写真が流出した。

 もしこれが本物のニンテンドー3DSの写真だとしたら…なんでこんなに画質悪いの?w
 まぁ、実際に本物かもしれない。
 噂ではNDSの上画面がワイド化されていて、他はNDSっぽいような話も出ている。
 だとしたら、これはかなり本物と言える画像である。
 個人的には上画面と下画面のサイズが異なる事に違和感を感じるのだが…まぁ、多分見慣れれば何てことのない話だろう。

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スマートフォン化するPSP2?

 ここにきてPSP2の噂がいろいろ出ている。
 テキスト、画像、オーディオ、書籍、新聞、雑誌などをWi-Fiでネットにアクセスして見たりダウンロードできたりするようになるらしい。
 もちろんゲームもできる。
 だが、これってiPhoneやiPadと何が違うというのか?
 ちなみに回線事業者と契約する事で電話として使用する事もできるような噂もある。
 噂通りなら和製iPhoneと言われても仕方がないほど、スマートフォンと酷似した内容だ。

 これはネット上でPSP2のデザインはこんなのになるのではないか?的に言われているもの。
 もちろん、この形は予測でしかないが、この形だとかなり微妙な感じ。
 ちなみにPSP2でも光学ドライブを搭載しているという噂もある。UMDかどうかはまだ分からない。

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地球連邦軍基地ジャブローの建設費

前田建設工業という建設会社がある。
この建設会社がアニメファンや漫画ファンに対して一躍有名になったのは、多分前田建設ファンタジー営業部の活動がキッカケではないかと思う。
この前田建設ファンタジー営業部とは、かつてはマジンガーZの秘密基地を建設したらいくらになるのか?、あるいは銀河鉄道999の地球から発車した時に空に向かって伸びる高架橋を建設したらいくらになるのか?という事を真面目に検証し、その総工費を見積もった事がある。
他にもGRAN TURISMOのグランバレースピードウェイを実際に建設したらどれぐらいになるのか?など見積り・検証していたりと、ふざけた事を大真面目に取り組んだりしている。
そして今回、私も知らなかったのだが、新たな案件の見積り・検証をしているという情報を入手した。まぁ、情報入手先はIT Mediaなので、私も全くのノーマークだった訳だが。
その検証している案件とは、あの地球連邦軍の本拠地である南米ジャブロー基地の建設。
ジャブローは南米でも大自然の塊であるアマゾン川流域一体の地下に展開する巨大基地だが、それらを建設するとなると一体いくらになるというのか?
この前田建設ファンタジー営業部のスゴイところは、これら架空の建造物に対し、必要な情報をかき集め、なぜそうした構造物になったのか?、あるいはそうなった経緯はなんだったのか?等、いろいろな方向から検討・検証し、それらから必要な工期と金額を割り出していくという事をしているところである。
今回のジャブロー建設に関しても、かなり深いところから検証をしているため、その導かれる答えはかなり信憑性が高いのではないかと私的には思っている。
…ま、所詮は架空のものを検証しているダケであるため、そこに信憑性があるかどうかなんてのはドーデモいい事ではあるのだが、はじき出された金額と条件を用意したならば、前田建設はそれをやり遂げると言っているところがまたスゴイ。
…マヂかよw
ちなみに今回のジャブロー建設はGUNDAM INFO内で連載されている。
現在第10回。
最終的にどんな答えになるのやら。

iPhone4もソフトバンク回線のみ…

 世間ではおそらく昨日にiPhone 4の話題が炸裂していたのではないかと思う。
 なので私は一日ずらして今日に(爆)
 発表されたiPhone 4だが、実に洗練されたスタイルへと変貌した。
 スタイルもさることながら、その4倍にも膨れ上がった解像度は実に美しく、より精細なパネルに映し出される画面は、実にフォントを綺麗に見せてくれる。
 ダイナミックな機能追加はOSに絡んだものであり、使い勝手そのものは向上していても低下しているものはないだろう。
 実にスタンダードに、実に小奇麗にまとめてきた。
 私の第一印象はそんなところだ。
 だが、もちろん気に入らないところもある。

 まず、一番気にいらないのは、日本向けに発売される個体が、どうやらSIMロックフリー版ではないという事。
 つまり、何が何でもソフトバンク回線を契約しろという事だ。
 地方の人はこれでまた涙を飲むことになる。

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VOX amPlug×けいおん!コラボ第2弾!

 第1弾の時も結構な早さで完売となったVOX×けいおん!コラボ製品の“amPlug”だが、今回また新たに第2弾が発売される事となった。
 中身は全く同じではあるが、外装の色が変わり、今度はカラフルに3色となった。

 この画像では説明書きが読めないが、詳細は公式サイトで確認してほしい。
 この説明を見ると、前回の第1弾の時も既存製品の流用ではなかったようである。
 ちゃんと唯バージョンは「“amPlug Lead” の基本回路を元にカスタマイズ」、澪バージョンは「”amPlug Bass” の基本回路を元にカスタマイズ」、梓バージョンは「”amPlug ClassicRock” の基本回路を元にカスタマイズ」とされている。しかもサウンド等の内部回路は第1弾と同じです、と記載されている。要するに前回も既存製品の使い回しではなかったという事である。

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PS3並の性能のニンテンドー3DS?

 巷でニンテンドー3DSの性能について噂が囁かれている。
 なんと、その性能はWiiを超え、PS3やXbox360並のHDクォリティになるというのである。
 現在、PS3の消費電力は最新型のCECH-2100Aで最大約83w、多分Xbox360はもっと消費電力が高いだろうと思われる。
 コレ並の性能を携帯機に投入するとなると…バッテリー持つのか?

 いろいろモジュールを搭載できる基板のようだが(この画像そのものがソレであるかどうかは不明)、HDクォリティともなると解像度を満たすデータ量もハンパないものになるため、ROMによるゲーム供給も難しいといえるし、処理そのものも相当重いものになる。今までのNDSレベルとはかけ離れた性能と処理を実現しないととても能力維持できる製品レベルではないと考えられる。
 まぁ、この話そのものがまだ正式な内容ではないため、ホントのところは分からないが、任天堂がどこまでの製品を目指しているのかがわかれば、自ずとこの答えは見えてくるだろう。
 しかし…PS3並のゲームが携帯機で遊べてしまうと…PSPすら色褪せて見える事なる。
 恐ろしい時代になったものである。

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