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もう少し重低音が欲しいか?

 さて、昨日導入したVictorのウッドコーンスピーカー“SX-WD30”だが、今現在エージングの真っ最中。さすがに半日くらい鳴らしていたら、徐々にとがった部分が少なくなってきたように思う。ま、私自身、本格的にオーディオにどっぷり浸かっている人ではないため、厳密な事は言えないのだが、それでも随分とこなれてきたように思う。…耳が慣れてきただけかもしれんが。
 ま、そうやってエージングを進めていく中で、ウッドコーンスピーカーの特性というか、方向性がちょっと見えてきた。
 確かに女性ボーカルの伸びの美しさは格別だが、それ以外の音で気になるところが出てきた。それが重低音の弱さだ。
 そもそもたかだか90mmのフルレンジスピーカーである。低域から高域までをカバーしているとは言え、どちらかに弱さが出るのは当たり前の事。
 オーケストラなどを鳴らすと、ピアノの音が弱い感じに思える。ピアノの音と聞くと高い音と思われるかもしれないが、実はピアノの低い音は楽器の中でも特に低周波で、低いところでは28Hzを下回る。管楽器(金管、木管問わず)でも33Hzだから、オーケストラで使用する楽器の中では一番低いのではないかと思う。
 弦楽器のチェロは最低音でも65Hzもある。低い音のように聞こえても、実はピアノよりもずっと高い周波数といえよう。
 女性ボーカルの低い方、つまりアルトだと大凡176Hzあたり。楽器の音よりもずっと高い周波数になる。

 つまり、このウッドコーンスピーカーは純粋に重低音に弱いと言えるかもしれない。
 まぁ、前述したように90mmのフルレンジスピーカーだからそもそも低音が弱いのはわかりきった事だが、それをカバーするのがエンクロージャー、つまりスピーカーの箱の部分である。このハコの部分次第でスピーカーは音が変わる。だからエンクロージャーといえども拘る人は拘るのである。
 “SX-WD30”は90mmのスピーカーでタテ×ヨコのサイズは120×161(mm)と正面の面積は小さいが奥行きが267mmもある。これはハコの中にいろいろな仕掛けが仕組んであるからであり、低音をより引き立てる為である(公式製品特徴はコチラ)。
 だが、こうした仕組みも環境によっては良さを引き出せずに終わってしまう事もある。つまりスピーカーの置き方一つで変わるわけだ。
 本当はインシュレータなどで接地する部分を限定し、極力浮かせるのが理想的なのだが、残念ながら私の環境では予算的にまだインシュレータを導入していない。
 そこで小細工をするわけである。
 昔からよく言われるのが、10円玉でスピーカーを浮かせる、という手段だ。
 これはスピーカーの四隅に10円玉を置き若干スピーカーを浮かせてやる事で、スピーカーの底部にスキマを作り、そのスキマで低音を響かせるという手法だ。原理的に
効果があるのかはわからない。だが、昔から言われているやり方の一つで、総額80円で実現できる最も手軽な方法ではないかと思う。



 で、早速入れてみた。
 四隅に10円玉を入れる事で数mm浮くわけだが、ハッキリ言って浮くという程のスキマはできない。というのは、“SX-WD30”には予めスピーカー底部に小さなシート状のゴム足が付いていて、それによって多少浮いているからである。もちろん、多少浮いている程度なのでもともと効果があるほどのスキマにはならない。
 10円玉を入れる事で、より明確なスキマに変わるわけだが…うん、多少は低音の響きが出たか?

 おそらく、僅かながら低音が響くようになったのではないかと思う。
 思い込みレベルかもしれないが、低音の響きがハッキリしたように思える。
 10円玉の効果でこのレベルなら、もう少し浮かせる事ができればもっと響くかも…と考えがちだが、おそらくコレ以上スキマを作ったところで劇的変化は望めないだろう。何しろ、結局は床で響かせるという仕組みでしかないからだ。
 ただ…あくまでも予測でしかないので、専用台を使えばもう少し音は良くなるのかも知れない。そのための専用台なのだから。
 ま、次の課題に残しておくことにしよう。

 このスピーカーで今後やりたい事は、スピーカーケーブルの交換&ソルダーレスバナナプラグの導入、そして専用台の導入の二つ。
 アンプ含めればやりたい事はもっと増える。オペアンプの交換にコンデンサの交換等々…。
 とりあえずアンプはケースが届いてから次の展開を考えるつもりだが…よくよく考えればまだまだ金のかかる話でもある。
 深みにハマっていないと思いたいが、こういう少額の追加投資というのは後から振り返るととんでもない出費になっていたりする。
 KSR110もそうなのだが、どうも私はこの手のハマり方に陥るらしい orz
 ま、ない袖は振れないわけで、出来る範囲でパフォーマンスを追求するという趣味を展開して行くことにしよう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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1 Response

  1. 武上 より:

    とりあえず自己レス。
    ピアノの音をよく聞いたら分かりました。
    確かに低音に効果あると思います。
    ピアノの音の広がりが明らかにハッキリしてます。
    10円玉といえども浮かせる効果はあるようです。
    …でもやっぱ専用台が欲しい所ですな(-_-;)

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