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NEWラブプラス+、再び…

一大ブームを打ち立てたラブプラスだが、ニンテンドー3DSで発売したNEWラブプラスで発生したバグが問題となり、その人気は地に落ちた。
コンテンツが失敗したわけではないが、完全にシステムがコンテンツの足を引っ張った形となり、その後バグフィックス終了の後も人気が完全復活する事はなかった。

バグが原因なのか?

3DS用のNEWラブプラスのバグは、2回に渡る修正プログラムで修正する事が出来たハズだった。多分、バグはその後なくなったのだろうと思う。だが、それでも人気が復活する事がなかったのは、その動作の鈍さにあるようだ。
3DSでは、そもそもパッチ適用という概念がなかったのかも知れない。DLCとして追加のデータを読み込む事は容易にできても、元々のプログラムを割り込みを入れて修正するような方法は、苦手だったのかもしれない。
それ故に、3DS版NEWラブプラスは、反応が鈍いソフトになってしまったのではないかと思う。昔から、レスポンスが悪いソフトはどうあがいても高評価を得られる事はない。だからその後、NEWラブプラスが話題の表舞台に浮上してくる事はなかったと言える。

コンテンツそのものは?

ラブプラスというコンテンツ自体の訴求力はどうだろうか?
私が思うに、このバグ騒動があった後、コンテンツそのものがしぼんでしまう事を恐れたメーカーは、スマートフォンでの展開などで次なる策の穴埋めを考えたのではないかと思う。
それがGREEで展開しているラブプラスではなかろうか?
このGREEのラブプラスは初期のストーリーがDS版と丸々同じものを使用している。まるで今までをリセットするかのように、同じ展開をスマートフォン上で展開しているのである。
また、このGREE版は今までのイメージと異なるように見せる為に、3Dポリゴンデータのキャラクターを使うのではなく、綺麗なイラストをそのまま使用している。今時のスマートフォンで考えれば、性能的に3Dキャラクターを使う事ができなかったという事はないだろう。そう考えれば、明らかなイメージの切り替えを意図していたと私は見る。
GREE版ラブプラスがどれだけの収益を得られるだけのコンテンツになっているのかは解らないが、おそらくは爆発的ヒットという事はないだろう。おそらく、売上的にはGREE版アイドルマスター ミリオンライブの方が余程売れているように思える。
そんな状況で、今のラブプラスというコンテンツがどれだけの訴求力があるのかを考えると、私はもう爆発的な人気などとうに消え失せてしまっているように思えてならない。
汚名返上できるのか?
そんな中投入されるのが、NEWラブプラス+である。

それでもカノジョがいいのか?

そうはイイながらも、私自身は今回の3DS版NEWラブプラス+は爆発的とはいかないまでも売れる事は売れると思う。
腐っても鯛、という言葉があるとおり、バグってもラブプラスなのである。
だから、今回も定番だが限定版が存在する。
オリジナルのニンテンドー3DSLL本体同梱版である。
その内容も、

・ニンテンドー3DS LL マナカデラックス
・NEWラブプラス+(パッケージ版)
・ラブプラス ビジュアル&設定集「マナカのヒミツ」
・バイノーラルCD「みみもとラブプラス2 マナカ」
・イラストシート「マナカ」(封筒入り、イラストシート4枚)
・描き下ろしボックス「マナカ」

と、結構盛りだくさんである(マナカバージョンの場合)。
特に今回キャライメージをより強烈にアピールする施策として、バイノーラルCDが付くのが印象的だ。バイノーラルとは録音方式の一つで、人間の頭に見立てたモデルの耳の位置にマイクを設置し、それに向かって録音する方式である。このような手法を採ることで、あたかもそこに実在するかのように音が聞こえ、想像を絶する現実感を感じることができる。
人によっては、このバイノーラルCDが特典になるだけで悶絶する人がいるかもしれない(大げさかもしれないが)。

毎回限定数争いになるが…ただ、コナミ自身も今回のNEWラブプラス+に対して、多少不安視している事は間違いないと見られる。
今回の限定である本体同梱版は、12月8日までに予約すれば確実に手に入れられるという手法を採ってきた。これは、今までとは明らかに違う対応で、限定数で煽り続けるだけのコンテンツパワーがもうない、とメーカーが考えている表れではないかと私は見る。

以前ほどの勢いはなくても、今回のタイトルが誠意を持った作り込みと丁寧なバグフィックスさえ出来ていれば、イニシャル数は稼げなくとも、ロングセラーになる可能性はある。
この手のソフトは、イニシャルで稼ぐよりもロングセラーで稼ぐ方がよほど難しいが、ラブプラスの醍醐味は既にユーザーは理解しているワケで、そこがマトモに機能している事がわかれば、飛びつくユーザーは芋づる式に増えるものと考えられる。

すっかり垢抜けてしまったミノ☆タローの絵で、どこまでかつての客を取り戻せるか?
それはソフト自身の、当たり前の能力にかかっているのではないだろうか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. ruser より:

    この手のゲームだと、一度墜ちるとなかなか元には戻れないでしょうねぇ。
    一部の熱狂的なファンは買うんだろうけれど、なんか話題になってて面白そうだから買ってみようって人はかなり減るかと。
    目新しい要素があるわけじゃなさそうだし、人によっては「バグフィックス版を金出して買えって言うのか?」と憤慨する人もいそう。
    私はこのシリーズに全く興味がないので良く分からないけど、初代が出たときのインパクトはもう無いでしょうね。

    • アバター画像 武上 より:

      バイノーラルCDで、より熱狂化する人はいると思う。
      でも他に波及する事は少ないと思う。
      結果、よりマニア度が上がるだけで、一般化しにくい作品になると思う。

      そう考えると、同じキャラクターを売りにしているアイマスとの差はものすごく大きかったんだと思う。

      …こうなったら、48人くらいのカノジョを用意して、お気に入りのカノジョを見つけるという方向に振ってみるという方法で起死回生を狙った方がよいのかも(爆)

  2. 関西の人 より:

    パラノーマルアクティビティCDって、かってに3DSがうごいたるするの?w

    • アバター画像 武上 より:

      このパラノーマル・アクティビティCDを3DSでローディングすると、超常現象によって、マナカがいきなり宇治原史規に変化し、リンコが武井壮に、ネネが出川哲郎になります(嘘)。

      …問題は3DSでどうやってCDをローディングすればよいのか? という事でしょう。

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