Monthly Archive: 4月 2015

蒼天のイシュガルド

FF14の初の拡張パックである「蒼天のイシュガルド」だが、導入方法が難しい。

マルチプラットフォーム

6月23日に発売されるFF14初の拡張パックである「蒼天のイシュガルド」だが、予約が4月初めに始まってから既に半月が経過しようとしている。
初期に予約した人のところには、そろそろ特典コードの配付が行われているようで、みんなアーリーアクセス(先行アクセスプレイの権利)の権利を手に入れようという意気込みで購入しているようだ。
だが、私は元々FF14プレイ中といっても、メインストーリーが全然進んでいない為、アーリーアクセス権があっても、そちらには当分行けないため、その権利自体がほぼ意味がない。だからアーリーアクセスそのものには興味はないのだが、拡張パックは導入したいと思っているため、当然購入を検討している。
そこまで進んでいないのに何故? と思うかもしれないが、この動画を観るとやはり欲しくなるのは仕方のない話である。

これは「蒼天のイシュガルド」の舞台となる街や地域を紹介する動画だが、これを観ていると神秘的な北方領域であるクルザスの総本山的な国であるイシュガルドの壮大な街並を歩いてみたいという衝動に駆られる。
まぁ、私がこのパッケージを買おうと思う理由なんてそんなものである。
だが、マルチプラットフォームでプレイしている私からすると、購入すべきパッケージが何になるのか? という問題も大きく、購入を躊躇っている部分もある。
PCとPS4で、しかも同じアカウントでプレイしているとなると、そのアカウントの紐付けとかいろいろ難しいのである。

2つの環境とアカウント

「蒼天のイシュガルド」を導入するとなると、まずプラットフォームとしてPCとPS4という環境があるため、おそらくPC用とPS4用の2つのパッケージが必要となる。
PC用はパッケージでも良いが、PS4用は元々のFF14をDL版で購入しているから、できるならPS4用はDL版で買いたいところだが、問題はその選択肢に「コレクターズエディション」が加わるとどうなるか? という事である。
双方のパッケージにコレクターズエディションが必要なのか? それとも片方は通常版でも問題がないのか?
また、元々PC版から始めていたのだから、コレクターズエディションはPC版でなければならないのか? それともPS4用だけコレクターズエディションを購入し、PC用は通常版であっても、双方がコレクターズエディションとして機能するのか?
まぁ、大凡見当は付くものの、アカウントの紐付けとかいろいろややこしい部分もあるので、そこら辺の明確な答えが欲しいワケである。
何故アカウントの紐付けがややこしいかというと、PC版は基本的にスクウェア・エニックスアカウントのみ存在するが、PS4版はこのスクウェア・エニックスアカウントの他にPlayStation Network(PSN)アカウントが存在する。時にこの2つのアカウントが変な邪魔をして紐付けが上手くいかなかったりするケースがある。
だから同じアカウントを共有して使用している環境だと、この辺りをハッキリさせておかないと困る事になる。

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野球盤の進化

野球盤というボードゲーム(?)の進化がスゴイ事になっていた…。

ナニコレ?

私が小さい頃は、テレビゲームも存在していたが同時にボードゲームもまだまだ普及していた時代で、結構な種類のボードゲームが存在していた。
そのボードゲームの中でもスポーツ系の頂点に君臨していたのが野球盤である。
まさしくプロ野球の影響で作られたそのゲームは、実際にボールを投げる事ができないため、ボールを転がし、それをセットされたバットで打ち返す…そんなゲームでしかなかった。
それでもいろんな試行錯誤から「消える魔球」なんていう禁じ手みたいな機能も盛り込まれ、友達と楽しむレベルで完成度はそれなりに高かったとも言える。
そんな野球盤、私はすっかり廃れてしまっていると思っていたのだが、とんでもない進化を遂げていた。何だコレ…3Dピッチングシステム? 投球が…飛ぶ?
画像を見ると、ピッチャーの所から出ている球が宙を飛び、バッターが打った球が宙を飛んでいる。
ナニコレ?
というわけで、実際にどんな感じなのかは以下の動画を確認してみて欲しい。

エポック社 野球盤 3D Ace 動画
http://epoch.jp/cm/cm.php?id=0116 (現在はリンク切れ)

なんかスゴイ事になってる…

このエポック社から4月25日に発売される「野球盤 3D Ace」は、動画を観ればすぐにわかると思うが、実際に投げる球が宙を飛ぶ。
しかもその球種は9つもあり、それらをレバー操作で投げ分ける事ができるという、おそらく今までにない全く新しい野球盤と言える。
実際に飛んでくる球にタイミングを合わせて打つだけでも結構シビアなハズである。果たして野球ゲームというゲームが成立するのかどうかはわからないが、以前のものよりリアリティという意味では随分と高くなっていると思う。

エポック社 野球盤 3D Ace
http://epoch.jp/ty/yakyuban/3d_ace/ (現在はリンク切れ)

ただ…思うのは、ここまでの事を現実化するよりも、テレビゲームに顧客を誘導する方が、メーカーとしても楽だったのではないか? と思うのだが…ここは玩具メーカーの拘りという事なのだろうか。
何はともあれ、物理的に未だ野球盤が残っている事実があり、新作は実際に球を投げるようなトンデモ感があるものになっていた事に驚いたわけだが、興味のある人はぜひこのぶっ飛んだイマドキの野球盤を試してみてはどうだろうか。

冷める自作PC熱

私の事ではない。世間一般の事である。

選択肢が少なくなってきた

ここ最近、自作PCユーザーを賑わせるような話題がない。
いや、あるのかも知れないが、コア中のコアなマニアにしか響かない話題ばかりで、ミドルレンジというか、そこそこ楽しめればいい、というユーザーに向けての話題が見つからない。
ハイエンドな話となれば、CPUにしろGPUにしろ、一つ話題が出ればそれなりの情報のうねりになる。しかし、ミドルレンジに属する人は、如何にローコストでハイエンドに近づくか? という事をテーマにしていたりするから、ローエンド側とハイエンド側のオイシイ部分の話題が盛り上がらないと、結局自分達のエリアの話にならなかったりする。
そして話題が減っている最大のポイントは、新製品の話が昔ほど活発に出てこないという事。
既に完成されたというか、結論ありきの製品しか出てこない。
これでは自作PCの世界が広がる事などあり得ないのではないかと思う。

外付けGPUがどんどん寂しくなる

自作PCが賑わないもう一つの理由は、外付けGPUの選択肢が減ってきているという事である。
これは種類という事だけでなく、価格レンジがかなり高い所に集中する事が多くなり、ミドルローとローエンドの価格と性能のバランスが非常に悪くなってきているからだと私は見ている。
いや、正確に言うなら、ミドルレンジやハイミドルはハイエンドの価格と差はついているものの、簡単に手の届く価格ではなくなってきている事に大きな問題があると私は思っている。

ミドルローとローエンドのGPUは、既にその存在が必要か? と言われている事がある。
それはCPU内蔵のGPU機能が進化し、ローエンドと性能差がなくなってきている事に起因する。またミドルローにしても、CPU内蔵よりも性能は上ではあるものの、その価格を出す価値があるのか? と疑問を感じる人がいる。私もその一人だが、既にこの領域の外付けGPUはその必要性が非常に難しい所にあるように思える。
また、ミドルレンジやハイミドルに関して言うと、その上のハイエンドの価格があまりにも高い所に上ってしまっていて、ミドルレンジやハイミドルの価格もそれに吊られて上昇してしまっている。
GeForce GTX 960が3万円台半ばという価格は、個人的には高いと思っていて、3万円をちょっと下回るか? ぐらいの価格設定で丁度良いように思える。
また、その上のGeForce GTX 970は4万円台なワケだが、これは上を見ると安く感じるが、パフォーマンスを見るとやはり高いように思える。上である980が6万円台とかそういう価格だから、4万円台の970が安く感じるのは、単純に相対的マジックであって、絶対的価値観とは異なるのではないだろうか?
そしてGeForce GTX 980だが…正直、私はこの性能なら5万円台…あわよくば4万円台という価格設定にして欲しいという希望がある。何故なら、登場した時点でNVIDIAはその上のコアを開発中で、しかも980では中途半端に妥協している部分があったからだ。
性能が高いという事は認めるが、すぐにでもその上位GPUが登場する事が見えている製品と考えると、価格の妥当性を疑ってしまう。まぁ…そんなのはタダの一消費者の戯言でしかないと言われればそれまでだが。
また、NVIDIAだけでなくAMDにしてもGPUに関しては同じだと私は見ている。今はワットパフォーマンスでNVIDIAに差を付けられているため、多少NVIDIAより安い製品で押している感じがあるが、全体的なバランスで言えばあまりNVIDIAとは変わらない。これでは競争になっていないと思うのは私だけだろうか?

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他社製レンズもAFできる?

レンズ交換式デジカメを使っていると時々思うことである。

いろんなレンズを使いたい

レンズ交換式デジカメを使っていると、ふといつもと違うレンズを使ってみたくなる。
おそらくこれはレンズ交換式カメラを使っている人ならほとんどの人がそう思うはずである。
何しろ、レンズ交換しないなら別に交換式を使う必要がないからだ。
レンズを交換できるからこそ、いつもと違うレンズを使ってみたくなるワケで、これがカメラ本体よりもレンズが資産であるという言葉の所以でもある。
だが、他社製レンズはマウントが異なるため、普通は使う事ができない。これは共通マウントを使っているカメラでない以上は避けられない。
マイクロフォーサーズ(フォーサーズ含む)は、統一フォーマットとして作られているため、少なくともOlympusとPanasonicで互換性があり、レンズメーカーの中ではそのカメラメーカーのマウントでレンズを供給している為、そのカメラメーカーのマウントで使う事ができるが、そうした理由がなければカメラメーカー同士での互換性はまずない。
その互換性を埋める機能を持つものが“マウントアダプター”という存在である。
マウントアダプターは、要するに違うマウントを変換してマウントできるようにする為のスペーサーみたいなもので、私が先日購入したRayqualのマウントアダプターはM42マウントをマイクロフォーサーズに変換するアダプターである。
だが、このマウントアダプターを使うと、普通はオートフォーカスなどの機能を使う事ができない。それは電子接点までの互換性を保つ事が難しいからであり、普通はマウントアダプターを使うとマニュアルフォーカスになるのが通例である。
これが他社製レンズを使う上での最大の弱点でもある。

AF可能なマウンター

ところが…世の中にはあるのである。電子接点まで互換性を保ち、他社製レンズでありながらAFまで可能にするアダプターが!
KIPONという中国のカメラパーツメーカーから、キヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズカメラに装着できるマウントアダプター「KIPON EF-MFT AF」が5月中旬に発売されるのだが、これがなんとキヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズ機でAF可能な状態で使える様にできるマウントアダプターなのである。コレはいい…最近はレンズも随分と拡充してきたマイクロフォーサーズだが、それでもNikonやCanonのレンズ群から比べるとまだまだラインナップは少なく、時々、Canonのレンズが使えたらなぁと思ってしまうような事もある。
だが、そうなるとAFは諦めるしかなくなる。もし本体がPanasonic製カメラなら、場合によっては手ブレ補正も諦めるしかなくなるのである。
しかし、この「KIPON EF-MFT AF」は、AFだけでなく手ブレ補正の動作や、Exif情報の伝達にも対応するのである。
Canonもボディ内手ブレ補正ではないため、レンズに手ブレ補正機能を持たせたものもあるが、その機能までもマウントアダプター経由で利用可能なのである。
キヤノンEFレンズ以外にもEF-Sレンズも使用可能なので、35mmフルサイズのレンズでなくても利用可能なのがありがたい。

こんな感じで他社マウントをマイクロフォーサーズで利用可能にできるアダプターがもっといろんなメーカー用で出てきてくれるとありがたい話である。
特にニコンのFマウントに対応したAF可能なアダプターが出来てくると、もっとレンズに幅がうまれるのだが…。ぜひ作って貰えないだろうか?

 

クローズドβテスト参加権

World of Warshipsのプレオーダーパッケージでクローズドβテスト参加権がもらえる。

ゲームのオカシな特典

World of Warshipsのプレオーダーパッケージを購入すると、現在絶賛実施中のクローズドβテスト参加権がもらえる事が本日判明した。
このプレオーダーパックも実にややこしい構成となっていて、今回クローズドβテスト参加権が付いてくるものは、艦艇がバンドルされたプレオーダーパックを購入した人限定という事らしい。
艦艇がバンドルされたプレオーダーパック? と思うかもしれないが、World of Warshipsはプレイヤーが成長するに従って上位の艦艇が開示される仕組みのゲームで、今回のパックではあらかじめある程度上位の艦艇がセットになったパックが発売され、その艦艇がバンドルされた製品を購入する事でクローズドβテストの参加権がもらえるようである。
…あー、ややこしい(爆)実にややこしい構成である

古き良き日の大艦巨砲主義

太平洋戦争をモチーフとした作品が最近多いのは、最近良く言われる事であり、この事で太平洋戦争というものが多方面へと向かっているように思える。
反省すべき教訓として…の太平洋戦争はもちろんそうだが、思想的な事や、当時の技術的側面の事など、考証すべき事が多いと私は思っていて、個人的に歴史的事象として私がとても興味を持っている時代でもある。
私がWorld of Warshipsに興味があるのも、まさしくその時代が好きだからであり、単純に軍事という側面だけで捉えているからではない。
そこで、日本人の一人として太平洋戦争というものをちょっと横道から考えてみたい。

太平洋戦争において日本は敗北した。
その理由はと日本人に聞くと、結構な割合で「大艦巨砲主義」という言葉を使った、古くさい考え方に固執したから、という答えが出てくると考えられる。
この「大艦巨砲主義」という言葉は、文字の通り、海戦の主役は巨大な砲を持つ戦艦であるという主義の事を言うのだが、実はこの戦艦至上主義を一番最初にひっくり返したのは他の誰でもない、日本だったりする。
航空機による戦艦撃沈という新たな戦術が非常に有効である事を証明したのは、日本と言われる。真珠湾攻撃を見ても分かる通り、相手のレーダーに捉えられる前のアウトレンジから航空機で肉薄し、一気にたたみ掛ける戦術は、日本の零戦の長大な航続力がなければ実現しなかった事だが、大艦巨砲主義どころか、それを覆す戦術を証明したのは日本なのである。
しかし、日本が敗北した理由はと聞かれた時、非常に多くの人が「大艦巨砲主義に偏重した事が理由」と答えるのである。
この辺り、実に相反する話である。

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ちょっと試しに…

昨日も取り上げたキャプチャ問題だが、一つだけ気になっていた事を試してみた。

カギは伝送速度

先日からキャプチャ問題を取り上げているが、結局明確な問題の特定に繋がっていない。理由は全ての機器が1080p 60fpsの信号をちゃんと受け取れる規格内に収まっているからだ。
たとえHDMIセレクターを経路の途中に入れていたとしても、そのHDMIセレクターそのものが対応しているのだから、音声信号が途切れるという事が考えにくい。
ではどうして音声が途切れるのか?
やはりこの問題の原因が何かを考えてからでないと、明確な答えに行き着かないように思えた。

そこで以前、問題が出ていなかった頃の環境と今の環境の違いを考えてみた。
実は…以前はキャプチャボードをPS4が自動認識していて1080pではなく720pで映像出力していた。これに気付いたのは、PS4を強制的に1080p出力にしてみようと設定を見たとき、何故か1080pが非対応と表示されていた為である。
今はキャプチャユニット“MonsterX U3.0R”が1080pに対応している為、1080pの選択肢の所に非対応などという文字は表示されないが、モニターは1080pに対応していてもキャプチャ側が対応していないとPS4は自動認識でこのように認識するらしい。
つまり、720pでは音声が途切れるといった問題は出ていないという事である。
では、720pと1080pでは何が異なるのか?
単純に考えれば、流れる信号の情報量が720pよりも1080pの方が多いという事である。
その多くなった情報量を処理する能力はPS4にもHDMIセレクター“400-SW012″にもキャプチャユニット“MonsterX U3.0R”にも備わっている。
となると、疑うべきはそれらユニットを繋いでいるHDMIケーブルではないか?
単純にそう考えたのである。

HDMIケーブル

私が従来使っていたHDMIケーブルは各機器に付属していたケーブルか、もしくは近所の量販店で購入してきたものである。
ちなみに私は量販店でケーブル類を購入する時は、決して安いモノだけをターゲットにして購入する事はない。
端子がまず金メッキである事を第一条件に、安定性を加味した上で製品を選んでいる。だから正直言えば伝送問題が出たとしてもケーブル類を疑うという発想に普段はなかなか行き着かない。
今回にしても、PS4に付属してきたHDMIケーブルと自分が選んだケーブルしか使っていない為、ケーブル類に問題があるという発想は中々浮かんでこなかった。
しかしよくよく考えてみると、PS4に付属してきたHDMIケーブルが良いモノであるという保証がドコにもないのだ。特に付属品に高級品が付いてくるなんて事はまずあり得ない。
ならば試してみるか…と、Amazon.co.jpでHDMI ver1.4対応のHDMIケーブルを購入してみた。シールドケーブルでも随分と安いが…4層シールドされたEthernet対応のver1.4ケーブルである。
ちなみに2mモノで2本セットお買い得品となっている(爆)

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キャプチャ問題が見えてきた?

先日発生したキャプチャの問題の解決の糸口が見えてきた?

問題はバージョンかもしれない

正確に理由が判明したわけではない。
相変わらず音声が途切れるという問題は継続して起きている。
だが、何の機器に問題が潜んでいるかは大凡検討が付いている。
現時点で「おそらくコレが原因か?」と見えているのは、私が使用しているサンワサプライの“400-SW012″というマトリックス型HDMIセレクターである。
こいつの対応HDMIバージョンが1.3aまでとなっている。
一方、PS4のHDMIは1.4で出力となっているため、そこで何かしらの問題が出ているのかも知れない。
ただ…私がキャプチャの為に使っているユニット“\MonsterX U3.0R”のHDMIも1.3仕様である。
実はHDMIの規格で言えば、1.3であっても1.4であっても1080p 60fpsには対応している。だからPS4→400-SW012→MonsterX U3.0Rと繋いでも、おそらく信号としては何ら問題がないハズである。
しかし、結局はこの組み合わせで起きる問題しか想像する事ができないため、HDMIセレクターを間に入れている事が問題という事しか想像が出来ないのである。

パージョン1.4仕様

で、HDMIセレクターで1.4仕様のものがあるのかを調べて見たところ…2014年になって出始めた感じである。
つまり、現時点ではコレだと思える製品群にまで育っていないという事である。
おそらくHDMIの規格がどんどん進化している関係で、製品化が難しいのかも知れない。
しかも最近は4Kの関係からHDMIのバージョンも2.0以降へと進んでいる。
今後発売される製品もHDMI2.0を一つの基準として発売されていくだろうから、今セレクターを買うのはある意味我慢の時なのかもしれない。
とりあえず、他の原因も探っていく必要があるだろうから、この問題は未解決のままもう少し様子を見ていくことになるだろう。

それにしても…HDMIは組み合わせが難しい規格だな。
バージョンがこんなにも変化する規格も珍しい。そもそも規格は各メーカーが統一して作れるようにしているようなものなのに、バージョンがコロコロ変わるとそうしたメリットがまるでないのに…。
移り変わる時代が速すぎるのかもしれない。進化するのは有り難いが、こういう側面に関しては難しい問題である。

マルチモニター

ホントはU3415wが欲しいところだが…用途的に別の事を考えてみた。

マルチモニターという選択

ホントはDELLのU3415wという34型湾曲型ウルトラワイド液晶モニターが欲しいとずっと思っていた…いや、今以てそう思っている。その湾曲故の没入感とサイズ、一纏めにできる利便性など、考えれば考えるほど、U3415wと私の用途が合致している。
しかし、約10万円という価格が大きな足枷となって導入できないでいる。
最近のモニターの価格の安さから比べると、確かに10万円という価格はモニターとしては高額設定だとは言える。
しかし、絶対的な数量を確保できるサイズとは言えないウルトラワイド液晶モニターであれば、この価格も致し方ないところなのかもしれない。
だが、それ故に私としてはハードルが随分と高い液晶モニターになっているのも事実で、欲しいがどうにもならない、という状態である。
だが、世間ではマルチモニターという選択肢があり、そうする事でより多くの情報量の表示という面においては代用が利きそうではある。
今まで私がマルチモニターという選択肢を選んでこなかった最大の理由は、モニターそのものを分割表示するという事に抵抗があったからだ。どうしても連続性というものを意識・期待しているところがあって、それを失うマルチモニターという選択肢をあまり考えていなかったのである。
だが、このマルチモニターという方法は、確実に今までより多くの情報量を表示できるようになる方法であり、連続性とか体裁とかそういうことを気にしなければ、実に有効な方法と言える。

設置場所を考える

マルチモニターにした場合、一番問題となるのが実はその設置場所である。
私が横幅1m程度のPCラックをメインに使用していて、本体はそのラックの横に床置きしている。
このPCラック内に20型クラスの2台のフルHDモニターを配置するというのは物理的にムリというものであり、私がU3415wが欲しいと言っている理由もココにある。
だがマルチモニターとなると、この増えるモニターの1台をどう配置するかがポイントになる。
いろんな考え方があると思うが、私が考えたのは増えるモニターをVESAマウントのスタンドアームでPCラックの側面に配置するという方法。こうすると完全に2台のモニターは離れての配置になるが、メインモニターはPCラックの真ん中にいつも通り配置され、補助的な情報はサイドのモニターに表示される事になる。使い方としてはコレで十分ではないかと思う。
そう考えれば、このマルチモニターという考え方の方が私の用途としてはもっともリーズナブルな選択肢と言えるのかも知れない。

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キャプチャ問題

先日導入したMonsterX U3.0Rで問題が発生。

音が途切れる

当初はこんな問題が出ていなかったように思うのだが、最近、MonsterX U3.0RでキャプチャしてPS4をプレイする際に、音が途中で途切れるという問題が出てしまっている。
映像は止まらないのだが、音だけフッと消えてしばらくするとまた音が出るのである。
これは通信速度問題なのか? とも思ったが、そもそも私の環境で通信速度に問題が出るなんて事が起きたとするならば、ほとんどの人で速度問題が出るハズである。
PCI Express2.0 ×4の接続で、Renesas USB3.0コントローラーをまるまる1つ占有し、しかもMonsterX U3.0R以外の機器を接続していない状況での話しである。
速度的な問題はまずないハズ…という前提で考えると、何かしら設定がまずいのか?
そもそも、速度に問題が出る様であるならば、音より先に映像に問題が出るハズなのだが…。
という事で、まず設定を見直す事にした。

USB3.0ならではの設定

USB3.0は、その供給される電力はUSB2.0よりずっと大きい。その事自体は知識として知っていたのだが、まさかこんな設定があるとは知らなかった。
USB3.0はその電力コントロールの為に「USB3.0パワーマネジメント機能」なるものがドライバで設定できるようになっている。
なんじゃそりゃ? と言いたくなるような機能だが、要するに電力をマネジメントする機能で、接続機器の電力使用状況等を見越して電力供給量をコントロールしている…可能性がある。可能性としたのは、私にも正確に分からない為。調べてみたが、意味そのものが掲載されている情報に当たらなかったのである。
で、どうしたかというと、このマネジメント機能をOFFにするのである。つまり、マネジメントせずに規格上に規定されている電力を常に供給する、という設定である。こんな機能があるなんてねぇ…MonsterX U3.0RはUSBバスパワー駆動であるため、電力不足になると当然不安定になる。この機能をOFFにする事で安定性を図れば或いは…と考えたわけである。

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PS4版ダークソウル2

Bloodborneが好調なフロムソフトウェアだが、今度はダークソウル2が登場する。

DirectX 11対応版

もともとPS3&Xbox360で発売されたダークソウル2だが、今度はPS4&Xbox ONE&Windows版として発売される。
しかもその処理も新しく、DirectX9系からDirectX11に対応とより表現力を増した形で登場するというから、ダークソウルシリーズが好きな人にとっては旧作を遊んでいたとしても期待出来る一作ではないかと思う。
しかも、旧作を遊んでいた人でも楽しめるように…なのかどうかは解らないが、敵の配置もかなり変えられているというから、新たな絶望の日々が楽しめる仕様になっていると言えるのではないかと思う。

私は…元々ダークファンタジーの雰囲気というのが大好きという程ではないので、ダークソウル2に関しては購入すらしていない。
PS3&Xbox360版の時は、ダウンロードコンテンツが3つ追加されたようだが、追加コンテンツが作られるぐらいに拡張しても楽しんだ人が多くいた、という事だろう。
今回発売となるDirectX11版は、その3つのDLCも内包しているオールインワンであるため、新たにDLCを購入する必要はない。有り難い話である。

このトレーラーMVは開発版としているがDirectX11で作られたもの。
その滑らかな動きは気のせいでもなんでもなく、フレームレートは60fpsに向上し、解像度もリアルで1080pに対応しているという。

新しいコンテンツがちょっと欲しい

前述したが、私はダークファンタジーが大好きという事はない。
だが、実はBloodborneを買おうかどうしようかと4月8日までずっと悩んでいた。何故4月8日なのかというと、この日までに購入すると早期購入特典が付くからだ。だからギリギリまで買おうかどうしようかを悩み続けた結果、私は結局購入しなかった。
しかし、その翌日に現れたのがこのダークソウル2である。
正直、心は揺れ動く。
ダークソウルはクリアしていないとは言えプレイはしていて、面白いタイトルだという事は良く解っている。ダークソウル2もその評判は気になっていて、買わなかったものの一定の情報だけは仕入れていた。
DLCが出る前の時はあまり評価は高くなかった感じだったが、DLCが発表された後はその全体のボリュームの大きさなどもあって結構評判が良い感じだった。それを知っているだけに、今回のPS4版はBloodborne同様に悩みのタネだったりする。

PS4を購入して半年ほど経過したが、アーケードアーカイブスと信長の野望は購入したものの、それ以外はFF14しかインストールしていなかった時期が続き、先日DEAD OR ALIVE 5 Last Roundを購入、ようやくPS4のなんたるかが見えてきた。
ゲーム専用コンソールは今後廃れていく…なんて事が言われていた時代もあるが、専用機には専用機の意味があって、今その意味を理解できた感じがしている。
ここらへんで新しいコンテンツが欲しいなぁと思っている状況だけに、今回のダークソウル2登場はまた悩みのタネの一つになったな、と感じている。

さて、どうしたものか…。

次期E-M1は20MPか?

根拠は薄いが可能性が見えてきた。

Sony製新型センサー

Sonyの公式サイトで新型のセンサーが3種類掲載された。
これによると、一つはAPS-C用の24MPセンサーで、残り二つはm4/3用の20MP、及び16MPセンサーとなっている。
現在のSony製センサーの普及などを考えると、このm4/3用センサー2種は、どう考えても業務パートナーのオリンパス機センサーとしか思えないワケだが、そうなるとこのセンサーが何に使われるのかが気になるところ。
順当に考えると、OM-Dシリーズのフラッグシップ機に搭載されるのではないか?となるわけで、時期的に考えても次期E-M1に搭載されるのではないか? となるわけである。
この予測が比較的出やすいのは、E-M5 Mark IIがつい先日発売になったためである。もし次期E-M1に搭載されないとするならば、PENシリーズのフラッグシップに搭載される可能性があるが、PENシリーズとOM-Dシリーズの今までの流れを考えるならば、20MPセンサーはやはりオリンパス全体のフラッグシップ機に搭載するだろうから、可能性として一番高いのはやはり次期E-M1ではないかと考えられるだろう。決して当てずっぽうでの予測ではない理由がココにある。
問題なのは、今回2種類ラインナップされたm4/3用センサーの内、16MPのセンサーがどういった特徴を持ったセンサーなのか? という事である。

16MPセンサーの特徴

掲載された16MPセンサーは、1ピクセルあたり面積が当然20MPセンサーより大きなものになる。これはセンサー自体の大きさが共に同じだからだが、1ピクセルあたりの面積が大きいとなると得られる光量は当然16MPセンサーという事になる。
それを前提として考えると、今回掲載された16MPセンサーは、待ちに待った高感度センサーである可能性があり、そう考えると今後のオリンパス機のラインナップに変化をもたらす可能性もある。
例えば、20MPセンサーを前述のように次期E-M1に搭載し、高感度の16MPセンサーを次期E-M10に搭載するとなると、オリンパスのOM-DシリーズではE-M1系が高解像度型、E-M10系が高感度型となり、E-M5系だけがE-M1と機能的にぶつかる事になる。
どこにどれだけの価値を見出すかにもよるが、センサーの機能によって製品の棲み分けをするならば、今のタイミングは先日E-M5 Mark IIが発売されたばっかりに難しい話になりそうである。

どちらにしても新型センサーの話が出てきたことで、次期フラッグシップ含めた新型機の片鱗が見えてきそうである。

DSD

世間的にはDSDと呼ばれるもの。ハードウェア必須だと思ってた…。

Direct Stream Digital

DSDとは“Direct Stream Digital(ダイレクトストリームデジタル)”の略で、従来のCD音源で採用されているPCM方式と全く違う1bitのレコーディング型式を言う。現在はサンプリング周波数には2つのフォーマットが存在しており、通常CDで使用する44.1kHzの64倍である2.8224MHzというフォーマットと、CDの128倍となる5.6448MHzのフォーマットがある。ただ、ちょっと最近この2つのフォーマット以外にも更なる高音質フォーマットである11.2MHzのサンプリング周波数を持つフォーマットもあるようだが、
流石にこれぐらいの周波数となると、その音が出ている場の空気感なども再現可能なレベルとも言え、アナログレコードの滑らかさとデジタルの透明感を併せ持つフォーマットと言える。
ここ最近のハイレゾ音楽と言えば単純に96kHz 24bit以上の音を指すか、もしくはDSDと言われるぐらいメジャーになってきていて、ポータブル機器もリリースされている。
私もいつまでもハイレゾはまだ環境が…とは言えない状況という事である。

どうやって聴く?

DSDを再生する方法はというと、私はハードウェア必須だと思っていた。ここ最近そういうのを調べていなかった、というのもあるが、時代は更なる進化を遂げ、今ではPCと再生ソフトで再生する事ができる他、DACを使用する方法もあれば、ポータブルプレーヤーで再生させたり、或いはネットワーク対応の据置ハードウェアで再生する事ができる。
最近では、Raspberry piという、ARMコアを搭載したマイコン(教育用コンピュータだが…)をオーディオ再生デバイスにして、その上でDSDをPCMに変換、それで再生させる…なんて事も可能だったりするが、DSDはPCM変換するよりもダイレクトに再生させるのが醍醐味という人も多く、そういう視聴方法をネイティブ再生と言ったりもする。
ネイティブ再生させる方法としては前述の方法で可能だったりするので、特別な機器等は不要だが、Windowsでの再生では概ねASIOドライバ対応の音源がないと厳しいと言わざるを得ないので、そのあたりさえ解ってしまえばハードルは高くないとも言える。

foobar2000

Windows環境でDSDを無料で再生させたい、となると一番メジャーな所で言えばfoobar2000を使用する方法と言える。
ところがこのfoobar2000、実は全てのWindows PCで利用可能かというとそうとも言えないという、実に不確定要素の強いソフトで、PCにインストールした段階で全く再生できない場合もあればプチノイズが乗ってしまうケースも出たり、或いは全く問題なく使えたりと、全ての環境で同じ設定にしたとしても同じ結論に至らないという、実に不可思議なソフトだったりする。
私も以前にこのfoobar2000に乗り換えてみようと思ったのだが、余りにも不確定要素が強すぎて諦めたという経緯がある。
しかし、現状ではWindows PCでDSDの無期限無料再生をするにはfoobar2000しかメジャーどころでは選択肢がなく、私としても導入してみようかどうしようか悩んでいる所である。
まぁ、それ以前の話として私はASIOドライバーで稼働できるサウンドデバイスを持ち合わせていない為、まずはそれを手に入れる所から始めないといけないわけだが。

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