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42.5mmという焦点距離

35mm判換算85mmはポートレートの王道…と思っている。

たった5mmの差でも…

私は学生時代に学校イベントの撮影をちょっと手伝っていたりしていて、その時からレンズ交換式カメラに触れる事があった。
人手が足りないという事などもあって、本来なら写真部とか教師が撮影するところ、付き合いが多少あった私にも声がかかり、カメラを手に学校イベントを撮影していたワケだが、その時に使っていた焦点距離が85mmだった。
単焦点レンズだったため、良い画角を得るためには自分の足で距離を調整するしかないわけだが、初心者はその方が距離感を覚えやすく、また上達も早いとかで、私はもっぱらこの単焦点の85mmを使用していた。
そんな学生生活を終えてから後、私自身が自前でフィルム時代の一眼レフカメラ“MINOLTA α-Sweet”を購入した時、ズームレンズと一緒に購入を検討したのが85mmの単焦点レンズだったのだが、その時店頭にあったレンズが90mmで、実際に試写させてもらったのだが、どうも自分が覚えている感覚と異なるという違和感しか感じず、結局単焦点レンズの購入をやめた事があった。
85mmと90mm。たった5mmの差でしかないが、この5mmの差はとても大きく、私の体にすんなりと90mmは入ってきてくれなかった。
そんな事もあってか、私は妙に85mmという焦点距離に拘っている所があり、今のm4/3機でも、いつか35mm判換算85mm、つまり42.5mmというレンズを買いたいと思っている。

中一光学

カメラに詳しい人なら、この光学メーカーを知っている人もいるだろうと思う。
かつて日本に三竹光学というレンズメーカーがあり、その三竹光学がヨーロッパ向けにMITAKONというブランドで製品を供給していた。そのMITAKONのブランドを買ったのが中国の中一光学で、現在はこの中一光学が事実上のMITAKONと言える。
その中一光学からm4/3用レンズ“FREEWALKER 42.5mm F1.2”というマニュアルフォーカスだが35mm判換算85mmのレンズが発売された。MFじゃなきゃなぁ…販売元は焦点工房で、主としてマウントアダプターなどを扱っている所なのだが、中一光学製のレンズも扱っている所である。
価格が49,800円と、それなりの値段ではあるが高すぎず、実売価格はもっと安くなるであろう事から、ちょっと気になるレンズではあるのだが、実際問題、写りがどうなのか? という事については、発売間もないという事もあり、情報はない。
本家オリンパスからは45mmは発売されていても42.5mmは発売されておらず、私からすると前述の90mmと85mmの5mm差問題がオリンパスでは解決できない為、42.5mmと聞いただけでも気になる存在。
しかもF値は1.2と、それだけを見るとNOCTICRONと同じである事を考えると、結構気になるところ。
まぁ…マニュアルフォーカスであるため、単純比較は出来ないワケだが、MFでも良いという人なら、目に止まる製品かもしれない。

でも時期がよくない

ただ…残念なのは先日Panasonicから、NOCTICRONではない42.5mmのレンズ“LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.”が発売されたばかりである。
コイツは、AFはもちろん、レンズ内に手ブレ補正も付いているインナーフォーカスレンズで、その写りも評判がとても良い。
価格的にも定価で50,000円と中一光学の“FREEWALKER 42.5mm F1.2”とあまり変わらないレンジにあるため、大多数の人はLUMIX G 42.5mmを選ぶのではないかと思う。
“FREEWALKER 42.5mm F1.2”の発売がLUMIX G 42.5mmのレンズより半年ほど早ければ高評価を得られたかもしれないが、LUMIX G 42.5mmがある今となっては、その評価は結構厳しいのではないかと思えてくる。

そう考えると“FREEWALKER 42.5mm F1.2”の実売価格は相当安くなるように思えるのだが…実際に発売後半年くらいの価格を見たときどうなっているかが気になる。

まぁ…m4/3機ユーザーで、絶対に品質的に後悔したくない、という人は、多分価格問題を超えてNOCTICRON 42.5mm/F1.2択一ではないかと思うのだが、この辺り価格問題を超えられるかが問題であり、超えられなければLUMIX G 42.5mmが妥当な所か…?
私もその辺りが気になるところである。
まぁ…優先順位としては次の次あたりになるとは思うが…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 平野 誠治 より:

    面白そうなレンズですね。LUMIXで同じ焦点距離のレンズが手頃な価格でリリースされましたが、国内の知名度や販路から考えても、あまり影響はないように思います。マウントアダプターを使って、別マウントのレンズを使うことをやっちゃうマニアあたりが飛びつきそうです。絞り値で描写が変わるクセ玉のようですよ。

    • アバター画像 武上 より:

      最近の日本のレンズは優秀と言えば優秀なのでしょうが、いついかなる時でも素晴らしい解像を魅せて暮れるのですが、オールドレンズを好んで使っている人からすると、ひょっとすると特徴が少なくてツマラナイレンズに見えているのかも知れません。
      絞り値で描写が変わる…というのは、オールドレンズなどでは良く聞く話ですが、その描写の違いが味があっていい、という人からすると、この中一光学のFREEWALKERは面白いレンズかもしれません。

      ただ…MFなのがなぁ…という人もいるのが現実で、ある意味、このレンズは玄人好みの素人お断りレンズかもしれません。
      優等生レンズが欲しい人は昨今の新しいレンズを使えばイイし、じっくりと楽しみたい人はこのレンズ…という棲み分けでいいのかもしれませんね。

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