Monthly Archive: 10月 2017

日本語配列版が出た

コレは使えそう!

願い、叶った?

2016年10月23日に、当Blogでも紹介した、台湾Mistel製の左右分離キーボード「Barocco」だが、その時には英語配列モデルしか発売されなかった
左右分離型のキーボードは、左手部分と右手部分で分割されるため、手の微妙な開き具合に対応できるため、非常に打鍵しやすいスタイルなのだが、英語配列のキーボードだと、一部のキー配置が異なっていたり、エンターキーの大きさが異なっていたりと、普段JIS配列を使用している人からすると、若干使いにくい部分があった。
なので前述の紹介記事を書いた時、私自身も「日本語配列モデルが出てくれれば…」という事を書いたのだが、難と、遂に日本語配列モデルが登場し、国内代理店のアーキサイトから発売された。ついに日本語版登場アーキサイト 商品ページ
http://www.archisite.co.jp/products/mistel/barocco-jp/

製品はCherryMXのメカニカルキーのスイッチ軸によって5種あり、黒軸、茶軸、青軸、赤軸、静音赤軸の5モデルになる。
価格は静音赤軸モデル以外が税込17,500円で、静音赤軸モデルのみが税込17,980円になる。

CherryMXスイッチ

そもそもCherryMXスイッチとは、ドイツのZF Electronics社が製造したキースイッチの事で、軸色で特色が分けられているスイッチの事である。
今やメカニカルキースイッチのスタンダードと言ってもよいぐらい有名なキースイッチになってしまったが、それだけに製品採用しても他メーカーとの差別化を図るのが難しくなったため、最近のゲーミングブランドメーカーなどはあえてCherryMXを使わず、独自路線のスイッチに切り替えている所もある。
だが、圧倒的な信頼を得ているCherryMXスイッチは、色の説明だけで打鍵感の特色が説明できる事から、未だ採用例がとても多い。

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独自開発が増えてきた

AppleのAシリーズに続いてGoogleも。

Pixel Visual Core

Googleが10月5日に発表した製品「Pixel 2」は、その内部に「Pixel Visual Core」と呼ばれる画像処理プロセッサが搭載されている。
機能は簡単に想像がつくとは思うが、このプロセッサによって画像処理をより高性能かつ効率的に処理できるようになるわけだが、このプロセッサは何とGoogleの独自設計のコプロセッサだという。
AppleのiPhone8シリーズに搭載されたA11 bionicも母体はARMとしつつもAppleの技術で作られたCPUであり、しかも今回はGPU部分がAppleの独自設計のものが採用されている。そのGPU部分含めたハードウェアでAI処理を行ってポートレート画像処理をしているのだが、今回のGoogleのPixel Visual Coreも、コプロセッサという形はとっているものの、似たような存在と言えそうである。
従来はGoogleもAppleもハードウェア部分は社外技術のものを採用し利用してきた背景があるが、ここ最近それらを自社で独自開発する動きを見せてきた。
どうしてこのような動きを見せてきたのかという理由は、もちろん該当の各社でないと分からないが、予測はできる。おそらく、省電力稼働における高効率稼働の為だと考えられる。

ハードとソフトの連携

iPhoneがAndroid端末より搭載しているメモリ量が少ない理由は、搭載しているOSとハードウェアとの連携がより綿密に設計されているからだと言われている。つまり、OS側はより詳細にハードウェアをコントロールし、必要なリソースを適切に管理している為だと言われているわけだが、それが可能なのはOS開発とCPU開発を同じ社内で実施しているからである。
Androidでは、ハードウェアメーカーとOSメーカーがバラバラであるため、ソフトウェアで完全なハードウェアのコントロールというのが難しいところ、AppleはOSもハードウェアも開発しているためそれが可能なのである。
今までは力押しで製品開発していたが、今後はハードウェアの使用効率を上げていく事をしないと、今より上位の省電力性能を達成できないレベルに来ているわけである。
今回のPixel Visual Core」の開発は、Googleもそこに行かないと求めている性能に達する事ができない、という事ではないかと考える。
また、今回はコプロセッサとして開発したが、これはGoogleでGPUを開発できるという事に等しい話でもある。場合によっては、GoogleもAppleのようにARMコアをベースとするCPU開発を視野に入れている可能性もあるのではないだろうか?

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WindowsのHDR対応は?

本日提供予定とされていた機能で実装されるのか?

Redstone 3

Windows10がリリースされたのが2015年7月で、実は既に2年が経過している。この時から、Windowsにおけるアップグレードは中止となり、Windows10以降は大型アップデートという形で行われる事となり、Microsoftは基本的に年2回の大型アップデートを実施する事を予定していくとしていた。まぁ、実際にはその予定も徐々に遅れ気味になっているのも事実で、機能はOS側に搭載されたとしても環境が整わないなどの問題はいろいろ山積みである。
今回提供される事となっている開発コード「Redstone 3」も、確かに大型アップデートではあるのだが、その大きなトピックスとして挙げられる「Windows Mixed Reality Immersiveヘッドセットへの対応」は、実のところ前回のアッブデートで始まるハズのものだった。
ハードウェアとなるWindows MR対応HUDの普及がネックになっていて、今回の大型アップデートでもどこまで普及できるかはまだ分からないが、タイミング的にはまさに今回のアップデートの目玉はここにあると言える。
だが…本来なら前回から始まるハズのものなので、OS側としては機能は既に実装されているのが事実。あえて言うならば、今回で「正式対応」といったところだが、私的には今回はもっと違う部分を見ていく必要があるように思う。

私にとっての目玉機能

今回、開発コード「Redstone 3」が提供される(おそらく日付は現地時間なので日本では明日から)が、正式には「Fall Creators Update」と呼ばれる大型アップデートになる。前回も「Creators Update」と呼ばれるアップデートだったが、それに続くアップデートと言える。
いろいろなアップデート項目があるのだが、その中で特別私が気になったアップデートが「ビデオの設定」にある。
というのも、この機能は「設定」で変更できるものなのだが、その項目の中に「HDRビデオのストリーミング」という項目があるのだ。まだ完全対応にはならないのか?これってまさか今まで設定できなかったHDR対応なのか?!…と言いたい所だが、実は半分当たっていて半分ハズレ。それでもWindowsがOSとしてHDR対応へと動いた証しである事は間違いない。

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社外製Vegaが見えてきた?

Radeon RX Vegaのサードパーティー製がそろそろ登場か?

ASUSの仕様が公開

ASUSが発売するRadeon RX Vega64「R.O.G. Strix RX Vega 64」の仕様が公開され、搭載されるVegaの周波数などが明らかにされた。
それによるとリファレンスカードよりもベースクロック周波数、ブーストクロック周波数共に40~50MHz向上したものになるようで、メモリであるHBM2の動作周波数はリファレンスカードと同じになる模様。
このクロック周波数向上の結果によるTDPの上昇幅は現時点では不明なものの、よほど厳選されたダイで無い限りはTDPはリファレンスの295Wより高くなると予想される。
元々のVegaの動作傾向から考えて、今回発表された仕様は別段オカシイ所もないので、ほぼ確定できる内容と思われるが、下記リンク記事内にある「When compared to AMD’s RX Vega 64 Liquid ASUS’ RX Vega 64 Strix offers lower base/boost clock speeds, though the company is expected to release this new RX Vega variant at a lower price. 」という一文をGoogle翻訳で訳してみると「AMDのRX Vega 64 Liquidと比較すると、ASUSのRX Vega 64 Strixは低ベース/ブーストクロック速度を提供しますが、同社はこの新しいRX Vegaをより低価格でリリースする予定です。」となり、水冷版リファレンスカードよりは低価格で提供されるらしい事も紹介されている。
…水冷版と比較されてもねぇ(-_-;)

OC3D
http://j.mp/2yqcgAA

マイニングに取られる

だが、こうしたサードパーティー製のVegaカードが登場する事そのものは歓迎すべき事ではあるのだが、依然として日本国内でもVegaの入手性は低い。
理由はもちろんマイニングにあり、仮想通貨のマイニングでAMD製ビデオカードがもてはやされていることが市場での流通量の少なさを証明している。
Vegaは過剰動作させるとその消費電力の高さが課題になるが、多少クロックを落としたりしてやると途端に高効率化する事がわかっているため、徐々にRX 580等から置き換えられ始めているものと思われる。
マイニングではビデオカードの物理的数量がモノを言うので、できるなら一枚あたりの性能が高い方が効率が出ると言われている。
NVIDIA製ビデオカードではなく、AMD製ビデオカードが人気なのは、そのアーキテクチャ的な問題があるからだと思うが、AMD製ビデオカードの方がGPGPUに向いているという事なのか、それともNVIDIA製のTeslaとGeForceでは、基本的なアーキテクチャは同じでも搭載する機能から処理の方向性がかり違うのかもしれない。
どっちにしても、Vega搭載のビデオカードが未だ入手難なのは間違いない話で、サードパーティ製が登場すれば多少改善するかも…と思っていたが、その考えそのものが甘い可能性があるという気がしている。

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またしても発熱

恒例行事化してるのか?

予測率向上

昨晩からどうも体の調子が良くないな、と思っていた矢先、やはりと言うべきか、突然寒気がやってきて本日朝から発熱状態になっていた。
しかも、明らかにこれは風邪ではないな、というのも感覚で理解していて、それを証明するかのように右足ふくらはぎ部が痛み出し、同じく熱を発する状態になった。
この時点で私の中ではもう確定。間違いなく蜂窩織炎である。
この予測、当たって欲しいワケではないのだが、既に外す事などないぐらいに正確になっていて、その予測率は格段に向上している。
もはや的中率と言い換えてもいいかもしれない。
…って、そんなの嬉しくも何ともねーよ orz

蜂窩織炎は基本的に皮膚感染症ではあるが、その発症判断は、体内の血液炎症で医師は判断する。そしてその原因は免疫低下からくるものと言われていて、その免疫低下から局所感染する事で発症する。
なので、自分の免疫が低下する時期が見えていると、大体発症する時期ですら予測できる。もちろん外的要因で直接感染する場合は予測できるワケではないが、それが内的要因、つまり私で言うならばストレスが原因での免疫低下の場合は、その発症時期ですら予測可能という事になる。
今回でいうならば…実は予測できていた。
先日の10月13日のBlogにも書いたが、私が抱えている業務的問題が、今回のストレスを生み、免疫低下へと繋がったと考えられる。
ま、私の思い込みなだけという可能性もあるが。

蜂窩織炎の問題

蜂窩織炎は、重症化すると非常に危険というのも問題だが、これが原因による発熱は市販薬によって抑える事ができないというのが問題である。
風邪なら、市販薬によってその症状を抑え、かつ発熱も抑える事はできるが、蜂窩織炎は感染症からくる血液の炎症で全身から発熱するので、これを解熱剤等で強制的に解熱しても解決にはならないし、何より症状を深刻化させる可能性すらある。
もちろん、風邪を甘く見ているわけではないが、風邪はその対処が一般化している事もあり、市販薬による緩和が可能だという事は既に一般に知られている事である。しかし、蜂窩織炎はそうはいかない。
この蜂窩織炎からくる発熱を抑える唯一の方法は抗生剤の投与であり、そうなると、医師の処方箋が必須であるため、どうしても病院に行くしか道がない。
また、基本的に皮膚感染症なので病院でも皮膚科がその診療科となる。人口密集地域にある病院だと皮膚科は常勤されている診療科かもしれないが、地方病院だと最近はなかなかそうも行かず、特に私が住むところでは、皮膚科は週に2日、それも該当日の半日しか実施されていない。
なので私がこの症状を発すると、タイミングとの戦いになる。
今回、唯一の救いだったのは明日ちょうどそのタイミングに当たる日で、この時を逃すと次は5日後まで待たねばならなくなる。
まぁ…他の診療科でも診てくれる事もあるが、その場合確実に最終的には皮膚科に行かねば成らなくなるのだが。

とりあえず、こんな状態なので明日は病院行き確定である。
おそらく私の予想は間違いなく当たっているだろうし、抗生剤投与でしばらく治療する事になるだろう。
…入院という事はないと思うが。

TANITAの活動量計

何かもう、ネタとしか思えない。

アタリを引いたけれども…

昨日、会社でMRが社内ではなく外のホテルで実施されたとBlogでも書いたが、実はそのホテルでのMRが終了した後、懇親会がそのホテルで実施された。
ま、売上が良かった事の会社的イベントでこのような会が催されたワケだが、要するにホテルで盛大に会食しようというワケである。また、その会食後は原則ホテルで一泊という事になるのだが、従業員の中にはどうしても帰らなければならない人もいるわけで、おそらく最終的には社員の約半数が一泊、半数が帰宅という結果のようであった。
こんな事を言うと反会社的と言われるかも知れないが、それならこの会食分の費用を臨時ボーナスにしてくれた方がいいのに…と言いたい所だが、会社側としては社員間のコミュニケーションの場として想定しているハズで、それを理解してしまっている自分はやはりQMS担当の業務が身にしみているなと実感するワケである orz

ま、それはさておき、この会食の時、これも会社行事としては恒例なのだが、ハズレ無しという名目のくじ引き大会が行われた。昨年はビンゴだったが、今年は単純にくじ引きで、ハズレ無しというのは賞品が当たらなかった人には参加賞が出るというだけの話である。
そのくじ引き大会で、私はとりあえずアタリを引いたのだが…当たった賞品が私への当てつけみたいな賞品で…何とタニタの活動量計「AM-112」が当たった。
…まぁ、日頃運動不足で体型的にも私には必要な賞品という事で、当たるべくして当たったととりあえずウケは取ったので、それでヨシとしたのだが、とりあえず当たったので今日自宅に戻ってきてから、早速使用してみた。

これ、どんな原理よ?

活動量計、というものを全くしらないワケではないのだが、要するに身に付けて生活していれば、何歩歩いたか、どれだけのカロリーを消費したか等が分かる機器である。
私が当たったタニタのAM-112という機器は、その中でも限定的な機能のものだと思うが、その原理は…多分振動を検知しているのだろうと思う。手の平に載るくらいの大きさなので、ここにジャイロセンサーを入れて正確に傾きや加速度などを検知しているとはちょっと考えにくい。もしホントにジャイロセンサーを入れて検知しているとすればスゴイ機器だと思うが、多分そんな事はない。活動量計の正確さは?ストラップが付いているのだが、上半身に付けておけば結構正確に測れるという事らしい。…だからこそ原理が知りたいのだが。
Apple Watchや腕に付ける活動量計などは、これに心拍数などを計測できる機能があるのだが、コレは単に身に付けるだけの製品なので、そういう機能はない。
具体的にどれぐらい正確さがあって、計測できるものなのかはまだ分からないが、とりあえず自分の状態から活動した際の運動量を計算して表示するものらしいので、しばらく身に付けて普段どれぐらいの消費をしているのかを見ていこうと思う。

しかし…コレを付けていたとしても、実際には運動しない事には意味はないのだが…。ま、ホントはやらなきゃダメなんだけどさ(-_-;)

TANITA 活動量計 カロリズムベーシック AM-112
http://www.tanita.co.jp/product/g/_TAM112RD/

仕事だと分かっていても…

私は他の社員と明らかに違う事をしている…。

年に2回の行事

私が勤める会社では年に2回、マネジメントレビュー(MR)という経営者に半期の業績の報告を全社的に行う会議が行われる。
ISO 9001等を認証取得している企業では、このマネジメントレビューを実施する事が外部認証団体から求められている(というかISOの要求事項である)為、実施しているはずだが、私が勤めている企業ではISO 13485(医療のQMS ISO)とISO 14001(環境EMS)を認証取得しているため、このマネジメントレビューは恒例行事となっている。
ISO規格では、このマネジメントレビューの実施期間は明確に定められておらず、最低でも年に1回実施していれば特に問題にはならないのだが、私が勤めているところでは半期に1度実施している。
で…このMRだが、今回は何と社内での実施ではなく、売上が好調だったという事もあってホテルの一室で大々的に行うというイベントとなってしまった。
普通の社員でいられたなら「ふーん、そうなの?」と会社が定めた通りに参加するだけで良いのだが、私は何故か今から7年前くらいからずっとこのMRを実質的に取りまとめる役を仰せつかっていて、今回もその準備でここ2週間くらい、周辺部門の発表資料やら実施計画を纏めたりしていた。
…だが、こういう時、ほとんどの人が言う事を聞かないのである。
決めた日時までに資料作っておけと言っても作ってこなかったり、作ったはいいがいつも更新していていつまでたっても資料データが固定しなかったり…。
もうね、こういう取りまとめだけでも周辺に対して気を遣うし、毎回のようにPowerPointの使い方を説明したり、時にはグラフの作り方まで説明したり…いや、一番酷いのはどんな資料を作ったらいいのかの相談を受けたり…もうね、そんなの自分で調べろよ、と言いたい所だが、こういうのをもう何年もやっている。
…何時になったら説明しなくても作れるようになったり、期限を守って作ってきてくれるようになるのか?(-_-;)

手ぶらな人はいいね…

今回は社内ではなく、外部で実施するという事で、必要な資料データや紙資料も全部事前に作っておかないといけない。
まぁ、紙資料は社内であっても同じなのだが、何故かこの紙資料を全員分用意するのも私の仕事になっていたりする。
…説明する人が準備しろよ、と言いたい所だが、直前に資料が揃わなかったりするとマズイので、結果的に前もって誰かが責任を持って準備する…という流れになっている。
そう、その責任を持つのが私というワケ…。
責任は持つから、せめてその資料の提供だけは遅らせるなよ!と、私が各部門をせっつくワケだが、準備する側からすると、その人達が資料を準備しない事には紙資料に出来ないワケだから、資料を準備する人が遅れればその分私の仕事が遅れるわけで、結果、昨日は夜遅くまで資料準備待ちをしていた。
私の分は計画通り事前に準備しておいて、完全に待ち状態で数時間を無駄にしていたりする。ま、空き時間にする仕事もあるから仕事してるけどさ(-_-;)
そして資料がとりあえず全部揃ったら、その遅れて資料提出してきた人はさっさと帰っていくワケで、誰の為に遅くまで仕事しなきゃならんのぢゃと文句も言いたい中で、せっせと紙資料を出力、準備していたのが昨日の話。
そして今朝はそうした紙資料やデータ、プロジェクタに接続する機材から全てを私が準備して会社から持ち出していた。
…他の人は手ぶらなのにね(>_<)

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単体売りはまだなのに…

ショップPCは販売するのね…。

Coffee Lake-S搭載PC

第8世代Coreプロセッサの中でもデスクトップ向けに発表された「Coffee Lake-S」だが、発表はされてもまだCPU単体での発売は、日本国内では始まっていない。いろんな情報を集めると、どうも11月中旬以降になりそうな話のようだが、海外では一応発売はされているという。
だが、そんな状況の中、日本国内でもショップが販売するショップオリジナルPCでは、明日10月13日から一斉に発売されるようだ。
少なくとも、現在はマウスコンピュータ、サードウェーブデジノス、iiyama、Project Whiteなどがそれぞれのブランドで発売を表明している。
搭載するCPUはそのほとんどがCore i7-8700Kの最上位モデルで、一部下位CPUのCore i7-8700搭載PCが存在するようだ。
最近はメーカーPCのほとんどはノートPCへと商品の主力が移行してしまっているが、ショップブランドPCはゲームPCというジャンルでデスクトップPCを販売している。
私自信は、実の所ショップブランドPCは購入したことがない。というか、ショップが組み立てたPCは購入した事があるが、そのパーツ構成はショップ内で私が決めて、その構成で組み立てて貰ったことはあるが、当時はまだショップブランドPCという存在そのものがメジャーではなかった時代で、ほとんどの人が自作していた時代でもあった。
しかし、昨今は自作する人が激減し、かわりにショップブランドPCを購入する人が増えているという。
おそらくマウスコンピュータのCMで乃木坂46が起用されたりと、そういった事で知名度を上げている事も寄与しているのではないかと思うが、昔と違って「自分で作る」という事をしない世代になってきたというのが、ショップブランドPCを購入するという流れを生み出したのではないかと思う。

GeForceとの組合せばかり

明日発売される8700Kを搭載したショップブランドPCのラインナップを見てみると、そのほぼ全てがビデオカードとしてGeForce系ビデオカードとの組合せで販売するようだ。これはもう今の流れだから仕方のない話かもしれないが、あまりにも圧倒的すぎて、自分で組合せを考えたい人からすると、結構複雑な思いになってしまう。
最近は、目的重視で中身の性能はその目的を達成できればそれでよし、という考えで商品を選ぶ人がほとんどだろうから、イマドキのGeForce系ビデオカードを搭載していても商品としては何ら問題はないのかもしれないが、個性がないというか、面白味に欠けるラインナップだな、と思わざるを得ない。
ま、定番なんだろうから、仕方のない話だが、ほぼ全てがストレージとしてSSD(価格出M.2仕様かどうか分かれる)、1TB以上のHDD、GeForceのビデオカード(価格で1080か1070、1060と分かれている)、Windows10 HomeのOS、という組合せである。あとは容量だとかグレードが違うだけである。
もし、これらのショップブランドPCに違いがあるとすれば、ケースがブランドによってデザインが違う、という事ぐらいである。
まぁ…知識なく自作PCに挑戦するよりは、ショップがパーツを構成して組み上げて動作を保証してくれるほうが楽でいい…というのが今のトレンドなんだろうから、商品としてこうしたものが販売されるのは真っ当な流れなのだろうが、ちょっとした事ハードトラブルが発生したとき、わざわざショップのサポートを経由しなきゃならないというのも面倒だと思う。
ま、それを面倒だから自分で何とかしたい、という気概のある人は、最初から自作に挑戦したりするのだろうが、今はそういうのも専門家行きにするのが普通なんだろうと思う。

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新型Kindle Oasis

防水仕様といっても水没はある程度まで。

IPX8対応のKindle

電子書籍に対しての興味が薄れて1年近く経過したが、別段欲しくないというワケではなく、本当はあれば便利だな、とは思っている。
というのも、自分の中で本を読むという行為が最近はほとんど無くなってしまっている事実があり、せめて話題に上がる本くらいは目を通しておいた方がいいだろうな、と気持ち的に感じているのである。
なので、本当は書店に行って本を買って読む…という行為をすればいいのだが、最近はなかなか良い書店が近隣になく、そうなると結果としてネット通販に頼ったりする事になるわけだが、本というものは物理的にもなかなかにしてかさばったりもするので、結果、電子書籍が良いな、と考えていて、あれば便利と思っているわけである。
なので、一時期はKindle VOYAGEの導入を真剣に考えた事もあるのだが、どうも価格的に乗り気になれなかったりして、いつしか興味が薄れていった、という状況である。
もし、Kindle VOYAGEにもっと有効な性能が付加されていたならば、気持ちも変わったかも知れないが、ストレージメモリ8GBというだけでは、運用上も使い勝手がよくないわけで、それでは食指も動かない。
ところが、Amazon.co.jpが新たにKindle Oasisの新型を投入してきた。水没できても安心はできない今度は防水としてIPX8に対応し、ある程度の水没に耐える仕様になった。しかもストレージメモリも8GBだけでなく、32GBのモデルも存在する。
さらにスペックとしてCarta電子ペーパー技術採用の7型ディスプレイを搭載し、バックライトLEDも12個に増えている為、より均一な明るさを実現しているというからさらに良い。
問題はページ切替の速度次第だが、もともと電子ペーパーは切替が液晶パネルよりずっと遅いので、そこを覚悟して使う事を前提にすれば、十分納得のスペックになったのではないかと思う。

一体となったバッテリ

以前、Kindle Oasisが発表された時は、専用カバーにもバッテリーが内蔵されていて、そのカバーと一緒の運用で数週間の稼働を実現していた。本体だけでは、バッテリ容量は半減以下になっていたところがあり、カバーもKindle Oasisの一部のような扱いだったが、今度の新型は本体のみで数週間の稼働が可能なように改良された。
この部分は私としても歓迎に尽きる改良である。折角身軽に使える電子書籍なのに、バッテリー内蔵の重いカバーが常に必要というのは、いかがなものかと思っていた。今回の新型のように本体のみにバッテリーが集約されると、重量バランスも取りやすいわけで、素直に今回の仕様の方が一般的に受け入れられやすいと言える。
また、今度の新型はディスプレイが7型に拡大した事もあって、本体が159×141×3.4~8.3mmと一回り大きくなった。依然として筐体には薄い部分と厚い部分が存在する為、下位機種のようなフラットな感じはないのだが、重量が194gなので、見た目より軽く感じるかもしれない。
問題は価格で、流石は上位機種という事もあり、一番ロープライスのメモリ8GB Wi-Fi版(キャンペーン情報付き)で33,980円、最上位のメモリ32GB 3G+Wi-Fi版(キャンペーン情報なし)で44,980円とかなりなコスト設定になっている。
これを受け入れる事ができるなら、品質的には中々の電子書籍リーダーになると言える。

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次期メインPC計画

情報がある程度揃ってきた感アリ。

Intelで突貫

いつまで待っていても仕方が無い。
また、計画も半年単位で大きく変わる様相が見えなくなってきた。
そんな時期だからこそ、そろそろ次期メインPCの構想を計画したいと覚悟を決めた。
考えてみれば長かった。
AMDのRyzenの登場を2年近く待ちわび、結果として私の予算獲得が失敗してRyzen獲得を逃したと同時に半年後に突貫を決めたが、Intelの動きがアヤシクなってCoffee Lakeの情報が浮上し、そのウチ次のCanon LakeやIce Lakeの話が出てきたかと思えばAMDのZen+やZen2の話まで出てきて、もはや情報戦は混迷を極めた。
そこから何をチョイスすべきか?
随分と悩んだが「PCは欲しいと思った時が旬」という原則を忘れた結果がコレである。
なので、情報の動きが鈍った今こそが、それらを決める一つの時期ではないかと考えた。
そして出した結論は…結局Intelコアで構成する、という事である。
狙い目はCoffee Lake-SのCore i7-8700K、つまり6コア12スレッドを予定する。まだ価格は見えないが、私の予測では他ラインナップのCore i9等の価格から想定して4万円半ばではないかと考えている。
問題はこれに組み合わせるマザーボードで、Intel系は何かとマザーボードの価格が高いのが難点。なのでZ370チップセット品になる事は間違いないが、マザーボードそのもののグレードは保留とした。
メモリはDDR4、可能な限り総計32GBを搭載し、メインストレージはマザーボードに搭載されているm.2スロットがNVMe対応ならNVMe接続でやってみたいと思うが、このメモリとストレージは容量含めてコストと要相談という事になる。
大枠としてはこんな感じだが、もちろんその他にも考えている事はある。

ビデオカードが悩みどころ

そして一番の悩みどころがビデオカードである。
基本的にはAMDのRadeon RX Vegaで行こうと思っているが、Vega64にするかVega56にするかはまだ決めていない。
とりあえず、10月中にはサードパーティ製のVega搭載カードが発売されるハズなので、今はそれ待ちなのだが、実はここに一つだけ割り切れない気持ちがある。
AMDは既にVegaの後継となるNaviに向けて動いていて、噂では2018年7月ぐらいに最初のProfessional向け製品がローンチされる可能性があるという。
ただ、Naviは7nmプロセスで製造される予定であり、7nmプロセスが2018年7月という時期に登場するには、まだ時期が早すぎるという話もある。だから2018年7月に登場するのは7nmプロセスのNaviではなく12nmプロセスで製造されるVega Refreshではないかという話もある。
こうした噂はあくまでも噂レベルの話だが、この噂から見えてくる一つ確実な動きは、今のVegaの後継が大凡2018年の夏ぐらいには登場するだろう、という事である。
つまり、私が予定している年末~来年初めのプランから半年程度で微細化されたプロセス製造のVega搭載カードが出てくるという事である。
Vegaはただでさえ消費電力が大きいと言われているので、プロセスが微細化される事による省電力化は実に魅力的であり、それが半年後に登場するとなると、年末の段階で現行Vegaを導入するというのは、ちょっと残念な感じを受けるワケである。
…まぁ、そんな事を言っているから踏ん切りが付かなくていつまでも新PCを導入できないワケだが。

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充電ケーブル買い換え

3年使った結果がコレ…。

被覆断裂

今年、iPhoneを買い換え予定という話は、このBlogでも何回か書いてきた。
現在使用しているiPhone6 Plusを3年使い、そろそろハードウェア能力的に買い換え時期が来たかな、というのがその理由だが、実は3年使ったiPhone6 Plusの本体は傷もなく綺麗な状態を維持しており、問題が出ているのはそれに付随するパーツだけだったりする。
本体を稼働させる為に必要な充電ケーブルが実は今から半年ちょっと前に、Lightning端子の付け根の部分で、そのケーブル被覆が完全に断裂といっていいほど破けてしまった。感電しても当たり前……多分、通電している状態でこの部分を触ると、感電するんじゃないのか?(爆)
何故このようになったのか、という理由は、単に劣化したから、という理由だけではないと思っている。
ちょうどこの被覆が破けた部分を頻繁に折り曲げるが如く取り扱っていたため、結果として外周全てが破けてしまったと考えられる。
Apple純正のケーブルであっても、2年以上も使っていればこのような状態になる、という事である。
というわけで、流石にこのまま使い続けるのは危険と思い、今年買い換えるiPhoneでも使える事を想定して、ケーブルを新規に買い換えることにした。

格安Amazon製品

購入したのは、Amazonベーシックの、一応「Apple認証」取得済みのLightningケーブルである。
ハイクオリティーと記載されているが、ホントに高品質かどうかは、今後使ってみればわかる話。とりあえず、価格が790円だったので買ってみた。Apple純正だと2,000円を超える製品になるのではないかと思うが、それと同等に利用できるかどうかが今後の見物である。
また、このLightningケーブルと同時に、MicroUSBの充電ケーブルも購入した。
2本組で699円とLightningケーブルより安いというのが実にアヤシイ製品で、一応2.4A急速充電対応の5,000回以上の曲折テストをクリアした製品というが…この価格から考えてロクな品質管理は成されていないものと考えられる。
…ま、Amazon.co.jp格安品だし(-_-;)
これと合わせて、2ポートのUSBをコンセントから変換するACアダプターを購入した。
2ポート合計2.4Aの出力を可能とする急速充電対応のアダプターだが、ユーザーからの報告でコンセントの金属部分がコンセントを引き抜く時にとれたという事例報告があったため、品質的にある種「賭け」みたいなところがあるが、1,099円だったので購入してみた。これで環境改善できるか?iPhoneはもともとPCのUSB端子から充電していたのだが、MicroUSBの方はPS4のコントローラーの充電とか、いろんな用途で使用していたので、コンセントから直接電源を採っていた。
それらの充電環境がことごとく不具合を連発していたので、Lightning系、MicroUSB系を一気に見直した、というワケである。

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セキュリティソフト更新

有料を使うようになって幾星霜…。

ESET

PCを使うようになったのは、自分がまだ学生の頃からなので、もう相当昔の話。
当時はまだOSというものが一般的でない頃(歳がバレるw)で、まだ16bitのパソコンを持っているだけでも「おおっ!」という時代だった。
その時には、コンピュータウィルスなんてものは一般的でなかったし、そもそも通信というのも一部の人が草の根ネットでやっていた時代である。
それからWindows95がやってくるわけだが、それと同時に私のPC遍歴もPC-8801mkIISRからX68000、PC-9801互換機、FM-TOWNS、PowerMac9500、自作DOS/V機と移り変わったが、実際にセキュリティソフトを導入し始めたのはPowerMac9500の頃から。
何故ならその頃にISDNを使ったパソコン通信を始めたからで、初めて使ったアンチウィルスソフトはNorton AntiVirusだった。
当時のMacにおけるAntiVirusソフトの絶対的存在はNortonだったわけで、それ以外のソフトというのはまだあまり存在していなかった。それ以降、私はしばらくNorton信者(というか、それ以外の選択肢を探す事もしなかった)だったワケだが、自作DOS/V機でWindows版Norton Utilityを使っていた時、このNortonが原因でシステムクラッシュという目に遭い、その後しばらく無料のAntiVirusソフトに頼っていた。
しかし、何か被害が大きく広がったウィルス騒ぎか何かの時に、無料AntiVirusでは一抹の不安を感じ、そこで久々に有料のウィルスバスターへと切り替えた。
ウィルスバスターは当時拡大中のセキュリティソフトで、とりあえず入れておけば安心という、免罪符的に思えるソフトだったのだが、実際それで結構な年月を過ごしていた。
ところが今から5年前、今度はウィルスバスターが原因でOSがクラッシュするという目に遭い、コノ手のソフトはシステムの中核に関与するソフトだから仕方がないのか? と思いつつ、再び無料のAntiVirusにして過ごしていたのだが、年々こうしたセキュリティ問題が深刻化していく事を懸念して、3年前、当時軽量なセキュリティソフトとしてそこそこ評判だったESETを導入した。
ESETは価格も安く、それでいて軽量なセキュリティソフトで、しかも未知のウィルス検知に優れたヒューリスティック技術を導入していた事もあり、導入の敷居も低かった。価格が安いので、とりあえず使ってみようと思い、5台3年版をサクッと導入し、3年使ってみたのだが、今の所複数のPCに導入して使ったが、何一つ問題もなく、ちょくちょく届くスパムメールやウィルス関係を適時発見、駆除してくれるので、今の所何ら不満のないソフトである。

更新

いや、実はESETで一つだけ不満だった事がある。
それは更新価格より、新規導入価格の方が安いというものであった。
Amazon.co.jpなどで、コード購入できるのだが、Amazon.co.jpのセールなどで結構安く買えるのだが、それがソフトの更新価格よりも安いのである。
だから、安く使っていこうと思ったら、導入していてもシリアルNo.が変わる事を覚悟として新規に購入して登録そのものを新しいものに変えるひと手間が必要だった。
面倒と言えば面倒であり、しかも3年更新だからそうした事を忘れる可能性があったのだが、遂にそんな私にも3年経過して初めての更新時期を迎えるタイミングがやってきた。
新規品に入れ替えかぁ…とめんどくさい手続きをしなきゃならんな、と考えていたのだが、念の為に登録サイトにログインして確認してみると、何と、更新価格が変更になったのか、Amazon.co.jpでの秋セールで販売されている新規品価格とほぼかわらない価格で更新価格が設定されていた。
これは新規品価格が高くなったのか、それとも更新価格が安くなったのか…ハッキリした事は分からないが、同価格なら面倒な手続き不要な更新価格に乗るのが良いワケで、早速5台3年版を更新した。これで2020年まで継続利用である。

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