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Daily Archive: 6月 5, 2020

Navi2あるいはBig Navi

コンシューマゲーム機よりも先にPC向けが登場する?

9~10月に登場か?

AMDの次期GPUとなるNavi2と呼ばれる、RDNA2アーキテクチャを採用したGPUは、かなり前からPlayStation5やXbox SeriesXのAPUにも採用されると言われてきた。
なので、製造タイミングなどを考えた時、私はPC向けのRDNA2製品はコンシューマ機が登場してからラインナップを揃えてくると思っていたのだが、どうもそうではないようだ。
実際には、前述2種のコンシューマ機は、2020年のホリデーシーズンに登場すると言われているので、私的にはPC市場へのGPU投入は来年ぐらいからだと思っていた。
しかし実際にはホリデーシーズンに発売されるコンシューマ機よりも早い時期に、Big Naviと呼ばれるエンスージアスト達が選びそうな製品の投入が9~10月ごろになるだろう、という見方が強いようで、そうなれば夏過ぎにはPC市場ではハイエンドのRadeon製品が登場しそうである。
NVIDIAのAmpereと真っ向勝負時にNavi2と呼ばれたり、時にBig Naviと呼ばれるので、どれが正式なものなのかもよく分からない状況ではあるが、これら2つの呼び方は同じ製品群を指しているらしい。
価格的に幾らぐらいになるのかも見えていないが、少なくとも過去のNavi10やVega20よりも規模が大きいと言われていて、当然その分高性能だとも言われている。
また、RDNA2は全方位に渡って展開されるアーキテクチャなので、メインストリーム向けからエンスージアスト向けまで製品が登場する予定のようだが、一番最初に投入されるのはエンスージアスト向けだろう、との事である。
この展開の仕方は、かつてのRDNAアーキテクチャの時とは異なるパターンだが、そもそもRDNAアーキテクチャの時には、本当の意味でのハイエンド製品は登場していなかったので、RDNA2からが本気のシリーズ展開、と考えているのかも知れない。

気になる機能

さて、RDNA2アーキテクチャの製品が投入されるとなると、私からすると一番気になるのが「Fluid Motion」の可否になる。
正直、RDNA2でレイトレーシングに対応するよりも、Fluid Motionに対応して欲しいと私としては思うのだが、今以てRDNAアーキテクチャ製品でFluid Motionが非対応なところを見ると、可能性は相当に薄いように思えてならない。
以前にも当Blogで書いた事があるが、AMDの新ドライバ等を作っている部門は、ユーザーからの要望が多い機能から対応しているという。なので、全世界的にはFluid Motionの実装要望はあまり多くないのかも知れない。
ただ、当Blogに訪れる人の中には、Fluid Motionを検索して訪れている人が多いという事もわかっている。あまり声を大きく出してはいないが、対応して欲しい、と要望している人は相当数いるだろうという予測はある。
なので、AMD側がFluid Motionに対応してくれれば、NVIDIA製品への対抗馬としては一つ武器を持つ事になるので、私としてはぜひ実装して欲しいと思っているのだが…。
ちなみに現時点でFluid Motionに対応したコンシューマ向けビデオカードの最高峰はRadeon VIIである。Radeon Pro VIIも恐らくは対応しているとは思うが、そもそもRadeon Pro VIIはコンシューマ向けではないので、具体的なところは不明である。
ただ、Vegaアーキテクチャなので、従来のFluid Motion機能がそのまま動く可能性はある。
また、APUに関して言うと、コードネーム「 Renoir」のAPU、つまりRyzen4000Gシリーズであれば、とりあえずFluid Motionは動作すると考えられる。
但し、APUでのFluid Motion対応は、正規の対応方法では対応できないようなので、Bluesky Frame Rate Converter(https://bluesky-soft.com/BlueskyFRC.html)というツールを使って半ば強制的に対応させる必要があり、その他にもいろいろ試行錯誤する必要があるようである。
AMDからしてみれば、今はもう使われない技術と思って制限をかけ始めたのかも知れないが、この機能があるからRadeonを選んでいる、という人が一定数いるのも事実なので、NVIDIAではやらないこの機能をぜひとも注力して実装して欲しいものである。

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