ボイスチェンジャーソフト「Voidol」のダウンロードが大混雑している模様。
無償提供
クリムゾンテクノロジーが、6月8日に発表したのだが、昨日15日より、同社ソフトのボイスチェンジャーソフト「Voidol」を6月15日から9月15日までの3ヶ月間、Amazon.co.jpと楽天ブックスにて無償配布する、と発表した。
そして昨日、その無償配布が始まったのだが、Amazon.co.jpの商品ページでは不具合により配信されず、楽天ブックスではアクセスが集中した事でページそのものが表示されないという状態が続き、事実上配布されていない状態になってしまった。
クリムゾンテクノロジーとしては、アクセス過多が原因として、時間を空けてアクセスしてほしいというお願いを公式ページにて掲示しているが、このアクセス過多がいつまで続くかは昨日の段階ではまだわからなかった。
本日、私が公式サイトのリンクから商品ページにアクセスしたところだと、Amazon.co.jpではまだダウンロードできる状態ではなかったが、楽天ブックスではリンクをクリックできる状態でページが表示される状態だった。
一日経過した事で、多少は落ち着きを取り戻した、というところではないかと思う。
クリムゾンテクノロジー Voidol
https://crimsontech.jp/apps/voidol/
配信者なら試してみるべし
ボイスチェンジャーに関しては、私も過去に記事を書いたが、私は最終的にはハードウェアであるRoland「VT-4」を購入した。
当時、ソフトウェアでボイスチェンジができるものがあるにはあったのだが、そのタイムラグからハードウェアの導入という流れを選んだのである。
VT-4は現在現行機種で、当時はまだ出始めだった事から、その前の機種であるVT-3が高騰、品切れ続出という状態だった。当然VT-4も入手が難しかったのだが、私の場合上手い具合で入手する事ができた。
結局、その後あまり使う事もなかったのだが、ハードウェアであるVT-4のボイスチェンジ性能は凄まじく、ほぼタイムラグを感じる事なく声を変えることができる優れモノだと感じた。
Roland VT-4
https://www.roland.com/jp/products/vt-4/
その記事を書いたのが2019年1月末だったので、既に1年半ほど時間が経過しているワケだが、今回無償提供された「Voidol」は、2019年8月に発売されたもので、言語情報を保ちながら話者の声質のみを変換する統計的声質変換法を用いたもの。つまり新しい仕組みでボイスチェンジできるソフトウェアとして登場した。
この1年でPCの半導体性能も向上している事から、ソフトウェアだけでもサンプリング周波数は44,100Hz/16bitで処理遅延は100ms以内という性能を持っているようで、使い勝手は向上しているのではないかと思う。
私は試していないが、無償提供されているので、気になる人は試してみるところからはじめてみるのが良いかも知れない。
VT-4、どうするか…
結局、私は購入したVT-4をそのままお蔵入りさせていて、今は箱にそのまま収められた状態になっている。
使いたい人もいるだろうなぁ、とも思わなくもないが、売却するか、となればどうしようかと迷う自分がいて、使わないのに迷うとかオカシイだろ、と自分でも思う。
ただ、全く使わないか、となるとWebミーティングをしている自分からすると、持っていて使うと面白い事があるかも、と思っている自分がいて、それならば使ってみるか、という気もしている。
以前、使ってみた時に記事にも書いたが、コイツ単体でオーディオインターフェースとしても使えるので、AG06を取り外してもそのまま使用する事ができるが、VT-4のマイク出力をAG06に繫いでも使用する事ができる事はわかっている。
なので、後は使うタイミング次第なのだが…折角持っているので、ちょっとしたWebミーティングで使ってみるのも面白いかも知れない。
しばらくコッチの方面を疎かにしていたので、以前の記憶を紐解いたが、結構挑戦的な事を私もしていたんだな、と改めて思った。
その余裕が今あるのかと考えて見るが、こういうのはあるのかどうかではなく、余裕を持つ事に意味があるんだろうなと。
私自身、もっと能動的になる必要があるのかもしれない。