Angel Halo

感染後の今後を考える

感染症のリスクを考えた今後の生き方。

救われた家庭

母と私がインフルエンザに感染した。
これにより、自宅介護において外部サービスを利用していた我が家は危機に瀕している。
というのは、感染症であるインフルエンザが感染する可能性がある以上、そうした外部サービスの人達はその規定からサービスの履行が出来なくなるからだ。
今まで外部サービスに頼ってきた私からすると、それらがアテにならないとなると、本当にピンチであり、僅か5日ほどとは言え、生活が困難に陥る。
食事に関しては私で何とかなる。
それは用意出来るものが限られるとはいえ、平日でも近しいことをしているからだ。
だが、母の排便などの世話となると、そこに経験や技術などはなく、やり方を一度見せて貰ったからと言ってすんなりと出来るとは言えない。
とりあえず、本日は私が確認だけを行ったところ、排便の処理の必要性はなかった。
ある意味、助かったと言える。
だが、明日はどうか?
もし明日がなかったとして明後日は?
どう考えても、インフルエンザ隔離期間を全て何もなかったと言えるはずがない。
この心配をずっと続けていた矢先、訪問介護サービス、つまりヘルパーさんの事務所から電話がかかってきた。
どうも、訪問介護サービス先の担当者は、私がそうしたことが出来ない、ということを理解していたようで、明日からどうするのか? という話を切り出してくれたのだ。
当然だが、私は助けてほしいと伝えた。食事は私ができるとして、せめて排便処理だけでも、と。
すると、感染症対策をした上で、排便処理のみなら人材を派遣する、と言ってくれた。
正直、これほどありがたい話はなかった。
時間にして30分足らず。だが、それが一日に一度あるだけで全然違うからだ。
とりあえず、処理になれている人が着てくれるとのことで、この話が纏まった後に、ケアマネージャからも電話がかかってきた。
そこでとりあえず隔離期間中のサービスの予定を組み直し、何とか乗り切る算段が付いた。
いや、マジで助かった…。

ワクチンの必要性

毎年、インフルエンザに罹ることがなかった我が家では、ワクチンを打つという習慣がない。
私もあまり積極的に外に出るタイプでもないし、母も介護になる前から外によく出るタイプでもなかったし、まして介護状態となった今ではなおのことである。
だから今年もワクチンは打たなかった。
だが、今年は今までなかった状況に陥った。今回、インフルエンザを我が家に持ち込んだのは母ではないかと予想している。
こんなことを憶測で言うのはダメなのだが、私の会社は対コロナの一貫として未だにマスクをすることが義務付けられていて、私自身もそれに倣って外に出る時や外の店に行くときも含めてマスクを着用している。
母も基本的にはマスクをしているのだが、デイサーバスに行った時でどうしているのかが分からない。
デイサービスなどでも気をつけてはいるとは思うが、不特定多数が集まる先でどのようなことが起きているかが想像できない。
もし私が持ち込んだとしたなら、まず私が感染し、その後母に遷ったことになるが、発症は母がでサービスに出かけた翌日であり、私はさらにその翌日に発症した。
その経緯から考えて母が持ち込んだのではないかと考えた次第だ。
だとして、今後は今までの慣習のように遷らないと高を括るのではなく、ワクチンの必要性は考えねばならないだろう。
来年からは予防に努めねば…
誰が悪いとかではなく、また自分が持ち込むことだけでなく、母が持ち込む可能性も考慮し、警戒すべてきである。
今回の一件は教訓としか言いようが無い。

Continue reading…

家庭内の危機

インフルエンザに罹った母とその介護をする私。どう考えてもインフルエンザが遷るだろ。

私も発熱外来へ

昨日、母が発熱外来に罹り、結果インフルエンザA型の陽性反応が出た。
となると、当然だが私も非常に怪しいわけだが、その兆候はその日の夕方に出始めた。
私も熱が38.6℃になってしまい、これは検査などしなくても間違いなく遷ったなと分かったのだが、インフルエンザの治療薬の処方箋を貰う為には発熱外来に罹らないといけない。
というわけで、土曜日ではあるものの発熱外来に罹った。
検査する際、いつも罹っている病院ということもあり、検査する看護師がよく知った人だった。
私が蜂窩織炎(実際にはその手前)で足が腫れ、熱をよく出すことを知っていたのか、検査の際に「今日も足が腫れた?」と聞いてきたので、母がインフルエンザに罹ったと伝えた。
その看護師は私の母が介護状態にあることも知っているので「それじゃ遷ったかな…」といいながら私の鼻に検査キットを入れてきた。
鼻孔の奥をグリグリされるこの感覚はキツイ…
この検査、正直いつやってもキツイのだが、もっと手軽な方法はないのだろうか?
とりあえず、検査結果は45分後に医師から連絡があるというので、結果が出るまで待つ事に。
45分後、スマホに担当医から連絡が入ったが、予想通りインフルエンザA型が陽性だと告げられた。
処方する薬が3種類あると言われ、1つは吸引する薬で一回吸引すれば5日間は解熱剤で要するを見るという薬。もう一つは吸引する薬で一日1回吸引するという薬。そしてもう一つは錠剤で朝夕の食後に服用するという薬である。
正直、私はインフルエンザの薬と言えばタミフルと思っていたので、吸引する薬、しかも度吸引すればそれで終わりという薬があるという事は全くしらなかった。
ただ、吸引する薬は、上手く吸引できるかどうかが全てなので、ここは安全策を採って錠剤を貰う事にした。

インフルエンザと介護

母も、そして一日遅れで私もインフルエンザ陽性という事態となり、我が家の介護事情は危機を迎える事になる。
とりあえず、今日は訪問ヘルパーさんが何とか来てくれて、排便処理の仕方などを私に教えてくれるとのことだが、とりあえず見てみるしかない。
私が発熱外来から戻ったあと、お昼頃にヘルパーさんがやってきた。
ヘルパーさんは一応最低限の感染防止策をして家に入ってきたのだが、危険なことをお願いしているという感覚はもちろんある。
申し訳ないと思いつつも、いつもやっている排便処理を見せてもらいながら確認した。
今日はたまたまそんなにヒドイ状態ではなかったので、簡単に終わってしまい、正直、ヒドイ状況の時に私が対処できるのか? という疑問しか生まれない。
しかも今日のその簡単な処理にしても、実際問題、私が一人でやったとして、上手くできる自信はまったくない。それほどまでにヘルパーさんは手慣れているということであり、さすがは本職だということである。
やり方はとりあえず分かったが…正直自信がない。
インフルエンザが一段落するまで、どうにかできるだろうか?
不安しかないな。

Continue reading…

インフルエンザの恐怖

自宅介護をしている者にとって、これは由々しき事態だと思い知った。

母が感染した

昨日の午後3時、仕事中に私のケータイが鳴った。
訪問介護のヘルパーさんからの連絡で、母が38.8℃の熱があるという連絡っだった。
その時は、また母の尿路感染症の前触れで熱が出たのかな、と思い、とりあえず熱がある事を承知の上で、ある程度の熱対策だけしてもらい、そのままにしてもらった。
ところが夕方5時過ぎにも電話がかかってきて、またしても38℃の熱がある、という内容だった。
一時的な発熱ではない、という事が判ったのだが、正直、この段階ではどうする事もできないので、私は即座に自宅に戻り、母の発熱対策を採った。
状況が状況なので、翌日である今日、発熱外来に罹る事にした。
母は車椅子なので、本当なら介護タクシーを使いたいのだが、介護タクシーは発熱外来の時のような車内で待機し、検査をするような状況はできないと言われているので、私は母を自分で担ぎあげ、自分の車の助手席に乗せ、発熱外来に罹った。
ある意味、家庭の危機である
そして…検査の結果、コロナは陰性だったものの、インフルエンザA型が陽性と出てしまった。
ここ数十年、私も母もインフルエンザになど罹った事はないのだがついに来てしまったのである。
感染症という事もあり、ケアマネに事実を伝えたところ、訪問看護師も訪問介護士も基本的に派遣できない、と言われてしまった。
…コレ、どうするの?
私が全部一人で介護する事になる?
自宅介護の本当の怖さを知った瞬間だった。

さらに私まで

問題はそれだけに留まらなかった。
夕方4時頃、私自身も38.6℃の熱が出始めたのである。
介護という事を自宅でやっている以上、私自身が感染するのはもう当然と言わざるを得ない事かもしれない。
私自身、体の動きが鈍くなり、寒気はする、咳は出る、鼻水は出ると、とても介護できる状態ではない状況で、重い体を無理矢理に動かして母の世話をするしかない状況となった。
とりあえず、私も発熱外来に罹り、インフルエンザが陽性かどうかを確認する必要がある。
明日の予定はこれで決まったようなものである。

Continue reading…

ヒートテックを初めて買った

吸湿発熱繊維という分類のものを初めて買った。

2000年ごろから存在していたが

我が家は衣食住のバランスが著しく悪い。
特に衣料にかける費用が異常もと言えるぐらいに低く、年中通して同じようなものばかり来ているような家であり、私自信も着飾るという事もないので、日常生活でそれで困った事はあまりない。
そんな家で育ってきて生きてきていると、衣類の新しい製品を取り込むという事もあまりなく、ヒートテックなる存在が以前から存在していた事は知っていても、今までそれを積極的に購入する、という事もなかった。
調べて見ると、ヒートテックのような吸湿発熱繊維と呼ばれるものが世の中に登場したのは2000年ごろらしいが、ユニクロのヒートテックが市場に出回りはじめたのは2003年の事らしい。
という事は発売してもう20年が経過しているわけで、おそらくヒートテックと同じような吸湿発熱繊維を利用した他メーカーの製品も似たような次期に発売されていると考えるのが正しい。
吸湿発熱繊維の衣料が世の中に登場して20年も経過しているのに、我が家ではそれを導入してこなかったという事実にも愕然とするが、そもそも私は以前、そんなに寒がりではなかったというのも導入してこなった理由である。
ところが、ここ数年、私の体が変わったのか、妙に寒がりになってしまい、昨年は携帯カイロで凌いできたのだが、今年は寒暖差が異常に激しいのか、寒さに耐えきれず、ついについにヒートテックを買ってみようという気になった。
それに、ヒートテックは本当に暖かいのか? という疑問もあった。一応、テクノロジー的なものは好きなので、吸湿発熱繊維という繊維が存在していた事は知っていて、その理屈も知っていたが、実際はどうなのか? という疑問来もあった。
なので「試してみよう」という好奇心が後押しした側面もある。

ホンモノを買う

衣食住バランスの悪い私からすると、この発想は今まで余りなかった傾向である。
で、いざ買うとなった段階でネットでいろいろ調べて見ると、結構いろんなメーカーから製品が出ている事を知る。中には国産ではない格安製品もあり、ホントに機能するものなのか? という疑問を感じるものもある。
なので、ここは確実に問題のない製品を選ぶしかないと考え、本家ユニクロのヒートテックを購入する事にした。
ま、ユニクロでなくても、イオンのヒートファクトでもよいのかもしれないが、ユニクロが一躍有名にしたヒートテックならば間違いないだろうという知名度で選択した。
この手の製品は、体に密着した方が効果が高いというが、そもそも着られないと困るので、いつもの自分のサイズを選択、色は汚れが目立たないダークグレーを選択した。
ハイテクでもないのにハイテク感を感じるのは私が遅れているから…
ちなみにヒートテックは暖かさで3種類あり、今回購入したのはもっとも暖かくなると言われている超極暖「HEATTECH Ultra Warm」を選んだ。

Continue reading…

iPhone16の噂

まだiPhone15シリーズが発売されて2ヶ月が過ぎたというのに…。

Proでも5倍ズーム

iPhone16の噂がもう飛び交っている。
次のiPhoneは、普通のProモデルでもカメラは5倍ズームを搭載するりという話が、韓国メディアのThe Elecから発信されている。

その話によると、Appleは折りたたみズームモジュールのサプライヤーとしてLG Innotekを追加したようで、そのモジュールの製造情報からPro MaxとProの両方分のモジュールを確保したらしいとの事。
もともと、この手の情報源となる事の多いAppleアナリストのミンチー・クオ氏も、数ヶ月前にProモデルはサイズに限らず5倍ズームになるという話をしていた。
しかも、まだハッキリとはしていないが、Proのサイズが若干大きくなるという話もあった。
このサイズが大きくなる理由が、テトラプリズムヲ搭載するから、というもので、6.1インチの液晶サイズが6.3インチ程度になるのではないか、という話だった。
Apple製品は、新しい製品が発表になり、実際に発売された直後には、もう次の機種の噂が出たりするのが当たり前になってきているが、それは新型に期待していた部分が物足りなかったり、或いは問題がクローズアップされるからだ。
最近では普通の技術らしいが、良く出来た技術だと思うiPhone15は、Pro MaxとProで今まで機能は同じだったものが、機能的に差別化された事で、今までProを購入していた人がPro Maxにすべきかどうするか、大いに悩んだという人が多いようで、次世代機に期待する人が多かった事も、噂が早めに出てきた理由なのかもしれない。

熱問題

また、iPhone16に期待する理由はやはり熱問題がある。

当Blogでも以前に書いたが、iPhone15 Proはとにかく熱によって性能が制限されている可能性が高い。
これはApple自身も理解していて、今現在グラフェンという新素材でサーマルシステムを構築する事を検討しているという。グラフェンは現在のヒートシンクの銅よりも熱伝導率の高い素材だという。
また、上位のPro版ではバッテリーシェルも金属製にする事を検討しているようで、これはApple Watch Series 7で実績がある対策。
動作の安定もさることながら、持っているパフォーマンスをさらに引き上げ、ライバルと差を付ける事を目指していると考えられる。
とにかく、この熱問題は全てにおいて問題の種となるので、Appleとしてはおそらくは最優先事項で対策に乗り出していると考えられるが、問題はグラフェンを導入した時のコストがどうなるか、また金属製のバッテリーシェルを使用した事でどれだけの重量増になるのか、といったところが課題として出てきそうな感じではある。
…チタンを採用したにも拘わらず、それでいて重量が戻ってしまいました、ではあまりにも残念な結果でしかない。

Continue reading…

AM4コア、再び?

AM5が登場して1年が経過しようかという時に、AM4の新型登場?

8コア16スレッド

Ryzen7 5700X3Dが来年登場するかもしれない。
もうAM4からAM5に移行してから1年が経過しようとしている今の段階で、またしてもAM4の新型が発売という、トレンドを逆行しそうな話が出てきている。
発売されるのは、3D V-Cacheを唯一搭載していたRyzen7 5800X3Dの弟分ともいえるRyzen7 5700X3Dで、おそらくRyzen7 5800X3Dとは動作クロックが遅いという事とそれによって消費電力が低いといった違いしかがないのではないかと考えられる。
ゲーム性能以外の効果の発揮の仕方はないのだろうか?おそらくTDPはAM4の上限である105Wではないかと予想するが、もともとのRyzen7 5700Xは65Wだったので、もっと低い電力で3D V-Cache搭載コアを動作させる可能性もあるかもしれない。
省エネという意味ではRyzen7 5700Xは非常に良いスコアを出すコアだったので、できればTDP 80Wくらいの3D V-Cache搭載コアにすれば、パフォーマンスも省エネも満足できる良コアになるのではないかと予想する。
ちなみに、さらに下のグレードであるRyzen5 5500X3Dも予定されているとしていて、こちらはコア数などはRyzen5 5600X3Dと同等でそれよりもクロックと電力を絞ったものになるのではないかと予想される。
未だAM4環境でPCを動作させている人には、ちょっとしたアップグレードパスになるのではないかと思う。

Ryzen 8000Gシリーズ

AM5では、いよいよデスクトップ版APUとも言える、Ryzen 8000Gシリーズが登場するとされる。
基本的にコードネームはPhoenixをベースとしたもので、Zen4コアにRDNAアーキテクチャのGPUを組み合わせたものになるのだが、PhoenixにはPhoenix 1とPhoenix 2という2種類が存在し、CPUコアであるZen4の内容に違いがある。
フルスペック版で考えると、Phoenix 1は、Zen4を8コア、RDNA3 GPUを12CUで構成するが、Phoenix 2はZen4を2コア、Zen4cという縮小版コアを4コア、RDNA3 GPUを4CU搭載したものになるという。
後続にPhoenix 3やPhoenix 4も予定されているという話もあるが、それらについてはまだまだ未知数である。
で、今回ある程度見えてきたのは、前述したRyzen 8000Gシリーズだが、これもPro版と non-Pro版に分かれていて、それぞれ仕様が細かく分かれているようだ。
Phoenix 1ベースのRyzen7 8700GとRyzen5 8600G、そしてそれらのPro版、さらにRyzen Pro7 8700GEとRyzen Pro5 8600GEが存在し、同じ構成でPhoenix 2ベースの製品が予定されているという。
注目なのは、Phoenix 1ベースのもので、搭載するRDNA3 GPUが12CUも搭載されているというところである。
APUの中では抜群のiGPU性能になる事は想像に難くない。Ryzen7 8700GがRyzen7 5700Gの最大2.5倍の性能を叩き出した、なんて話もある。
APUでPCを構成している人は、期待してもよいのかもしれない。

Continue reading…

ATOKの更なる進化

ATOK ver.34が来年2月に実装される。

ATOK Passport

私はATOKをかなり長い間使用している。
おそらく、私が最初に使用したのは2007年くらいからではないかと思う。ATOKが一太郎の内容物でなく、パッケージ販売された最初のバージョンである。
当時から、PCによる日本語入力に不満を持っていた私は、一太郎に搭載されているIMEの賢さが欲しくて、ATOKを単体で導入した。
効果はテキメンで、恐ろしく正確な変換をビシバシ決めてくるIMEとの出会いに、私はもうATOKなしでは居られなくなった。
初期の頃は、私も毎年発売されるATOKを毎年買い替えるという事はしていなくて、おおよそ3年に一度くらいのペースで買い替えていた。
それが毎年になったのは、優待価格で購入できるようになった時くらいからで、AAA優待パッケージを1万円程度で購入できるようになった事がキッカケだった。これで大凡月額1000円程度での運用になると考えた結果だった。
だが、その後ATOK Passportという定額制のサブスクリプションが登場し、当初はサブスクリプションを嫌っていたのだが、価格的にATOK Passportの方がオンライン辞書がついてきてそれよりも安いという状況に、いい加減乗り換える事にした。それが2015年の事である。
その後は継続してATOK Passportで使い続けているが、普通のアップデートで常に最新版が利用可能になっている。
手間を考えれば、結局サブスクリプションの方が楽だった、という事だが、これはおそらく時代がそうさせたという事だろうとも思う。何しろ、今ではATOKのパッケージは販売されなくなり、ATOK Passportのみになったのだから。

最強の日本語変換IME

私が思うに、ATOKは最強の日本語変換IMEだと思っている。搭載されている変換エンジンが異常なまでに優秀というのもあるが、その予測変換の多彩さにも驚きがあるからだ。
以前実装された予測変換のウチの一つに「ナントカ変換」というものがある。
これは「なんとかしんかんせん」とか入力してTABキーを押すと、変換候補に「東海道新幹線」とか「東北新幹線」とか「九州新幹線」といった変換候補がズラリと並ぶ機能である。
つまり、具体的に変換名称を知らなくても、憶測で「なんとか」と付けて入力して変換すると、辞書にある想定できる候補が勝手に出てくるのである。
で、今回の最新ATOKでは、打ち間違えた言葉を推測して正しい変換を出すだけで無く、ついに今までの文脈を読み取って、考え得る正しい変換候補への変換を実施してくれるようにまで進化した。
例えば、入力した文字が「すいこう」だったとして、今までの文脈が思考する内容だと「推考」と変換するが、行動するような内容だと「遂行」という変換になる。ここまでは今までの入力が正しい場合の対応だが、もしこれが間違えて「たいこう」と入力していたとしても、文脈の前後を見て正しく「すいこう」を予測し変換するようになった、という事である。
より進化した最強の日本語IMEただのミス防止機能ではなく、予測変換でもない。
複合的な人のミスらしいミスを自動で修正できるようになったのが新しいATOKである。

Continue reading…

大掃除を少しずつ

12月に入ったので、できる事から少しずつ…。

一人でやるのだから

師走と呼ばれる時期になった。
師走とは、意味としては諸説あるが、師とは僧侶(お坊さん)の事で、そうした僧侶でさえ走り回るくらい忙しい月、という意味らしい。
特に昔(相当な昔)は、各種の支払いが全てこの12月という月に集約されていて、その支払いの為に忙しい日々を送る、という事が多かった事から、そう言われたのだろうとは思う。
今でこそ、各種の支払いはその時に支払っているが、昔はお盆の頃や年末に一括して支払うというのが当たり前で、それを現金掛値なし、といった即時支払いにしたのが、三越だと言われている。当時としては革命的なビジネスモデルだったようで、適正価格での買い物ができるという事が大きくウケたようである。
ま、さておき、とにかく師走である。
年末には大掃除というイベントが起きるわけだが、我が家では動ける者が私しかいない事から、本格的な大掃除ができる状況にないので、12月に入った段階で、できる範囲での掃除を少しずつ行っていく事にしている。
家事を一人で全てするという事は掃除も一人だという事である
昨年も同様の事を行ったのだが、基本掃除の対象は台所が中心で、水周りの部分が対象である。
私の部屋の掃除は…まずモノを減らさないとできないので、いつも後回しになっているのだが、来年こそはモノを減らそうという気持ちではある。気持ちでは…。
で、本日はその台所の掃除を少し行った。

換気扇まわりが中心

台所というと、基本はシンクまわりの掃除が中心となると思うのだが、我が家ではシンク周りは実はあまり汚れていない事が多い。
というのは、私が毎日排水口の掃除をしている事から、掃除用の洗剤を使ってぐるっと掃除すればそれでシンクの掃除は完了してしまう。もちろん、ピカピカに磨くような掃除となるとそれなりに時間はかかる事になるが、それでも1時間もあれは終わるので、あまり大仰な掃除という感覚が無い。
どちらかというと換気扇まわりの掃除の方が重大で、油まみれの換気扇をいかにして掃除するか? という事が問題になる。
ただ…母が介護状態になってからというもの、調理も以前から比べれば生易しいものばかりなので、換気扇が油まみれになるという事も少なくなり、うっすらと油っぽい状況になっている程度。
キッチン用の洗剤を使って、ざっくりと換気扇のパーツを掃除すれば、ほぼ掃除は終わってしまうレベルである。
あとは換気扇の周辺の壁の掃除だが、これもキッチン用の洗剤をつけたキッチンペーパーでざっと拭き上げれば、大凡油周りは綺麗になるので、それで終了である。
重度の調理を毎日するようなら、もっと手の込んだ掃除が必要だとは思うが、今の我が家ではそのレベルで換気扇の掃除は終わってしまう。
実に簡単な話である。

Continue reading…

今年のタイヤ交換

今年は暖冬という事らしいが、朝晩の冷え込みはハンパない。

スタッドレスタイヤ交換

今年もいよいよ冬の時期がやってきた。
車に乗るものとしては、そろそろタイヤ交換の時期である。
スタッドレスタイヤへの交換は、自分でやってもよいのだが、最近は何かと時間もなく、手間も避けたいという事から、業者に頼むことが増えている。
今年も何だかんだとディーラーに依頼をしようと11月下旬に電話してみた。
時期が時期だけに、12月の中頃でないと土日に交換という訳にはいかないかな、と思っていたら、その週末に空きがあるという事で、本日タイヤ交換する事にした。
スタッドレスタイヤそのものは、正直今年の冬には買い替えが必要かもしれないと思っていたのだが、前回タイヤ交換をする時にも特に何も言われなかったので、今年もイケるのかな、と思いつつ、今のタイヤを持ってディーラーに行ったのだが、何も言われずにそのまま交換となった。
…多分来年には買い替えってことなんだろうな。
とりあえず、ものの15分ほどで交換が終わり、実にあっけないと思ったが、周囲を見渡すとやはりこの時期だけにタイヤ交換の人でいっぱいだった。
今年のタイヤ交換
交換後、タイヤをじっくりと見てみたのだが…表面を見る限り、確かにまだ大丈夫そうだった。

タイヤ交換の時期

スタッドレスタイヤの交換は、二つの条件のどちらかが揃わなくなったときだと思っている。
一つは溝が亡くなった時、もう一つは柔らかさが足りなくなったときである。
溝がなくなった時に買い替えというのは、理解が早いと思う。単純にスベリ度目の利きが悪くなるからだ。
だが、柔らかさが足りなくなったとき、というのは、タイヤを販売する人たちから言われることはあっても、あまり意味として話を聞く事はないのではないかと思う。
タイヤが滑るというのは、雪や氷が溶け、水が道路とタイヤの間にできることでタイヤと道路の摩擦が弱くなって滑るのだが、この条件が揃うのは前述の溝がなくなった時と、雪などをタイヤが掴めなくなったときである。
水の膜が逃げる場所は、タイヤの溝であり、雪や氷との間の摩擦を強くするのがタイヤの柔らかさ、と考えればいい。
これらが失われることでスタッドレスタイヤの効きが悪くなる。だからスタッドレスタイヤは走行距離にもよるが5年程度で買い替えないと、効きが悪くなる。いや、正確にいえば5年でも長いくらいである。
タイヤを柔らかくすればするほど減りが早くなるし、それを長持ちさせようと硬くすれば効きが悪くなる。スタッドレスタイヤはそのバランスの中にあると言っていい。
私はこのバランスを取るために、一定のサイクルを課している。

Continue reading…

結局何も買わず…

ブラックフライデーは安いかもしれないが、必要がないものを買う必要は無い。

欲しいと必要は違う

Amazonのブラックフライデーが本日終了する。
当Blogでも、nasneに接続するHDDの話をしたりもしたが、結局は何も買わずブラックフライデーを終了するだろう事の運びとなった。
今年もやってきたセール欲しい者がないのか? と言われれば欲しいものはある。
だが、必要なモノかとなると本当に必要かどうかは結構微妙なものである。
あれば便利、と思えるものであっても、その度合いによっては必要という領域に到達しない場合もある。そうなれば、購入しなくても結局は何とかなるもので、購入したなら多少は楽にはなるかもしれないが、結局は使わなくなる可能性もなくはない。
物事はとてもシンプルで、便利になるからと言っても、そこにひと手間が入ることで結局使わなくなるなんて事が多々ある。つまり、使えば便利かもしれないが、それは必要なものというのとは違うという事である。
そう考えた時、結局ブラックフライデーで購入するものはあれば便利かもしれないが、必須のものではない、というものが圧倒的に多いと気づいた。
なので、とりあえず今回のブラックフライデーでは今まで購入した以上のものを購入するという事を辞めた。

私以外の必要なもの

母の介護に必要なもので、まだ買わねばならないものがあればと思ったが、それも大凡一段落した感じであった。介護に必要なモノは、そのほとんどが消耗品である事が多く、恒久的に使えるものは案外と少ない。
先日、体位変換クッションと食事介助用のグリップを購入したが、これはタイミングがあまりよくなかった。ブラックフライデーの今の時期に当たっていれば、多少安く買えたかもしれないが、結局母の退院に合わせて必要になったので、時期が合わなかった。
なので、ブラックフライデーのこの時期に購入が必要というアイテムがあれば良いが、結果的に何一つ合わなかったという事になる。
うーん、残念。

Continue reading…

RTX VSRの再設定

動画プレーヤーを変更したので、もう一度おさらいする。

似て非なるモノ

私がローカル動画データを再生するプレーヤーとして使用していたのは、以前はMPC-HCだった。
ところかMPC-HCが更新されなくなってしまい、さらにWebサイトの動画を直接動画プレーヤーで観たいという必要性が出た事で、MPC-BEに切替えた。
MPC-BEはMPC-HCと非常に似たインターフェースを持っていた事から、一部の使い勝手以外は問題なく使えていたのだが、今回、動画再生時に動画が固まる問題が出始めたので、動画プレーヤーを見直す事にした。
いろいろ探したが、やはり今まで使っていたインターフェースを辞められない事から、有志によって更新された有志版が作られたMPC-HCに返り咲く事を考えた。

で、最新版のver.2.1.2をインストールしたのだが、当然この状態だとRTX VSRは適用されていないので、MPC Video Renderer(MPCVR)を追加インストールした。インストールしたのはver.0.6.9.2117である。
MPCVRのインストールは「Install_MPCVR_64.cmd」(32bit版だとInstall_MPCVR_32.cmd)を管理者として実行する必要があるのだが、注意事項は「Install_MPCVR_64.cmd」を実行したフォルダがインストールフォルダになるという事。一度インストールしてしまえば、そのフォルダが無くなれば機能しなくなるので注意である。

プレーヤーの設定

インストール終了後、MPC-HCの設定に入るのだが、まずMPC-HCの設定(オプション)から「内部フィルタ」の項目を選択し、その「内部フィルタ」の「内部LAV Filtersの設定」の中の「ビデオデコーダ」をクリックする。出てきたプロパティの中の「Hardware Acceleration」の「Hardware Decoder to use:」を「D3D11」にして、その下の「Hardware Device to use:」を自分が使用しているビデオカードに切替える。
Zen4以降のRyzenを使用していると、内部GPUとしてRadeonが選べるようになっているので、dGPUを使用している場合は間違えないようにする。
その後、MPC-HCの設定(オプション)の、出力の項目を開き、そこのDirectShowの項目を「MPC Video Renderer」を選択し、その右側にある「プロパティ」を開く。
するとMPCVRの設定項目に入るのだが、ここの「Use Direct3D11」の項目にチェックを入れ、さらに「Use for resizing」と「Request Super Resolution」にチェックを入れる。
HDRの設定もこれで出来るMPC-HCの設定はこれで終了になるが、肝心のビデオカードドライバの設定も必要である。
NVIDIAコントロールパネルのビデオイメージ設定の調整内の「RTXビデオ強調」のスーパー解像度にチェックが入れれば、RTX VSRの機能がMPC-HC上の動画で有効化される。
手順としては複雑ではあるが、意味を理解すれば何をチェックしなければならないかはある程度見えてくる。

Continue reading…

Steamのオータムセール終了

オータムセールという名のブラックフライデー?

欲しいソフトはあったのだが

Amazonなどでは明日まで実施されているブラックフライデーだが、Steamではオータムセールとして実施されていて、一足先にセールが終了してしまった。
オータムセールが始まった頃から、欲しいと思っていたソフトがどれぐらい安くなるのかなど調べていたのだが「コレはっ!」と思えるほど安いと感じるソフトもなく、結果的には「どうしようかな?」と保留するに留まった。
セールはありがたいが、衝動にかられるタイトルがちょっと…世界樹の迷宮シリーズもほどほどに安くなっていたし、ライザのアトリエシリーズも安くなっていた。Final Fantasy VII REMAKEも安くなっていたし、正直、欲しいとも思って板野だが、結果的には購入する事なく、今回のブラックフライデーを終えてしまった。
何故購入しなかったのかというと、ARMORED CORE VIすらもその後全く手を付けていない状況だったから。
世界樹の迷宮などは、プレイすれば確実に進められる自信はあるが、果たしてどれだけの時間を当てられるのかと考えた時、購入する意味はあるのか? と足踏みしたのである。
以前の私なら確実に購入していたかもしれないが、母の介護が始まった今から2年弱前から、私のゲームに割く時間がとにかく減ってしまっている。
それを考慮すると、例えセールだとしても購入すべきか? と悩んだわけである。
その割に、別のセールの時にエースコンバットを買ったり、ソウルキャリバーを買ってたじゃないかと言われそうだが、今回購入を考えたタイトルは、どれも1プレイに時間がかかるものばかりを選んでいたため、今回は購入を避けた、というのが正しい言い回しかもしれない。
ただ、徐々にゲームに回せる時間が減っているのも事実で、時間が採れればFF14に注力した方が良いという判断をしてしまうのもまた然り。
とにかく、今回はセールに乗るという事はしなかった。

PC版が出てほしいタイトル

で、Steamのタイトルをいろいろと見て回っていて、ふと思った事がある。
ヴァニラウェアのタイトルがPCゲームとして発売されていないのだな、と。
個人的に、ヴァニラウェアのタイトルはもっと売れて然るべきと思っているところがあり、そのためにはプラットフォームをもっと広くもつ方がよいのではないかと思っている。
ヴァニラウェアといえば、オーディンスフィアやドラゴンズクラウンなどを開発したメーカーで、私がイチオシのタイトル「十三機兵防衛圏」を開発したメーカーである。
代表の神谷盛治氏のこだわりからなのか、コンシューマゲームばかりを製作していて、いわゆるソーシャルゲームも開発していないのだが、コンシューマ機用に開発したタイトルをPCゲームとして発売しても良いのでは? と私は思うのだが、残念ながら未だ1作もPCゲームとして発売していない。
ヴァニラウェアはあくまでも開発メーカーで販売までを手がけるメーカーではない事から、そうした販売を手がけるメーカーとの関係でPCゲームとして発売できないのかもしれないが、正直もったいないと私は思っている。
十三機兵防衛圏がPCでプレイできたら…と思うと、とても残念極まりない。
今回のブラックフライデーでは、Nintendo Switch版の十三機兵防衛圏も50%OFFのセールになっているようだが、正直これは購入を迷っている。
ただ、前述したように私自身のゲームに割ける時間が少なくなっている事を考えると…これも私の希望先行の話でしかなく、購入できるかはまた別の話になってしまうのかもしれない。

Continue reading…