Angel Halo

iPhone X

多分、今日はこの話題がとても多いと思う。

新型iPhone、発表

先日もこのBlogで新型iPhoneの話をしたが、いよいよAppleから公式に新型iPhoneが発表された。
発表されたのは、最上位機種のiPhone X、iPhone8 Plus、iPhone8の3機種で、もちろん一番注目されているのは最上位機種のiPhone Xである。実際驚くほどのものじゃないような気もするiPhone X(Xはテンと呼ぶ)が注目されるのは、搭載している液晶が前面全てに渡っている事と、そのパネルがOLED(有機ELパネル)だという事…のみならず、個人認証だったTouch IDから3D顔認証のFace IDになった事、Wireless充電に対応した事、その他、iOS11に適した形であらゆる新要素が追加されている事に尽きる。
このiPhone Xの一番の問題は、その価格にあると言える。
64GBモデルが999ドル、日本円にして121,824円(税込)で、256GBモデルになると140,184円(税込)にまで跳ね上がる。
しかも、今回のiPhone XはWireless充電に対応した事で前面だけでなく背面もガラス製となり、落とした時の被害が甚大になる。そこでApple Care+に入ろうとすれば、22,800円の追加費用が発生する。そうした全ての部分でiPhone Xは価格が従来モデルのさらに上に設定されている。
ハイエンド…言ってしまえばそれまでだが、性能だけでなく費用までもがハイエンドになってしまっているのが、iPhone Xの最大の問題と言える。

ホントに高性能?

ただ、私的にはiPhone Xが高性能という事に関して多少疑問に思う部分もある。
同時に発表されたiPhone8系もその仕様を比較すると性能的に大きな違いがないように見えるのである。

Apple(公式) iPhoneのモデルを比較する
https://www.apple.com/jp/iphone/compare/

この比較を見ると、ディスプレイ周りは流石に大きな差があるが、同じCPUを搭載しているし、カメラに関しては背面はiPhone8 Plusと同等(但し望遠側のF値に違いがある)で前面はTrueDepthカメラとFaceTime HDカメラの違いはあれど性能的にはほぼ同じ(一部ソフト的機能が追加になっている)だし、驚く程の違いが見当たらない。
ベゼルレスであるとか、OLEDディスプレイであるとか、Face IDであるといった部分を重視していない人からすれば、iPhone8系でもびっくりするぐらいの性能差はないように思える。
結局、iPhone Xの凄さというのは、機器の処理能力云々よりも、新しい体験に全てが集約されていて、それらを体験できるデバイスが搭載されていない事が、iPhone8であっても旧世代機と同等という位置付けになっているように思えてならない。
従来と同様の操作体系を求める人であれば、iPhone8系の方が多分馴染みやすいハズだが、Appleはさらにその先を見据えた所にiPhone Xという存在を置き、(見方によっては)強引に従来のスマホとの差別化を推し進めてきたように思える。

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太陽フレアの影響

起きる前は凄い事になっていたが…。

黒点爆発

9月6日、太陽に発生した大きな黒点周辺で大規模な爆発現象が起きた。この爆発の事を太陽フレアというが、この太陽フレアによって膨大な電磁波が地球に放出され、高エネルギー荷電粒子が地球に到達、その影響であらゆる電子機器に影響が出るという話で、爆発前にはちょっとした話題になった。地球を飲み込む大きさの太陽フレア太陽フレアが大きければ大きいほどこの影響は大きく、今回はあらゆる電子機器に影響を与え大事件になるのではないか? なんて話もあった。
そして9月8日には、実際にその電磁波が地球に降り注いだわけだが、9月8日、私は普通に生活をしていた記憶しか無い。
実際には、GPSの誤差が最大で3倍ほどに増大していたようで、通常は東西南北方向で±2m程度、上下方向で5m程度の誤差の所、9月8日には南北で±7m、東西で±3m。上下方向で±15mの誤差にまで増加していたという。
…だが、それでも私は普通に生活していたし、別段問題となるような状況に陥る事はなかった。
もちろん、世界のあらゆる地域で影響は異なるだろうが、私が見聞きしている限り、世界中で今回の太陽フレアによって大問題が発生した、という話は聞いていない。
にも関わらず、事件発生前はまるで電子機器に頼る現在の生活の壊滅的事件が起きるぐらいの話が行われていたわけだが、さて、何故そんな大それた話にまで膨れあがったのだろうか?

太陽の影響

地球に住む人間にとって太陽の影響は計り知れない。
特に四季と呼ばれる日本に住んでいるとよく分かるが、地軸がたった23.4度傾いているだけで、夏と冬の寒暖差が生まれる(実際はそれだけの影響ではないが…)。
実際、太陽から与えられる光量、熱量、放射線量で、地球上の生活環境が激変するワケで、その影響の大きさは侮れないものがあるのだが、今回の太陽フレアの影響は、そうした地球における太陽の影響を考えた際に、起こり得る影響を最大限に過大評価した結果、あのような大きな話に膨れあがったのではないだろうか?
実際は、思った程ではなかったのかもしれないが、今まであまり経験してこなかった事だけに、最大公倍数的な表現になったと考えられる。
実際、太陽フレアの大きさは通常1~10万km程度あり、その威力は水素爆弾10万~1億個相当という話を聞くと、確かにその影響は大きなものに違いない、と考えても無理のない話である。まして今回は通常の太陽フレアの1,000倍の規模になるという話であればなおのことである。
現在の人間社会は、高度に電子機器がサポートする世界だけに、そうした機器に電磁波が影響を与える事を考えると、こうした心配が大きくなるのも理解する事はできるが、あまりにも大きく騒ぎ好きたように思えてならない。
もし、実生活に影響があったよ、という人がいたら、どんな影響があったのか教えてもらいたいぐらい、私には何ら影響はなかった。
GPS以外に、どんな影響があったのだろうか?
ネットで調べて見ると、どうも発生した太陽風の影響で低緯度地域でもオーロラらしきものが観測されたらしい。実際、オーロラとは言い難くでも空が明るくなるような現象が発生し、なんと北海道でもそうした現象が観測されたという。
…結局、現時点ではそれぐらいの影響のようである。

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進化の早いスマホ

最近、iPhone6 Plusでも遅く感じる。

使い始めて3年

私が今使っているのは、iPhone6 Plusである。今から約3年前に購入したもので、昨年iPhone7シリーズが発表された時に乗り換えるかどうしようか悩んだ結果、そこで切り替える事なく、今まで使い続けてきたものである。
正直、この3年でここまでARMコアなどの性能が向上するとは思っていなかった。
いや、正確に言うならば、おそらくARMコアそのものは劇的進化という感じではないのだろうが、マルチコア化、しかもヘテロジニアス(異種混合)で進化して現在の性能まで達するという事が予測できなかった。
現在、ARMコアを搭載しているスマホ系コアは、重量級コアを4つ、軽量級コアを4つという8コア製品が最上位モデルで存在しているという。
つまり、処理の内容によって使用するコアを変え、軽い処理の時には軽量級コアを使用して消費電力を抑えるという方向に持って行っている。
こういう使い方でスマホの性能が格段に上がり、使いやすくなってきただけでなく、そこに搭載されるGPUもより高度化し、現在ではPC顔負けの処理を可能にしている。
グラフィックスで言うならば、フルHDを超える画素数でありながら、ポリゴンキャラを複数人をバリバリ動かしても難なく動作させるだけの性能をあの小さな筐体に収めている。
スマホを見ていると、PCの進化がとてつもなく遅く感じる程である。
現在のそういう進化を見ていると、流石にiPhone6 Plusの性能はそろそろ最近のトレンドに付いていくのは厳しいかな、と感じるようになってきた。
これが正常な考えなのかどうかは、自分でもよく分からないが、周辺事情を見ていると、スマホは今以て性能向上が進み、PC以上の速度で進化し続けているようである。

新型iPhone

今年発表されるiPhoneは、搭載するコアが遂にA11とナンバリングされると言われている。
iPhone6 Plusに搭載されているコアはA8だったから、そこから簡単に考えても3世代新しいコアという事になる。
一つ前のA10コアは、重量級コア2つ、軽量級コア2つの4コア構成だと言われているが、今回のA11は漏洩したベンチマークスコアを見る限りA10よりシングルコアで1.3倍、マルチコアで1.4倍という性能向上と考えられている。
A11の性能はA8と比較するとシングルコアで3.1倍、マルチコアで3.2倍の性能向上を果たしている。
性能に大きな差が出てくるのは当たり前といった結果である。
面白いのは、シングルコアの性能向上幅とマルチコアの性能向上幅がほぼ同じだという事。
つまり、ヘテロジニアスマルチコア化を進めた結果で性能向上した、というだけではないという事である。
これぐらいの性能なら、買い換えた方がいいかな、と考えてしまうところだが、問題はその価格である。
今回、発表されるiPhoneは上位機種と下位機種に分けられるようだが、上位機種(iPhone Xという名になるのではないかと言われている)になると日本円で11万円から…というプライスが予想されている。
搭載するストレージ容量によってはさらに上の価格が存在するという事なのだが、ココまで来ると電話という媒体ではなく、まさにモバイルPCといった価格構成である(いや、PCならもっと安い機種もあるが…)。

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Venova

ホントはDTM機器ではないのだが…。

新感覚の管楽器

9月に入ったらこのネタを書こうとずっと思っていたのだが、ちょっと失念していたので、今日書く事にした。
YAMAHAから8月30日に、新感覚の管楽器が発売された。
その名は「Venova(ヴェノーヴァ)」といい、リコーダー感覚で吹くことができるサックスのような音色の楽器である。
実際、サックスを吹こうと挑戦したものの、諦めてしまった人というのは意外と多いらしい。というのは、吹くためにはそれなりの技術が必要で、当然だが相当な練習を必要とする為、そこで挫折する、というのである。
だが、それがもしリコーダー感覚だったらどうだろうか?

少なくともリコーダーは多くの人が小中学の音楽の時間に習ってきているので、取っ付き易いのは間違いない。
そこで生み出されたのがVenovaである。
リコーダーのような運指で音を出すことができるので、演奏そのものは比較的楽にできる。ただ、ソプラノサックスと同様のマウスピースに付けたリードを震わせて発音する仕組みであるため、吹くという事の満足感はサックスと同様。この部分で苦労する人もいるだろうが、それは練習して何とか体得する必要があるが、それが満足感へと繋がる為、Venovaではあえてこの仕組みを残しているらしい。
大きさも非常に小さくコンパクトだが、演奏の為の運指がリコーダーレベルなので、意外と簡単に演奏できてしまうのがこの新感覚楽器の最大の特徴である。

もしこれが…

音を聞けばわかるが、確かにリコーダーのような操作なのにサックスの音色が響いてくるというのは驚きである。
2オクターブの音域を出すことができるという事だから、この部分においてもホンモノのサックスに引けを取るような製品ではない。新感覚管楽器本体はABS樹脂で出来ていて、水洗いもOKという手軽さを持ち、長さは460mm、重量は180gと驚く程軽量なのも特徴。サックスのような「如何にも楽器です」というような大がかりな輸送手段を必要としないのも手軽なところである。
また価格も10,000円をちょっと超える程度。サックスとの差額は…言う迄も無い(現在Amazon.co.jpの価格は世間で品切れしている為高騰している)。
楽器としては実に普及しやすい特徴を持っているVenovaだが、私としてはもう一つ…いや、二つ付加価値が欲しかった。
この欲しい付加価値の二つというのは連動しているものなのだが、一つはサイレントモードが欲しいというもの。つまり、音が出ないモード、もしくは極端に小さくなるモードが欲しいという事。そしてもう一つがMIDIインターフェースとして利用できるという機能である。
そう、サイレントモードにしてMIDIインターフェースとして利用できれば、結構DTM機器としても利用価値があるように思えるのである。
どの家にも収録スタジオがあるとは限らないからこそ、サイレントモードが必要であり、これがMIDIインターフェースとしての機能を持っていれば、実に面白い電子楽器になると思う。
コイツの後継機にでも、この二つの機能を実装してくれないだろうか?
…まぁ、構造上の問題でサイレントモードは難しいかもしれないが、音楽をもっと身近にするという意味では、これらの機能はぜひとも欲しい機能ではなかろうか?

手軽に購入できる価格でもあるので、興味のある人はぜひ一度楽器店に足を運び、手に取ってみては如何だろう?

買い時が難しくなった…

私のメインPC入れ替え時期がさらに混迷してきた感じ。

更なる遅れが…

Intelの第8世代Coreが10月に登場するという話がより見えてきた今の段階で、私のメインPC入れ替え時期は年末以降になる事は既に決まっているワケだが、年末まで引っ張る理由は何も予算だけの問題ではなかった。
というのは、Intelの第8世代Core、その中でもデスクトップ向けと言われている、Coffee Lake-Sは2017年秋に登場したとしても、その時に同時発売されるチップセットは、Z270の延長上版であるZ370となり、新世代の機能を搭載したチップセットは2018年頭になる、という噂が出ていたため、それならば年末から来年頭にかけてIntelコアにするかAMDコアにするかを再度検討すればいい、と未来予測していたからだ。
Ryzenにしても、Zen+での製造が見えてくる頃でもあるし、年末くらいで一度情報を再整理する事で、次期メインPCの構成はより明確化してくるだろうと考えていたのだが、ここに来てIntel側の情報に穏やかならざる話が浮上してきた。
なんと、Z370の次に出てくるであろう新チップセットは、2018年下半期になるという話が浮上したのである。

北森瓦版
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-9094.html

AMDで固めろという事か?

一応、CPUだけで見れば、Coffee Lake-Sの上位版である8700K(仮)は6コア12スレッドで、その性能もそこそこ期待できるものという事は見えている。もちろん噂だし予測でしかないのだが、現行世代の性能から考えればその予測は大きく外れているとは考えにくい。
だが、この秋に登場するチップセットは基本的に前世代版と同じ機能でしかなく、新機能版はその次にくるであろうCanon Lake系と同等のものになると予測されていた。
だが、やはりというか、ここで登場するZ370の製品の旬な時期を考えれば、せめて1年弱くらいは成立させるだろう事を考えれば、その次世代のチップセットが2018年下半期にズレ込んだとしてもそれは納得のいく話。
だが、それが事実だとしたら、年末にメインPCの構成を考える際に、私のIntelを選ぶ理由がかなりなくなるとも言える。
つまり、この噂が事実になれば、自ずと私がメインPCで執る構成は主としてAMDのRyzenシリーズが有力になる。いくらCPUが良くても、組み合わせるチップセットが前世代と同等だったり、未来性が薄いとなればどうしても選択するメリットが見えてこない。
チップセットの性能で言えばAMDもあまり変わらない、という人もいるかもしれないが、総合的な性能としてCPUとチップセットを合わせた性能で考えていたから、今の噂が事実になればIntel側が不利になる事は想像に難くない。
なんか…年末から来年頭に入れ替えを実施する事を前提とするならば、今の時点ではAMDを選べと言われているような気がしてならない。

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PEN-Fのライバル?

実態がよく分かっていないから単純にそう思った。

FUJIFILM X-E3

富士フィルムから、ミラーレスカメラ“FUJIFILM X-E3”が9月28日に発売される。
価格はオープンとしているが、店頭予想価格としてボディのみで115,000円前後、レンズキットで155,000円前後と想定される。レンズキットには標準ズームレンズのXF18-55mm F2.8-4 R LM OISが付属する。レトロっぽさもPEN-Fと張り合えるようにも思う…X-E1、X-E2と続いて、X-E系列として3代目にあたるX-E3だが、そのスタイルはX-Pro系列に類似したレンジファインダーカメラ的スタイルを採り、それでいてファインダーをEVFにし、背面液晶も薄さと軽さを追求して固定式となっている。
センサーはAPS-Cで、上位モデルのX-Pro2やX-T2、X-T20、X100Fと同等の「X-Trans CMOS III」で、画像処理エンジン「X-Processor Pro」を採用している。このような形になったのはX-E系としてようやくといったところ。
しかも、他のXシリーズより進化している部分もあり、AFのリフレッシュレートが30回/秒に高速化している為、より精度の高い被写体捕捉が期待できる点は、X-E3を選ぶ理由にもなるだろう。

このX-E3の登場を見て私が感じたのは、OLYMPUSのPEN-Fの対抗機かな、という事。
もちろん、AFの高速化という点ではX-E3の方が優れているとも言えるが、レンズ交換式でファインダーを内蔵、それでいてレンジファインダーカメラ的スタイルというのは、まさしくPEN-Fと似た方向性に思える。
最近は、ミラーレスカメラのAF速度強化がめざましいので、場合によっては次期PEN-FのベンチマークがX-E3になるかもしれない。

デジカメ的機能差

個人的に、デジタルカメラは一つ行き着く所まで行ったかなという印象がある。
以前にも似たような事を言ったかもしれないが、その時から比べて、高速化という点においてさらに進化し、現在は一眼レフ並みのAF速度をミラーレスも獲得するに至っている。
しかも、手ブレ補正に関しては既に地球の自転を考慮しなければならないレベルにまで到達しているし、こうなると行き着いた所まで来た、という言葉は今こそ使われるべきタイミングなのかな、という気がする。
ただ、こうなってくると、上位機種と下位機種の機能差がなくなってくるという問題が出てくる。
まさしく、OLYMPUSで言えばE-M1とE-M5とE-M10の違いはドコまでの差になるのか? という議論と同じである。
今回の富士フィルムのX-E3にしても、搭載するセンサーや画像処理エンジンは既に上位機種と同じものが搭載されたワケだが、そうなると機能差として意図的にデジタル処理部分で差を付けるしか方法がなくなる。言わば持っている機能をダウングレードする、という方向である。
今後のデジカメは、まさしくフラッグシップからのダウングレードでモデル差を無くすといった方向になっていくのかも知れない。

デジタルの進化はアナログの進化と違ってコピーしやすい利点があるものの、差別化が難しいという側面もある。
何を以て最上位機種とするのか? といった味付けは、以前よりずっと素っ気ないものになっていくのかもしれない。

金券対応

妥当なところで落ち着いた、という感じか。

公式対応

昨日も話題にしたが、AMDのRyzen Threadripper(通称スリッパ)の値下げに関して、初値で購入した人への対応が正式に発表された。
AMDとして公式な対応として、1950Xを購入した人には18,000円分のクオカード、1920Xを購入した人には13,000円分のクオカードが送付される。
対象となるのは、8月30日までに旧価格でスリッパを購入した人で、購入証明が可能な人。申込期間は9月8日から9月25日までで、受付終了時から対象の人に上記の対応が行われる。

本来、製品の販売価格は販売店の裁量で決められるものであり、仮にメーカー希望小売店価格が設定されていたとしても、その裁量は変わらない。しかし、メーカーであるAMDは今回の件で噴出したユーザーの不満を考慮し、今回の対応を決めた。
恐らく、AMDから販売店への販売価格を値下げ後価格に調整せずに、最終的にAMDが得た利益でユーザーへ返金しようという方法を採ったのだろう。
ユーザーと小売店の混乱を最小限に抑えるには、もっとも手間の少ない方法を採ったものと思われる。

問題は購入証明

今回の件で一部ユーザーからすると返金対応に対してトラブルに発展する可能性がひとつある。
それは購入証明を得る為に自力で準備できなくなってしまっている人である。
例えば、購入時のレシートを保管している人は購入証明を提出するのが最も簡単である。レシートが購入そのものを証明するからだ。
また、同時にレシートではなく、別の領収書を得た人も同様に簡単に購入証明を提出できるだろう。
しかし、そのレシートを既に失ってしまっている人に関しては、どうやって購入を証明するかが問題となる。
こういう場合、店舗に再発行を願い出るという事も可能だが、そもそもその人が購入したかが分からなかったりするので、そこでも購入したパッケージ等の確認は行われるだろうし、手間も大きくかかる。
今回、AMD側は購入証明として“レシート写真、シリアルナンバーの分かるチップ表面か箱左側面の写真、及び代理店シール部分の写真”といったものを要求しているので、それらの写真を撮って送付すれば対応はしてくれるとは思うが、シリアルナンバーの写真などの場合、重なる人が他にいないかなどの確認をする必要があるため、時間はかかるものと思われる。
こういう返金対応の場合、どういう手段を執ったとしてもユーザー側の負担は変わらない為、AMDにはこういう問題の再発はぜひとも再発しないようにお願いしたいところである。

さて…スリッパはこのように対応したが、Vega56の発売翌日に5,000円引きという件に関しては対応するのだろうか?

やはり返金対応か?

発売後2週間の価格変更で市場は混乱。

AMD、Intelを超える

3月にZenマイクロアーキテクチャを採用したRyzen7を発売し、その後もサーバ向けにEPYC 7000、ハイエンド向けにRyzen Threadripperと次々と製品を投入したAMDだが、ついにIntelをCPU販売シェアで追い抜いた事が判明した。
ドイツのオンライン通販Mindfactory.deが、毎月CPUの販売データを公開したが、2017年3月から8月までのここ6ヶ月における両社のCPU販売台数を見てみると、3月はAMDが27.6%でIntelが72.4%だったものが、8月にはAMDが56.1%でIntelが43.9%と、ついにAMDがIntelを超えるという状態になった事が明確となった。
AMDがIntelを超えるというのは、直近10年では初めての事で、今年のAMDがいかに絶好調かという事がよくわかる。
また、このデータで見るとAMDのCPUの売れ方がIntelとは全く異なっており、AMDはラインナップが全体にわたって均一に売れているのに対し、IntelはCore i7-7700Kのみが突出して得れているという状態。
おそらく、AMDの製品の方が性能を明確に切り分けられている事が消費者側にとってわかりやすかった事がそうした状態を作ったのかも知れないが、どちらにしてもIntelは商品ラインナップのバランスが悪い事が明確になった形。
全世界を対象に見てみれば、実にAMDは堅調な推移を見せていると言えるだろう。

国内では…

全世界的にはそうした推移で見事なまでにバランスの取れた売れ方をしているAMDだが、一方国内ではそうとも言えない。
先日から私もこのBlogで書いているが、とにかく発表された米国価格に対して国内販売価格が高すぎるという問題が出ていて、特にRyzen ThreadripperはIntelの対抗品と同じ価格に揃えられたのか、異様に高く設定されてしまった。
それ故、個人輸入に走る人がかなり出たようだが、その2週間後には価格改定が入り、最上位品で一気に2万円程度の値下げが実施されてしまった。
これによって、販売店も消費者側も混乱する事となり、買い控えしていた人は値下げ後価格で購入できたかもしれないが、初物に飛びついた人は納得がいかないという状況を生み出した。
一部店舗では、こうした事態に対して値下げ前に購入した人へレシート等の準備をするよう独自に告知を出し、何かしらの準備をする体制を促していたが、この度、正式にAMD JAPANが値下げに伴うユーザー対応を行う事をTwitterで表明した。
詳細については翌日である7日中に正式発表するようだが、恐らくは返金対応などが実施されるのではないかと予想される。

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ショート基盤の1080

900世代の時にもあったけど、最上位品のショートは初めてかも。

17cmのGeForce GTX 1080

GIGABYTEがGeForce GTX 10シリーズを搭載する新製品として“GeForce GTX 1080 Mini ITX 8G”という製品を発売するらしい。小さい事はいろいろ便利コンセプトとしては、小さな体に大きなパワー、というもので、リファレンスデザインに対して約10cm短く、カード長は16.9cmに収まる。
こうしたショート基盤が登場する背景には、カード長17cmで構成されるITX規格のマザーボードを収める小型PCに搭載できるようにするという目的があるわけだが、これが発売されるとITX規格でも1080が搭載可能という事になる。
小型PCでハイパワーを目指す人にとっては、注目すべき製品と言えるかも知れない。
ハードウェアの仕様としては、流石に小さいカードに搭載している関係から、通常モード(ゲームモード)ではリファレンスと同等のベースクロック1607MHz/ブースト1733MHz、OCモードではベースクロック1632MHz/ブースト1771MHzと、上昇幅は小さめに抑えられている。メモリクロックはどちらの場合であっても10010MHzで動作する。
I/F関係はPCI Express電源コネクタは8pin×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×3という構成で、電源はFounders Editionよりも強化された5+2phase構成となっている。
能力的には十二分な性能をもっての17cmカード長製品と言える。

GIGABYTE GeForce GTX 1080 Mini ITX 8G
https://www.gigabyte.com/Graphics-Card/GV-N1080IX-8GD#kf

ATX仕様のケースでも

現在の私のメインPCはMicro ATXで構成しているのだが、実は同じGIGABYTE製のショート基盤のGeForce GTX 970を搭載している。
ショート基盤のビデオカードは、私が思うに別にITX仕様に限らず、全てのフォームファクタで使用して良いと思う。何しろ、取り回しが楽なのである。
よほど強力な空冷ファンでなければだめだというのでなければ、基盤は小さい方がいい。そうすればケース内の空調も余裕ができるし、ケーブルの接続なども楽になる。
今回は最上位の1080がショート基盤で登場した事もあり、今後1070や1060といった製品でも同様のショート基盤が登場する可能性がある。
これから導入したいと考えている人は、その性能を見て問題がないと思えばショート基盤製品を購入してもよいのではないだろうか?

ちなみに…AMDのRadeon RX Vegaでは、こういった製品は現行性能をそのままの形にした場合、まず無理だろうな、と思う。
とにかく消費電力が大きいし、安定した電源構成を執らないと動作に問題がでる可能性があるからだ。
ただ、発熱に関しては一定発熱に収まるようなので、消費電力のコントールで性能を制限すれば当然ショート基盤製品は出てくるだろうと思う。
たしか、かつてNanoと呼ばれたショート基盤製品と同様のVega搭載製品がAMD関係の情報の中にあったと思う。Vega64搭載で、一定の性能制限をした形のNanoが出てくれば、結構な需要があるように思うが…。

HDR10+という規格

なかなか普及しないHDR10にテコ入れ。

HDR10規格にプラス要素

パナソニック、サムスン、20世紀フォックスが共同で「HDR10+」を発表した。
既にHDR10はUltra Blu-ray、Netflix、Amazonビデオなどにも採用されているが、今回のHDR+はそれにプラス要素を加えたものである。
唯でさえ普及していないHDR10規格に、さらにプラス要素を加えたとしたら、また混乱が生じて普及しなくなるのでは? と思われるかも知れないが、今回のHDR+規格は、HDR10対応機器では通常通りHDR10として、HDR10+対応機器ではシステムの能力を100%引き出して、低価格ディスプレイに対して効果的であるという規格になっているという。
おそらくこの意味を理解するには、そもそもHDR10という規格がどのような規格なのかという事を理解しないと、よく分からないと言える。
その辺りを振り返ってHDR10+という規格がどんな規格なのかを見てみる。

HDR10

そもそも、HDR対応コンテンツには最大1万nitsまでの明るさがそれぞれ絶対値で記録されている。しかし実際のディスプレイのほとんどは1万nitsもの明るさを再現する事はできず、プレミアムディスプレイと言われるモデルであっても2,000nits程度までしか明るさの再現はできない。注意しなければならないのは、2,000nitsでもとんでもない高性能ディスプレイであるという事。
では何故HDR対応コンテンツは最大1万nitsまでの明るさ情報と規定しているのか? というと、それが人間の眼が感じる輝度範囲だからである。HDR対応コンテンツは、この人間の知覚範囲を基準にしている。
では、実際表現できない状況をどのようにコントロールしているかというと、搭載するディスプレイの能力を考慮しながら、白飛びに至るまでの飽和特性を調整して対応している。必ずしも規格化されているわけではないが、HDR10では大凡1,000nits程度までおさめることが望ましいというガイドラインが存在していて、コンテンツ内に1,000~3,000nits程度までの輝度情報を組み込んでいるケースが多い。
つまり、ハイエンドなディスプレイに何とか1,000~3,000nitsの輝度情報をたたみ込んで表示させているというのが現状。だから、プレミアムディスプレイでないとHDR10対応にならないのである。
これがHDR10対応製品が普及しない最大の理由である。

ではHDR10+ではそれをどうやって低価格ディスプレイでも対応させるのか?
これは扱う輝度情報を内包するメタ情報「MaxCELL」を固定値とするのではなく、動的に切り替えていき、シーン毎に正しい輝度範囲情報を入力してやる事で、ディスプレイのバックライト制御をしやすいようにするのである。
全体的に暗くなるシーンではバックライトを絞り込み、より明確な階調表現を実現できるようにし、明るいシーンでは予め定められているシーン全体の輝度情報からコントラスト調整が必要かどうかを判断し、必要ならば特性カーブ値で制御し、不要ならリニアに表示させるといった手法である。
これによって、輝度情報の最大値でプレミアムディスプレイとの差は生まれるものの、低価格ディスプレイでも階調表現が豊かなシーンを再現できる事になり、より多くのパネルでHDR表現が可能になる、というわけである。

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1900X、リリース

Ryzen Threadripperの下位版が登場。

Ryzen7と同等コア数

Ryzen Threadripper(通称スリッパ)の下位版1900Xがリリースされた。
1900Xのスペックは、8コア/16スレッド、動作クロック3.8GHz/ブースト4GHz、キャッシュ16MB、TDP180Wといったもので、メモリは4ch、PCI Expressのレーン数は64と、中核となるスペックは上位版と同じものの、動作コア/スレッド数がRyzen7と同等という仕様となっている。
唯一上位版と異なるのは、キャッシュメモリが上位版は32MBに対し、1900Xは16MBと半減している事。これはCCXを1基まるごと無効化しているためであろうと考えられる。
つまり、スリッパとRyzen7の中間性能とも言えるのが1900Xという事になるが、この性能に納得できない部分が一つある。
それはTDPが180Wだという事。
コア性能としてはRyzen7と同等であるにも関わらず、キャッシュ容量が多い事とPCI Expressのレーン数が64基あるからというだけで、180WものTDPになっているのは、消費者サイドとしては受け入れがたいスペックと言える。
考えて見れば当たり前の事で、キャッシュ容量とPCI Expressのレーン数以外はRyzen7と同等なのだから、何故にその2倍近いTDPを必要とするのかが疑問でならない。
ちなみに、スリッパの1920(Xが付かないタイプ)は、TDPが140Wと低めに設定されている。であるなら、1900Xはその動作コア数から考えても140Wレベルでもよかったように思うのだが…。

価格も高い

基本的に1900XはRyzen7 1800Xと比較して価格は50ドル高いだけの設定となっている。
499ドルの1800Xに対して549ドルの1900Xという並びである。
これが日本国内の価格となると、1800Xは現在の店頭価格は6万円半ば(税込)で、1900Xは7万円台半ば(税込)と、その価格差は1万円程度となっている。
本来なら50ドルの差なのだから、6,000円程度の差にならなければならない所なのだが、ここでも国内との差には多少割高な面が見られる。
ただ、そもそも対応するマザーボードの価格差も結構あり、X399対応マザーは比較的高価な設定となっていて、5万円台のマザーボードが一般的。
それに比べRyzen7のマザーボードであるAM4対応マザーでは、3万円程度でもハイエンドクラスであるため、総合的な価格で言えばやはりRyzen7をら導入する方が価格は安く済む。
ハイエンドクラスとミドルハイとの明確な差と言ってしまえばそれまでだが、スリッパの導入を考えている人は、総合的なコストを視野にいれていないと存外に高い買い物になってしまう恐れがある。要注意である。

まぁ、私はスリッパの導入はまずあり得ないが、PCI Expressレーン数64本というのはある種魅力的であり、そこを求めている人からすれば、今回の1900Xは一つの選択肢になる可能性はある。そういう人は検討してみてはどうだろう?

三代目のエントリー機

OLYMPUSからOM-Dのエントリー機三代目が発表された。

E-M10 mkIII、登場

OM-Dシリーズのエントリー機「E-M10」シリーズの三代目がOLYMPUSから発表された。発売日は9月15日で、価格は店頭予想価格でボディ単体が税込9万円前後、ダブルズームキットが税込12万円程度と予想されている。PENとの機能差はやはりEVFという事かダブルズームキットには「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R」の2本が付属してくる。撮影レンジとしてはこの2本のズームレンズで広角から望遠までカバーできると言える。
もともとエントリー機を意識してデザインされているため、防塵防滴といった機能はない。搭載されるセンサーは16Mピクセルで、前世代機と同じ。EVFも有機ELの236万ドットでこちらも変化がない。搭載される画像処理エンジンはE-M1 mkIIと同様の「TruePic VIII」で、AFはコントラストAFのみだがAFポイントは81点から121点へと増加している。
多少処理能力が高速化しているようで、若干の連写速度向上は見られるものの、その他の性能は前機種と大きく変化はない感じである。
ただ、ボタン配置などは見直されており、操作はしやすくなっている感じはある。
今回の新型機で目玉機能となるのは、4K動画が撮影可能になったという事。4K30Pの撮影が可能で、動画時には電子手ブレ補正が使用可能になっている。
E-M10 mkIIとはマイナーチェンジ的な感じがする今回の新型だが、おそらくこれは上位機種などとの差別化からこのような感じに収まったのではないかと考えられる。

気になるE-M5の新型

このE-M10 mkIIIの登場で、俄然気になってきたのが(仮)E-M5 mkIIIである。
E-M10の新型がマイナーチェンジ的なアップグレードに収まった為、E-M5 mkIIIは前機種よりは大幅に性能向上するのではないか? という予想ができる。
現在のOLYMPUS機は、その機種別の差別化がものすごく曖昧になっていて、特にPEN-Fの存在がその機種間の機能差を大きく狂わせた感じがある。
E-M10 mkIIも登場時には大幅にスペックアップしたため、機種間の機能差が縮まってしまい、差別化が曖昧になったが、E-M10 mkIIIが非常に小さなマイナーチェンジに収まった為、次の新型で機能的な差別化が見直される可能性が高い。
E-M1 mkIIは圧倒的な機能差があるため、(仮)E-M5 mkIIIはよりE-M1 mkIIに近づく可能性もあるが、個人的にはE-M5系はE-M1系とは全く異なった方向性のカメラに向かって欲しいと思っている。
例えば…毎回言うのだが、高感度耐性のある機種にするとか…である。
OM-Dシリーズに3機種もあるのだから、真ん中の機種はそれらの中間機能を持たせる機種にしがちではあるが、デジタルカメラは最終的にデジタルで処理できる部分は意図的に差をつけないと差が出にくいし、その為に機能を分けるとコストもかかる。であるなら、上下2機種に機能差は分けてしまい、真ん中の機種は全く違う方向性のカメラにしてしまう方が差別化できて良いように思うのだが。

何はともあれ、これを機に一度整理をしてもらいたいものである。