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X68000ミニ?

先日、4gamer.netでも記事になったX68000ミニ。非常に気になる。

瑞起が開発しているのか?

株式会社瑞起とは、メガドライブミニ、PCエンジンmini、EGRET II miniなどを開発もした事のある製造メーカーだが、その瑞起がTwitterでコメントを出した。


そしてその後に続きとしてマウスとキーボードも映っている画像コメントを追加で出した。


言うまでも無く、かのSHARPの名機「X68000」のミニ筐体で、エミュレータで動作させてしまおうという製品を発売する、と期待されるものである。
私個人としてもとても嬉しいニュースだし、本当に発売されるとしたらぜひとも盛り込んで欲しい要素も沢山ある。
これらTwitterのつぶやきには、期待している人達のコメントが多数寄せられているが、それらはどれも欲しい、という意気込みが伝わってくるし、あの機能も欲しい、この機能も欲しい、という要望に溢れている。
瑞起がもし本当にX68000ミニを発売するとしたら、おそらくはARMコアでのエミュレータになるだろうが、ソフトウェアによるエミュレータでは、MIDIの制御もできたりと、ほとんどの事が可能になっている事から、人々の期待はとてもハードルが高い。
また、外装にしても、現時点ではグレーと黒の初期筐体が確認できるが、XVI筐体を望む声も多い。
おそらく、今まで数々のミニ筐体機を作ってきたと思うが、今までの中で一番コアな層が待ち望んでいる製品になるのではないかと思う。

SX-Windowをぜひ

個人的には、従来のミニ筐体のような製品でなく、OSを起動させるところからの製品にして欲しいと望んでいる人は多いのではないかと思う。
白色筐体はおそらく塗装されていないものだと思う中にはko-windowが動いて欲しいなんて声もある。つまり、X68000の標準であるhuman-68k以外のOSでの動作すら期待されているわけで、この辺りがアーケード機やコンシューマ機のミニ版と大きく異なる部分と言える。
私としては、イマドキのOSとしてhuman-68kの上で動作するSX-Windowがうごていくれるといいなと思っているし、できればゲームなどもSX-Window上からフォルダを開いて実行、というスタイルにして欲しいと思っている。
また、ハードウェアとして外部機器との接続をUSBなどで出来る様にして欲しい。Twitterでの要望が多いのは、5インチFDドライブを接続できるようにして欲しいという声もあれば、MIDI機器を接続できるようにして欲しいという声もある。
私もMIDI機器との接続はぜひとも頑張って欲しいところではある。
ただ、よく考えてみると、これらが現実となった場合、瑞起はエミュレータで動作するPC(レトロだけど)を発売するという事であり、そうなると製品としては、過去にHAL研究所から発売された「PasocomMini MZ-80C」や「PasocomMini PC-8001」と同じような製品を発売する、という事になる。
エミュレータではあるが、当時X68000でできた事をいろいろ実現できるものとして発売されたなら、一世を風靡するエミュレータPCになるだろう。

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