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増設HDDの購入を考える

nasneの容量が半分になった。そろそろ増設すべきかも。

ブラックフライデー

nasneで定期的に見たいテレビ番組などを録画しつづけているのだが、結構たまる一方で消化しきれないところがあり、ストレージ残量が50%になってしまった。
Buffaloから発売されている後期型のnasneは、本体に2TBのHDDが内蔵されているが、それがほぼ半分埋まったという事になる。
nasneの本体内蔵HDDの交換というのは、とてつもなくハードルが高いと言われていて、出来なくはないがかなり難しい事から、私は最初から本体ストレージの交換は視野に入れていない。
となると、正規の対応をするしかないのだが、そうなると外付けHDDの増設という手段か、nasneをもう一台購入、並列稼働させての対応の二択になる。
どちらの選択をするにしても、ちょうど時期的にブラックフライデーの時期でもあるので、今週末に購入という流れがよいのかもしれない。
今年もやってきたセール

CRM HDD

nasneは動作が確認されているHDDとして同社製HDDのリストが公開されている。

これによると、HD-ADU3シリーズという、通常のHDDが内蔵された外付けHDDの記載があり、これが最安値の外付けHDDになる場合が多い。
容量別に2TB、3TB、4TB、6TB、8TBとあり、8TBはnasneのシステムソフトウェアver4.3以降で対応した。それまでは6TBまでしか認識しなかったのである。
だが、ブラックフライデーで取扱い製品を見てみると、CMR HDD搭載のHD-ACDU3シリーズがラインナップに入っていて、商品紹介を見てみると、nasne対応とされている。
おそらく、HDDのコントロール基盤は同じものを使用していて、接続(内蔵)されているHDDに違いがあるのだろうと思われる。
CMRとは従来から存在する記録方式で、技術的には古いものになるが、記録する磁気トラックはサイドバイサイドで書き込まれ、重なり合う事はない記録方式。
一方、最近主流なのがSMRという方式で、単位面積あたりのデータ密度が高くなる記録方式。何故高いかというと、書き込みヘッドより読取りヘッドが小さく、データトラックが互いに積み重ねられて記録されるため、密度が上がるのである。ただ、データを削除したり変更したりしようとすると、トラックが上書きされデータが破壊される可能性が出てくる。この問題を解決するには修正が必要なデータをすべて同じセクターに書き込んで回避するのだが、その処理が発生するため、処理時間がかかる場合があるという事である。
こうした方式の違いから、監視カメラの映像記録やストリーミングデータの記録などはCMRが適していると言われている。テレビの録画のようなものもCMRの方が都合が良いとも言え、特に複数番組の記録などは単純に記録できるCMRの方が確実に向いていると言える。
…これは、CMR HDDの製品を選ばない理由にならないんじゃないだろうか?

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無線LAN中継器、こわれる

nasneが突然接続できなくなってしまった。

nasneが壊れた?

先日より、iPhoneからもiPadからもPCからもnasneに接続する事ができなくなってしまった。
torneアプリやPC TV Plusといったソフトウェアからnasneに接続するのだが、ネットワーク内にnasneが存在しないと出てくる。
熱暴走でもしたかな? なんて思ってnasneを確認してみたところ、IPステータスランプが点滅していた。
IPステータスという事はネットワーク系のトラブルという事は想像が付く。
とりあえずお約束として再起動してみたが、状況は変わらなかったので、おそらくnasne本体の問題ではないのだろう。
というわけで、nasneのネットワークに接続しているアクセスポイント…というか無線LAN中継器を再起動してみた。
nasneは単体で無線LANを搭載していないので、環境的に有線LANで接続できないウチで利用するにあたって、昔つかっていたNECの無線LANルーター付属だった中継器をそのまま利用して無線化して繫いでいる。
その中継器を見ると、リンクのランプが消えているので、こちらが仕事をしていないのだろうと予測できた。
で、こちらもお約束のように再起動させてみるのだが、いくら再起動してもリンクのランプが付くことがない。
…こりゃ、完全に壊れたかな?
何と言っても、この機器は私の無線LANとして3世代前くらいから存在していたものなので、年数的には20年弱といったところ。そもそもそんなの使ってることそのものが間違いだろ的なアイテムである。
セキュリティ的にも推奨できるレベルのものではないので、この際中継器を新しくしてもよいかもしれないと考えた。

中継器=無線LANルーター?

さて、イマドキの事情から説明すると、中継器と呼ばれるものは一応販売はしているが、実のとこ中継器とアクセスポイント、無線LANルーターと呼ばれるものは、ほぼ同一のものと言える。
いや、正確に言えば違いはあるのだが、無線LANルーターを購入すると、その動作モードをブリッジモード(アクセスポイントモード)で動作させればアクセスポイントとして機能するし、中継器モード(ワイヤレスブリッジモード)で動作させれば中継器として動作するので、無線LANルーターを購入しても狙った使い方ができるのである。
ただ、その無線LANルーターによってはブリッジモードは持っていてもワイヤレスブリッジモードを持っていない場合もあるので、そこだけは注意が必要になる。
図解せずとも仕組みは簡単なもの
対象の機器の側面や裏面などに、Auto、Router、AP、WPなどと書かれていると思うが、APと書かれているスイッチを入れるとアクセスポイントモードとして動作し、WPと書かれているスイッチを入れれば中継器モードとして動作する。Autoはネットワークを調査してルーターが存在していなければルーターモードで動作し、ルーターを見つけられればブリッジモードになるという機器が多い様である。また強制的にルーターモードで動作させたければRouterと書かれたスイッチにすれば良い。
このように、今やメーカーは無線LANルーターを製造することで、全ての機能を持つ製品を発売していて、用途別に違う製品をリリースしているケースは少ない。この方が製品在庫を管理する上で便利なのだろうと思う。
もっとも、中継器としてコンセント直挿しのようなスタイルを持つ製品を発売していたりもするので、全てが無線LANルーターと兼用ということはないのだが、その辺りは自分の好みで選んでしまって良いだろう。

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nasneの録画番組をテレビで見る

普通にやってても無理な事だが、方法はある。

nasneとFire TV 4K Stick

nasneを使っていろいろとテレビ番組を録画しているのだが、このnasneを使っていく上で一つだけ不満があった。
それはnasneの録画番組をテレビでは再生する事ができないからだ。
nasneにはHDMI端子など家電であるテレビに接続する方法ないため、テレビに直接接続できないという問題がある。
逆にテレビ側にLANやWi-Fiがついていて、そこで外のレコーダサーバなどと通信ができれば、場合によってはLAN経由で録画データを見る事ができるかもしれないが、DTCP-IP対応プレーヤーアプリがテレビ側に内蔵(インストール)されていないと、nasneの録画データを番組データとして認識できず、再生できないかもしれない。
なので、原理としてはnasneの録画データはテレビでは再生できない、という事になるのだが、論理的に考えると、テレビ側で何かしらの形でDTCP-IP対応プレーヤーアプリが起動できれば、可能性として表示させる事はできるかもしれない。
で、いろいろと手段を探してみた。すると、面白い事実が見えてきた。
AmazonのFire TV Stick(4K MAX含む)に、DTCP-IP対応プレーヤーアプリである「DiXiM Play」をインストールすると、このアプリを経由してレコーダデータにアクセスできるようになるというのである。
上手い具合に、今ウチにはnasneもFire TV Stick 4K MAXもある。
すぐに試せるではないか!
ただ、DiXiM Playは有償ライセンスがないと1分間の視聴テストしかできない。
なので、とりあえずは上手く繋げられるかだけを試してみようと思う。
やり方のある程度の説明はネットで検索すれば出てくるだろう。

nasneとの接続

自宅のテレビにFire TV Stick 4K MAXはずっと繫ぎっぱなしなので、HDMI入力を選択、Fire TV Stick 4K MAXのホーム画面を表示させ、虫眼鏡マークでアプリを検索する。
検索ワードは「DiXiM」と入れれば十分で、その結果として「DiXiM Play」は簡単に出てくる。
インストールする分には特に課金などは不要で、そのまま選択すればインストールは完了する。
いろんなプラットフォーム版があるのはちょっと魅力的かも。アプリを起動させると、ライセンスの購入をするか、お試し利用するかを選択できるので、ここではお試し利用を選択する。
アプリ起動後、Fire TV Stick 4K MAXがWi-Fiに接続されていれば、その時点でWi-Fiで接続可能なレコーダーが検出されていて選べるようになっていると思う。
そこからnasneを選択すると、録画されているデータの検索条件が選べるようになる。なお、この検索条件は、録画している番組のジャンルや日付、録画しているフォルダなどを選ぶ事も出来るので、それらを選択してそこから目的のデータを選んでも良い。
また、この検索条件の選択肢の中に、ライブキャプチャーがあり、これを選択すると、nasneが受信可能なリアルタイムテレビ番組が選べるので、これらを選べばリアルタイムのテレビ番組も表示する事が出来る。
そう思うと、「DiXiM Play」さえFire TV Stickを接続したチューナーレスのモニタでテレビ放送を表示する事もできるという事になる。
前述したように、このお試し利用は1分間しか映像を表示することができない。但し、何度でも視聴はできるので、テストする分には申し分はないが、普通に利用使用と思えば、ライセンスの購入は必須と言える。

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PCでテレビ視聴、再び

旧PCにインストールしていたPC TV Plusを新PCにもインストール。しかし…。

「PC TV Lite」って何?

自宅のテレビのレコーダーとしてnasneを使用している。Sonyからnasneを引き継いだBuffalo製のもので、介護生活をしている私が、どうしても見たいテレビ番組がある時などは非常に重宝している。
先に言っておくと、介護生活をしていると、ほぼ決まった時間に確実に家事や介護の時間を採られるので、見たいと思っているテレビ番組がその時間に重なると、まず見る事などできない。なのでどうしても見たいと思ったり、見ておきたいと考えたなら、録画するしか道がない。
最近はTVerなどで追っかけ配信なども充実してきているので、そういうので補完すればいい、という事も可能だが、TVerなどの場合、局が再編集したものだったりする事もあるので、テレビ放送時の内容が見たいとなれば録画しか道がない。
幸い、自宅は4K視聴の機材ではないし、そこまでの必要性を感じていないので、未だ解像度はフルHDなので、nasneで手軽に録画しておくと、iPhoneでもiPadでも、そしてPCでも録画番組を見る事ができるのが便利だ。まぁ、iPhoneやiPadの場合、録画番組を見るためにはアプリ内課金が必要だが。
機能追加で弟分が出来ていたのは知らなかった…そんなワケで、PCでnasneの番組を見る事ができる「PC TV Plus」というアプリケーションを新しくしたメインPCにもインストールし、その環境を作る事にした。
で、久々に「PC TV Plus」の公式サイトを見て、ちょっと驚く事態に。

PC TV Plus 公式サイト
https://www.sony.jp/software/store/products/pctv-plus/

なんと、今は「PC TV Lite」という製品が登場していて、旧来の「PC TV Plus」は上位版になっていたのである。
そして上位版となった「PC TV Plus」は価格が3,300円から4,400円へと値上がりしていた。
PC TV Liteは2022年8月に発売されたようだが、そのタイミングで「PC TV Plus」にはいくつかの追加機能が付加されていた。
旧来から「PC TV Plus」のアカウントを持っていた人はそのまま上位版を使用する事ができるようなので、私としては問題はないが、ノートPCとか追加したいと思った時には4,400円になるんだなぁ、というのはちょっと残念ではある。

インストールしたが…

で、現在の最新版であるver6.2をダウンロードして、インストールしてみた。
1台のライセンスなので、旧PCのアカウントを引き継ぐ事になるのだが、ちゃんとアクティベーションされていたので、インストール時に切替えるか聞かれた。
旧PCでの視聴はもうないので、切替えて認証すると、問題なく認証はされたのだが、ここでリアルタイムでのテレビ視聴ができないというアクシデントに見舞われた。
旧メインPCの時には、こんなトラブルは全く出会った事がなかったのだが、テレビ映像が全く映らず、音声しか聞こえない時もあれば、その音声も途中で途切れてしまう時もある。
リアルタイム放送だけが原因なのかを確認するため、録画されたデータを再生してみるが、症状は同じである。
つまり、映像・音声出力に問題が出ているという事になる。
音声が聞こえる時がある、という事は、音声は場合によっては何とかなるという事は理解できた。問題は映像である。
旧メインPCから新メインPCに変えた事で、大きく変わったところと言えば…ああ、ビデオカードがRadeonからGeForceに変わったと言う事か、とあたりを付け、ネットでちょっと調べて見たら、どうもG-syncとの相性があまりよくないらしい事がわかった。
また、HDRも何かしら影響しているだろう事が予想できた。
が、ネットで調べた対策は何をやっても解決に導く事ができない。これは…モニタにG-syncユニットがあり、そのG-syncを利用しているとダメなのかも…というイヤな予感がよぎる。
結局、原因は分からないまま時が過ぎるが、あるタイミングで映像が映るというアクシデント(?)に出くわした。
アレ? と思ったが、なんとなくそのアクシデントが起きる条件らしきものが見えてきた。
なんと、YouTubeのようなブラウザで動画を再生した後だと、PC TV Plusの映像が受信…というか、リアルタイム再生も録画再生もできる事がわかったのである。
そして、何かのタイミングで映らなくなったら、再びブラウザで動画を再生すると、再びPC TV Plusで視聴できるようになるのである。
正直、理由もわからないし、原因もわからないが、とにかくブラウザで動画再生した後だと、PC TV Plusの映像が映る事は再現性の高いやり方のようだった。

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nasneにHDD追加か?

Buffalo製nasneを購入して使っているが、結構容量が気になってきた。

2TBでは足りない?

Buffalo製nasneを使い始めて結構時間が経つが、普段テレビを見ないわたしでありながらも「コレ、見たいなぁ」と思うような番組を3倍圧縮で録画しているにも拘わらず、残り録画容量がもう7割を下回るのではないか、というぐらいに減ってきた。
HDDなので、あまりにも空き容量が少なくなると動作的に問題が出てくる事は容易に想像が付くので、できれば残3割程度は残したいところと考えると、そろそろ容量が足りない時が来たときどうするかを考えねばならない。
まぁ、今まで録画した番組の整理をすればよいだけの話なのだが、そのまま消してしまうのももったいないところもあり、書き出すにしても、さらなる吟味も必要になるので、それならHDDを追加すれば良いじゃないか、という選択肢もある。
何てことを考えていたら、タイミング良くBuffaloからSeeQVault対応のテレビ録画向け外付けハードディスク「HD-SQS-A」シリーズ4製品が、6月上旬に発売するという情報をキャッチした。
ある意味レコーダ専用HDDラインナップは2TB、4TB、6TB、8TBで、価格はそれぞれ16,720円、20,570円、25,630円、33,000円という事で、そのままの価格では高いのだがおそらく値引きされる事を考えると、選択肢として考えても良さそうな製品かと思われる。
Buffalo製nasneは、外付けHDDとして6TBまでが対応するので、容量は注意が必要だが、本製品はSIE製のnasneにも対応しているとの事で、その場合は最大2TBになる。

SeeQVault対応

そもそもSeeQVault対応というのはどういう事なのかというと、地上デジタル放送や衛星放送の番組などの著作権保護されたHDコンテンツを、機器をまたいで再生・視聴できるコンテンツ保護技術の事で、この機能に対応した製品だと録画に使用したテレビやレコーダー以外の機器であっても、SeeQVault対応機器同士であればHDDを接続して録画番組を視聴したり、継続して録画に使用する事ができる。
つまり、今まではセキュリティで他機器で利用する事ができない環境だったものが、対応機器であればHDDを移動させても別機器で利用可能になる事から、製品の買い替えなどが楽になるという事である。
ちょっと値段が高いと前述したが、この機能が付いているのだから、と考えると、そうでもないのかも知れない。

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テレビ復権の一手か?

最近、私はめっきりテレビを観なくなった。

一人でいると…

現在、母親が入院中の私。
当Blogでも、その情報と共に、一人でいるとテレビを観なくなり、Fire TV Stick 4K Maxが活躍しているという話を記事にしたりもした
実際、ニュースなどはネットニュースで事足りているし、どうしても動画が欲しい時はYouTubeでもニュースなどの動画が上げられている事もあって、テレビの必要性がほぼ感じられない状況である。
だが、コンテンツとしてテレビが脆弱にはなったものの、テレビというコンテンツがまるっきりダメになったのかといえば、私はそうとも思っていない。
テレビはもっと面白いコンテンツにする事はできるだろうが、今やどのテレビ局も、その術にいろいろと頭を悩ませ、苦労している状況ではないかと思う。
テレビがもっとも貧弱なのは、その番組を観ている他の人の情報がほぼない、という事にあると思っている。
昔、torneやnasneには、その番組をどれだけの人が観ているかを番組表に比率で表示したりする機能があったし、他にもニコニコ実況のコメントをテレビ番組に重ねて表示したりする機能があり、同じ番組を観ている他の人の喧騒がテレビ画面からわかるという、ある種インタラクティブなコンテンツとしてとても良い機能だった。
ところが、このニコニコ実況の機能はAdobe Flash Playerの機能を使っていたことから、サービスが終了してしまい、現在のnasneではその機能が使えなくなってしまっている。
nasneをnasneたらしめていた機能でもあったので、終了してしまったのはとても残念と思っていたのだが、Buffaloがnasneを引き継いで一周年というこのタイミングで、ついにニコニコ実況連携機能が復活する事となった。

画面いっぱいに叫び声

ニコニコ実況が面白いのは、観ている他の人のコメントが画面を右から左へとダーッと流れていくところである。
ある時は盛大な拍手コメントだったり、ある時は「キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!」の連呼だったり、とにかく騒がしい。
だが、この騒がしさが観ている人たちの共感であり、番組の盛り上がり方を示している。
時には、思わぬコメントが流れてきて、自分では気づかなかった事を気づかせてくれる事もあり、自分だけが観ているという状況ではない事がひしひしと伝わってくる。
テレビが再びおもしろいと思える日がくるかもしれない今回、このニコニコ実況連携機能をアプリ「torne」のアップデートで可能にしていく。
まずは4月中を目処にPS5用torneのアップデートで実装され、順次PS4、iPhone/iPad/Android向けtorneへと続いていく。
開発はBuffalo、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ドワンゴの3社協力で開発され、Buffaloはニコニコ実況のオフィシャルスポンサーに就任するという。
このニコニコ実況が復活する事で、確実にテレビ視聴体験の価値は向上する、と私は確信している。
テレビの面白さの再確認ができるはずなので、nasneを今持っていない人は、ぜひnasneを購入して体験してみて欲しいところである。

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nasne、アッブデート

SIE製nasneを使っていた人には朗報になるだろう話。

ダビング可能へ

Buffaloから、ネットワークレコーダ「nasne」の機能向上アップデートの情報が出てきた。アップデートは11月24日に無償で公開される。
今回のアップデートで可能になる事は、nasne同士のデータダビングが可能になった、という事である。機能名は「お引越しダビング」で、同一ネットワーク内に接続されているnasne同士で、録画データの移行が行えるようになったワケである。
データの引っ越しでデータを保護これで、以前のSIE製nasneという古い個体で運用していた人も、データ喪失の心配がなくなったと言える。
今回のデータの移行は、旧nasneから新nasneへの移行、新nasneから新nasneへの移行は可能だが、新nasneから旧nasneへの移行はできないとされている。
どのみち、今まではnasneで保存した映像データは、劣化版としてモバイルtorneなどで外に出すしかなかったワケだが、今回のアップデートで正式に新しいnasneへと移動できる事で、より長く安心してnasneが使えるようになった、と考えて問題はないだろう。

PS5版torne

今回のアップデートに合わせて、PS5版のtorneアプリケーションも同時公開となる。
以前からnasneはPS5に対応させるという話は先行していたが、いよいよその対応が行われるという事である。
アプリの公開日は、11月24日で、前述のアップデートと同日になる。
単純にtorneが公開されるだけでなく、PS5に対応した機能強化アップデートも実施される。
まず番組表のズームアウトにおいて、もう1ズームアウトの段階を追加している。他に早送り/早戻しの表示フレーム数を増加させ、よりなめらかになるよう変更された。またPS5ならではの機能強化として、PS5用メディアリモコンでの操作にも対応している。
こうした機能強化されている事に対して、マイナスになっている部分もある。
それは、PS4版torneでは全て無料で利用出来たtorneだが、PS5用は録画番組を視聴するためには500円の機能追加費用が発生する。
これはスマホ版torneと同じで、今後のtorneはおそらく視聴機能は有料化するものと思われる。
また、この有料コンテンツの一つとしてPS5版には音質を強化する「オトイイネ」という機能が追加される。価格は1,320円。詳細は不明だが、PS5のサウンド強化機能と連動したものではないかと予想できる。
また、torneは基本白色のデザインテーマなのだが、500円の有料で「トルネ・ブラック」というテーマも用意される。
ようやく実装されるPS5版torneだが、視聴に500円かかるという所で抵抗がある人もいるかもしれない。これについては何とも言えないところではあるのだが、torneそのものは一度使うとその便利さは他に換えられないものでもあるので、500円という価格はそう高いというイメージではないかもしれない。
ソフトウェア開発に必要な費用と思えば、受け入れられる価格ではなかろうか。

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nasne、ようやく安定供給

こんなに大人気商品になるとは予想していなかった。

Buffalo製nasne

SIEから技術的移転を受けてBuffaloが新たに新型を発売した「nasne」だが、3月に発売して以降、Amazon.co.jpでBuffaloが販売する度に品切れとなり、なかなか定価購入ができない状況が続いていた。
何てことはない、転売屋が一気に製品を押さえてしまうので、買いたい人たちがBuffalo公式から購入できない、という状況が続いていたというのが、おそらくは真相である。
ただ、その転売屋での売れ行きがあまりよくない状況になったのかもしれないが、ここに来てようやくBuffaloの在庫が安定してきたようである。
よくできた後継機元々、Buffaloが提示していた定価は29,800円なので、これより高い金額での購入は、単純に転売屋価格だという事である。
私は初回購入はできなかったが、2回目の受注時に注文する事ができたので、4月16日には製品が到着、使い始める事ができたが、ある意味運がよかった方なのかもしれない。

複数台連結?

nasneは、1個に付き1つのチューナーしか内蔵していない。なので、nasne単体で録画をはじめると録画した番組は同時に視聴する事はできるが、他局を視聴する事はできない。
もし録画している時でも他局を見たいというのなら、nasneを複数連結して使用することになる。
私は当初、その可能性を視野には入れていたものの、本体価格29,800円という価格から、2台目は状況を見てから考える事にした。
実際、1台目で運用を始めて思ったのは、以前よりテレビを見ないという事に気づいた、という事である。
私はPCにも「PC TV Plus」というソニー製アプリケーションを導入していて、PCのデスクトップ上でnasneと接続してテレビの視聴が可能な状態にしてある。もちろん、モバイルとしてiPhoneのnasneでもプラグインで再生できるようにしている。そのどちらでもテレビを見る事ができる環境を整えたにも拘わらず、以前ほどテレビそのものを見ないようになっていたのである。
垂れ流しでテレビを付けているという事もしなくなり、以前の私の環境と異なる状況になっているな、と実感。結局、2台目のnasneの購入はないかな、と思っている。

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Buffalo版nasneの保険

データ復旧サービスが行われるBuffalo版nasneは、SIE版を超えたかもしれない。

データ復旧サービス

nasneを使っていて一番困るのは、nasne内蔵のHDDが故障した時である。地デジを録画している関係から、その著作権保護機能の為にHDDをそのまま交換する事もできない仕様になっているので、SIE版の頃からnasneのHDD交換は、ほぼ不可能と言われてきた。
中には、この不可能と言われている問題に挑戦してHDD容量を追加する改造を行った人もいるだろうが、素人ではそういった事はまず無理である。
なのでnasne内蔵のHDDは最初からある程度容量の大きなものが理想とされてきた。
よくできた後継機Buffalo版が発売されたとき、標準が2TB仕様だった事は、ある意味喜ばしい事だったのだが、この度、Buffaloは更なる上を行くサービスを開始する。
録画番組の他、NASとして保存していた各種ファイルも対象にして、nasne本体に加えて外付けHDDも対象にし、Buffaloの拠点で診断・復旧してくれるサービスが開始される。
これは、もともとBuffaloが販売しているHDD製品に対してのサービスと同等のものをnasneにも適用されたものなのだが、当然SIEの製品だった頃には存在しなかったサービスである。しかも、Buffalo製のnasneはオリジナルとは構造も若干異なるので、今回のサービスはBuffalo版nasneのみ対象とする。
サービスとしては、故障したnasneをBuffaloに送付し、Buffaloでデータを診断・復旧させるのだが、本体の場合は新品nasneにデータを入れて返送される。外付けHDDの場合は新品のHDDに入れて戻される仕組みで、その費用は軽度の論理障害で9万円、中度で10万5000円、軽度の物理障害で12万円、中度で18万円となる。外付けHDDの場合は、nasne本体ではなくHDD代になる分やや安くなり5万4000円からで保証期間内の軽度論理障害ならば無償となる。
随分と料金が高いと思うかも知れないが、失われるデータの貴重性を考えれば、納得できる人もいるはずである。

みまもり合図 for nasne

また、現状のnasneの稼働状態データを読取り、劣化でデータ喪失の危険がある場合に、本体LEDやアプリ、メール通知でユーザーに伝える「みまもり合図 for nasne」という故障予測サービスも開始される。利用料金やアカウント登録等は不要。
仕組みとしてはHDDの機能であるS.M.A.R.T.を元にHDDの健康状態を診断し、その状態をランク付けして通知する。この機能が働くのはnasne内蔵のHDDとそれに接続した外付けHDDで、残念ながらSSDには非対応となる。
また、録画した番組の引っ越しサービスも提供を開始する。
このサービスは、現状のnasneや外付けHDDに保存されたデータを新品のnasneや外付けHDDに移動させてくれるサービスで、自力でダビングやムーブをしなくてもハードウェア毎新しくしてくれるというサービスとなる。
nasne本体の場合は新品nasneにデータを移動させて、送料込み42,350円(税込)となる。外付けHDDの場合は容量によって異なり、1TBが3万4,100円、2TBが3万5,750円、4TBが4万150円、6TBが4万5,100円となる。
このサービスは要するに全部おまかせ的なサービスなので、自力でデータを移動できる人は、前述の「みまもり合図 for nasne」を併用して自分でデータを移動させれば良いので、頼る事は多分ないだろうが、そういうサービスも公式で用意した、という事だろう。
何か、SIE時代よりも至れり尽くせりである。
ちなみにSIE版nasneからBuffalo版nasneへのデータ移動はできないので、そこに活路を見出したい人は残念な話である。

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nasne、セットアップ

先日購入したパッファロー製nasneが到着した。

シンプルな商品構成

先日、第2回目予約のBuffalo nasneを購入した事を記事にしたが、そのnasneが本日到着した。
Amazon.co.jpでの購入なので、また法外な大きさの箱で届くのかと思っていたら、緩衝材を内側に張った袋に厚紙の底を入れた上にnasneが入っているという、袋包装で届いた。
この包装方法だと、nasneの箱が途中で破損したりするのではないかという気もするのだが、おそらくBuffalo側がそうした包装形態を取っただけで、今回の件はAmazon.co.jpとは無関係なのではないかと思う。
そんな放送状態はまぁ良いとして、気になるのはnasneそのものである。
nasne、到着箱そのものはおそらくSony発売の頃のものとほとんど変わらないのだろうと思う。違うのはBuffaloのロゴが入っているという事と、内蔵HDD容量が2TBになっているという記載、商品識別のQRコードぐらいが違いではないかと思う。
torne公式キャラクターのトルネフがそのままになっているという事が、アプリに関してはSonyが継続してサービスしているという事を表していると言えるのではないかと思う。
早速中を開けてみると…オリジナルの中身を私は知らないが、おそらくこの中身の構成もほとんどオリジナルと同じではないかと思うほどシンプルである。
本体、ACアダプタ、アンテナケーブル、LANケーブル、マニュアル、B-CASカードの案内とカードを貼付したシートという、たったこれだけのものである。
マニュアルも…実にシンプルで、この説明だけでセットアップするとなると、初心者では結構トラブルが起きるのではないかというぐらい説明が足りない。ま、説明のしようがないのかもしれない。それを知るのは私がセットアップをした後の事である。

PS4 Proでセッティング

早速nasneをセットアップする事にした。
本体にアンテナケーブル、LANケーブル、ACアダプタをを挿し、起きたい場所に置く。設置はこれで終了。電源はACアダプタに通電すると勝手に入る仕組みで、本体後ろに一応電源ボタンとリセットボタンがあるが、これを押す必要は無い。
ハードウェアの設定そのものは実はこれで終了で、あとはアプリケーション側の設定となる。
私はPS3時代にPS3に接続するtorneを使用していたこともあるので、アプリケーションであるtorneの使い方はそんなに迷う事はない。はじめてtorneというアプリケーションを起動する場合は、nasneというアプリケーションの設定が必要なのだが、それもそんなに難しいものはない。
一つ誤解を無くしておくと、PS3時代のtorneはハードウェアとアプリケーションの2つをセットにしたものを指していたが、今のtorneは純粋にアプリケーションのみを指す。PS3のtorneはPS3にアンテナケーブルを接続し、その信号をPS3に取り込むためにハードウェアがセットになっていた。nasneは単体でアンテナケーブルの信号を処理するのでアプリケーションと切り離された製品になる。
PS4 Proを起動し、nasneアプリを立ち上げると、前述の簡単なセットアップが始まり、同一ネットワーク上にあるnasneを探し出す。nasneが見つかるとそのnasneを登録する事になるが、PS Networkのアカウントと紐付ける作業がその途中に入る。
その後、登録したnasneの地域設定をして、チャンネルを確定すると、これでセットアップが完了である。確かにマニュアルに書くには単純すぎるし、基本的に画面に従って入力するだけの作業である。
だが…もしこれがネットワーク的に複雑なネットワークだった場合には、素人だとおそらくそこで詰む事になる。
例えば…nasneは有線LANを使用するので、セットアップにスマホアプリであるnasne mobileを使った場合、有線LANと無線LANのネットワークが切り離されていたりすると、その時点でスマホ側からnasneを探し出す事はできない。何故なら、torneは同一ネットワーク上にあるnasneを検出するので、セキュリティ的に無線LANと有線LANを切り離している環境ではtorneがnasneを見つけられない。
無線LANの場合、有線LANのネットワークを保護する為、無線LANネットワークを独立したインターネット接続用のみのネットワークとして構築するパターンがあり得る。昔、WEPのセキュリティが脆弱すぎるという事が判明した時、WEP接続はインターネットのみに接続し、内部ネットワークから切り離すという設定がほとんどのルーターに機能として実装された事があるが、それと同じように独立ネットワークとして無線LANを構築してしまうと、今回のような場合、nasneを検出する事ができない。
これらはnasneの問題というよりは、無線LANの設定の問題でもあるので、nasneのメーカーとしては対応のしようがないのだが、これでトラブルを起こしたなら、消費者側からすれば「nasne、どうしてくれるんだ?」となる。
そういう意味ではQ&Aは結構しっかり作り込まないと、新規ユーザーは戸惑うかもしれない。
…ま、nasneはそもそも新規ユーザー獲得を第一に考えている製品ではないので、今更な話なのかもしれないが。

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nasneの販売、再開

Buffalo製nasneの第二回販売分の予約が開始した。

さっそく予約

3月31日に第一次出荷分が発送、販売されたBuffalo製nasneだが、その人気からか、すぐに予約が完了してしまい、買えなかった人も出た。
私もその一人で、限定品ではないものの、まさかここまで人気とは思っていなかった事から、安易に買えるときに買おうぐらいで考えていて、大失敗してしまった。
その後、Buffalo公式のTwitterでは、4月中旬に次回分の販売を開始するとアナウンスされていたのだが、本日10時過ぎに、第二回分の販売予約が開始された模様。
Buffalo製nasne、ついに発売私はお昼ちょっと前ぐらいに気づき、早速予約をしたのだが、今の所まだ予約は打ち切られてはいない(18:00現在)。
欲しい人は、今すぐ予約した方が良いと思うが、正直、私は2個買ってもよいかな、とも思ったのだが、とりあえず1台で使ってみて、その後を考えようと、とりあえず今回は1台のみの予約に留まった。
2台運用を考えた最大の理由は、1台だと録画と視聴を同時にできないから。というか、録画している番組は視聴できるものの、チューナーが1基しかないがために裏番組は観る事ができない。なので2台運用なのである。
最大4台まで連結運用できるので、用途によって増やすというのが良いのかも知れない。だからとりあえず今回は1台のみにしておいた。

到着予定は4月19日

今回の二次予約分は、Amazon.co.jp自体には4月18日に入荷するらしい。
よって購入者の手元に届くのは4月19日が最短、という計画の模様。
公式Twitterの予告通り、4月中旬の発売だったわけである。
今回の第二回分で、現時点で即日完売という事になっていなければ、今後は買いたいタイミングで購入できるようになるのではないかと思われる。
一番よい状況は、まさしく欲しい時に買える状態なのだが、今回の第二回予約分が簡単に埋まらないとなると、現時点でnasneの必要性はそのレベルという事を裏付けてしまうことにもなる。
今後、安定して需要が見込めるアイテムでないと、製品そのものが廃れていく可能性がある。SIEがnasneから撤退したのは、部品供給がままならない状況になり、新たなSoCでnasneを更新するだけの開発費を掛けるべきかどうか、を考えた結果である事を考えれば、ここでBuffalo製も同じ道を辿る事もありうるわけである。
Buffaloは、拡張HDDの販売の実績とユーザーの声から、nasneは継続するに値する製品と裏付けたわけだが、実際に販売して初回は完売したものの、第二回分は思ったほどじゃなかった、なんて事になれば、この次の世代のnasneには大きなマイナス点になってしまう。
すぐに買える状態である今の状況は、喜ばしい反面、ちょっと怖さを感じてしまうのは、そういう背景を考えればこその問題である。

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nasne、大人気

昨日予約が始まったBuffalo製nasneだが、もう次回入荷未定に。

待ち望まれていた

先日当Blogでも記事にしたが、Buffalo製nasneが3月25日よりAmazon.co.jpにて予約開始となった。
私も欲しいなぁ…と思っていたのだが、今日の段階で既に次回入荷未定という、受付終了状態だった事で、自分的には衝撃的。
やはり私以外にもnasneの再登場を望んでいた人が相当数いた、という事である。
Buffalo製nasne、ついに発売公式では、順次製品は出荷していくので入荷を待って欲しいという話のようだが、もともと限定商品ではないので、待てば購入は確実にできる。初回に買い逃した人は地道に待つしかない。
今回発売されたBuffalo製nasneは、当然だが中身も一新されている。
ただ、デザイン的にほとんど同じである事、使用するソフトウェアが同じである事から、変わり映えのない製品に見える。
だが、確実に進化しているのは間違いない。
まず、使用するB-CASカードはフルサイズのものから小型のmini B-CASカードに変更されたので、nasneの裏側のB-CASカードスロットが小さく変更されている。また、冷却ファンを搭載した事から側面後方に排気口が追加されている。それと微妙な違いだがLANポートとUSBポート(増設HDD追加用)の位置が逆になっているのと、電源ポートの色が黄色から黒に変わっているところも変化点と言える。
ハードウェア的な違いといえばこの程度。だが、本当の進化は中身にある。

さすが新型

中身に関しても、前述したように使用するソフトウェアが同じなので使い勝手は全く同じのようだ。
だが、まず最初に固体で認識するHDD容量が最大8TBになったのが大きい。
以前のnasneは内蔵1TB、外付け1TBの計2TBまでしか認識しなかった。だが、今回の新型は内蔵2TB、外付け6TBで計8TBまで認識するようになった。これは大きい。
nasneは単体で3,000件の録画ファイルを扱えるが、以前の容量ではこの3,000件に届かない可能性があった。特に長時間録画の番組を多数保存していた時などは、容量不足で悩んだ人もいたのではないかと思う。
だが、今回は8TBまでの容量があるので、相当余裕があるはずだ。逆に3,000件という制約の方が先に来るのではないかと思う。…もっとも、3,000件を録画し管理している人もスゴイとは思うが。
それと、iOS/iPad OS版の「torne mobile」アプリからの再生画質向上という進化点もある。
これは従来iOS/iPad OS版の「torne mobile」アプリではSD画質(480p)での再生しかできなかったものが、Buffalo製nasneではHD画質(720p)に変更されている、というもの。iPhoneやiPadで手軽に録画番組を観ていた人からすると、大進化ではないかと思う。
ちなみに操作性は以前のものと全く変わらない。もしかすると以前よりも画面切替えなどは早くなっているかも知れない。
とにかくサクサク動くのがnasneの最大の武器である。

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