評判が良いE-M1 mkII

うーん…思った以上に好感触。

性能だけが新機種じゃない

オリンパスのフラッグシップE-M1 mkIIだが、私自身は結構辛口な評価をしてきたのだが、世間一般の評判をいろいろな所で見ていると非常に好感触で評判がいい。
私が一番問題視している高感度耐性も全く前機種と同じではなく、実際には一定の改善はされているのだが、私はこの伸び代に問題がある、としたのだが、世間一般の話でいくと、それ以外の部分で絶賛している人が非常に多い。
特にAF性能の改善の評判は絶大で、ミラーレスの常識を遙かに超えているという評価が非常に高い。
また、私は価格を問題視してきたが、この価格問題も比較的世間一般で言えば“妥当”という話が出ている。
まぁ…E-M5 mkIIなどとの価格差を考えると、今の価格にならざるを得ないのかもしれないが、性能に対しての適正価格、という事を世間一般の人達が認識した、という事なのかもしれない。
つまり、ココで言えるのは突出した性能だけが新機種の価値ではない、という事。
従来出来ていた事がよりブラッシュアップされた事そのものに価値があり、また安定した事に価値があると、大多数の人が認知したと言えるのかも知れない。

30mm F3.5 Macro

E-M1 mkIIは、現時点で私は購入を見送っているが、同時期に発売された30mm F3.5 Macroレンズに関しては現時点でまだ迷っている。
オリンパス公式でポイントを使って購入すれば28,000円弱で購入する事ができるのだが、35mm判換算で60mmという焦点距離レンジは、他レンズとも被るのでMacroレンズだと解っていても躊躇ってしまうところがある。
もし私が「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」を持っていなければ、多分購入する事そのものに抵抗はなかったかもしれないが、「12-40mm F2.8 PRO」と合わせて重なるレンジが3本もある。
しかもマニュアルフォーカスを含めればFlektogonも似たようなレンジである。
まぁ…“似たような”というだけで全く同じというわけではないのだが、もっと違った画角のレンズだと導入しやすいというのは、言うまでもない。
もう少し検討してみるが、実に悩みどころで困っていたりする。
何かこう、決定的な判断基準が出てきてくれればよいのだが…。

最近、カメラにあまりテコ入れ出来ていないので、折角取得したドメイン“OLYMPUS BLUE”が全く活かされていない。
休みに入った段階で一度整理していこうと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    E-M1 Mark2 の評価高いですね。
    やはり、あの連写速度とAFで動きものにも対応したのが大きいのでしょうか。
    ボケが好きな日本人より、パンフォーカスが好きな海外の人にも評価されてるのかも知れませんね。
    私は4K動画はスチルカメラではないと思ってるので、メカで対応してきたOLYMPUSの姿勢は好感持てます。
    …まぁ、買える値段じゃ無いですがw

    レンズは、12-100mmが便利すぎて、一本だけあれば良いって人もいそうですね。
    サイズは結構ありますが。

    でも、やはり私も一番気になるのは30mmF3.5マクロです。
    逆光に弱いので、凄く寄れる標準レンズって使い方はちょっと厳しい場面がありそうだけど、近接用と割りきれば面白いレンズだと思います。
    ただ、標準域で寄れるレンズが他にあるなら必須と言う程でもなさそうです。
    武上さんの場合は万能の12-40mmと、未だに描写の評価が高いパナライカ25mmがあるので、特に微妙ですね。
    欠点の無いレンズを買ってしまったが故の贅沢な悩みですがw

    私は、オールドでもKマウントでも寄れるのあるからパスします!
    …と言うか、資金が尽きましたw

    • アバター画像 武上 より:

      E-Mi mkIIは、私の予想を超えて評判がすこぶる良いので、しばらくは値崩れもないだろうな、と思ってます(爆)
      たしかに魅力がないかと言われれば決してそんな事はないんでよね、この後継機は。
      今まで届いていなかったところを持ち上げただけ…もちろんそれが簡単な事ではない話だし、それによって得られる効果は、絶大なのかもしれません。
      ただ…数万円追加でフルサイズセンサー機が買えるという事実は、マウントを変えても良いと思っている人からすると、揺れ動く動機になるのも待ちが言うない話であって、できれば20万円は下回って欲しかったな、と思います。

      12-100mm F4.0 Proレンズですが、便利だな、と思う反面、最短撮影距離の問題や撮影倍率の問題なとを考えると、12-40mm F2.8 Proの方がいろんな局面で有利に使えるかな、と思っています。
      なので、40-150mm F2.8 Proレンズが欲しいわけですが、12-100mmの最大の強みはレンズ内にも手ブレ補正機能が付いていて、本体と連動させられるという事と、インナーフォーカスだという事なんですよね。
      ま、どっちにしても焦点距離から私のレンジからは外れますけどね。

      そして30mm F3.5ですが…最大撮影倍率を考えると欲しい1つではあるんですよね。
      35mm判換算で2.5倍という訳分からん倍率は、個人的には未知の世界なのでその世界を撮る用途が沢山できるようであれば、持っていても良いかも知れません。
      12月31日まで、OLYMPUSのポイントが有効なので、それで4,000円強の割引が可能と考えると買ってもよいのかもしれませんが…悩むw

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