フルアルミの世界にようこそ

 WINDYのケースが到着したのは午後に入ってからだった。
 6月初旬、新PCへの移行が決定してはや半月以上経ったワケだが、中身は6月8日に到着し、その日の夜には旧ケースにて組み立てた。
 本来なら6月12日頃に新PCのケースが到着するハズだったのだが、結果として半月以上の遅れで、本日ようやく届いた。
 注文したケースはWINDYのフルアルミケース。
 ALTIUM FC500というケースで、シャシーがMuscleBack仕様(この仕様をNeo-Muscleという)になっているものである。
 MuscleBackというのは、通常のアルミケースよりもアルミ厚が大きいもので、より剛性が高い仕様である。
 本当ならば外装からシャシーまですべてがMuscleBack化しているモデルが欲しかったのだが、金額的な問題等でNeo-Muscleに落ち着く事となった。
 ミドルタワーケースとしては標準的な機能のケースだが、唯一違うのは、その放熱性。
 アルミケースは軽く、そして放熱性に優れているところがウリなのである。


 とりあえず旧ケース(スチール)からパーツをすべて取り払い、マザーボードを移設開始。
 旧ケースの時につけなかった、大型のCPUファンに換装し、マザーボードをケースのベースに固定。
 各デバイスを移設し、電源を搭載して配線を綺麗にまとめてすべてのパーツを結線。これだけの事である。
 だが…
 これだけの事だが、時間のかかること orz
 ま、細かい行程が多いのだから、仕方のない話ではあるのだが。
 FC500の最大のウリは、何と言ってもフルアルミだという事。
 それはフロントパネルまでもがフルアルミであり、光学ドライブのベゼルもケース内に入れてしまってオリジナルのベイリーフで武装するといった感じ。
 その見た目の統一感は実に素晴らしいもので、まさにアルミの塊。
 ま、ホントは放熱性と軽さでフルアルミを選んだのだが。
 とりあえず、移設は問題なく完了。
 気になるケース内温度も思ったより上がっていなかったし、ファン等の音もかなり小さくなっていた。
 新PCはこれでようやく完成した。
 このPCで…5年戦えるかどうかはわからないが、これからしばらくは安泰というものである。
 …借金だけど orz

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. アバター画像 士之 より:

    うちは、今月の15日に買うことにしました。
    予算は120~150Kぐらいかと。
    光学ドライブは既存のもので、グラボを後回しにするかどうかで値段に差異が生じるぐらいですかねぇ…。
    今は、パーツ屋をまわりながら、構成をどうするか考え中です。

  2. アバター画像 武上 より:

     ビデオカードを入れないで120k~150kなら、とてつもなく高価なPCになりそう。
     ビデオカード込みで150kって事なら、まぁ妥当なところかな、と。
     それ以上の価格性能が必要なら話は別だけどさ。
     おすすめのCPUはIntel製Core2 Duo E6600かな。
     やはり価格と性能を比べたら、これが一番妥当なところ。
     Athlon64 X2は確かに安いけど、この先長く使っていく事を考えるとソケット規格がこれから変わる事が確定しているAMD系は避けたいところ。
     なので自動的にマザーボードはIntel系のものになるわけだけど、今なら35系かな(ランク下の33系もあるけど…)。
     35系はX、P、Gと機能別にグレードがあるわけだけど、ビデオカードを別で用意するなら、手頃なところでP35系がおすすめ。
     ただ、メモリソケットの違いに注意が必要で、DDR3で行くかどうかで判断が分かれそう。ま、普通にDDR2で行くと思うけどさ(メモリ価格がシャレにならない差だしね)。
     他で悩みそうなのはビデオカードぐらいかな。
     個人的にはビデオカードも変えた方がいいと思うよ。
     ビデオカードにいくらお金をかけるか、でおすすめ品が変わる。
     予算が1万円~1万5千円までならGeForce8500系、2万円ならおすすめはGeForce8600GT系かな。
     3万円かけられるというのなら、その上のGeForce8600GTSがおすすめ。
     ちなみに周囲の人はほとんどがGeForce8600GTSをセレクトしてるよ。
     実売価格で2万7千円近くでかなりの性能を叩き出してるからね。
     GeForce8系は、6系や7系と比べても格段に性能が上がってるので、PC買い換えの時に8系に進む事をおすすめしときます。
     8万円投資できるなら8800GTXを激しくおすすめしときますが(爆)
     ま、上記説明は判断材料の一つとして考えてみてください。
     私みたいにバカな構成にしなければ、12万円程度でも十二分な性能得られますから。
     RAIDを視野に入れると価格が跳ね上がる…という事を今回は学んだので、士之さんもRAIDとか考えてるならそれなりの予算は覚悟必須かな。
     ま、RAIDなんて組まないだろうけど…

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