価格対性能比バツグンのビデオカード

 NVIDIAからコストパフォーマンスに優れたビデオカードが発表となった。
 8800GTは8800系のビデオカードとしては新世代の製品で、価格は4万円前後くらいになるらしい。
 …らしいというか、もう発表されたので、それぐらいの価格で確実にでるのだが、その性能の高さはといえば、8800GTSよりも上でGTXに肉薄する性能を持っている。
 さらにPureVideo2を内包した初の8800シリーズでもあり、一番の驚きはそれでいてカードは1スロット仕様だという事。
 ビデオカードに4万円をかけられるという人は絶対に買いの一枚である。
 私は…当分換えられそうもないし、今のGTSと比較して絶対的な性能差があるわけでもないので、現状維持だろうとは思うが、未だGeForce7900系や7600系を使っている人は買い換え候補にしてもいいんじゃないかと思う。
 気になるのは、旧ATI、つまりAMDの出方である。
 RADEON系は未だハイエンドクラスのビデオカードの登場がないわけで、トップレベルのとがった製品が世に出てきていない。
 NVIDIAは8800GTで確実にハイエンドクラスを下の層へと降ろしてきているワケで、価格とパフォーマンスのバランスがココで崩れる事になる。
 AMDはこれに対してどのような答えを見せてくれるのか?
 かなり気になるポイントである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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