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2次元に勝てると思っている女性と否定する男性

まぁ…こういう話題が出るという事そのものが問題視されなくなったというのが現代の問題のような気がしないでもないが、とあるサイトのアンケートで「ゲーム内の彼女に勝つ自信はありますか?」という質問に、47%の女性が「ある」と答えていたことに対し、多くの男性から否定的な意見が出ているらしい。
もっとも、この否定的な意見を出している男性というのは、ネット上での男性であるため、そもそも男性全体という枠から考えると偏っているかもしれない。
特に反発的な意見が出ているのは、言うまでもなく2ちゃんねるらしい。
「2次元に勝てるはずがない。実在するしないは置いといて」
「2次元は疲れた時に癒してくれるよ、給料安くてもグチグチ言わないし。3次元の長所は宅急便受け取れること」
「つーか2次元に勝つ自身のある奴がこんなにいるのが驚き」
…まぁ、その気持ち、わからなくもない。
3次元ではリアリティがありすぎて、良い部分もあるにはあるがそれ以上に悪い部分が見えてきてしまう。だが、2次元は悪い部分やイヤな部分というのが基本的に存在しない。

ラブプラスが大ヒットした最大の理由は、2次元キャラクターでありながら、多数のキャラクターボイスを用意した事で、そこに錯覚を覚えるほどのリアリティがついてまわったことではないかと私は思っている。
つまり、2次元でありながら3次元を感じるほどの親近感がそこにあるのではないか、と。

ある種、これは由々しき事態である。
だが現実的に“碇シンジ”型男子が増えてきているのは事実で、イヤな事から逃げ続ける男子が2次元至上主義を唱えるのは極自然な事である。
しかもこれは最近の女子の一部にも言える事で、その勢力は次第に増え続けているといえる。
そこに商売の緒(いとぐち)を見出すメーカーもいるわけで、今後もこうしたキャラクター商売は増え続けていくだろうが、その影響で本当の恋愛をしない人たちが増えるのではないかという危惧も私的にはある。
人間は錯覚している事に気づかなければ、そこに真実があると思い続ける。
これは私が前々職にいた頃にある業界関係者が言っていた言葉だが、要するに2次元で錯覚し続ける限り、彼らにとってその世界は真実と同じである、という意味だ。
もちろん、2次元である事はリアリティある真実とは異なる事の根本は彼らも知っている。しかし、空想の住人となった彼らは、それを理解するという行為を拒否し、現実から逃げる事でリアリティのない真実を真実として受け入れてしまうのである。
バカバカしいと思うかもしれないが、それがあるからキャラクター商売のターゲット層が高齢化してきたのである。
もっとも、上記の通りに根底から考えている人は少ない。だが、その予備軍はものすごい数で増えている。
そしてその予備軍がいるからメーカーはキャラクター商売を展開し続ける…と、あとはこれのループである。
さて、どうする日本?
未来を築く彼らの矛先をどう持っていくのか?
婚活というリアルな運動を今は政府や地方自治体が支援しているが、今後はそれらをより強化して続けるしかないのか?
少子化問題と並んで、これも実に深刻な問題のような基がしてならないのは、多分私だけではないだろう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. くにすらもん より:

    昔は思ってました。
    現実の女性なんて…と。
    でもある日こういったゲームに夢中になっている自身の姿を想像したら、空しくなったんですよね。
    たしかに現実世界の女性は色々と面倒くさいです(笑)
    ですけど、生身の人間同士でしか得られないものもあるわけで…
    こういう生き方も若いうちはアリだと思います。
    けど、歳をとった時のことを考えると怖いですね。

  2. 武上 より:

    ラブプラス+、やってみましたが、私はこっちのほうがめんどくさいです(爆)
    なんというか…刺激受けないんですよ、ヴァーチャルな彼女から。
    恋愛も普通に人付き合いもそうですが、人と人が交差する時って、何かしらの刺激があるわけで、それが良い刺激もあれば悪い刺激もあって、その刺激から自分の立ち位置をどこに持っていくか…なんて事を考えたりする、と私は思ってます。
    リアルな人間環境はその駆け引きがあるから面白いのであって、その極みが恋愛なのではないかと思います。
    二次元養護派の人は駆け引きが嫌いなのかな…?
    と、ちょっとまともな事を言ってみたりw

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