Windows7 SP1を入れてみた

 2011年2月23日、Microsoftは一般向けにWindows7のService Pack 1を公開した。
 古くからのWindowsユーザーは、まずMicrosoftのアップデータをそうそう信じたりはしない。不具合が出た場合に戻せなくなる可能性が高いからだ。
 いつもの私なら同じようにService Packといえどもすぐに導入したりはしない。
 だが、今回のWindows7に関しては、速攻で入れてみた。
 理由は単純で細かいバグフィックスが中心だからだ。
 もし大きな変化があるService Packなら、私も同じように様子見を決め込んだことだろう。

 で、SP1にした事で変化した事は何なのか?
 実は一般人に恩恵を与えそうなのはバグフィックスという点ともう一つ、AVXだけだろうと思われる。
 AVXとは、Sandy Bridgeから搭載された、SIMD演算命令セット「Advanced Vector Extensions」の略で、今現在このAVXに対応したアプリケーションは皆無だろうが、徐々にそれがスタンダードになっていくだろうと思われる。


 インストールそのものはすんなり…と言いたいところだが、実はそうでもない。
 とにかくインストールプログラムが900MBを超える大きなものであるため、すんなり…というワケにはいかなかった。
 最終的に、インストールが完了するまでに約1時間ほど必要だった。
 これは環境によって大きく変わると思われる。
 今回のService Packでのみ対応したバグフィックスもあるようだ。
 大きな進化こそないものの、手堅いセキュリティなど確実性のあるアップデータであるため、警戒している人にもぜひ導入して戴きたいところである。
 ちなみに…
 私の場合、Service Pack 1を入れてから調子が悪くなった等の話は一切ない。
 たぶん問題ないのではないかと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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