バカ売れしたnecomimi

4月28日と29日、幕張メッセでニコニコ超会議が行われた。
言うまでもなく、ニコニコ動画が主催したオフラインイベントだが、いかにもニコニコらしいのは、無料ゾーンと有料ゾーンがあったという事。いっそのこと「プレミアムゾーン」とかの区分けにした方がわかりやすかったんじゃないかと思うがw

私はこの超会議には行かなかったのだが、実は気になっていた製品が物販されていた。
それが先日もBlogで書いた“necomimi”である。
necomimi 額と耳たぶの所で脳波を感知し、それに反応して耳が動くという製品である。
これが初日では途中で完売、その後追加販売したというから、その人気ぶりは予想を遙かに超えたと言えるだろう。
物が売れないという時期に、これだけの物量が売れる…しかも生活必需品でなく趣味のもので売れる。本来、売れるものというのは、こういった趣味に興じるものなのではないかと思ったりする。

何はともあれ、ニコニコ超会議では今後のニコニコ動画が進もうとしている一端が示されていた。
新たな潮流を作ろうとしている存在にまで拡大したニコニコ動画は、5月1日から名前を“niconico”と改名する。
日本の、ある一定のベクトルを持った存在へと拡大していくこの流れは、今後もしばらくは止まることはないだろう。
…古きコンテンツ企画者の血が、私にそう告げている…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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