Monthly Archive: 6月 2012

加持リョウジと水銀燈が入籍

 …このタイトル、意味わからんな(爆)

 まぁ、早い話が山寺宏一氏と田中理恵女史が入籍した、という話。
 おめでたい話ではあるが…年齢差は18歳。ま、芸能関係ではそんなに不思議はないか。

 この入籍の話を聞いたとき、真っ先に頭の中で考えたのがこのタイトルと同じ事。
 スイカに水を撒いている加持リョウジに「乳酸菌とってるぅ~?」って水銀燈の台詞がオーバーラップした(核爆)
 なんて話だwww

 ちなみに山寺宏一氏は2度目の結婚で前も同じ声優のかないみか女史と結婚していた。
 これも声優さんの話ではよくある話。

 …なんだ、特別な感じがしたけれど、実はあまり特別でもなくて普通の事じゃないか。
 昔、もっとスゴイ話を聞いた事があるからか、そんな感じがしてきた。
 いやー、芸能関係って普通の人じゃ考えられない事が普通に起きる所だから、こんな事なんか普通の事ですよ、ええ…。

 と、数年ぶりに業界人っぽい反応をしてみた。
 昔はこういう人達と一緒に仕事してたんだな、と改めて思うと、自分がその世界の関係者だった事が夢のように思えてくる。
 でも、結局は同じ人間であり、特別な事でも何でもないのだが…いざその世界から離れると、やっぱり特別な感じがしないでもない。
 特殊は特殊なんだろうな、やっぱり。

 何はともあれ、おめでとうございますm(_ _)m

ガソリン携行缶とアルミハンドルを買った

 今日は朝から久々にエクスチェンジマートに行ってきた。
 大磯ロングビーチで行われる、四輪・二輪・その他のフリーマーケットだが、私はコレで3回目。
 KSRのパーツには出会った事はないが、それでもバイク関係のちょっとしたパーツや工具などは格安で手に入る為、行ける時は行きたいと思っているイベントである。
 今回、うめーさんが行くというので、私も同行した。
 というのも、実はうめーさんには前々から頼んでいたものがあって、それを先日購入した、と言われていたので、それの受け取り&支払いもしなければならなかったのである。
 その頼んでいたものというのはコレ。
 ガソリンの携行缶である。
 容量は600ccと実に少ないが、私のKSRで使う分にはコレで十分なものである。
 最近のバイクは給油メーターが付いているものも多いが、小型バイクなどではまだまだそんなメーターが付いていないため、大凡の走行距離などで給油タイミングを推し量るしかない。
 なのでもし読み違えたりすると…即ガス欠という事にはならない。燃料タンクにはリザーブ容量があり、燃料コックをリザーブに切り替えれば、僅かながらまだ走る事ができる。
 しかし、そのもリザーブの容量がある分だけであり、ちょっとした遠出の時にはやはりそれでも不安は拭いきれない為、小容量のガソリン携行缶が欲しかったのである。
 ちなみにKSRの場合は1Lで約30kmくらいは走れるため、この0.6Lだと18kmくらいは走る事ができる。リザーブの容量0.5Lと合わせれば、30km以上は走れる計算になるため、これでほぼ安心できるだろう。ちなみにお値段は1,380円。これで保険だと考えれば安いものである。
 
 で、話を戻してエクスチェンジマート。
 今日は朝方にものすごい雨で、イヤな天気だなぁ…と思っていたのだが、開始の5時30分にはほとんど雨は上がっていた。
 だが、この雨が出展者の数を決めるのである。
 通常、雨の時は出展者が激減する。屋根を準備できる出展者でなければ出品物も自分もずぶ濡れになるからである。
 で、案の定、開始時間になっても、実にまばらな展開で今回のエクスチェンジマートは始まった。

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TCPの30倍の転送速度

現在のネットワークの主流プロトコルはTCPという仕組み。
トランスミッションコントロールプロトコルの略で、伝送制御プロトコルと言われるものである。
インターネットにおけるプロトコルスイートの中核をなすプロトコルのひとつで、さらにスイートに当初からある2つコンポーネントの一つであり、もうひとつのコンポーネントがIP(インターネットプロトコル)であるため、よくTCP/IPとスイート全体を指して言われる事がある。
ネットワークに携わるものなら、TCP/IPという言葉は一度は聞いた事があるはず。
それぐらいメジャーなものである。
今現在、そのTCPを利用しているのは、TCPが欠損パケット再送などのエラー訂正機能などを持っていてデータ転送などで信頼性が高い為である。その弊害として同じトランスポート層にある他プロトコルより低速という問題があるが、信頼性とトレードオフという観点から使われるケースが多かったという事である。
通常、一般人であればTCP/IPでの通信で何ら困る事はないのだが、大量のデータ伝送を必要とする人達からすると、この速度はどうにかしたいところ。
昨今の自然災害で企業が持つデータを保守しなければならない人からすると、海外拠点などのデータをとにかく世界中にバックアップを取り、いつどこでそれを失っても復帰できる体制というのを実現しようとすれば、確かに今のTCP通信では遅すぎるかもしれない。
そんな問題を解決する手法を、Skeedという企業が開発したプロトコルで解決できるという。

SkeedはあのWinnyの開発者である金子勇氏が創設した会社で、TCPでは使いきれていなかった帯域をアグレッシブに使えるという独自プロトコル“SSBP(Skeed Silver Bullet Protocol)”を開発した。
金子氏曰く「SSBPではTCPと比較して、通信距離が長い場合や回線品質が低い場合の通信がものすごく速くなる」そうである。
今回、このSkeedが開発したSSBPを使用して、NHN Japan子会社のデータホテルとSkeedがグローバル間のデータ転送を高速化させるクラウドサービス「データホテル クラウド コネクト」を発表した。6月12日の話である。

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DigiFi第7号の付録パワーアンプ

 雑誌“DigiFi 第7号”に、特別付録としてUSB DAC付のデジタルパワーアンプが同梱される。
 雑誌価格は2,980円だから、事実上2,000円くらいのアンプという事になるだろうか。
 今回付録としてついてくるパワーアンプは、OlasonicのUSB接続対応卵型スピーカー“TW-S7”に搭載している技術をベースに開発された特別品で、その基本構造はオリジナルを踏襲するが基板は完全にゼロから再設計されたものである。
 “TW-S7”はUSBパスパワーで動作しながら、瞬間的に大音量を出す事ができる“SCDS”(Super Charged Drive System)を採用している。これは小さな入力信号の時に電力の一部を蓄えておき、大きな信号を出力する時にそれらを解放、大音量を可能にする技術である。
 これによって、USBバスパワーという電力でも高音質を可能にしたワケだが、この技術が搭載されたUSB DAC付きパワーアンプが付録になるという…最近の雑誌はなりふり構わない状況だな…。

 雑誌stereo 2012年1月号に付いてきたアンプはUSB DAC機能は付いていなかったが、音は価格のワリにかなり良かった。今回のモノはUSB DAC機能があるため、デジタルをアナログにする部分を持ち合わせていることから、実際にどこまでの音がでるのかは分からないが、少なくともPCから直接出る音よりはずっと良い音が出るのではないかと思う。

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人型入力デバイス「QUMARION」

 セルシスから発売される人型入力デバイス“QUMARION”は、3Dモデルクリエイトという作業をより簡単にしてくれるかもしれないデバイスと言える。
 通常、3Dモデルを作り、それにいろいろなポーズを取らせようとすると、モデルを一つ一つ設定値で動かしたりしなければならなかったりするため、物理的というよりは論理的に動作を与えていくのが通例である。
 ところが、この人型入力デバイスのQUMARIONだと、人型であるならば、そうした3Dモデルの動きをこのデバイスですべて(といっていいほど)補完できてしまう。

impress PC Watch
【フォトレビュー】セルシスの人型入力デバイス「QUMARION」
~実機を使って3D CGアニメーションを作ってみた

 詳細はリンク先を見て戴くとして、要するに人型デバイスを動かすと画面内の3Dモデルが同じポーズを取る、という事である。
 今まで似たようなアプローチをもつ製品があったのかは知らないが、私はこのQUMARIONが初めてである。
 たしかに、これだと3Dモデルにいろいろなポーズを取らせるのはかなり楽である。
 商業ゲームなどではモーションアクターと呼ばれる職業の人が動いた動作をトレースしてゲームなどで使用しているが、そのモーションアクターがこの人型デバイスに置き換わった、と言えばわかりやすいだろうか。
 どちらにしても、VOCALOIDの延長上にあるような方向性の製品ではあるが、クリエイターのソロ活動を大きく支援するデバイスだと言えよう。

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そろそろ車の買い換え時期か…

 現在乗っている車を購入したのが、そろそろ8年前になる。
 随分と前だなぁ…と思うのと同時に、車の買い換えとなると現金で購入できない自分としてはまた返済が結構重くのし掛かってくるな、という現実がクロスオーバーする。
 ただ、生活圏が車必須の状態である以上、車の購入は避けて通れない道であり、生きていく上でのサイクルと受け止めるしかないのが仕方のない所である。
 もし車がなくても便利に生きていける生活圏なら、多分その分を電車などに頼らねばならないから、交通費にかかる費用というのは、車必須の生活圏であろうが、なくても便利な生活圏であろうが、そんなに変わらないのかも知れない。
 実際、比較した事がないため、どっちがお得なのかはわからない。
 …というか、考えたところでムダな事ではある。

 で、現実問題として、そろそろ車の買い換えを検討している。
 というのは、さすがに8年前の車という事で、燃費が最近の車と比較して悪すぎるのが問題。
 もちろん、だからといって買い換えるのが正しいワケではないのだが、実はいろんな側面で他にかかる費用が安く済む事が分かっている。
 たとえば、前述の燃費としても、単純にスタンドで燃料を入れる回数が30%は減るのである。つまり、月に2回入れていたものが2ヶ月で3回で済む計算だ。これは意外と大きい。
 そして、任意保険料も多少なりとも下がる。というのは、盗難防止策のイモビライザーが付くだけで任意保険料が下がるのである。
 こうした間接的にかかる必要を考えると、買い換えた方が後々楽になる、というものがでてくるのである。

 で、今買い換えを検討している車がコレ。
 HONDAのNBOXで、しかも4WDのCUSTOMである。
 なぜ4WDかというと…山間部の冬場を考えると、個人的には避けられない装備だからである。そしてなぜCUSTOMかというと、Turboエンジンに拘ったからだ。
 Turboは燃費の面で不利という事は十分わかっているが、坂道が多いからこそTurboエンジンのレスポンスが欲しいわけである。
 …ま、私の趣味も多分に入っているのだが(爆)

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Retina DisplayのMacBook Pro

 WWDC 2012にて発表された新製品の内、iOS6に関しては予想の範囲を大きく超えることはなかった。
 SiriがiPhone 3GS以降、iPad2以降、第4世代iPod touchに対応するという事、そして各アプリから直接Facebookが扱えるようになったという発表は事前の噂通りであり、結局iPhone5は発表されなかった。
 ある意味、順当と言えば順当という感じである。
 だが、そんなiOS6関係とは裏腹に、ついに期待の新MacBook Proが登場した。
 基本としてはSandy Bridge世代からIvy Bridge世代へとリニューアルされ、外観には大きな変化はない。しかし、内蔵グラフィックスはIntel HD Graphicsが3000から4000へと変わり、15型MacBook Proに搭載される外付けGPUが従来のAMD Radeonシリーズから、NVIDIAのGeForce GT 650Mへと切り替わり、さらにUSB2.0が3.0へと変化した。
 姿は変わらなくとも、確実に進化したと言える。
 だが、本命はこれではない。
 今回のMacBook Proは、Next Generation MacBook Proと名付けられた、Retina Display搭載のMacBook Proこそが本命である。

 15.4型のパネルは2,880×1,800ドットを表示し、その解像度は220ppiに達した。
 これは従来の15型MacBook Proの面積比4倍の解像度であり、従来機種と同じOSを扱う上では互換性が取りやすい事に他ならない。
 搭載CPUはIvy Bridgeの2.3GHz/2.6GHzクアッドコアのCorei7。BTOでは2.7GHzにする事も出来、Turbo
Boost時には最大クロック3.7GHzを可能とする。おそらく搭載されるコアは3615QM、3720QM、3820QMで、いずれもTDPは45Wとなる。
 内蔵グラフィックスとしてはIntel HD Graphics
4000の統合グラフィックスに加えて、外付けGPUとしてNVIDIAのGeForce GT 650Mを搭載する。これは今回の従来型と同じである。

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やはりAppleの動きは気になるもので…

 WWDC 2012がサンフランシスコで行われる。
 もう本日の深夜に現地で行われる為、開始までカウントダウンといった感じだが、今や世界経済を大きく動かすAppleだからこそ、このWWDC 2012の動きは気になってしまう。
 製造業という職業に就いてから、業界動向というものを気にしてきたワケだが、その背景にはこうした大きな企業の方向性は見過ごすことができない。
 ましてAppleである。今やGoogleと並んで世界を動かす企業の筆頭である。
 そんなワケで、WWDC 2012はどうしても気になるのである。

 今回、まず今の時点で分かっている事はiOS6の発表があるという事だ。
 噂では地図検索が見直されるようだが、それはイコールとしてGoogleとの決別を意味するのか?
 また、このiOS6の発表と共にiPhone5の発表があるのかどうかも気になる所だ。
 先日、モックアップのようなものが非公式に公開されているが、それが真実なのかどうかが気になる所といえる。
 ただiPhone5が発表されなくても、それはそれで不思議な事でも何でも無い。従来の発表タイミングを規則性に捉えて考えれば、まだそのタイミングではないからだ。

 それでも個人的に今のタイミングで新製品が出てくるかもしれない…と思っているのが、Macの新製品である。
 既に前機種から1年以上経過しているし、搭載しているアーキテクチャもSandy BridgeからIvy Bridgeに移行したものが発売されても不思議はない。
 さらに、タブレット端末の液晶が高解像度化している今、ノートPCのパネルがそれに追従していないのも変な話である。
 Appleの事だから、そうした高解像度パネルを搭載したMacbook Proが発表されても何ら不思議はないのではないかと思っている。

 兎にも角にも、あと数時間でそれらが明らかになる。
 個人的にはAppleの新製品はとても楽しみである。
 今はそれに期待して今しばらく待つとしよう。

ソウルハッカーズに真・女神転生IVのトレイラーが付く

 8月30日に、3DS版デビルサマナーソウルハッカーズが発売される。
 セガサターン版が発売されたのが1997年11月、その後PS版に移植されたのが1999年4月、その翌年の7月にはPSのベスト盤が発売され、さらにその2年半後の2003年1月にPS one Booksシリーズとして発売された後は移植もされなかった作品だが、私の中では間違いなくアトラス史上最高のRPGだと思っている。
 それぐらいのデキの良さだったため、PSP版としてデビルサマナーが移植された時には続けてソウルハッカーズも移植されるものだと思っていたのだが、結局移植される事もなかった為、半ば諦めていた作品だ。
 しかし、今年の春に3DS版として移植されるというニュースが出た時には大歓喜である。
 まずはその作風をプロモーションムービーで知ってもらいたい。

 デビルサマナーシリーズは、完全な真・女神転生シリーズの流れをくむ作品で、当然の事ながら主人公は悪魔召喚師となる。
 この世界の悪魔とは、いわゆる宗教でいう所の悪魔という意味ではなく、神も悪魔も区別がない。どちらかというと神学で言われる人ならざる者が全て悪魔という言葉で表現されている。
 それら悪魔を召喚する力をもったのが主人公である。協力体制を築いた悪魔を仲魔と呼ぶのも真・女神転生シリーズ共通で、それら仲魔を合体させ、より強力な仲魔を作ったりして、目的を達成していく。
 悪魔もいろいろ個性的で扱いも難しいのだが、主人公の仲間スプーキーズも個性的。だがそれ以上に個性的な敵役も多く、それら敵も悪魔召喚師がほとんどで、いろいろ個性的な特徴を数多く持ち合わせる。

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ガンダムUC第5巻を観た

 第7巻の制作が発表されたガンダムUCのBlu-ray Disc 第5巻が本日届いた。
 第4巻あたりから急激にストーリーが進んでいるガンダムUCだが、確かに最初言われていた第6巻までだったなら、とてもストーリーを追い続ける事などできない進みっぷりである。
 最初の第1~3巻までが、妙に忠実過ぎたのではないかと思うし、忠実に作り込むならここから後は全て忠実に作って欲しいと思えるストーリーであるだけに、シリーズ構成のバランスがイマイチな感じを受ける。まぁ、実際スタッフも苦労しているんだろうな、とは思うが。

 第5巻は第4巻のラストで登場したバンシーとの戦闘から始まる。
 といっても…ネタバレにならない程度に言うと、この最初の戦闘はそれほどでもない。気づけばあっという間の話である。
 今回の第5巻の見所は、たしかにバンシーとの戦闘にあるのだが、戦闘が激化するのはこのあとの話である。
 ただ…私としてはバンシーとの戦いがその本番であってもまだ足りない感じがしてならない。見せ所のハズのものが、結構スッキリと収まってしまっている。
 デルタプラスも実にあっけない感じで、迫力のある戦闘のワリに、ほとんどの戦闘が妙にアッサリしてしまっている。つまり、原作ではこれらの戦闘の全てが色濃く描写されているという事。全て尺に合わせる為にスッキリと作られてしまっているという事である。
 この辺りが残念でならない。

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実況の為のハードウェアがまた一つ

 niconicoへの配信環境を揃えて結構な期間が経つが、その間にキャプチャカードが進化した話は一つしか聞いていなかった。
 その話というのが、1080pで60フレーム対応という部分なのだが、一応発売された製品はその性能を持っていても、結局HDCPによるガードを突破する事ができないため、PS3で使用する事ができないというものだった。
 私はその性能をPS3のキャプチャーに使いたいと考えているのだが、今の所1080iで60フレームまでにしか対応できない。
 あとはHDCPが突破できれば、という所なのだが、そういった製品が出てこない。

 今回、COMPUTEX TAIPEI 2012で公開された、AVerMedia Technologies製のビデオキャプチャーボード“Live Gamer HD”も、残念ながらHDCPを突破できないのだが、名称からわかるようにゲームの実況配信を視野に入れた製品で、内蔵されたH.264ハードウェアエンコーダが配信用のトランスコードを行う事でPCに負荷をかけることなく配信できる機能を持つ。
 そういう意味では私が現在使っている“HDMVC4UC”よりも進化したキャプチャボードと言えるが、やはり残念なのはHDCP対応でない事である。

 ただ“Live Gamer HD”はUSB接続による録画ボタンがあるのが好ましい。ボタン押せば即座に録画が開始されるというのは、マスウ操作などでアプリケーション上から操作しないといけないものから比べるとかなりスピーディかつイージーである。
 繰り返すがHDCPには非対応であるため、もし使うならXbox360ならHDMI接続で1080p対応できる。そういう人には向いている製品と言えるだろう。
 価格は北米価格で220ドル前後になるらしいが、日本での価格はまだ未定のようだ。

 あとはHDCPへの対応だけだが…中国メーカーとかでHDCPを突破する1080p対応ボードを作るところが現れてくれないだろうか?
 国内では…まず無理だろうな(-_-;)

ヱヴァケータイのその後

 5月16日に、docomoはヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qとコラボしたスマートフォン“SH-06D NERV”を公開した。
 初めてその個体を見たときは…ああ、かつてのヱヴァケータイの新しいのね…ぐらいにしか思わなかったのだが、よくよく考えてみるとこれがスマートフォンだという事を考えると、今回のコラボモデルは実に興味深い。
 というのは、メカニカルな部分がほとんどないスマートフォンでのコラボモデルは、そのデザインで「らしさ」を魅せるのが難しいからだ。あえて「らしく」みえる部分があるとすれば、背面くらいなものである。
 実際、製品画像を見ても…

 裏面のデザインには「らしさ」は存分に見えるが、表面がほぼ画面のスマートフォンでは、本当の意味でコラボしている部分はガワではなく中身のソフトウェアだという事がよくわかる。
 2009年に発売された初代ヱヴァケータイ“SH-06A NERV”は、いわゆるフューチャーフォンタイプだったため、デザインという点で「らしさ」を出すのは容易だったが、スマートフォンはさすがにこの程度が限界といえる。
 一応、こうしたコラボモデルは作品とリンクしている事をウリにしているため、製品設定というものが存在する。
 その設定とは「NERV幹部に支給される端末の“流出品”であり、NERVの意識決定などを行うコンピューターの「MAGI」にアクセスできる端末という事らしい。また本来、一般職員や民間人は手にできない端末なのだが(MAGIにアクセスできるんだからそりゃそうだw)、非正規のルートから流出したことで購入可能になったという背景を持つ。
 まぁ立派な設定である。

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