デスクトップ周りの整理

ついついそのままにしてしまっているのだが、デスクトップ周りの整理を今年こそやりたい。

整理するにはスペースが必要

私のメインPCの前は実に手狭である。
理由は単純で、大型のPCラックに24型モニターをそのまま置き、PC本体は床においていても、そのモニター周りにはHDMI切替機、Dr.DAC2、小型アンプ、ウッドコーンスピーカー、そしてモニター前にはRealforce(キーボード)と、結構なモノが載っている。
立体的に置いてあるのはDr.DAC2とウッドコーンスピーカーで、それがHDMI切替機の上の一部分に乗っかっているのだが、これも横幅1m弱のPCラック幅に収める為にどうしても重ねる必要があってそうしている。
そう考えると横幅1m弱のラックは購入当時は随分と広いと感じていたのに、今では随分と狭いもんだなと感じるようになった。おそらくはモニターの大型化に伴った感覚の変化だろうとは思う。
とにかく、現時点では作業スペースなど設けられるはずもなく、どうやってこの必要な置物たちを整理しようかと思案しているところである。
どうやってスペースを作るか?
一番単純な考えで行けば、モニターを台の上に置き、モニター下にキーボードを収納できるようにすれば、少なくともキーボード分のスペースは確保できる。
モニター横は相変わらずかもしれないが、モニターを上に上げる分、高さは稼げる為、よりモニター下に余裕はできる。
という事は、デスクトップシェルフを導入すれば、少なくともモニター前にスペースを作る事はできそうである。

今度は高さ制限が…

デスクトップシェルフの一般的な高さは80~100mmと考えられる。横幅は600mm弱、奥行きは250mm前後と、商品毎にいろいろと仕様は異なるとは思うが、横幅だけば大体600mm弱になる。この理由は単純で、テンキー付フルキーボードが収納できなければ意味がないからだ。だから一般的なキーボードの横幅を下回る事はまずない。
問題となるのは、ラックのモニターが置かれているところの高さ幅である。
計測したところ、530mm程度の高さ幅があり、現在のモニターはスタンドを縮めていないため480mmほどの高さをモニターが占めている。
つまり、今のままだと8cmのデスクトップシェルフは入りきらない事になる。スタンドを縮めるなりして、モニターの足の部分を短くしてやらないと、収まらないのだ。
ただ、モニターは400mm程度まで縮める事ができるため、そうなればデスクトップシェルフは楽に入れられる。問題はモニター下に置いていたDr.DAC2などの配置場所を上手く考えないといけないという問題だけはついて回る事になる。デスクトップシェルフが入るため、今以上に置き場所に困る可能性もあるが…。

デスクトップシェルフ

いろいろ寸法を考えつつ、導入するデスクトップシェルフを検討してみる。
安いモノなら4,000円を下回るものがある。
逆に高いモノとなると…20,000円近いものもある。
どちらが良いかと言えば、当然高いモノの方が良いワケだが、実際は使い勝手の問題であり、価格が高いからと言って良いモノとは言えない。
最近のデスクトップシェルフは、USBハブ機能を持っているものが多く、しかも最近のニーズに応えるかのように、ほとんどがUSBによる充電を意識したものが多い。
USBハブがある事は実に望ましい事ではあるが、ここで使い勝手の問題が出てくる。
USBハブ内蔵として、そのUSBの口がデスクトップシェルフの側面についているものは実に使い勝手が悪いという事だ。
デスクトップシェルフの裏側は、ほとんどのケースで空白になる。上にモニターを載せる事になるだろうから、そのモニター等のケーブルがそこを通るからだ。しかし、デスクトップシェルフの側面は場合によってはスピーカーが置かれたり、或いはアンプが置かれたりと、必ずしも空白になる事はない。まして私の所ともなると、HDMI切替機などもあるワケで、そうしたものを置きたいと考えた場合、USBの口は正面か裏面かが理想になる。
そこで…私はコイツを購入する事にした。

ジャストシステム
https://www.justmyshop.com/camp/shelftuu/?m=jui12t01

ジャストシステムのロゴ入りなので、私が昨年購入したRealforceとおそろいである。

ジャストシステムロゴが入っているが…

おそらくどこかのOEM品だろうとは思う。だが、そのオリジナルを探す事ができなかったため、今回はジャストシステムから購入する事にした。
もともとATOKユーザーでもあり、しかもポイントが3,000ポイントもあったため、結果的には1万円以下で購入。前述のUSB問題はもちろん回避できるし、しかもバスパワーでなくACアダプターによる電力供給のため安定したデバイス運用が可能と、実に便利な一品である。
これを利用し、当面はデスクトップ前の整理を行っていきたい。
問題は…やはりスピーカーをドコに置くか? という事。
多分、今のままだとモニターの両脇に置く事は難しいかもしれない。
仮に置けたとしても、左右で高さが異なるパターンになる可能性が高い。
何故そんな状態になるかというと、その最大の理由がHDMI切替機の横幅に問題があるからである。
こいつが260mmの横幅を持つ為、おそらく素直にデスクトップシェルフの横に収まってくれない可能性がある。
さて、どうしたものか…。

ウルトラワイド液晶に変えた場合

先日から、4Kモニタではなく、シネマスコープのモニターの話をしているが、もし仮に私がこのシネマスコープのウルトラワイド液晶を導入したらどうなるかをシミュレートしてみる。
今回購入したデスクトップシェルフには載せられるし、横幅も足りている。なので配置できる事は間違いないが、このパターンの場合、確実にスピーカーは素直にモニター横に置けない。何しろ、ラックの横幅とモニター横幅がかなり近しい値であるため、モニターが相当高い位置にない限り置くことができない。しかし高さにも制限があるため、そこまでモニターを高く設置できないため、現実的に置く事ができない事になる。
なのでスピーカーの置く場所そのものを工夫しないといけないし、場合によっては液晶裏側に置き、左右に音を逃がすことを考えなければならないかも知れない。
ここでも問題になるのがHDMI切替機で、260mmという横幅をラック内にどうやって収めるかで収まりの良さが決まる。そもそも収まるのかどうかもまだ分からないのだが。
とりあえず、ラックの中には収まる…という前提の元、配置を考えなければならない。

とまぁ、考えればキリのない話になるのだが、まずはデスクトップの整理の為のアイテムを購入した、という所である。
整理についてはこれから詰めていく事になるが、楽になるのは、USBデバイスの取り回し、キーボード前のスペースの確保、といったところ。少なくともそれだけでも大きく改善する事は間違いない。
今までどうしてコレをやらなかったのかが不思議なくらいの話だが、これもモニターを換えたいという要望があったからこその話なのかもしれない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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