初詣は毎年元日に北口本宮冨士浅間神社に行っていて、今年も行ってきたのだが…
諏訪大社に行く事に…
先日から予定はされていたのだが、長野県岡谷市にあるグループ会社に行くことになり、そこで2度目の新年の挨拶をする事になった。
というのも、社長がそのグループ会社に今年初めて出向いた為にそういう事態になったワケだが、その流れで何だかよく分からないウチに「お参りに行こう」という話になり、グループ会社の人と一緒に諏訪大社に行く事になった。
2度目の初詣…これって縁起的に何ら問題ないんだろうか?
そんな心配もしないでもないが、とりあえず向かったのは諏訪大社の下社秋宮。
よく知らない人の為に説明すると、諏訪大社というのは諏訪湖周辺にある二社四宮の総称で、神社としては実質上「別の神社」である。
二社四宮とは、まず上社と下社の二社に別れ、上社には本宮と前宮という二宮があり、下社には秋宮と春宮という二宮がある事を意味する。
上社と下社と書かれると、上社の方が格式が上というようなイメージができるかもしれないが、序列は存在しない。同じようにそれぞれの二宮にも序列というものはない。
これら二社四宮の創建年代は実は不明で、日本最古の神社の一つと言われるほど古い。
私が毎年行っている北口本宮冨士浅間神社は延暦7年(788年)に社殿が造営されたという記録があるそうだが、この北口本宮冨士浅間神社は当初は諏訪神社であったと考えられているそうで、そう考えると、少なくとも北口本宮冨士浅間神社より諏訪大社の方が古くからの歴史がある、と考えて間違いなさそうである。
おそらくは出雲大社並に古い神社ではないか? とも考えられ、その理由として、古事記に武甕槌命が大国主命に国譲りするように迫り、それに反対した建御名方命が武甕槌命に相撲を挑んだがそれに敗れ、建御名方命が諏訪まで逃れた、という記載がある為である。
つまり、諏訪大社の歴史は、考えようによっては天孫降臨の時代にまで遡る話であり、そう考えれば出雲大社並に古い神社ではないか? という仮説もあながち間違っていないのではないだろうか?
神でも嫉妬する?
まぁ、諏訪大社などの事については、Wikipediaで調べる方が遙かに詳しく載っているだろうから、そちらを参照して頂きたいのだが、今からの話は私も噂で聞いた話。
皆さんは初詣等に行く神社は、毎年決まった所にいくだろうか?
私は山梨に引っ越してきてから、ずっと同じ北口本宮冨士浅間神社に初詣に行っている。
で、ある時近所の人に「次は別の所に行ってみるかなぁ…」と言った所「いつも行っている神社の神様が嫉妬して悪い事が起きるよ」と言われたのである。
しかも、この嫉妬する傾向は、祀られている神様が女性神であればあるほど強いのだという。
ホントか?
そう思いながらも、今まで何気なしに同じ神社に行き続けているのだが、実際どうなんだろうか?
そういう噂は、他の地域でも言われているのだろうか?
ちなみに北口本宮冨士浅間神社は、主神が木花開耶姫命である。
で、今回行った諏訪大社の下社秋宮は、主神が前述の建御名方命の妃神である八坂刀売神との事で、なんと女性神だったりする。
もし祟られでもしたら…なんて事を真剣に考えることはないのだが、縁起担ぎという面で見れば、何かイヤな予感がしないでもない。
こんな話を聞いた事がある人、他にいます?
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