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1800万画素センサー?

発売されるまではいろんな噂に包まれるものだが、ここに来てまた新たな話。

発売はやはり2016年の秋か?

噂は噂を呼び、時には真実を隠してしまったりするものだが、オリンパスのフラッグシップ一眼ミラーレス“OM-D E-M1 mkII(仮)”もまさにそんな渦中に置かれている製品である。
他社の動向によっては発売を前倒しする、なんて噂もCP+2016前には言われたりもしたが、ここに来ていろいろな噂が43rumorsでまたしても浮上している
それによると、「もし競合によってE-M1 Mark IIの投入をプッシュする必要があるとしても、オリンパスは2016年ドイツケルンで開催されるフォトキナに焦点を合わせて来る」という事らしい。
このドイツケルンで開催されるフォトキナというのは、2年毎にほぼ9月に開催されるカメラ・写真機材をはじめとした映像関連総合見本市である。
となると、やはり発売は9月ないし10月頃と見る事ができる。
当初言われていた2016年秋、という予定は結局変わらず、といったところかもしれない。
というか、他社動向で発売日をコロコロ変更する方がリスキーだと思うのだが…ま、今の所2016年秋という所にターゲットを置いていると考えて良いだろう。

搭載センサーは新型?

元々、PEN-Fが発表になった時から、次期E-M1は2000万画素の新型センサーを搭載するだろう、という事は言われていた。コレはコレでスゴイとは思うが…PEN-Fと同じにならないのは、像面位相差センサーを搭載するだろうからであり、この場合同じ2000万画素であっても、当然同じセンサーとはならない。
だが、先程の噂の中にこんな内容のものがある。
「新型センサーは1800万画素で、“ジオメンブレン”(意味不明)と呼ぶ新しい“フォイル”がセンサーに被せられており、1/60秒のうち10段分のハイレゾリューションをもたらす」
ここで出てきている言葉“ジオメンブレン”という言葉の意味は、噂元のサイトでも意味はわからない、としているが、ネット検索で調べて見ると、どうも土木・建築などの工法の中で出てくる用語のようで、保護シートや遮水シートとして掲載されている。
もちろん、カメラの中に建築工法を取り込むというのは現実的な話ではない為、何かしら別の意味があるのだろうが、何かしらセンサーに薄膜処理を行う特殊センサーになる可能性が考えられる。
詳細はわからないものの、1/60秒のうち10段分のハイレゾリューションをもたらすというのは、ある意味とんでもない話である。手持ちハイレゾが可能になる、なんて噂も以前飛び出ていたが、この技法を用いた事を意味していたのかもしれない。

また、私もCP+2016のPEN-Fのタッチ&トライをした時、担当の人に次期E-M1の話を聞いたのだが、詳細はまだわからない、と言いつつ「今年は80周年ですからねぇ…」と実に意味深な事を言っていた。
この言葉が、単に次期E-M1が発表されるという意味を表すのか、それとも特別な何かがあるという事なのかは解らないが、まだまだ次期E-M1にはハッキリしない謎テクノロジーがあるのかもしれない。

貫き通すそのポリシー

私がOM-Dシリーズ、というかマイクロフォーサーズという規格が好きなのは、とにかく小型軽量システムを可能にするという側面と、小型軽量だからこそ、レンズがフルサイズと比較して安いという所に魅力を感じているからだ。
ただ、最近のオリンパスのレンズを見ていると、残念だが高性能レンズでも安い…という事は言えなくなってきた。
まぁ、そういうレンズはごく一部のレンズかもしれないが、相対的に言えばまだフルサイズセンサーカメラのレンズよりは安いと言えるだろう。

このマイクロフォーサーズの規格を貫き通すというオリンパスの姿勢を今回の噂の中にも見る事ができた。
「オリンパスは高画素のレースには乗らない」と前述の記事には書かれていて、他社がセンサー製造技術が向上してフルサイズ機を発表してきている中にあって、オリンパスは今後もしばらくはその流れには乗らない、という方針は貫くようである。
だが「フルサイズの方がより鮮明で高精細な画が得られる」という考えを持つ人もいる事はいるだろうし、実際、被写界深度の浅い、ボケを活かした画を撮ろうと思えばフルサイズセンサーが有利なのは間違いない。これは純粋に光学特性の問題だからどうしようもない。
しかし、高解像度=高画素化ではない。
オリンパスのE-M1、FUJIFILMのX-T1、Sonyのα7Sを比較した人がいるようで、その記事が以下。

IRRORLESS BATTLE! Micro 4/3 vs APS-C vs Full Frame! | STEVE HUFF PHOTOS
http://www.stevehuffphoto.com/2015/02/23/mirrorless-battle-micro-43-vs-aps-c-vs-full-frame/

この比較は、マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズのセンサーサイズの比較でもあるが、この記事によるとほとんどのケースでマイクロフォーサーズが非常に優秀な結果をもたらしている。
もっとも、比較条件を同じにできていない部分もあり、その信憑性は定かではないと言えるのだが、一つ間違いなく言えることは、マイクロフォーサーズだからといって、他社と比較して圧倒的不利になっていない、という事。
三者の中ではもっともセンサーサイズが小さいマイクロフォーサーズだが、得られる画の良さは他社に匹敵する、という事である。
あとは全体の画像サイズだけの問題であり、それでも1600万画素もあれば通常使用で何ら問題はない。
前述の新型センサーも1800万画素と言っているが、もし手持ちでのハイレゾショットが加われば、その画素数の少なさすらカバーできてしまう事になる。私はハイレゾショットがあまり好きではないのだが…。
どちらにしても、このオリンパスのポリシーに私は賛同しているし、今後もこの方向性は変わって欲しくない部分である。

E-M1という名機

次期E-M1の噂話ばかりしているが、私自身は現行機種のE-M1自体がとんでもない名機だと思っている。
前述の他社カメラとの比較の中でも素晴らしい結果を残しているが、それ以前に自分が使っていてこのカメラの凄さというか、扱いやすさというか、デザインの良さというか、カメラとしての完成度というか…何をとっても素晴らしいカメラだと思っている。
当初、次期E-M1が発売されもし買えるような値段だったら、現行E-M1を売却して新型に乗り換えよう、とか思っていたが、現時点ではその考えもなくなり、今のE-M1はそのまま手元に残しておこうと思っている。
E-M1という名機は、デジタル一眼カメラの中で、ある意味歴史に残るカメラだと思う。それぐらいの機能改善が行われた機種であり、センサーサイズを超えたアウトプットを提供してくれるカメラである。
次期E-M1も恐らくスゴイ名機になるだろうと思うが、前例がスゴイと、そのホントのスゴさが霞んで見えるかも知れない。
それだけに、私などは次期E-M1のハードルをひたすら一人で高くしてしまっている。
いや、多分それは私だけではないかもしれない。
或いはメーカー自身もそれに陥っている可能性すらある。
だからこそ、次期E-M1には、他社動向に左右されるような機種になって欲しくない。そう思うワケである。
噂は噂。
オリンパスには、是非とも「オリンパスは高画素のレースには乗らない」というポリシーと同じくらいの高潔さで次期E-M1を開発して欲しいものである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    メンブレンと聞くとキーボードが思い浮かびます。
    キーボードの裏に薄い膜と接点、回路が設置されている事から、もしかして微細な回路を搭載して画素単位でON/OFF出来るセンサーだったりして。
    それによって物理的にセンサーを動かさなくても手ぶれ補正やハイレゾショットが出来たら…
    なーんて夢を見ましたw

    E-M1の出来の良さと後継機までの期間を考えると、相当気合いの入ったボディになりそうですね。
    少なくともPROレンズ群の性能を100%引き出せる物である事は間違いないかと。
    サイズは据え置きが前提としても、価格は覚悟が必要そうですね。(^_^;)

    • アバター画像 武上 より:

      ジオメンブレンの意味そのものはまだまだ分からないものの、何か新しい仕掛けを投入するのであろうという感じですね。
      手持ちハイレゾショットが可能になる技術なのか…だったら大型センサーいらなくなるんじゃない? 的な機能だったらしたら、今後のカメラの行く末を左右しそうで、気になるところです。

      E-M1のデキの良さがあるだけに、その後継機は慎重に事を進めているように思います。
      期待を裏切らない名機になる事を期待しつつ、と噂に耳を傾けていこうと思いますw

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