Monthly Archive: 6月 2016

PSVR予約開始

いよいよPlayStation VRの予約が開始したが…

即完売

もう言う迄も無い事である。
PlayStation VRの発売が今年10月16日に決まり、そして予約が開始したとなると、それはもう即ち予約完売が予定されていたようなものである。これが発売されるというのに…価格はPS4と同額とはいえ、他のVRシステムからみれば随分と安いし、何より元となるハードのPS4の普及率は決して低いわけではない。
だから予約が開始されれば、それは飛ぶように売れる事は目に見えて解っていた。
私は…現時点では様子見を決め込むつもりだったため、この予約戦争には不参加だったが、供給量を遙かに上回る人が予約に殺到する事は既に予定の出来事だったように思う。

だが、この予約戦争においてやはり被害者が出ることになってしまった。
通販大手であるAmazon.co.jpがまたしてもやらかしたのである。

特集ページがありながら…

Amazon.co.jpでも他販売店と同様に予約が開始されたのだが、その予約に先立って、Amazon.co.jpではPlayStation VRの特集ページが組まれていた。
そのページにも予約についての記述があったため、そのページが更新されて予約が始まるもの、と大部分の人が考えたに違いない。
ところが一向に予約が始まらないという事態に。しかし、実は既にこの特集ページは更新されなかったものの、商品ページは更新されていて、予約が始まっていたという事が後から判明した。
つまり、特集ページを更新し続けていた人は、その商品ページが更新され、予約が始まっていた事を全く知らされずにいたのである。
結果、その特集ページを見ていた人は、後から予約が終了した事を知らされる結果に…。
何の為の特集ページなのか、いや、これは罠ページだったに違いない、という結論が、多くの人の悲劇を生んだ形となった。

普通に考えれば、Amazon.co.jpの対応は実にマズイ対応であり、これでは客が離れていっても不思議ではないミスではあるのだが、そこがAmazon.co.jpの強いところで、このような不祥事を起こそうとも、Amazon.co.jpで商品を買わないという人はあまり出てこないワケで、結果Amazon.co.jpはこのような不始末をしても「大変申し訳ございません」の一言で済んでしまうわけである。
不条理だが、制裁できない存在、という事になる。

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Civilization VI

ストラテジーゲームの金字塔が6年ぶりに刷新される。

世界最強のストラテジーゲーム

世界のストラテジーゲームの中でも、これほどプレイヤーを熱中させるゲームは珍しいと思う。
日本では信長の野望とか三国志などの光栄のゲームや、大戦略シリーズのシステムソフトアルファのゲームが同じジャンルと言えるが、規模で言えばCivilizationシリーズは全世界を相手にしているだけあって、圧倒的支持を受けるタイトルである。
私も4作目と5作目をプレイした事があるが、文化というものを上手く取り入れ、世界的歴史建造物などを活用したゲーム性は実に面白く、またその組合せが結果的に非常にユニークになったりして、その面白さは普通の歴史を追従するゲームとは比較にならないところが、Civilizationシリーズの真の面白さと言える。
そんなCivilizationの新作が、今年10月16日に発売になる。
とうとう6作目となる本作は、開発が5作目の拡張パックを担当したスタッフだという事で、5作目を踏襲しつつ、5作目とは全く違う戦略性をもった作品になっているという。
現在ロサンゼルスで開催されているE3 2016では本作のプレゼンが行われたようで、搭載される要素などが見えてきたようだ。https://www.youtube.com/watch?v=qvBf6WBatk0

地形活用で様変わりする施設

本作では、文化がとても重要な要素を持つが、その文化が発展していくといろいろな施設を建設できるようになる。従来のシリーズではその施設は一つのヘックス内に収まるもので、その周辺ヘックスの地形というものにあまり意味はなかった。あるとすればその周囲の地形に道路がひいてあれば、物資移動が速くなるなどの変化ぐらいしかなかった。
ところが本作はこの周辺地形によって、施設の方向性が変わるようになった。例えば学術系施設を山岳部に建設する(つまり周辺地形が山岳)と、その学術系施設では天文観測ができるようになり、科学ボーナスが得られるようになるのである。
また、商業施設の周辺に河があれば、交易が容易になり収益が上がるようになったりする。

その他、書き出せばまだまだ変化点はあるのだが、よりドラスティックに戦略性に手が加えられており、ある種複雑なパズルを解いていくような地形選びで、各都市の性格が決められるようになっているようである。

また、今回はAIがかなり進化していて、指導者の性格による戦略のみならず、文化への執着など、史実に基づいた文化面への変化も持つようになった。もちろんそれだけでなくランダムで性格要素が加わる部分もあり、ただの歴史追従という形とは異なる流れを生み出すようになっているという。

こうして見ると、シリーズを重ねる毎に進化している事がよく分かるが、それだけに、再びプレイヤーが睡眠不足と戦うハメになる、という所は、シリーズ通して変わらない部分なのではないかと思う。
ストラテジーゲームが好きな人は、今年の秋までしばらく待たれよ。

スライディング裸族

センチュリーの裸族シリーズはベタな商品名だがわかりやすい。

安全性より利便性

昔から比べれば、今は極端にHDDを頻繁に差し替えて(つなぎ替えて)利用する人というのは一般にはあまりいなくなったように思う。
いなくなった最大の原因は、USBメモリやSDカードなどのNAND型フラッシュメモリが大容量となり、そちらの方を利用する人が増えてきたからだと思うが、ちょっと前はHDDの単位容量あたりの価格の安さから、HDDを交換して大きなデータを持ち歩いたり、或いは待避させたりして使っていた人も結構いた。
そこでよく売れたのが、USB接続のHDDケースであり、ケース内のHDDを入れ替える事で比較的簡単にHDD交換ができた。
ただ、それでもケースはそれなりにちゃんとカバーしてやらないといけないわけで、ワンタッチ、というワケにはいかなかった。
もしワンタッチでHDD交換をしたいなら、リムーバブルケース対応型のストレージ交換デバイスを使うとかしなければならなかったし、そのリムーバブルケースにしても、安全性からワンタッチでHDD交換できる…となっていなかったものもあったりした。
今回、センチュリーから発売された「スライディング裸族」は、HDDを横スライドさせながら型に嵌めていき、それでUSB接続でHDDを利用出来るという、実にシンプルなケースである。スライディング裸族…相変わらずぶっ飛んだネーミングだ…接続はUSB3.0で、電源は3.5インチが使えるため、セルフ式となっている。
UASPモードを搭載していて、USB3.0モードの速度を限界近くまで利用する事で、高速通信が可能になる機能も持っている。
ドライブが嵌まる部分の真ん中付近に2.5インチドライブをガイドするパーツが引き出し式で隠されていて、それを使う事で2.5インチのHDDやSSDの接続にも対応する。
価格は直販価格で3,579円。安いところだと2,757円程度で買えるものなので、安価かつ便利という製品である。

余ったドライブを有効活用

このスライディング裸族を使えば、比較的安価で余っているドライブを有効活用できたりする。
そんなHDDドライブがバルクで余っているなんて人はそんなにいない、と思うかも知れないが、PS4などのドライブを容量の大きなものに変更したり、ハイブリッドHDDに変更したりすると、どうしてもオリジナルの512GBの2.5インチHDDが手元に余ったりする。
そういうドライブを有効活用するという事にもこの製品は利用できるわけで、そういう余ったドライブがもったいないな、と思っている人は、こういった製品を使ってみるのも良いのではないかと思う。
逆に、そういう意図でこのスライディング裸族を使ってみたら、その便利さに気付かされて用途が増えた…なんて事もあるかもしれない。
ぜひ一度お試しあれ。

E3 2016

新ハードの発表など、話題は豊富だった。

Xbox Oneの再整備?

Microsoftから「Xbox One S」が発表された。
E3で実際に実機が展示されたのだが、簡単に説明すると従来のXbox Oneを40%小型化し、なおかつ電源を内蔵、機能としては4Kビデオの再生とゲームのHDR対応というものである。それ以外ではストレージ容量が大型化したモデルが追加される程度である。
このストレージ容量に関しては、2TBモデルが登場しているが、これ自体に大幅な機能変化はない。
なんだ、それだけか、と思う人もいるかもしれないが、この40%の小型化によって、縦置きが可能になったのは大きい。
従来のXbox Oneは大きな電源が外付けで、しかも横置きだから占有スペースがかなり必要だったワケだが、それが改善されたというのは、Xbox Oneという存在そのものの改善に繋がる話である。
このXbox One S以外に、高性能モデルの投入の話が出ており、Project ScorpioというPCと同等のアーキテクチャを採用したXbox Oneというハードが予定されている事が発表された。
このProject Scorpioは、ある意味Xbox Oneの切り札的存在で、PS4陣営を追い越す勢いのあるものである。というのも、実は従来のXbox OneはVRへの正式対応を表明しておらず、今回のProject Scorpioで初めてVR体験についてコメントを出している。
だから今話題のVRに追従していくには、従来のXbox Oneでは難しいという事が言えるワケで、今回の発表を聞く限り、私としてはXbox Oneの再整備を行っているようにしか見えないのである。
じゃあ、今のハードを購入する(した)人はVR体験は難しいのか?
正直、私としてはよく分からないのだが、多分難しいのではないかと思っている。
なんか仕切り直しみたいで、ユーザーとしては複雑な気持ちになる話だが、こればっかりは基本はハードスペックの初期設定の問題であり、今回の進化版でMicrosoftはようやくSCEを意識できるレベルに上がってきた、という事なのかもしれない。
こういう話を聞くと、今回発表されたXbox One SはProject Scorpioの影に完全に隠れてしまった形に見えるが、その分価格的な魅力がある製品である。
そういうものだと割り切るしかないワケだが、ユーザーの底上げによる普及という意味は大きいと言える。

10月13日発売予定

PlayStation VRの日本国内発売の日程が10月13日に決定した。
価格も44,980円(税別)と決まり、PlayStation Cameraの同梱版が49,980円(税別)と決定した。
また、PS4と接続できるPlayStation Moveモーションコントローラーも発売される事となり、価格は4,980円(税別)と決まった。
これでほぼほぼPS VRに関する必要要素は揃う事になる。
また、今回の発表で対応タイトルも発表があった。ローンチだけでなく、年内に発売するタイトル含めての内容だが、ソフトだけ先行発売しPS VRへの対応は後日対応、といったソフトもある。
個人的に期待しているのは、グランツーリスモSPORTで、ハンドルコントローラーと組み合わせればほぼ実写を運転している環境が出来上がると考えられる。
また、エースコンバット7は発売日未定ながらも対応が表明されている。これも実機操縦の感覚を体験できると考えられるだけに、機体は高まる。
PS VRは、そのデバイス自体にGPUが内蔵されている事が判明していて、従来のPS4で何ら問題のないVR体験が可能になる。これだけでもXbox One系よりずっと有利と言えるが、このPS4にはもう一つ、大きな発表がE3にて行われた。

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欲しい機器選定

私は物欲に支配されている…(-_-;)

一番はコンプレッサー

今一番欲しいモノ。
まぁ…現金と言ってしまえばソレ一択になってしまうのだが、モノに限定して言うならば、今一番欲しいモノはやはりコンプレッサーである。
コンプレッサーと言っても、用途としては精密機械へのメンテナンスや、小物への塗装であるから、その種類としてはオイルレス限定になるわけだが、このコンプレッサーが欲しいという話は、実はこのBlogでも以前に記事にしている。
その時はあまりきめ細かく対象製品を選んだりはしていなかったのだが、最近いろいろ調べるようになって、オイルレスコンプレッサーにもいろいろあるという事が解ってきた。
もともと、室内での塗装用に使われるコンプレッサーというのが、私の場合の対象製品に入ってきそうな感じだったのだが、コンプレッサーがあると自動車やバイクのタイヤ交換や空気調整などができるという側面から、対象製品のサイズを以前よりは大きくした。
で、問題は室内でも使う可能性が非常に高いという側面を与えてやると、これがまた対象製品が随分と絞られてきてしまった。
というのは、室内で使用するという事は静音でなければならず、また用途によって出力を変えてやる必要があったりするからだ。
つまり…纏めると以下のようになる。

・本体サイズが小さい
・本体重量が軽い
・静音
・出力としてインパクトレンチを動かせる
・出力として塗装用程度に調整できる
・価格は安い方が良い

果たして、この条件を全て内包できるコンプレッサーがあるのか?
具体的な事を言うと解らない事も多いのだが、恐らく私が要求する能力を持つコンプレッサーは価格がとんでもなく高いモノか、或いはそもそも存在しないか、という感じではないかと思う。
だが、それでもその中から適したものを探さねばならないワケだが、コレならば…と見つけたのが、アネスト岩田というメーカーの「メイヴFX3701」というコンプレッサーである。ちょっと高いけど良い感じ

デシベル

何か、メイヴと聞くと「戦闘妖精雪風」のFFR-41 Maveを思い出すのは私だけではないだろうが、元々はケルト神話の妖精の女王メイヴがその名の由来と言える。
まぁ…アネスト岩田の「FX3701」が同じ由来から命名したかどうかは定かではないが、FX3701の特徴はその静かさにあるようだ。
一般的にコンプレッサーから1m程度離れた時の動作音が65db程度であれば静音と呼ばれるようだが、FX3701は60~62dbとかなり静かな動作音と言える。
db(デシベル)って何? と言われる人もいるかもしれないが、音の大きさを表す単位だという事は何となく解っていると思う。問題は、その数値がどの程度の音なのか? という事。
デシベル(db)という単位は、相対値を表していて、単純に比例値にはならない。端的に言うと、0dbを基準とすれば、40dbはその100倍、60dbは1,000倍、80dbは10,000倍という相対的数値になる。
こんな説明を書かれても、大部分の人は理解できないと思うが、これを人間の日常生活に置き換えると、0dbは人間の可聴域限界、40dbは静かな図書館、60dbは一般的な会話、80dbは目覚まし時計の音、という事になる。
このような表現にすると、20dbの差は結構大きな差になるな、という事が解るのではないかと思う。
だからこそ、数値が1つ変わるだけでもdbという単位で表す音は大きく変わるのである。
だから65dbと62dbでは大きな差になる。
FX3701は60~62dbであるから、感覚的に一般的な会話程度の動作音という事になる。コレ、コンプレッサーの動作音としてはかなり小さな音になる。62dbであったとしても、ちょっと声の大きな人の会話程度となるわけだから、夜に室内で使っていても許容されるレベルと言えるだろう。
アネスト岩田から出ているFX9731というモデルだと、その動作音は57db~59dbと一般的な会話でも静かな会話レベルの動作音というから、かなり静かなモデルと言える。但し、このFX9731は本体重量が32kgと、私が考えている20kg程度という限界重量を大幅に超えるため、候補からは外している。

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【FF14】慌てず急げ

パッチ3.3をプレイするのはまだ当分先…。

1キャラを極めるか?

平日はなかなかプレイする事ができないFF14だが、この休日にちょっと進める事ができた。
進める…といっても、メインシナリオを進めたのではなく、今まで止めていたサブクラスのレベルアップを中心に行っていた。
メインキャラは、現状もっとも高レベルなのが召喚士/学者で現状Lv56(もうちょっとで57)、ついで竜騎士がLv56となっている。それを追いかける形で吟遊詩人がLv53なのだが、その他の職というのがイマイチ育っていない。
白魔導師はLv36で止まり、黒魔導師もLv31で止まっていたのだが、この休日に黒魔導師をLv40にすべく、ひたすらコンテンツファインダーを回し続けていた。
まぁ、休日も全てその時間に費やせたわけではないので、結果的には黒魔導師Lv39で止まってしまったワケだが、DPSはコンテンツファインダーでもマッチングに時間がかかるせいか、待ち時間ばかりで、結果あまり進まなかった状態である。
このように、1キャラでもジョブなどが複数にまたがる関係上、FF14というゲームはキャラにマルチ性能を求めると育てるのに時間がとてもかかる。
この戦闘職以外にもクラフターやギャザラーがあるため、それまでをもカバーするとなると、さらに時間がかかるワケだが、今はとりあえず戦闘職を上げていきたいと考えている。
何故その方向に進んだのかというと…実はインベントリ、つまり持ち物の数に余裕がないからである。
同じ魔法職でもレベル帯がバラつくと、インベントリ内に入る装備品に兼用できるものが少なくなり、結果持ち物がいっぱいになるという問題が発生する。
召喚士と黒魔導師はキャスターと呼ばれる分類に入るため、一部の召喚士装備と黒魔導師装備は重なるため、できるなら纏めてしまいたい。
同時に、白魔導師と学者、占星術師も同じヒーラーという分類であるため、本当はココも纏めてしまいたいと思っている。
これらがLv50を中心としたレベル帯にできれば、今より手持ち装備品はぐっと減らす事ができる。現状のFF14のシステムでは、このような節約術を使わないとアイテム管理できないのが残念な所である。

ゴールドソーサー

最近、ちょっと始めたのがゴールドソーサーである。
まだジャンボくじテンダーしかマトモにやっていないのだが、ゴールドソーサーでしか手に入らない装備品とかもある為、ちまちまとやっていこうと考えたのである。
…ここでも装備品となると、さらにインベントリ管理は厳しくなるな(-_-;)

それはさておき。
実はこのジャンボくじテンダー、サブキャラで3等が当たったのである。4つの数字を当てるのだが、2つの数字が当たったのである。
100MGPで購入したくじだが、3等は10,000を超えるMGPになった。
この数字当ては、場所も一致させないとアタリにならないため、2つ当てるというのも実は結構難しい…というか運が必要。
4つ全て当てれば1,000,000MGPを超える事になるのだが、これはもう運頼みでも難しい。

他にも、ミニオンを戦わせるコンテンツがあったり、カードゲームのコンテンツ「トリプルトライアド」などもある。このトリプルトライアドは、FF8の頃に存在していたものをFF14で再現している。
また、チョコボを競走羽として育成してレースを行う、チョコボレースというのもあるが、これもただ単に育成するというだけでなく、配合したりして次世代に引き継がせていく事でよりサラブレッドを作る事ができる。意外と凝っているのである。
まぁ、息抜き程度のミニゲームも他にあるし、ちまちまやっていく上では結構充実したコンテンツと言えるが、これで大きな賞金(もちろんコンテンツ内通貨だが)を貯め込むのは、結構な時間と労力が必要になるだろう。
ま、こればっかりは気楽に構えていくしかない。

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GeForce GTX 1070、発売

Pascalアーキテクチャのハイエンド普及モデルである1070が発売になった。

それでも高い

Pascalアーキテクチャを採用したビデオカードは1080が既に発売され、各社オリジナルファンを搭載したモデルがこのあとに控えているという状況になったが、その一つ下位の製品である1070についても、いよいよ発売になった。
発売したメーカーとしては、GALAX、GIGABYTE、Inno3D、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向と、いつものメーカーが揃った感じだが、その価格は税込56,800~64,780円前後と結構な開きがある。
絶対価格として見ても1080よりは現実的な価格になっている…が、これでも私は随分と高いな、と思わざるを得ない。
たしかGeForce GTX 970が最初に発売された時の金額よりも高いはずである。
CPUもそうだが、GPUも確実に高騰していると解るのだが、最近はCPU内にGPUを内蔵している関係から低価格GPUでは商売にならない事を考えると、この価格で妥当なのかもしれない。
それと同時に、私は業界全体の事を考えると、GPUはもっと低価格での提供をしていかないといけないように思えてくる。
というのは、現在のVR機器が求めている性能が、決して低いものではないからだ。
3D酔いをなくす為には、少なくとも90fps以上のリフレッシュレートが欲しい、広範囲を見る為には解像度を結構広くする必要がある…など、要求する能力が桁外れに高い。
もっとも、Pascalアーキテクチャであれば、その要求能力に十分答える事が出来るワケだが、それがこの価格だと考えると、とても普及しやすい価格とは言い難い。
手が届く価格になるには、まだまだ時間がかかるといった感じではないかと思う。

メインPCの移行

ウチの環境でいうと、ウチはIvy BridgeであるCore i7 3770KをCPUとしたシステムを構成しているが、この3770Kが発売したのは2012年4月の事である。
意外かも知れないが、既に4年の月日が経過しており、Haswell、Broadwell、Skylakeと3世代がその後に続いている状況である。
その間、GPUはMaxwellにアップデートし、ストレージもSSD化したが、そろそろマザーボードのチップセットそのものが陳腐化してきたのは否めない。
チップセットの鎮撫化は、実は意外と大きな問題であり、使用できるメモリ規格、搭載しているUSB規格などの古さに直結する。
私が使用しているマザーボードは、USB3.0は搭載しているものの、コントローラーはIntel製チップとASMedia製チップが混在していて、安定性に大きな違いがある。正直、ASMedia製チップは不安定であり、それ故にRenesas製コントローラチップを搭載したUSB3.0ボードを拡張装備したくらいである。
現在主流のチップセットでいくと、USB3.0コントローラーの安定性は以前とは比較にならないくらいのものになっているため、そうした周辺部分のためにも、本来ならマザーボードをアッブデートしたいくらいである。
ただ、このようにいろいろ周辺から固めていこうとすると、システム全体が大きく変わっていかないとダメだという事に気付く。CPUのソケットも異なり、また搭載するメモリもDDR3からDDR4へと移行したりで、そもそも互換性に壁があるのである。
金が湯水の如くあるわけではないのだが、そろそろ次のプランを考えていかねばならない時期に来た、という事かもしれない。

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日本の職人って…

日本人ってすげぇと時々思う…。

ココまで来るとアートだろ

ラテアートというものがある。
カフェラテの表面に絵を描くものを言うが、この絵に日本のアニメ絵を描いたりして、それがまた非常に上手く描かれていたりするものだから、世界的にも有名になったりしている。
そういうのを動画サイトなどで公開すると、一気に広がっていくわけだが、こういうのは、ほとんどが日本人作のものだったりする。
なんかもう、日本人の職人って何でこんな事ができるのさ? と思ったりするのと同時に、同じ日本人でも私には無理…と、その技術格差にがっかりもしたり、或いはもともと絵心がないという事を改めて再認識したり…なんて事があったりする。
まぁ、そんなのは日常茶飯事の事であり、おそらくそれは世界中の人が同じような感じたりする事だったりするわけで、そこに日本人だからとかそういう人種的違いは多分ない。
ただ、総じて日本人の職人には時々信じられない事をやってしまう人がいたり、或いはその芸の細かさで世界中の人を驚かせたりする人がいるという事である。
で、そんな事をYouTubeとかで見ていたら、これまたスゴイ職人の動画に行き着いた。

これもまた絵心がないとできない事だが、パンケーキの焦げ色で絵を描いてしまうという、実にとんでもない事をやってしまう人がいたわけである。
しかも…その焦げ色で、線だけでなく影部分までをも再現してしまうという、実に芸の細かい部分も見えている。
ココまで来るとアートであり、このパンケーキは私なら食べる事が出来ないのではないかとさえ思えてくる。

絵心があっても真似できない…

で、このパンケーキアート、正直絵心があっても多分真似できないんじゃないかと思う。
それが明確にわかる動画がコレ。

作り方の全貌が動画化されているのだが、これがまた地道な作業でもありつつ、センスがないとできないやり方。
火を強くしすぎれば当然焦げるし、かといって弱ければ色が付かない。また時間を掛けすぎれば明暗がハッキリしすぎて影にならなかったりするわけで、その絵心だけに留まらず、火加減すら完全にコントロールできないとこのアートは完成しないという事がよくわかる。
ココまで来ると、職人とかそんなレベルじゃないようにすら思える。
まさにパンケーキ職人の神!…と言いたくなるレベルである。

自分にもこういう特技があればなぁ…と思わない事もないのだが、多分こういうのは好きでひたすらやり続けていく中で身についていくものではないかと思う。
日本人は気質的に極めるという事を意識していなくてもやり続ける中でその境地に行き着く人が多いように思う。
どんなにコンピュータやセンサーが発達しても、人間がもつ感覚を完全にデジタル化する事は非常に難しいのではないかと思うのだが、まさにこのレベルまでくるとその領域なんだと思う。
ただ、最近はAIの進化も著しいため、どんとんと人間の感覚が可能にしてきた事をAIが可能にしてきている。
こういうアートも、何れAIに取って代わられる時代が来るのだろうか?
正直、そういう時代はイヤだな、と私は思う。できるなら、人に残された一つの境地として生き残ってくれればいいなと祈るばかりである。

研修二日目

横浜での研修二日目。難易度は相変わらず高い。

研修内容はさておき…

ISO 13485の内部監査員研修二日目。
実はこの二日目は開始時間が昨日より30分前倒しになっていて、家を出発する時間も早くなる。
それを見越して元々30分近く前に家を出るつもりで調整していたのだが、いざ翌朝になった段階でイヤな予兆を感じた。
精神的に何かに追い詰められるようなそんな感じがする時は、大体電車内でパニック障害の症状が出始め、その場にいる事そのものが辛くて耐えられなくなる。
こういう時は、電車を速効で降りる事になるため、開始時間などの設定がシビアな時ほど、前もって時間に余裕を作る必要がある。
そこで…私は予定よりもさらに30分ちょっと早めに家を出る事にした。それこそ、その症状が出始めたら電車を降りて気持ちを落ち着けてから移動…という手段を執るためである。
で、八王子までは何とか問題なく行く事ができたが、問題は横浜線。
結果から言うと、途中3回ほど迫り来る精神不調に襲われたが、何とか耐えきって横浜に8時くらいに到着する事が出来た。
研修の開始時間は9時30分だから、予定より1時間30分も速い。
天王町までは10分程度だから、どんなに現地までゆっくり移動しても昨日と同じで1時間前には到着しそうであった。で、現地の研修室に着いてみたら…早く来すぎて照明すら点いてない…あまりにも早く来すぎて、まだ照明すら点いていなかった(爆)
結局今日も一番乗り。予感があったとは言え、早すぎたようである。

で、定刻通り研修が開始されたが、私はその内容の難しさに頭をひねりながら、昼食時にはあの赤い構造物の内側に向かう事を考えていた。

ああ、そういう事か

昼食時間になり、早速昨日と同じ施設で昼食。その後、疑問に思っていた赤い施設に突貫した。コイツの内側には何が…?この赤い階段状の施設の中には何があるというのか?
だが、思った以上に当たり前の結果であった。憩いの場でした(爆)この円形の構造物は、完全な円形ではなく、250~270度くらいの範囲のみカバーしていて、その開けたところには階段状の開けた公園みたいな感じに作られていた。
要するに、ビジネスビル群の真ん中に昼食とかを採れる憩いの場として作られたものだったのだ。
実際、上記写真の白壁の奧にも座れるスペースがあって、日陰で昼食を採っていたOLなんかもいた。
ま、こういうビジネスビル群の真ん中にあるもので考えれば、当たり前と言えば当たり前すぎる結果であった。
これで謎は解けた(爆)

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横浜ビジネスパーク

今日、明日と横浜で研修。

横浜までが遠いのよ…

電車に揺られる事、約2時間半。
私の嫌いな人混みの中をひたすら耐え抜き、私は横浜は天王町にある横浜ビジネスパークにやってきた。
目的は会社の命令で受ける事になったセミナーを受けるため。
医療機器の規格であるISO 13485の内部監査を行うために、その知識を得る必要から、内部監査員研修を受けるのである。
研修は2日間。
初日はISO 13485が今年新しく2016年版になったため、その新規格の解説、そして明日はその新規格を内部監査する為の技法を学ぶ事になる。
初日は朝10時開始、夕方17時までびっしりである。

で、10時に開始となる為、私は電車に揺られて横浜まで行くことになるのだが、八王子から横浜までがイヤになるくらにい遠く感じる。
何しろ20駅に停車するワケで、しかも時間帯から通勤ラッシュに突入する中を進軍するしかないのである。
まぁ、その厳しい中の話をするのはさておき、何とか天王町まで来ると、その近く、徒歩5分くらいの所に横浜ビジネスパークという、企業が多数入っているビジネスビル群がある。
研修はその中の一棟、スクエアⅠの5Fで行われた。一番乗りだった…到着すると、私が一番乗りだった。
まぁ…1時間前に到着するように出てきたから早めではあったのだが、研修室にはコーディネーターのお姉さんがちまちまとセッティングをしている最中だった。
…先日の研修の時と同じ人じゃねーか(爆)
ま、そんなもんであるw

久々の構造物

ま、この横浜ビジネスパークは、実は今年に入ってから数回来ているのだが、周辺が住宅街でありながら、この付近だけビジネスビルが一区画に集まっているという特徴がある。この左の赤い構造物は何?真正面に見える棟が、飲食店が集中している施設で、このビジネスビル区画の中でほぼ唯一オフィスが入っていない棟になる。
私もお昼はここで食べたりするのだが、ここに向かう途中に珍客と出会った。随分と人慣れしている鳩だな…随分と人に慣れた鳩である。
撮影に使ったカメラはE-PM2で、レンズはLUMIX G 20mm F1.7と、35mm判換算で40mmという焦点距離だったのだが、鳩をこれだけのサイズで撮るには、結構近づかないと撮影できない。にもかかわらず鳩は逃げるどころか、私を威嚇(?)しているようでもあり、逃げる気配がない。
…ま、いいけどさw

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10点マルチタッチ液晶

I-O DATAから、お手頃な10点マルチタッチ液晶モニタが発売。

静電容量方式のマルチタッチ液晶

I-O DATAから、21.5型液晶ディスプレイ「LCD-MF224FDB-T」が7月中旬より発売される。
この液晶ディスプレイの最大の特徴は、静電容量方式のタッチパネルを搭載しているという事で、10点マルチタッチ操作が可能になっているという事。
ある意味、Windows10に完全対応するタッチパネル液晶と言える。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後と、一昔前のタッチパネル搭載液晶ディスプレイでは考えられない価格に抑えられている。これでタブレットの代わりになればいいんだが…デザイン的には私好みの狭額縁で、上左右のベゼルはかなり狭い。
使用しているパネルはADS方式のもので、解像度はフルHD、中間色の応答速度は14ms(オーバードライブ時6.1ms)、輝度212cd/平方m、コントラスト比1,000:1、視野角は上下/左右178度と、一般的な他製品とほぼ同等である。
搭載しているインターフェースは、HDMI、DVI-D、ミニD-sub15ピンと、DisplayPortを持っていないのが残念なポイントである。…というか、イマドキの液晶モニタでDisplayPort接続でないというのは、かなりマイナス要素ではないかと思うのだが…。
ちなみにパネルのADS方式だが、これはIPS方式の派生型で、特徴としてはほぼIPS方式と同じだが、価格がかなり抑えられているという方式である。廉価版…とも言えなくもないが、廉価版と呼ぶには性能は随分とオリジナルのIPS方式と同等になってきている方式である。

タブレットとして使える?

私がこの「LCD-MF224FDB-T」で最も気になるのは、そのタッチパネルとしての使用感で、もしこれでPhotoshop等をタブレット操作のようにして使えるのなら、かなりお買い得な液晶モニタなのではないかと思う。
一応、タッチパネルの機能はUSB2.0接続で可能にしているため、おそらくタブレットデバイスとして動作しているのだろうとは思うのだが、そこら辺が公式サイトの製品情報でもあまりハッキリと書かれていない。
書かれていない理由をいろいろと考えると、ひょっとしたら、タブレットとして使用するほどセンサー精度が高くないのかもしれない。もしタッチペン等での操作ができるような液晶ディスプレイなら、それがウリになるわけだから、製品情報サイトに記載しないわけがない。
と言うわけで、この製品は現時点で絶対的オススメの製品とは言い難い。
もしタブレットとして使えるのであれば、これはもう間違いなくお買い得製品と言えるのだが…まぁ、価格から考えればそれは思い違いも甚だしいのかもしれない。

いろいろと弱点もある液晶モニタだが、VESAマウントにも対応しているし、何よりデザインも良いので、昨今D-sub15ピン接続のモニタが少なくなっている中、D-sub15ピン端子を持っているという事で一台押さえておくというのも悪い選択肢ではないのかもしれない。
ま、私には不要だが(爆)

FF14 パッチ3.3

いよいよFF14のパッチ3.3が実装された。

イシュガルド大混乱

最期の咆哮数ヶ月毎にパッチが更新されるFF14は、この更新された直後は接続率が跳ね上がると言われている。
というのも、パッチで新たに追加されたコンテンツをプレイするために休止していた人がワラワラと集まってくるからだ。
だからつい先日までは過疎地かと思えたイシュガルドに、大量の人が押し寄せ、さながら街中は大混乱という様相を見せる。
私は未だ3.0をプレイ中であるため、この集まってきた人達とは目的が異なるワケだが、シナリオ進行上イシュガルドに立ち寄る必要から行ってみたところ、神聖騎士団詰所が人でごった返していた。
プレイ人口、結構いるんだな、と実感した瞬間である。

私はというと、本日邪竜ニーズヘッグと一回目の戦闘となり、物語上、やはり竜騎士でプレイするのがよかろう、という事で、竜騎士でニーズヘッグと戦いに挑んだ。
もちろんコンテンツファインダーで見知らぬ人とマッチングしての戦闘だが、タンクとヒーラーが手慣れていて、比較的簡単にクリアする事ができた。
実はシナリオ上必要なレベルと今現在の私のキャラのレベルは、かなり近いところに迫ってきていて、余裕がなくなりつつある。アイテムレベルで行けばちょっと足りないくらいで、余裕を持った戦いができない状態だったりする。
そろそろ装備品のグレードアップが必要なのだが、リテーナー含めてインベントリが一杯になっていて、新装備を買いそろえるためのスペース確保が難しくなってきている。
装備品枠を拡張するという話も出ていたはずだが…まだ実装されておらず、状況としてリテーナーを追加しなきゃいけないってのだけは勘弁してくれないかなぁ…と思っている。

変更点多数

今回のパッチ3.3では、プロデューサーレターLiveなどの記事にも書いたが、怒濤の勢いで新実装や変更が行われている。
インターフェース関係も変更になっているが、プレイ上のシナリオ周りもいくつか変更になっていて、プレイ途中だった私も驚く変更が行われていたりする。
実は蒼天のイシュガルド、つまり3.0から、イシュガルド地域はフライングマウントによって空を飛ぶ事ができるのだが、空を飛ぶためには風紋を集める(?)必要があるのだが、この風紋の位置が変更になった。
私はドラヴァニア雲海の風紋を集めている途中でこのパッチが適用されたワケだが、この風紋の位置が変更になったようで、今まで探していた方向と全く異なるところにコンパスが反応するという事態に陥り、かなり驚いた。結果的には随分と楽な場所に移動したな、という感じで、早速ドラヴァニア雲海を飛行する事ができるようになった。
他にも、序盤のシナリオ進行が逆になったりとかいろいろな調整が行われ、遊びやすくなっているという。
今から始めるという人であっても、より親切に、より丁寧にアップデートされているので安心できると言えるだろう。

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