Monthly Archive: 10月 2016

TITAN X搭載

もっと広まってくれれば…

圧倒的

ドスパラからTITAN X搭載のゲーミングデスクトップPC「GALLERIA ZK」が発売された。価格は329,980円(税別)からで、いつもの如くBTOに対応している。私なら自作する最大の特徴はビデオカードにTITAN Xが採用されているという事だが、その他の性能もミドルハイと呼ぶにはさらに上を行きそうなスペックである。
CPUにはCore i7-6700K、メモリはDDR4-2133 8GB×4、ストレージとして256GB NVMe接続SSDと3TB HDD、チップセットはZ170、80PLUS GOLD取得の800W ATX電源という構成で、これにTITAN Xが組み合わされる事になる。
TITAN Xのスペックは、7月に発表されていて、CUDAコアは3,584基、ベースクロック1,417MHz、ブーストクロック1,531MHzで、メモリは10Gbps駆動のGDDR5Xを12GB搭載している。CUDAコア3,584基ともなると、そのトランジスタ数は120億に達し、FP32性能は11TFLOPSに達するというから、数年前に単体のGPUで1TFLOPSに達したといっていた話がウソのような性能である。
私がこのTITAN Xを搭載している製品を前にしてそれでもハイエンドと呼ばずミドルハイと表現したのは、偏にIntelのハイエンドはLGA2011-v3ソケットだからであり、LGA1151ソケット採用マシンはどうしてもミドルレンジ枠に入ってしまうからである。
そうは言ってもGPU能力は従来のGeForce GTX 1080と比較してもズパ抜けた性能を持つワケで、ゲーミングPCという限定された枠内での性能としてはトップレベルである事に違いはない。

私は買えないが…

このTITAN Xだが、その価格は1,200USドルと言われている。
単純計算でいけば、1ドル103円で計算して123,600円という事になるが、国内で流通する時にはここから2万円は優に上回る価格で流通するのではないかと思われる。
だが、世の中にはこの価格であっても買いたいという人がいるわけで、そういう人はGeForce GTX 1080が登場した時にも真っ先に購入しているケースがあり、ひたすら速さを求める傾向にあると言える。
そういう人がこのTITAN X発売と共にそちらに飛びつけば、従来使っていたGeForce GTX 1080はオークションや中古市場に流れるわけで、今まで手が出なかった人たちにも入手のチャンスが訪れるというワケである。
ちなみに新品のGeForce GTX 1080も、NVIDIAサードパーティからの製品であれば、既に6万円台で購入可能なレベルになってきている。
となると、全体的に1080の価格は下落傾向にあり、このTITAN Xの廉価品である1080 Tiが来年初頭に登場すると言われているが、それが発売される頃には通常の1080はもっと価格が熟れてくる可能性もあり、私の様な者でも入手のチャンスが訪れる可能性がでてくる。これは実に有り難い話である。

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Windows Halloのために

Windows10の目玉機能だと思うんだが…

対応機器がようやく発売

Windows10から、ログオン等に生体認証が標準で可能になっているという話は、こうした技術に詳しい人なら良く知れた話。
しかし、今までMicrosoftのsurface関係ぐらいしか、この新しい機能を利用する事ができなかったという事実は、そうした詳しい人たちからみて、とてもバカげた話に聞こえていたハズである。
機能があるのに使えない。
これをバカげた話と言わずして何と言おうか?
生体認証なんだから、指紋認証とか顔認識認証とかそういうのだろ? と思うかもしれない。確かにそうなのだが、このWindows Halloと呼ばれるWindows10の生体認証は、その機能を利用する為には特定の機能を持ったWebカメラとか指紋認証機器でないとダメだったのである。
特にWebカメラは、通常のWebカメラではダメで、深度センサーで立体的に顔を識別できないとダメなのである。
これは写真や画像をつかった「なりすまし」を防ぐ意味でとても重要な事ではあるのだが、つまるところWebカメラにその深度センサーが搭載されていて、立体的に顔を認識ではないとWindows Halloでは使えないという事を意味する。
また、指紋認証機器にしても、従来のセンサーだと指を滑らせて指紋を認識させる型式のものが一般的だったが、Windows Halloに対応するセンサーは基本的にはiPhoneのTouch IDのような指紋スキャン方式のものに変わっている。おそらくこれは現在の指紋認証のスタンダードがそういう形に変わった事を意味するのだろうが、もちろんそれだけでなく、360°どの角度で指紋を認識しようが認証できるセンサーが必須となっている。
そうした、現在の比較的新しい形でのセンサーでWindows Halloを使って行く事が規定されていた事も含めて、今まで対応機器が発売されていなかった状況だったが、ここにきてようやく、対応機器が発売された。
マウスコンピュータから発売された「CM01」と「FP01」である。

見た目は普通の製品

赤外線顔認証カメラCM01は、Windows Halloで顔認証可能になるWebカメラで、赤外線カメラを内蔵している。
深度センサーを利用するためなのか、カメラはデュアルカメラとなっていて、おそらく二眼で奥行きを検知しているものと思われる。
このデュアルカメラという部分を除けば、本体にはクリップがついていてそれで液晶モニタ上部に固定したりする普通の使い方ができるWebカメラである。認識そのものは顔を1秒以内で認識できるとしていて、USB2.0接続で普通にPCと接続できる。
指紋認証センサーFP01は見た目はWi-Fiのドングル、もしくはワイヤレスマウスのUSBレシーバのような形をしていて、とても小さなUSBドングル形状をしている。こちらも指紋を1秒以内に認識でき、上下左右どの方向からでもセンサーにタッチした指紋を認識できるとしている。もちろん、こちらもUSB2.0接続である。
顔認証と指紋認証、どちらが便利か? という事に関しては人による、という言い方しかできないのが現実だが、個人的には指紋認証の方が楽かな? と思うが、顔認証はPC前に座るだけで良いという利点もあるので、そちらが良いという人もいるだろう。
私は別でWebカメラを接続している関係から、似たようなデバイスを接続しない方がよいだろう、という意味もあって指紋認証派なわけだが、そういう拘りがなければ顔認証の方が楽かもしれない。
価格はCM01が7,980円~8,600円前後、FP01が4,980円~5,380円前後となっているので、安く済ませたい人は指紋認証という事になるだろう。

とにかくこれでWindows Halloが普通に使える様になる。これでWindowsのログオンだけでなく、今後ブラウザでのパスワード管理等もできるようになるだろう事を考えると、結構便利な機器になっていくと考えられる。
気になる人はぜひ検討してみてもらいたい。

テキスト専用機器

ポメラを超えるものはポメラだけ…

ポメラと呼ばれるもの

キングジムのポメラは、折りたたみキーボードと即起動する軽快さを持ち合わせた、モバイル用テキスト入力機器の代名詞みたいなガジェットである。
これが初めて世に登場した初代機「DM10」は2008年の登場で、単四乾電池2本で駆動する画期的なデバイスであった。
当時はまだ今ほどスマホが当たり前になっていない時代だった(iPhoneもまだ4が発売される前だった)事もあって、ちょっとしたテキスト打ちに使用する上では便利な機器だった。
その後、2009年に上位モデルの「DM20」と女性向け廉価版の「DM5」が発売され、全部で3シリーズの製品になった。
…なんで女性向けが廉価版なのかが今一つわからないが、多分大きさをコンパクトにした分、機能が削られた、という意味だろうとは思うが、性差別に聞こえると思うのはまさに今の時代と言うべきか?
それはさておき、ポメラは多分この頃が最盛期だったのではないかと思う。Blogが流行始め、いろんな所である程度の文章を打ち込みたいという要望が結構あったという社会的現象も追い風になっていたのではないかと思う。
その3年後、2012年にポメラは一気に世代交代し、新型「DM100」が投入されたが、この機種は襲来機種と大きく異なり、折りたたみキーボードを持たず、また反射型液晶からバックライトへと変更された意欲作だった。
このDM100は良く出来た機種とは思ったものの、多少時代を外したか? と思える節があったように思う。個人的には欲しかったが、それはBluetoothでスマホやタブレットのキーボードとして使用できるという側面が強かった為でもある。実際、そういう事を以前Blogで書いている
そして今回新たに発表されたのが「DM200」という、DM100の後継機にあたる機種である。
DM100の頃に既にスマホにその存在意義を喰われ始めていたテキストガジェットは、今回どのようなアプローチで市場を開拓しようというのか?

Wi-Fi対応

DM200は、前機種と同様にBluetooth機能は引き続き搭載している。
今回はさらにWi-Fiに対応し、そのWi-Fiでネットに接続、そのままGmail経由でメモ機能を持たせたり、メール機能で文章送信できたり、Evernoteにアップロードできたりする。
また、Wi-Fiを内蔵した事で無線LAN対応プリンタからの印刷もできるようになり、その活躍の幅がPCにより近づいたと言える。
但し、ブラウザによるネット検索等はできないし、メール機能も受信という事はできない。テキスト入力を阻害する機能は一切搭載しておらず、情報発信側の機能しか持ち合わせていない。
この割り切りこそがポメラであり、テキストガジェットと呼ばれる所以である。
また、日本語変換機能は前機種と同じくATOKを採用しているが、今回は「ATOK for pomera [Professional]」として、PC版と同等の変換エンジンを搭載している。残念ながらATOK Syncには対応していないため、PCの設定をそのまま利用する事はできないが、PCとはUSB経由で登録単語を取り込む事はできる。そういう意味では、前機種と同じとはすでに言えない機能を内蔵した、と言える。

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CEATEC JAPAN 2016

国内エレクトロニクスショーが幕張メッセで開催中。

27型8K HDRディスプレイ

そのCEATEC JAPAN 2016のシャープブースで、27型8KのHDRディスプレイが展示されている。
仕様は解像度が7,680×4,320ドットで画素密度は326ppi、リフレッシュレートは120Hzで、輝度は1,000cd平方m、駆動方式はIPSというディスプレイで、要するに以前AppleがiPhoneで実現した網膜ディスプレイをPCに持ち込んだような性能を持つディスプレイに仕上がっている。
現状、これだけの解像度とリフレッシュレートを単一で伝送するケーブルが存在しないため、この展示機は複数のケーブルで接続されているようだが、これが近未来のディスプレイである事は間違いないと思う。

PC Watch イベントレポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1023147.html

この展示機はシャープお得意のIGZOディスプレイとの事だが、スマホの世界では現在有機ELディスプレイの方向に向かっている。
有機ELディスプレイの方が薄くできるというメリットがあるという事と、最終的な電力低下が望めるという事で、そちらにアップルも注目しているという話のようだが、シャープはあくまでもIGZOディスプレイで勝負を続けるという事なのだろうか?
まぁ、こちらにも技術的優位な部分もあるのだろうから、その強みを活かしていくのは悪い事ではないが、有機ELディスプレイでもIGZO技術は活用できるわけで、早い所そちらにシフトしてしまった方が世界と戦う上では有利なような気がするのだが…。

四角である事を捨てた液晶

シャープの液晶技術は、既に液晶を四角という形から開放しているが、今回のCEATECでもその展示が行われているようである。
車載用として検討されている円形の液晶や、角が丸く処理されたスマホ用液晶、あと最近注目を浴びているVRヘッドセット用液晶など、液晶もすでにその形を四角という枠から外れていく事を想定した展示が行われている。
確かに形をいろいろと変えられる事で、そのプロダクトの許される枠一杯に液晶表示が可能というのは、訴求力があるように思う。
特にVRヘッドセットなどは、視界をどれだけ広くとれるかという所が一つのポイントでもあり、その没入感はかなり変わってくるように思う。
個人的には、この四角い形を捨てた液晶と、今度は凹凸を持たせられる液晶という技術が重なり合ったときに、大きな変化が訪れるように思っている。
たとえば車で言うなら、ハンドル周りのインパネ全体が液晶になり、あたかも車の前面全てを見ながら運転できるとか…ま、これはこれで今度は運転に恐怖を感じるようになるかもしれないが、少なくともアラウンドビューという技術と、これら形に捕らわれない液晶が重なると、まるでボディを透過した環境で運転できるようになるのではないかと思っている。
もちろん、これらは何も車に限った話ではなく、いろんな所で活用できるだろうし、スマホに転用すれば、全面液晶のモデルも登場しかねないワケで、考えればまだまだイロイロ出てきそうな話である。

液晶もまだまだ先はわからない。
有機ELパネルとの技術的差異が今後どうなるかというのも気になるが、まだまだ革新していく余地のある話だけに、今後も面白いプロダクトが登場する事を期待していきたい。

まだまだわからない新型E-M1

それだけ期待が大きいという事か?

噂されるその価格

OLYMPUSがフォトキナで開発発表した次期E-M1の価格は、以前1,999ユーロという価格になるという噂が流れた。
これを円換算すると、価格は約22万7000円という事になり、随分と高く設定された、と評価されたりもしたのだが、この程、別の所から2000ドル(約20万2000円)程度という話が出てきた。
ところがその後、また別の所から今度は希望小売価格で1699ドル(店頭価格で1499ドル)という話が浮上した。こちらを円換算すると15万1000円程度となり、その価格の幅が5万円以上と、噂レベルではあるものの(噂だからとも言う)その価格に大きな差が出ている。
つまり結局の所、まだホントのところは誰もわからない、という話なのかもしれないが、個人的には円換算15万1000円程度という価格がもっとも妥当な所にいるのではないかと思っている。いや、思いたいだけかもしれないが。
もちろん、私がそう思うには理由がある。
大体円換算すると、ほとんどの場合でその価格より国内販売価格は引き上げられる。
つまり円換算15万1000円程度であれば、国内価格は17~18万円となるからだ。
もちろんこれに消費税が含まれるわけだが、個人的には消費税込みで17~18万円程度というところに落ち着くのではないかと思っている。
これはPEN-Fの価格と比較しての話でそう思うのであり、具体性を欠くような話でもない。
私の希望的観測が含まれているとは言え、案外外れているわけではないと思う。

限られた市場

デジタル一眼カメラ(一眼レフ含む)の市場は、もう既にこれ以上ユーザーが大幅に拡大するような市場ではない、と言われている。
理由はスマートフォンに搭載されたカメラの性能向上によるもので、最近では小さいセンサーサイズながら高感度かつ高精細なカメラを搭載したスマホも増え、さらに画像処理でボケ味を出してくる高機能カメラを搭載したモデルまで投入されている。
こうなってくると、コンデジ市場はさらに縮小が進み、生き残るであろう高性能カメラである一眼デジカメ市場も、一定規模は確保できるだろうが拡大は望めない…そういう市場にならざるを得ない所に来ていると予測できる。
そうなってくると、その限られた市場にいるユーザーの囲い込みが必要になるわけで、メーカーとしては高機能機を出したからといって安易に高すぎる価格設定とする事自体が、一定の冒険を含む事になりかねない。
圧倒的性能を持つ一部のハイエンド機に関しては、価格ではなく性能一択という話になるだろうが、少なくともそれはフルサイズセンサー機の話であり、そこから下の領域に入ると、残念ながら性能だけで価格度外視という事は言えない部分があると言える。
この市場動向から考えると、OLYMPUSのE-M1 mkIIは残念ながら一定のユーザーの囲い込みを行う必要があると言える。まぁ…メーカーがユーザーを限っても良いと判断すればその限りではないが、このあたりはメーカーがそのカメラを発売する事の意味をどこに置くかで変わってくる。
例えばNikonの場合はセンサー技術や画像処理技術含めた光学技術を、ナノレベルの要求のある半導体製造装置に転用する事で、その技術的価値を他分野で回収する事ができる。
OLYMPUSやFUJIFILMの場合は医療機器、特に内視鏡にその光学技術を転用していく事になるわけだが、半導体製造装置と医療機器の場合、その単価に大きな隔たりがあり、その回収規模で、技術を投入した製品の価格が大きく変わってくる。
そうしたある特定分野の技術開発を兼ねてカメラの開発を行っているケースというのは、今や全てのカメラメーカーが行っている事だろうが、メーカー毎にその内情に違いがあり、結局の所、OLYMPUSやFUJIFILMはある程度の販売規模をカメラでも確保しておく必要がある事実は変わらないものと思われる(あくまでも私の予想)。
ちなみに前述のNikonにしても、実は映像イメージング事業に関して現状厳しい状況だという話が市況説明会で語られているというから、Nikonだから大丈夫とかそういう話でもないというのが実際だと思う。
結局、限られた市場を全てのメーカーが鎬(しのぎ)を削って奪い合っている、という事実に変わりはない。

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Webカメラの新型

LogicoolからC920Rの後継機種が発表された。

実はあまり変わってない?

Logicoolから1080/30p対応の新型Webカメラが発表された。
C922という型番が与えられたその新型は、おそらくハードウェア的には従来のC920系と多分変わらないものではないかと思われる。ハードウェアとしては同じもののようだというのも、スペック的には300万画素のセンサーに1080/30pもしくは720/60pをMPEG-4 AVC/H.264で処理可能で、接続はUSB2.0接続というから、ハードウェアに違いはほぼないと見られる。フォーカス距離が最短7cm、画角は78度、露出およびホワイトバランスを自動調整というから、ほぼハードウェアはC920Rと何ら変わらないのではないかと思われる。
ただ、音響関係で自動ノイズキャンセリング、エコーキャンセレーションを搭載しているという事なので、もしかしたらマイク関係でハードウェアの更新があったのかもしれない。
どちらにしても、私の用途ではC920と何ら変わらない能力しか持ち合わせていないため、新型登場と言われてもあまり変わり映えを感じない。

背景を消せる

今回のC922の最大の特徴は、カメラで撮影している人物の背景を消して、他映像と合わせたりする事ができる機能を持っているという事である。
ただ、この機能はソフトウェアで人物部分を切り出して合成しているものなので、ハードウェアによる効果ではない。
ちなみに、Razerが発売予定にしている「Razer Stargazer」というWebカメラも、同じような背景切り出しの機能を持っているのだが、こちらはIntelの「RealSense」という映像の深度値を計測して人物だけを切り抜くというハードウェアによって奥行きを検知する方法を採っている為、C922とは全く方法が異なる。
どちらが優秀かはココでは問わないが、C922の方がソフトウェアでの対応であるため、より手軽に背景切り抜きが可能になる。
この背景の切り抜きができると、カメラで撮影した人物だけを切り出して、例えばゲーム実況映像に重ねれば、放送者とゲーム実況を同期させて放送したりする事ができる。言わばクロマキーのような効果を出すことができるわけである。
ソフトウェア対応であるため、場合によってはC920等以前の機種でも使用できるかもしれないが、C922に付属するソフトウェアは、米国企業のPersonifyが開発したソフトウェア「ChromaCam by Personify for C922」という専用ソフトウェアであるため、そもそも製品を購入した人でないとこのソフトを入手する事ができないかもしれない。
何かしら、過去の製品でも使える様なライセンス購入とかできれば面白いのだが…。

とりあえず、この背景を期の抜く機能が欲しい人はこのLogicoolのC922とRazerのStargazerを比較して検討してみるのが良いと思う。
個人的には…クロマキーのような効果を出すソフトは他にもある為、扱いやすいWebカメラを検討すれば良いのではないかと思う。

iOS10を入れてみた

正直、変化がわからん…。

変化しているの?

私の持つiPhone6 Plusに、iOS10を入れてみた。
アプリの互換性を調べ見たところ、主だったところは問題がなさそうだったため、いつまでもアップデートの所に赤丸印が出ているのもイヤなのでアップデートする事にした。

私は基本的にiOSのアップデートの時には、PCに接続し、iTunes経由でアップデートする事に決めている。
まずiTunesでバックアップを取り、その上でアップデートをするわけである。
少なくともiPhone単体でアップグレードした事はない。
バックアップを取ることで、最悪前の状態に戻せるというのがPCを使う最大の利点だと思っている。
正直、イマドキのプログラムサイズでは無料でのiCloud 5GB分は少なすぎる。なので、私からするとiCloudの5GB分は、ほぼこうしたバックアップ用としては捉えていない。
いざiTunesからアップデートしてみると、いつものアップデートより確実に時間がかかっている事がわかる。
プログラムサイズが大きいというのもあるかもしれないが、おそらくいろんな所で変更した箇所に対してユーザープロファイルを適合させるのに時間がかかっているのだろう…と安易な考えでアップデートの完了を待つ。
ようやくダウンロードとインストールが終了すると、ほんのわずかな設定引き継ぎでアップデートは完了する。
だが…正直、ロック画面が変わったぐらいにしか変化が見えない。
一体どこが変わったというのか?

3D Touch関係がメイン?

iPhoneに3D Touchが搭載されたのは、iPhone6s/6s Plusからである。
今回のアップデートでロック画面からの立ち上がりがより簡単になったとか、結構大きな変化がある、という事が以前から言われていた。アップルも史上最大のアップデートと言っているあたり、結構変わっているのだろう、と思っていたのだが、いざアップデートしてみると、何か画面の細かい部分にいろんな変更はきているものの、具体的に大きく使い勝手が変わったというような所が全く見えない。
ネットで詳しく調べてはいない為、まずそこから調べろよ、という事になるのだが、iPhoneシリーズは直感で使えるというのがウリ。ならば調べずに使っても問題はない、という信念の元、とりあえずこのまま使い続けてみる。
…が、やはり大きな違いはわからないまま。
コレ、ホントに変わってるの?
インターフェース周りで多少の違いがあるのはわかるし、今までと通知の部分が変わっているというのもわかる。だが、これが大変化だとは思わないし、安定性が特によくなったとかいう感じもしない。
3D Touchまわりの反応とかがかわったというのだろうか?
だとしたら、私ではその違いに気付きようがない事になるのだが…。

iOSもこれで10になり、かなりの変化がある事はわかる。
新機能を追加していくのもわかるが、大部分の人が一番欲しいのは、安定性なのではないだろうか?
実はiOS10に変えてからも、アプリの使用途中で一度そのアプリが落ちるという事があった。これがアプリ側の問題なのかどうかという話になると、今は間違いなくアプリ側の問題と言われる事になる。
だが、果たして本当にアプリ側だけの問題なのだろうか?
今回のようにアッブデートの意味が見えてこないアップデートはほどほどにし、より安定化するような動きを魅せてくれる事を期待したい。

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