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VRを考える

PSVRはいよいよ明日発売。

自分が買うなら…

いよいよPSVRが明日発売される。
大々的に宣伝したという事もあって、おそらく当日販売分を含めても売れ残る事はまずないだろうと思われる。
この週末までに一体どれだけの数が販売されるのかは解らないが、世界的にも既に4,000万台販売されているPS4であるため、最終的にはかなりの数が販売できる見込みではないかと思われる。
そのPSVRのVRシステムとしてのデキの良さは、実は思った程ではない、とも言われている。
この思った程というのは、最終的な解像度とかそういう意味での話であり、決して品質的に悪いという事を言っているのではないのだが、PSVRは感覚的にVRを体験するに十二分な性能、という言い方が当てはまる性能である。
Oculus Riftは、PCと接続するVRシステムだが、Oculus RiftはPSVRよりもより高解像度でVR体験が出来る事をウリにした製品で、その価格もPSVRから比べて遙かに高い設定となっている。高いだけあって、その解像度の高さは言う迄も無いが、もし私が買うとするなら、このOculus RiftとPSVRはどちらが良いと判断できるだろうか?

汎用性を採るならば

PSVRは言うまでもなくPS4専用の拡張機器という事になる。
Oculus RiftはPC用なので、その環境はWindows機だけ…という事でもない。対応できるドライバさえあれば、Macであっても動作する。
まぁ、そういう言い方をしてしまえば、PSVRだってPCで使う事ができる可能性はあるわけだが、その可能性の高さはといえば、ゼロに近い。
PCはPS4と違いその開発環境の広さは比較にならないぐらいに広い。
場合によっては同人レベルで製作する事も可能で、しかもそれを流布する事も可能だ。
一方、PS4も間口は広げてはいるが、個人での開発はWindows環境と比べれば遙かに壁は高い。
この両者の違いはある意味コスト以上の差かもしれない。
全てが自由なWindows環境と、SCEの管理下にあるPS4環境では、そもそも比べるフィールドが違うのかもしれない。
違うフィールドで展開する製品を比べるという、異種格闘技のような比較をしても意味はないかもしれないが、それでも仮想現実というジャンルとして同じものを目指す製品を購入する側としては、手に入れられる状況を比較する事にはちゃんとした意味はある。
現時点で一つ言える事は、PSVRは全ての人に向けた仮想現実を手に入れられるという事であり、Oculus Riftは限定的かもしれないが、それだけにニッチな要求に応じた仮想現実を手に入れられるという事と、Steamというプラットフォームで展開できる仮想現実を手に入れられるという事である。
この両者を比較すると、キーになるのはSteamという環境ではないかと私は思う。

ソフト展開の速さ

こう言っては何だが、実はもう一つの答えを私は持っている。
お手軽さを採るなら、間違いなくPSVRだが、Steamというプラットフォームの広さと可能性を採るなら、Oculus Riftが正解ではないか? という事である。
PS4のソフト展開を見ていると、最近になってようやく国内ソフトの拡充が見られるようになったが、比較的海外のソフト展開の速さが目立っていた。
だが、実はSteamの方が遙かにソフト展開の速さは上であり、そしてVRの展開も早かったりする。
ただ、日本人向けかどうかという点で、コンシューマプラットフォームであるPS4が優位に立っていると言えるのだが、それは従来の2D環境の話であり、VRとなるとどのようなソフト展開になるのかが見えにくいため、この点だけで言えばどちらもあまり変わらないかも知れない。
特にSteam系ソフトだと、FPSなどがVR展開が速いと思われるが、おそらく他ジャンルのソフト含めて、その展開はPS4のソフト販売の速さをずっと上回った速度で対応していくのではないかと考えられる。
そう考えると、いち早くVRという仮想世界をいろんな面で体験できるのは、PSVRよりもWindows環境かもしれない。

結論

お手軽に始めるならPSVRだが、いろいろディープに楽しみたいならOculus Rift…今はそう思っている。
もちろん、コスト度外視の話ではあるのだが、現時点ではそんな感じがしてならない。
何故そう感じるのか?
今現在の私にとって、PSVRを購入したいと感じるキラーソフトがないからだと思っている。
THE IDOLM@STER CINDERELLAGIRLS Viewing Revolutionがあるじゃないか、という人もいるかもしれないが、こういうと語弊があるかもしれないが、所詮見るだけのコンテンツである。私が本来目指すTHE IDOLM@STERとは異なる製品である。
もし、PSVRで、アーマードコアシリーズが発売されるとしたら…これはもう何が何でもPSVRの購入を最優先に検討したかもしれない。
やはり、このようなデバイスの購入動機としては、キラーソフトの存在は非常に大きいと言える。

というワケで、私は現時点ではPSVRは急いで買いたいというデバイスではない。
キラータイトルが出てきた時、その考えはきっと変わると思うが、現時点だとWindowsで使用できるOculus Riftの方が魅力的に見える。
もちろん、コストが係りすぎてとても買える代物ではないのだが。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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