Monthly Archive: 1月 2017

実装されたパッチ3.5

第一弾が実装された。

まだまだ到達まで遠い道のり

今年6月には4.0へとアップデートされるFF14だが、その前に3.5が1月と3月の2回にわけて配信されるという話が出ていた。
今回、その1月に配信される第一弾のパッチ3.5が実装され、シナリオの追加やレイドダンジョンの追加、システム面など含めていろいろ強化された。
だが、そうした追加のほとんどは、パッチ3.4までクリアしている人にこそ意味のある話であって、残念ながら私はまだそこまで至っていない。
メインキャラでもまだ3.0をクリアした段階で止まっていて、先に進めていない状態にある。
何故先に進めていないかというと、それはこのblogでも何度か書いたが、未だ大迷宮バハムートをクリアしていないから。
同じレイドダンジョンでも、機工城アレキサンダーはメインストーリーにほぼ関与しないコンテンツだったが、大迷宮バハムートに関して言えば残念な事にメインストーリーにガッツリ関与する内容であるため、避けて通れないのである。
実際、パッチ3.4ぐらいから大迷宮バハムートのシナリオに絡む話が展開されるため、プロデューサーである吉田P自身が「制限解除でもいいのでバハムートは進めておいた方が良い」と言った程である。
ところが、こういうレイドダンジョンというのはなかなか人が集まらないもので、コンテンツファインダーでどれだけ待っても全く引っかからない事も多く、ソロプレイ中心のプレイヤーからしてみれば、挑戦する事そのものが難しいコンテンツになってしまっている。
やはり独自にパーティ募集をかけて協力者を募るしかないのかもしれないが、ここらへんが時間が不規則な社会人プレイヤーの泣き所である。
私自身、このバハムートをクリアするまではパッチ3.0止まりでも仕方が無いかな、と思っているところがあり、まずはバハムート攻略が終わるまでは、パッチ3.5のストーリーには触れる事はないだろうとと思う。

増えすぎて理解が及ばない

さて、こうしてアップデートパッチが何度もやってくると、出来る事が増えすぎて現状何ができるのかが非常に解りづらい。
というか、常に最新状態にある人、つまりエンドコンテンツに常に挑戦できるような人たちだと、毎回追加される内容をある程度理解できるのかもしれないが、私の様に進行が遅れていて、常に追っかけ続けていかないといけない人からすると、ホントに出来る事が多すぎて何が何だか解らない状態になっていたりする。
毎回、パッチノートが動画と説明サイトで紹介されるが、それら全てを押さえている人は一体どれだけいるのだろう? と疑問に思うときがある。
私など、比較的大きなアップデートになる「死者の迷宮」や「グランドカンパニー小隊」すら全く手が付いていない。
今回も、三闘神の討滅戦が追加になっていたり、インスタンスダンジョンが追加になっていたりと、実に盛りだくさんである。
動画を観ている分には「ボリュームあるなぁ…」ぐらいの感じで見ていられるが、実際にプレイすると、とてもこれらを踏破できるものじゃない事に気がつく。
盛りだくさんも結構だが、新規参入者はこれらの内どれだけの事を体験できるのだろうか? と自分もできない事なのに心配になったりする。
まぁ、逆に捉えれば、これだけのボリュームを見ると…案外お得なゲームではないのかな、と思ったりする。

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ファミスタ30周年

もうそんなになるのか…。

野球ゲームの金字塔

スポーツを題材としたゲームは意外と多いが、その中でも昔から一定の人気を持っているのが野球ゲームである。
最近ではゲーム人気で言えばサッカーに押されたりもしているのかもしれないが、それでもファンを一定数を確実に持っている野球ゲームも、今やそのタイトル数は随分と少なくなった。
その中でも既に定番とも言えるのが、ナムコが世に送り出したファミスタである。
現在は社名の方が変わってしまったが、バンダイナムコエンターテインメントから、2017年4月20日に最新作「プロ野球ファミスタクライマックス」が発売される事が発表された。

ファミスタはシリーズ累計1,500万本を出荷した実績のあるタイトルだが、その歴史は1986年にまで遡る。
初代はファミコンのタイトルとして発売され、12球団の他にナムコスターズが収録されていた事で他野球ゲームタイトルとの差別化を図っていた。
その後、スーパーファミコンに時代が変わると当然ファミスタもスーパーファミスタとなり、より綺麗な画面へとアップグレード。その時々のプロ野球最新データを取り込みつつタイトルを重ねていく事になる。
その後、N64に任天堂のハードが移り変わると、ファミスタもファミスタ64と名を変えたが、N64が不信に終わるとファミスタを発売するハードもニンテンドーキューブ、ゲームボーイアドバンスと移り変わり、Wii版を発売した後は、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSと携帯機での発売に落ち着くことになる。
今回発売される最新作も3DS版という事で、先日発表のあったNintendo Switch版というわけではないのだが、おそらく既に普及しているハードで発売するという安瀬臭くをとった結果ではないかと思う。

山本 昌、電撃入団

プロ野球で1984年から2015年まで投げつつけた投手、山本 昌氏がナムコスターズに電撃入団するという情報がこの最新作の発表時に行われた。
もちろんゲームの中での話だが、よくよく考えると、ファミスタが登場した時には既にプロ野球選手としてマウンドで投げていた選手である。その歴史はファミスタ以上という事になるのかもしれないが、当人は現役時代にファミスタで遊んでいたというのだから、ファミスタの30年という歴史も相当に長い話である。
今回、この最新作の期間限定封入特典として山本 昌氏のコードが手に入るのだが、入団するのがナムコスターズという事で当然だがその名前も普通に「山本 昌」ではない。収録されるのは、オリジナル投手「やまもも」として登録されるとの事で、このあたりがやはりナムコスターズらしい部分である。

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Ivy Bridgeではそろそろ…

多分そうだろうな、とは思っていた。

やはり乗り換えは今期のタイミング

SkyLake-Sが出た頃から考えていた事だが、やはりそろそろIvy Bridgeでは非力になりつつあるな、という感じがしていた。
実際問題、昨年にビデオカードをGeForce GTX 970にアップグレードしても、体感的な速度アップは感じつつも、もっとイケそうな予感がしているのに、実際はそうではなかったという状況になったりもしていた。
これらは、全てCPUがボトルネックになっていたり、システム全体の能力不足によるところが原因で起きている現象なのだが、こればっかりはシステムの世代を上げるしか方法がなく、私的には大がかりなアップデートを敢行するしか他に方法がないと結論づけていた。
ま、予算的な問題もあるにはあるが(-_-;)

だが、実際問題としてIvy Bridgeと現在最新のKaby Lakeではどの程度の差が開くのか、という事については私では調べようがなく、そのボトルネックによって発生しているロスがどの程度かを把握する事は難しい。
たとえIvy Bridgeではなく、近い世代のコアとの比較でもあれば、といった所だったのだが、運良く、AKIBA PC Hotlineで、Sandy BridgeとKaby Lakeの動作比較が掲載されていた。

AKIBA PC Headline
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1039104.html

これを見ると、如何にロスが大きいかという事がよく分かる。
やはり、今期にメインPCの乗り換えはやった方がいいな、と改めて実感した。

画像系でもCPUが意味を持つ

ちょっと前だと、画像系の処理はとにかくGPU強化で乗り切る事ができた。
CPUがちょっと前の世代であっても、GPUが最新ならかなりの速度で処理できるという感じだったのだが、最近はゲームなどでも画像処理にGPUとCPUの両方を使用しているケースが多いようだ。
というのも、ゲーム内のNPCの処理や、グラフィックの一部処理などはCPUで処理しているケースがあったりするらしい。これは、プログラムのマルチスレッド化が進んだ事で、役割分担を明確にした事による反動のようだ。
また、NPCの描画そのものもより細かくなった事で、負荷が高くなっているという側面もあるだろう。
となると、やはりシステム全体の処理速度を上げてやる必要があるわけで、フルHDであっても、その描写が細かくなればなるほど、CPUの性能差が大きく響いてくるらしい。
もはや、GPU一択依存の時代は終わり、CPUもより効率の良いものがないと付いていけない時代になってきたという事である。

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オーディオインターフェース

そろそろ見直しの時期かもしれない。

録再を考えるか?

今現在、私のメインPCはマザーボードのオーディオインターフェースからS/PDIFでDr.DAC2に出力され、そこでヘッドフォンもしくはアンプに接続してPCの音を出力している。
本当はDr.DAC2をUSB接続し、Dr.DAC2そのものをオーディオインターフェースにするのが簡単な方法なのだが、Dr.DAC2のUSBコントローラーはどうも品質的によくなく、逆にS/PDIF入力は非常に素性がよいので、あえてマザーボード搭載のオーディオインターフェースをそのまま利用している。
だが、これはあくまでも音を再生させるだけの接続方法で、PCに音を入れる録音側は、ものすごくアナログ的で、マザーボードのオーディオインターフェースにそのままミニプラグでマイクを接続している。
しかも接続しているマイクも、コンデンサマイクとは名ばかりの安いソニーのECM-PC60という製品で、個人的には満足した環境ではない。
コンデンサマイクといえば、通常は48Vのファンタム電源を必要とするマイク…というイメージが私にはあるのだが、その場合コンボジャックが必要になる為、通常の接続方法ではそうしたコンデンサマイクを使用する事はできない。
コンボジャックのマイクを接続するには、普通であれば所謂オーディオインターフェースやミキサーが必要で、今のDr.DAC2ではそのあたりは今の環境では実現できない。
なので、音の再生だけを考えるのであれば、今のDr.DAC2、もしくはもっと音質を良くするためにDr.DAC3などを導入すれば良いが、録音を考えるとなると、そもそも必要な機材を変更する事になる。

C747を逃した

実は先日、ヤフオクにてAKG C747の中古品が23,000円で出品されていた。その後、本件は23,500円で落札されたようだが、実は最後まで私はこの入札を迷っていたのである。
C747はプロのスタジオでも使われるグースネック型コンデンサマイクで、特にボイス収録に使われるペンシルマイクである。コレがイイ感じのマイクなのだよ…非常にクリアなボイスを録る事ができるマイクで、新品を買えば安く買っても6万円半ばはするシロモノである(定価で買えば15万円ほどになる)。
なのでずっと中古品を狙っていて、時々2万円以下で出品されるものもあったのだが、それらは程度がよくないのでずっと見送っていた。程度の良いものは2万円~の出品となるのが通例で、ちょうど23,000円で出品された時には狙い目が来たと思っていたのである。
ところが…今回の入札に関して、最初から入札をちょっと躊躇い、終了する間際で再検討しようと考えていたら、そのオークションの終了を見逃してしまい、そのまま流れてしまったのである。
結局、前述の通り23,500円という適正価格で終了したワケだが、絶好のチャンスを見送ってしまったのは痛恨の極みである。
このC747も、前述したようにコンボジャックに接続するマイクであるため、使うとなるとオーディオインターフェースが必要になる。
今回は見逃したが、いつか使いたいマイクの一つである。

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大寒波、来襲

ココ最近、驚異的な寒波に包まれる。

私だけなのか?

ここ最近、妙に寒い。
どれぐらい寒いかというと、本来寒さに強い私が思わず「寒っ!!」と連発してしまうぐらいに寒い。
…どれぐらい寒いか、これじゃ伝わらないな(-_-;)

とにかく寒い。
私の住んでいる所では、朝方は確実に氷点下に入っているし、先日この寒さでiPhoneの充電用Lightningケーブルの被覆が堅くなり、割れているのを見つけるぐらいに寒い。
…劣化が原因かもしれないが、今までのLightningケーブルになる前の30pinケーブルの被覆は堅くはなっていても割れている事がない(要するに曲げたりしていない)事を考えると、やはりこの寒さで堅くなってしまっているのが原因としては50%以上の確率ではないかと考えられる。
当然だが、今までこんな事があった試しはない。
個人的にはそれほど今期の冬の寒さは異常だと思っている。
だが…とある人に聞くと、今年が特別寒いという感じはしないという。
私は昨年から今年の寒さは異常だと思っていたのだが、今年が特別寒いと感じているのは私だけなのだろうか?今年の寒波は予想されていた

調べて見ると…

人間の感覚だけで話をしていると、このあたりは答えが見えてこない。
なので、記録と予測を見てみる必要があるのだが、平年差を見てみると意外な結果が出てきた。
私の住んでいる地域の90日前の平年気温差は、なんと+0.5度と平年気温より高いという結果だった。
60日前平均はというと、こちらも+0.5度と平年気温より高い結果に。
さらに30日前平均は+0.7度とさらに高い事が判明。
…私の感覚の方が狂っているというのか?
だが、やはりというか、ここ20日前平均からの記録を見てみると-0.1度とここにきてようやく平年気温に近い気温になり、10日前平均になると-1.4度と一気に下がる結果に。
そして5日前平均になると-1.5度と徐々に下がっている事がわかった。
つまり、急激に寒くなったのは、今年に入ってからであり、昨年までは平年より高い気温だった事が記録から判明した。
やはり人の感覚というのはアテにならないものである。
そして気象庁は大凡3ヶ月、1ヶ月前の平均気温予想も出していて、それを見ると確率的に平年より軒並み低くなる傾向にあると予想している。
特に東海、関東甲信、近畿、北陸あたりが平年より寒くなると予想している。
つまり、今平年より寒いと感じている事そのものは間違いがなく、そしてしばらくそれは続くという予想にあるとしているのである。
ま、こういう記録や予想というデータに基づくものを見ない限り、正確な事は言えないという事である。
人の感覚はアテにならないというのは、こういう所から見て取れる。

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Twitterアナリティクス

分析してるワケじゃないが…。

気になる?

個人的に、Twitterにおける自分自身のツイートに対して、何かしら思うことはほとんどない。というのは、単に自分が思った事をただ垂れ流しているだけだからだ。
だが、このTwitterはその即時性から時には即効で情報が拡散するし、またその拡散から思いも寄らぬ爆発性が出たりする。
そういう意味から、自分のツイートを一体どんな人が見ているのか? なんて事を気にしだしたら、キリがないのだが、それを比較的容易にしてくれるのが「Twitterアナリティクス」である。

Twitterアナリティクス
https://analytics.twitter.com/

ここで自分のTwitterアカウントを登録すると、自分のツイートに対してのアクティビティやインプレッション、オーディエンス、イベントなどを確認する事ができるようになる。
使い方次第で、結構な情報を得ることができるのだが、通常であればこの得られた情報からツイート内容を検討したりしていく事になるのだろう。
しかし、そもそもその分析から自分がつぶやく内容を変えるというのも、実に変な話で、このTwitterアナリティクスそのものをどのように使うかは、個人運用の場合は結構悩みどころでもある。

Twitterの使い方を考える

私自身、Twitterの使用頻度はあまり高くない。
高くないと言いつつも、今日現在で5,216ツイートという状況なワケだが、このツイートの内容が使用頻度が低い事を裏付けている。
というのも、私のツイートの大部分はその時々のつぶやきなのではなく、blog更新情報の自動ツイートなのである。
だからおそらく普通にその時々にあった事などをつぶやいている人からすれば、何の為にTwitterやってるんだ? という事になるのだが、実際私もそう思う。
ただ、このTwitterのblog更新情報からblogに飛んできてくれている人もいるのも事実で、それが毎日のアクセス数維持の一端を担っている事は否めない。
情報とは、どこかで繋がらない限りは広がりはない、という事を考えれば、私のTwitterの利用はblogへの誘導が主という事になるのだろう。
意識はしていなかったが、結局使っている現状を考えれば、そういう事になる。

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Nintendo Switch

価格と発売日が公開されたNintendo Switchだが、果たしてどうなる?

ゲームスタイルを変えることができるか?

Nintendo Switchは、以前発表があったとおり、本体はテレビと接続するが、コントローラーにもなるタブレットだけでも運用でき、またそのタブレットに直接コントローラーとなるインターフェースを接続できたりと、あらゆる意味で変則的なゲーム機である。
内蔵するコアはNVIDIAのカスタマイズされたTegraプロセッサで、内蔵メモリは32GB、microSDXCカードスロットを備えるという特徴を持つ。
本体には有線LANがあるが、コントローラーユニットは無線LAN、Bluetooth4.1接続で複数機を連動させる事ができる。
前述したようにかなり変則的な接続方法を持つだけに、言葉だけでは説明できないバリエーションと言える。

そういった仕様等と共に、価格と発売日が13日に東京ビッグサイトで行われたメディア向けプレゼンテーションで発表された。

https://www.youtube.com/watch?v=1ti9rFafwTw

価格は税別で29,980円、発売日は3月3日で、1月21日より店頭で予約受付が始まるようだ。
29,980円の価格の中には、本体とコントローラーユニット、ストラップとグリップ、ドック、ACアダプタとHDMIケーブルが含まれているが、ゲーム専用のProコントローラーは別売りになる。
この価格を安いと見るか、高いと見るかは、もちろん個人によっていろいろな解釈があるだろうが、新しいゲーム体験を与えてくれるものなら、そう高いものではないのかもしれない。

ソフトが次々と発表

私がNintendo Switchの発表に際して驚いたのは、かなり多くのメーカーからゲーム作品の発表があった事である。
任天堂のファーストパーティ製ゲームももちろんそうだが、真・女神転生新作や光栄の三國志や信長シリーズ、カプコンのウルトラストリートファイター2などなど、結構多くのメーカーが新作を発表していた。
最近元気のなかった任天堂だけに、PS4にメーカーを完全に取られてしまったかとも思ったのだが、思いの外、Nintendo Switch向けタイトルを出してきたところを見ると、私が当初思っていたような不安要素はなくなったと言えるかも知れない。
ただ、やはりPS4やXbox Oneと比較すると非力な事は間違いない。どこまでコンテンツパワーで押し切るか? がNintendo Switchの見せ所になるのだろうが、その鍵を握るのが「新しいゲーム体験」ではないかと思う。
変則的なバリエーションを持つNintendo Switchのプレイスタイルで、新しい楽しさに繋がればそうしたプロセッサパワーとは違う土俵で戦っていけるのだろうと思う。
任天堂の標語とも言える「枯れた技術の水平思考」がどこまでプロセッサパワーをカバーできるか?
おそらくNintendo Switchは、WiiU以上にそれを問われるハードになるのではないかと思う。

レトロブームはまだ続く

昨年から引き続き人気衰えず。

本家よりも扱いやすい

昨年、ファミコンソフト30本を収録した「ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ」が発売され、一時品切れになるほどの人気を博したが、その勢いはまだ収まっていないように思える。
海外でも同じようにミニNESが発売され、同じように店頭から瞬殺するという状況があり、日本国内と同じ人気ぶりに、本格的にレトロゲームブームが訪れたと言える状況が続いている。
実際、ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータを分解する猛者が現れ、いざ中身を調べて見ると、使われているコアはARMコアのしかもクアッドコアだというから驚きである。
処理能力から考えても、オリジナルのファミコンの数百倍とも言える能力をもつミニファミコンだけに、これはひょっとしてスーパーファミコンの復刻版も出るのでは? と期待する人も少なくはないのではないかと思う。何を隠そう、私もその一人である。

そんな中、任天堂からではない別の企業「JNNEX」から“Retro-bit GENERATIONS”というファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイのタイトルを収録した、レトロゲーム80本が収録されたコンシューマ機が登場した。
筐体を見ると、USBポートが2つ並び、そこに付属のコントローラーを接続するようになっている。このコントローラーの仕様がどのような仕様かはわからないが、場合によっては市販のコントローラーがそのまま使えるかもしれないし、配線が解れば変換コネクタをつくる事も可能だろう。
映像出力はHDMIとコンポジットの2種類が用意されており、最近の液晶テレビにデジタル接続できるあたりは重宝しそうである。
電源はACアダプタからの供給で、本体に付属する。
そしてゲームのセーブデータは本体にも保存できれば、SDカードにも保存できるというところが有り難い。収録しているタイトルに違いはあるが、ハードウェアとしては本家よりも扱いやすいのではないかと思われる。
付属品は専用コントローラー2個、ACアダプタ、AVケーブルの3つ。HDMIケーブルは別売りだが、オススメはHDMI接続である事は言うまでもない。

魅惑のラインナップ

さて、この“Retro-bit GENERATIONS”だが、収録されているタイトルが実に魅惑的。
イメージファイト、エクセリオン、ジッピーレース、シティコネクション、SUPER R-TYPE、忍者じゃじゃ丸くん、フォーメーションZ、迷宮島、燃えろ!!プロ野球など、実に多彩で、ニンテンドーから発売した本家とはまた違った作品が名を連ねる。
個人的にはスーパーファミコンのタイトルには良作が非常に多いため、ニンテンドーも本家スーパーファミコンミニを発売するのではないかと思っているのだが、国内販売元のJNNEXからは、どうも第2弾、第3弾の“Retro-bit GENERATIONS”も近日発売予定らしい。

JNNEX
http://jnnex.co.jp/generations.html (既にリンク切れ)

本家も発売するかもしれないが、外様も発売予定となると…それこそソフト権利の争奪戦になったりしないのか? と思ったりもする。
まぁ、権利元からすれば、どの製品にも収録してくれればそれだけ権利料が入ることにはなるが、発売元や販売元からすると顧客を割る事になるため、結局は権利の争奪戦が繰り広げられる可能性はある。

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olympus.blue、再び

一度は失敗したが今度こそ…。

WordPress、インストール

年始休みの時に、昨年取得したドメイン“olympus.blue”のブログサイトを構築しようと、レンタルサーバを設定し挑戦してみたのだが、構築した際、その閲覧ページをインストールフォルダと変更した際、設定をミスしてアクセス不能になり、結局構築できなかったという事があった。
このインストールフォルダと閲覧ページを変更するという作業は、実はWordPress内の設定だけで完結する事ができず、結局FTP経由でインストールファイルを書き換えたりする作業が必要である事がその後判明し、結局はそう簡単ではない事が判明した。
ましてそれがセカンドドメインだったりすると、さらに厄介な事など、その時は知るよしもなく、今まで悩み続けていたのだが、この度、ようやくその設定に目処が付いたため、再び挑戦する事にした。
セカンドドメインの考え方の違いによっても、やり方が変わったり、そもそも最初のドメインの設定によっても異なったりするので、説明が難しいのだが、私は今現在このblog記事のフォルダそのものの見せ方も、実は理想的な見せ方ができていない。
本来なら“angel-halo.com”にアクセスしたならば、そのドメインのままblog記事が表示できるようにしたかったのだが、現在“angel-halo.com”にアクセスすると“blog.angel-halo.com”というサブドメインにジャンプする設定にしているだけで、閲覧ページそのものを変更しているわけではないのである。
この問題から、今回の“olympus.blue”はその轍を踏まずに“olympus.blue”にアクセスすればそのままblog記事を表示できるようにしようと当初から考えていたのである。

この問題を解決するには、WordPressの設定変更も当然必要だが、何より、インストールフォルダ内にある「index.php」の内容を書き換える必要がある。
最初に、WordPressの一般設定内にある「サイトアドレス(URL)」を実際に閲覧させたいURLに書き換えてから、前述の「index.php」の中に記述されている、設定ファイル「wp-config.php」へのアクセス先の記述を書き換え、サイトアドレスのフォルダ内にindex.phpを移動させてやる必要があるのである。
何を言っているのかわからない…という人は、検索サイトで「WordPress 構築 運用 フォルダ 変更」といったワードで検索してみると、解決するための手順などが紹介されたサイトなどを見つける事ができるだろう。
こういうのは、設定する環境や状況で内容が書き換わるため、私の設定を書くよりは他の説明サイトを見てもらう方が多分わかりやすい。
難しいかもしれないが、WordPressの一般設定内にある「インストールフォルダ」を変更しない限りはリトライは可能である。

とりあえず公開

というわけで、とりあえずの仮サイトを公開してみた。
まだサイトトップ画像を変更していないため、イメージは未確定のままではあるが、とりあえずドメインへの直接アクセスで表示させる事ができた。
今回のサイトは写真をメインに扱う為、文章はあまり書かないサイトにしようと思っている。その分、写真は大きめの写真を掲載しようと思っているので、基本カメラからの撮って出しJPEGか、RAWデータから直接現像したオリジナルサイズをアップロードするつもりである。
初回の記事自体は今年の元旦に書いたモノなので、一番最初の記事の日付はそれに合わせた。今後、どの程度の更新頻度になるかはわからないが、こちらの運用もしていきたいと思う。

何はともあれ、トップ画像を準備しないとダメだな。
今のままでは綺麗なおねーさんのサイトにしか見えないし(爆)

注:https://olympus.blue/のサイトは2022年11月に閉鎖した(2023.01.16)

4K+HDRの液晶モニター

これからが本番という事か…。

ようやく出てきたHDR対応モニター

PS4 Proが登場し、HDRという言葉が以前よりグッと身近になった感じがしたが、依然としてPCモニターでHDRという規格に対応したモニターというのは存在していなかった。
液晶TVにしても、メーカーによって完全対応していたりしていなかったりと、不安定な対応状況が続くHDRだが、PS4 Proの映像を観た人のほとんどは4KというものよりもHDRの方が感動を覚えるというぐらい、その効果は絶大なものである事が窺い知れる。
しかし、対応しているデバイスがないのであれば、観たくても観られない…多くのPS4 Proユーザーはそうしたジレンマの中にいたのではないかと思う。
だが、その状況は今年徐々に変わってくるのではないかと思う。
ようやく、LG電子から4K+HDR対応モニターが発売される事が発表された。

ラスベガスで開催しているCES 2017にて、LG電子は4K+HDR対応モニター“32UD99”を発表した。ようやく本命が来たか?31.5型IPSパネルを採用し、4辺も狭額縁仕様でスタイリッシュに見える。
何より嬉しいのは、LG電子のロゴが狭額物仕様のベゼルだけに記載されていない事。ダサいロゴが見えないだけでもスタイリッシュに見えるが、4辺全てが狭額縁でさらにスタイリッシュというのは、実に好ましい。
スペックとしては、HDR 10規格をサポートしていて、ピーク時最大550cd/平方mの高輝度&高コントラスト比となっている。他にも、DCI-P3カバー率95%の広色域表示にも対応し、カラーキャリブレーションもサポート。プロの映像処理用途にも耐えうる仕様となっている。
また、AMD FreeSyncにも対応していて、応答速度は5ms(中間色)と高速。
スペックだけ見れば最強の仕様と言えるモニターである。
…ま、それだけに未発表の価格がどれぐらいになるのかが気になる製品ではあるのだが。

消えたDVI端子

この“32UD99”の映像入力ソースだが、USB Type-C、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0a×2を搭載する。USB Type-CはUSB PDもサポートしていて60Wの電力供給も可能なのだが、DVI端子がない事に気がつく。
完全にデジタル端子のみを搭載する傾向は数年前からトレンドになりつつあるが、DVI端子まで外してくる製品は珍しいかもしれない。だが、今後この傾向はどんどん増えていくと言われていて、そろそろインターフェースにも世代交代の波がやってきたという事かもしれない。
…とここまで書いて、ふと気がついた。
そうか、DVI端子では4K表示やHDR表示が伝送速度的に難しいからなくなるのか(爆)
時代が求める要求に性能が付いて来れなくなれば、当然消えていくのは当たり前。そういう事なのだろう。

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X370はX99と対抗しない?

RYZENはあくまでもKaby Lake対抗コアなのか?。

総合能力が見えてきた

ラスベガスで開催されているCES 2017で、AMDのRYZENとVegaの動作デモンストレーションが行われ、その能力の一旦が垣間見えた。
総じて悪い感じはしないのだが、細かい部分を見ていくと当初言われていた事からちょっとずつではあるが変化がある事に気がつき始める。
もともと、Summit Ridgeと呼ばれる存在だったRYZENだが、当初はXeonを視野に入れるコアと言われていたと思う(というか私はそう思っていた)。というのは、Core i7でもLGA2011ソケットに対応するCPUが存在していて、そちらはサーバ用途とは違うハイエンドコンシューマを視野に入れた製品であり、Xeonクラスの性能でありながらハイエンドを支える製品群として確実にその地位を確立していたからである。
RYZENがCore i7の対抗馬として登場する以上、このハイエンド製品群も当然だがそのターゲットに入っているだろう、と私は思っていたのだが、その考えはどうも正しくないようである。
というのは、CES 2017でもたらされた新しい情報によると、どうもこのLGA2011に対応するCore i7とは太刀打ちできるとは言えないような性能しか見えてこないのである。
いや、正しい言葉を使うならば、CPU性能としては対抗できる性能はあるかもしれないが、PCの総合的能力では太刀打ちできない可能性がある。
つまり、コアとしてRYZENは十二分な性能を持っていても、チップセットであるX370はあくまでもZ270に対抗できるだけで、X99と対抗できる製品ではない、という事である。

X370はZ270と同等

いろいろ漏れ聞こえてくる情報を整理すると、X370およびRYZENがもたらすインターフェースは大体以下になる。

・Dual-channel DDR4メモリに対応する。
・M.2 SATA SSD及びNVMeに対応している。
・RYZENからPCI-Expresss 3.0が16レーン、X370からPCI-Express 2.0が8レーン用意される。
・RYZENからのPCI-ExpressレーンはCrossFire(3-way)とSLI(2-way)に対応する。
・USB 3.1 Gen 1は合計10ポート(内4ポートがRYZEN、6ポートがX370から)供給される。
・USB 3.1 Gen 2は2ポート、USB 2.0は6ポート供給される。
・SATA 6.0Gbpsは合計6ポート(内2ポートがRYZEN、4ポートがX370から)供給される。

こうして見ると、概ねKaby LakeとZ270がもたらす機能と合致する。
PCI-Expressに関して言えば、ほぼ同等かZ270が多少上回るか、という状態である(Z270はPCI-Express3.0を供給しているため)。
X370は最大40レーンのPCI-Expressを供給するX99シリーズと比べるまでもなく、ハイエンドコンシューマ用としか言いようがないレベルである。
唯一AMDのチップセットがIntelを確実に上回るとすれば、そもそもRYZENは全てのラインナップで倍率フリー仕様になっているため、既に登場しているチップセットであるA320以外のこれから出てくるチップセット(X370およびX300、B350)は、すべてオーバークロックに対応するという事である。Intel製チップセットはZ系つまり最上位のZ270のみがオーバークロックに対応するという事で、この部分はIntelに一歩優位に立てるポイントではある。
また、IntelはKaby LakeでUSB 3.1 Gen 2を有効化させたが、Z270では非対応となっていて社外製のコントローラーが必要だという。
しかしX370では2ポートとはいえ、標準でインターフェースを載せてきているようである(未確認だが)。もしそうであれば、この点においてはAMDがIntelを出し抜いている事になる。
だが、総じてZ270とZ370にはこの程度の違いしかないのである。
性能差というべきほどの差がないこの事実を考えると、やはりRYZEN&Z370はKaby Lake&Z270と同等と言うべきだろう。

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転倒しない2輪

HONDAが革新的な技術を発表。

2輪のオートバランサー

こういう発想そのものは昔から存在はしていたと思う。
たしか一輪で乗るバイクなんてのも実現可能とかいう話も聞いたことがある。
だから実際にラスベガスで開催しているCES 2017でこのような製品が発表されたとしても、私としては飛び上がるほど驚く話ではないのだが、世界的には驚きの技術だったようだ。
HONDAが、ASIMOの技術を取り込んで自立するバイクをCES 2017で発表した。

たしかに二輪だけで自立していて、しかも自分の足下の状況に応じて自動でハンドルを操作し、バランスを取っている。
一輪バイクだとジャイロだと言い切れるのだが、二輪の場合、どういう仕組みになっているのか検討が付かない。いや、検討が付かないというのは言い過ぎで、ひょっとしたら…と思う仕組みはあるのだが、二足歩行のASIMOの技術だというから、私が考えている仕組みとは違うのかも知れない。ただ、かなり小型のジャイロを複数使っているのではないかと予想する。
技術的な事はどうあれ、これが市販化される事によって、二輪ABSとの組合せで安全性を高められれば、今よりもずっとモビリティで環境にやさしい世界がやってくるかもしれない。
二輪の最大の問題は安全性であるという事は、昔から言われているから、この技術は想像している以上に大きな結果となる可能性がある。

ロボティクス

だが、私がこの動画でもっとも驚いたのは実は自立する二輪システムではない。
そちらではなく、人を認識して自立判断するロボティクス部分に進化を感じている。
動画では、女性がフロントノーズをポンと叩くと、バイクがその後を付いていく、というシーンがある。
この、歩く人に付いていくバイクという、実にシュールな動作にこそ、このバイクの真髄がある。
ちゃんと周囲を確認し、安全性を確保しつつ後を付いていくという、これこそASIMOの技術がそのまま搭載されていると言える機能をこのバイクは搭載している。
自動ドアを明けてフロントタイヤがそこを通過した直後、バイクは左右にハンドルを切り、フロントマスクを顔だと考えれば左右をちゃんと確認してから、自動ドアを通過している。
まぁ…実際センサーを周囲全体に配置しているなら、この動作は不要な動作なのだろうが、あえて人間のように振る舞わせる事で、無機質から有機質を感じさせ、人との融和を図るというのは、現在のロボット開発でも重要な事とされているから、あえてそう挿せているのだろうが、実に芸が細かい。
これら技術と最先端の人工知能とを組み合わせれば、こうした自立二輪バイクだけでなく、全てのデバイスが人に優しいデバイスに生まれ変わり、世界がもっと変わるかもしれない。
HONDAのこの自立二輪バイクはそうした未来を予感させる技術ではなかろうか。

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